User Manual
入出力のパッチング
リファレンスマニュアル
14
入出力のパッチング
インプットパッチ / アウトプットパッチの変更方法、およびインサート接続やダイレクト出力の操作方
法について説明します。
QL シリーズが初期状態のとき、それぞれのインプット系チャンネルには次の入力ポート ( 端子 / ポー
ト ) がパッチされています。
QL5 の場合
QL1 の場合
QL が初期状態のとき、それぞれの出力ポート ( 端子 / ポート ) は、次のアウトプット系チャンネルに
パッチされています。
*1.QL1:OMNIOUT1 〜 6
*2.QL1:MIX1 〜 6
*3.QL1:OMNIOUT7 〜 8
入力のパッチング
QL シリーズと I/O デバイスのパッチには、Dante オーディオネットワークとのパッチと、QL シリー
ズ内部のミキサーへのパッチの 2 つがあります。
Dante オーディオネットワークとのパッチを行なう DANTEINPUTPATCH 画面では、QL シリーズ
の入力と I/O デバイスの入力とをパッチします。QL5 は 64 チャンネル、QL1 は 32 チャンネルの入
力ができる Dante オーディオネットワークの信号からチャンネルを選び、QL シリーズで操作したい
I/O デバイスを選んでパッチします。
次に、DANTEINPUTPATCH 画面でパッチされた入力信号を QL シリーズのチャンネルに立ち上げ
るために、GAIN/PATCH 画面で入力ポートを QL5 は DANTE1 〜 64、QL1 は DANTE1 〜 32 の
中から選びます。
出力のパッチング
QL シリーズのアウトプット系チャンネルと Dante オーディオネットワークとのパッチを行なう
OUTPUTPORT 画面では、QL5 は DANTE1 〜 64、QL1 は DANTE1 〜 32 のポートに対してア
ウトプット系チャンネルの出力信号を割り当てます。
次に、OUTPUTPORT で設定した QL5 は DANTE1 〜 64、QL1 は DANTE1 〜 32 の出力信号
を、I/O デバイスの出力にパッチします。このパッチは I/ODEVICEOUTPUTPATCH 画面で行ない
ます。
QL シリーズ内部のパッチと Dante オーディオネットワークのパッチ
QL シリーズ、I/O デバイス、Dante オーディオネットワークとの信号の流れは下記の図のようになり
ます。
インプット系チャンネル 入力ポート ( 端子 / ポート )
CH1 〜 32 INPUT1 〜 32
CH33 〜 48 DANTE1 〜 16
CH49 〜 64 DANTE17 〜 32
STIN1 〜 4 FX5L(A) 〜 FX8R(B)
インプット系チャンネル 入力ポート ( 端子 / ポート )
CH1 〜 16 INPUT1 〜 16
CH17 〜 32 DANTE1 〜 16
STIN1 〜 4 FX5L(A) 〜 FX8R(B)
出力ポート ( 端子 / ポート ) アウトプット系チャンネル
OMNIOUT1 〜 14
*1
MIX1 〜 14
*2
OMNIOUT15 〜 16
*3
STEREOL/R
DANTE1 〜 16 MIX1 〜 16
DANTE17 〜 24 MATRIX1 〜 8
DANTE25 〜 26 STEREOL/R
DANTE27 MONO
DANTE28 〜 29 MONITORL/R
DANTE30 MONITORC
DANTE31 〜 32 CUEL/R
SLOT1(1) 〜 (16) MIX1 〜 16
SLOT2(1) 〜 (8) MATRIX1 〜 8
SLOT2(9) 〜 (10) STEREOL/R
SLOT2(11) MONO
SLOT2(12) 〜 (13) MONITORL/R
SLOT2(14) MONITORC
SLOT2(15) 〜 (16) CUEL/R
FX5A(L)、FX6A(L)、FX7A(L)、FX8A(L) MIX13 〜 16
DIGITALOUTL/R STEREOL/R
RECORDERINL/R STEREOL/R
出力ポート ( 端子 / ポート ) アウトプット系チャンネル
32: QL5
16: QL1
16 16 64: QL5
32: QL1
SW
ID #2
ANALOG INPUT MY MY
INPUT PATCH
Dante Network
“Dante” (ports)
ID #3
ID #1
Dante-MY16-AUD
QL シリーズ
I/O デバイス
I/O デバイス
I/O デバイス
Dante
パッチング
QL シリーズ内部
パッチング