User Manual

グラフィック EQ/ フェクト /PREMIUMRACK
リファレンスマニュアル
113
NOTE
ステレオソースを利用する場合は、ラックの L/R 入力に、ステレオに設定した MIX チャンネル
L/R を割り当てます。
エフェクトの出力をステレオで使用するには、ラックの R 出力にも手順 3 で選んだ STIN チャ
ンネルの R 入力を割り当てます。
エフェクトの出力先は複数選択できます。
エフェクトのパラメーターの設定方法については、内蔵エフェクトのパラメーターを操作す
( P.114) をご参照ください。
インプット系チャンネルのエフェクトセンドレベルを調節する
SELECTEDCHANNELVIEW 面の SEND フィールドで、ラックの入力元に設定した MIX バスの
TOMIXSENDLEVEL ノブを押して選び、[TOUCHANDTURN] ノブで各チャンネルからその MIX
バスに送られる信号のセンドレベルを調節します。
NOTE
エフェクトセンドレベルを調節するときは、ラックの出力先として選んだ STIN チャンネルか
ら該当する MIX バスへのセンドレベルを、必ず - dB に設定してください。このセンドレベル
を上げると、エフェクトの出力を同じエフェクトの入力に返すことになり、発振を引き起こす
おそれがあります。
ノブをもう 1 押すと、送り先の MIX バスに対応する MIXSEND 画面 (8ch) が表示されます。
この画面では、各チャンネルから対応するバスに送られる信号のオン / オフ切り替え、および
送出位置 (PRE/POST) の選択が行なえます ( →P.35)。
エフェクトセンドのマスターレベルを調節する
ラックの入力元に指定した MIX チャンネルに対応するフェーダーを操作します。
エフェクト通過後の信号が OVER しない範囲で、なるべく高いレベルに設定してください。
NOTE
エフェクトの入出力レベルは、EFFECTEDIT 面の右上に表示される入力 / 出力メーターで
確認できます。
エフェクトリターンレベルを調節する
ラックの出力先に指定した STIN チャンネルに対応するフェーダーを操作してエフェクトリターンレ
ベルを調節します。
内蔵エフェクトをチャンネルにインサートする
内蔵エフェクトの入出力を任意のチャンネル (STIN チャンネルを除く ) のインサートアウト / インに
割り当てて、チャンネルにエフェクトをインサートする方法を説明します。エフェクトの操作方法につ
いては、内蔵エフェクトのパラメーターを操作する( →P.114) ご参照ください。
NOTE
ステレオソースを扱うチャンネルにインサートする場合は、手順 3 同じ要領でエフェクトの
R 入力 / 出力に R チャンネルのインサートアウト / インサートインを割り当ててください。
INSERT/DIRECTOUT 画面での詳しい操作方法はチャンネルに外部機器をインサート接続
する( →P.18) をご参照ください。
エフェクト通過前 / 通過後のレベルは、EFFECTEDIT 画面の右上に表示される入力 / 出力
メーターで確認できます。
エフェクトの入力 / 出力段で信号が OVER しないように、エフェクトセンドのマスターレベル
やエフェクトパラメーターを調節してください。
手順
1. バーチャルラックを操作する( →P.103)手順13を参考にして、ラックにエフェクトをマウ
ントする。
2. VIRTUALRACK 面の INPUTPATCHL ボタンを押して、ラックの入力元としていずれかの
チャンネルのインサートアウトを選ぶ( →P.103)。
3. VIRTUALRACK 画面の OUTPUTPATCHL ボタンを押して、ラックの出力先として同じチャン
ネルのインサート 1 インまたはインサート 2 インを選ぶ( P.103)。
4. バンクセレクトキーと [SEL] キーを使って、エフェクトをインサートしたチャンネルを選択する。
5. SELECTEDCHANNELVIEW 画面の INSERT フィールドにあるポップアップボタンを押す。
6. INSERT/DIRECTOUT ポップ画面でエフェクトを挿入したチャンネルの INSERTON/OFF
タンをオンにする。
7. EFFECTEDIT 画面を再度表示させ、エフェクトタイプの選択やエフェクトパラメーターを調節す
る。
8. 手順3でラックの出力先に選択したチャンネルのフェーダーを操作して、適切なレベルに調節する。