User Manual

セットアップ
リファレンスマニュアル
161
ユーザーの種類とユーザー認証キー
ユーザーの種類には、次の 3 つがあります。QL シリーズを操作するには、いずれかのユーザーでログイ
ンします。
管理者 (Administrator) ......... QL シリーズの管理者で、すべての機能を使用できます管理者
設定は本体内に 1 つだけ保存されます。ほかのユーザーのユー
ザー認証キーを作成できます。また、他のユーザーがロック
たコンソールであっても、管理者は、管理者パスワードでロ
クを解除できます。
ゲスト (Guest) ............管理者 (Administrator) が許可した範囲でのみ操作できます。ゲスト
設定は本体内に 1 つだけ保存されます。
ユーザー(User)............管理者 (Administrator) 許可した範囲でのみ操作できます。ユー
ザー設定は本体や USB メモリーにユーザー認証キーとして保存され、
任意のユーザー名で複数保存できます ( 本体には 10 まで )
パワーユーザー(PowerUser) 権限がある場合は、ユーザーレベルを
設定したユーザー認証キーを作成したり編集したりできます。
ユーザーにはそれぞれのユーザーの情報が設定されていて、ログインするとそれらの設定が有効になり
ます。ユーザー設定には次のような情報が含まれます。
パスワード ( ゲストは除く )
ユーザーレベル ( 管理者は除く )
プリファレンス設定
USERDEFINED キー
USERDEFINED ノブ
CUSTOMFADERBANK
MASTERFADER
ユーザーごとの権限は、以下のようになります。
管理者パスワードの設定
工場出荷時の状態では、管理者パスワードが設定されていませんので、誰でも管理者権限でログインし
てすべての操作ができます。ほかのユーザーの操作を制限したい場合は、必ず管理者パスワードを設定
してください。
NOTE
パスワードは最大 8 文字です。入力した 2 つのパスワードが一致すると、管理者パスワードが
設定されます。
パスワードの入力方法は、取扱説明書 ( 別紙 ) 「名前を付ける」をご参照ください。
ユーザー認証キーの作成
ユーザー認証キーを作成して、本体や USB メモリーに保存します。ユーザー認証キーの作成は、管理者
(Administrator) およびパワーユーザー(PowerUser) だけが行なえます。ユーザーレベルは作成時に
設定しますが、ユーザーレベル以外の USERSETUP の設定 ( プリファレンスや USERDEFINED
キーなど ) は、現在ログインしているユーザーの設定がそのまま引き継がれます。
NOTE
本体には 10 個のキーを保存できます。
ユーザー認証キーのファイル名は現在のユーザー名に、作成先はルートディレクトリーに、
存されます。
ログイン中のユーザー
USERDEFINED
キーやプリファレン
スなどユーザーセッ
トアップの編集
ユーザーレベル
の編集
パスワード
設定
コメント
編集
ユーザー認証キー
新規作成 上書き保存
管理者
( 管理者用設定と
ゲスト用設定を
編集可能 )
( 管理者は常にす
て操作可能なため
編集不可・ゲスト
用設定を編集可能 )
○ー
ユーザー
パワーユーザー ○○
通常ユーザー
( パワーユーザー権
限のないユーザー )
×
( 閲覧のみ可能 )
○○
( ユーザーレベル
以外の設定のみ )
ゲスト
×
( 閲覧のみ可能 )
ー○
手順
1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。
2. SETUP 画面の PASSWORDCHANGE ボタンを押す。
3. キーボード画面でNEWPASSWORDフィールドにパスワードを入力したあと、確認のために RE-
ENTERPASSWORD フィールドにも同じパスワードを入力してOK ボタンを押す
SETUP 画面 キーボード画面