User Manual

Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド
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6.2 出力ポートの確認
チャンネルストリップの下部には、実際の出力ポート名が表示されます。この名前は
表示のみで編集はできません。フェーダーノブには、出力ポート名の略語が表示さ
れます。
各出力ポートにアサインされた出力バスの番号(: Matrix 1)が、各チャンネルストリ
ップの上部に表示されます。各出力バス名は出力バスの番号の下に表示されま
す。
6.3 DELAY ON (ディレ ON)
各チャンネルストリップの[DELAY ON]ボタンを押すと、各出力ポートのディレイのオ
/オフを切り替えることができます。ボタンはディレイがオン(有効)のときは黄色に
なります。
6.4 ディレイタイム表
各出力ポートの現在のディレイタイム値はボタン上に表示されます。上部にある値
の表示は常に ms(ミリ秒)になります。ms の下には、METRES(メーター)FEET(フィ
ート)SAMPLES(サンプル数) FRAMES(フレーム数)が表示されます。選択されて
いるディレイスケールによって表示が変わります。
Note: ms がディレイスケールとして選択されている場合は、ms の値のみ表示されま
す。
このボタンをタップ操作すると、ディレイタイム値を設定できます(6.7 )
6.5 出力ポートのフェイズ
各出力ポートのチャンネルストリップには
φ
(フェイズ)ボタンがあり、このボタンでフェ
イズの設定ができます。このボタンは、フェイズが正相の場合は背景が灰色になり、
フェイズが逆相の場合はオレンジ色になります。
6.6 出力ポートゲイン
各チャンネルストリップのフェーダーを使って、1dB 単位で出力ポートゲインを調整
できます。ゲインの値はフェーダーの上部に常に表示されています。dB の値をタ
プ操作すると、ポップアップが表示され、dB の値をより細かく調整できます。上下の
矢印をタップ操作することで、ゲインの値を 0.1dB 単位で調整できます。