User Manual

セットアップ
リファレンスマニュアル
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USB 端子に過電流が発生した場合に復帰する
USB 端子に過電流が発生したことによって USB 機器との接続が切れても、本体の電源を入れなおさ
ずに USB 機器が使用できます
復帰方法
USB 端子に過電流が生じた要因を取り除いたあと、SAVE/LOAD 画面の FORMAT ボタンに USB
REMOUNT と表示された箇所を押します。
ワードクロック / スロットの設定
「ワードクロック」とは、オーディオ信号をデジタル処理するタイミングの基になるクロックのことで
す。デジタルオーディオ信号を送受信するときは相互の機器を同一のワードクロックに同期させる必
要があります。同期がずれた状態でデジタルオーディオ信号をやりとりすると、仮にサンプリング周波
数が同じであってもデータが正しく送受信できなかったり、信号にノイズが乗ったりします。
具体的には、まず基準となるワードクロックを送信する機器 ( ワードクロックマスター) を決め、残りの
機器 ( ワードクロックスレーブ ) は、そのワードクロックに同期するように設定します。
QL シリーズをワードクロックスレーブとして使用し、外部から供給されるワードクロックに同期させ
るには、クロックソース ( ワードクロックが供給されるポート ) を指定する必要があります。
ここでは、QL シリーズが動作するクロックソースの選択方法を説明します。
手順
1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。
2. SETUP 画面の SYSTEMSETUP フィールドにある WORDCLOCK/SLOT ボタンを押す。
3. WORDCLOCK/SLOT画面のMASTERCLOCKSELECTフィールドでクロックソースを選ぶ。
4. 右上の × マークを押して画面を閉じる。
SETUP 画面 WORDCLOCK/SLOT 画面