User Manual

セットアップ
リファレンスマニュアル
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SLOT フィールド
本体のリアパネルにある MY スロットの各種設定を行ないます。
4 ード名
スロットに装着されているカードの種類が表示されます。未装着の場合は「----」と表示されます。
5 SRC タン
SRC( サンプリングレートコンバーター) 機能のある MY カード (MY8-AE96S) が装着され
いるスロットで、SRC 機能のオン / オフを切り替えます。そのほかのカードが装着されている場
合、またはカードが未装着の場合は何も表示されません。
6 FREQUENCY 表示
AES/EBU カードなど、入力信号のサブステータスを検出できるカードが装着されている場合、
入力信号のサンプリング周波数が表示されます。その他のカードが装着されている場合、または
カードが未装着の場合は「----」と表示されます。
7 EMPHASISSTATUS 表示
AES/EBU カードなど、入力信号のサブステータスを検出できるカードが装着されている場合、
入力信号のエンファシス情報が表示されます。その他のカードが装着されている場合、またはカー
ドが未装着の場合は「----」と表示されます。
カスケード接続を利用する
複数の QL シリーズ、または QL シリーズと外部ミキサー( ヤマハ PM5D ) をカスケード接続す
ると、バスを共通化できます。たとえば外部ミキサーを使ってインプットの数を追加したい場合などに
便利です。
ここでは、2 台の QL シリーズをカスケード接続する場合を例に挙げ、その接続方法や操作方法につい
て説明します。
カスケード接続について
2 台の QL シリーズをカスケード接続する場合は、お互いのスロットにデジタル I/O カードを装着し、
送り側 ( カスケードスレー ) の出力ポートと受け側 ( スケードマスター) の入力ポートを接続しま
す。
次の図は、カスケードスレーブの QL シリーズとカスケードマスターの QL シリーズに、8 チャンネル
のデジタル I/O カードを 2 枚ずつ装着し、送り側の DIGITALOUT 端子と受け側の DIGITALIN 端子
を接続した場合の例です。
この例では、MIXバス1〜16MATRIX バス 1 8、STEREO バス (L/R)、MONO(C) バス、CUE
バス (L/R) のうち、最大 24 本のバスを共通化し、ミックスされた信号をカスケードマスターの QL
リーズから出力できます。(16 チャンネルのデジタル I/O カードを 2 使えば、すべてのバスを共有化
できます。) カスケードスレーブとカスケードマスターの設定が完了すると、カスケードスレーブ側の
スの信号が、スロットを通じてカスケードマスター側のバスに送られ、両方のバスを合わせた信号がカ
スケードマスターから出力されます。また、カスケードリンク機能が有効なときは、どちらか一方の QL
シリーズで特定の操作やパラメーター変更を行なったときに、もう一方の QL シリーズが連動します。
どのバスをどのスロット / チャンネルに割り当てるかは、それぞれの QL シリーズで指定する必要があ
ります。カスケードスレーブとカスケードマスターに分けて操作方法を説明します。
QL BQL A
DIGITAL
OUT
DIGITAL
IN
A+B の音声信号A の音声信号
: デジタル I/O カード
( カスケードスレーブ ) ( カスケードマスター)