User Manual
セットアップ
リファレンスマニュアル
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NOTE
・ PM5D とカスケード接続する場合は、PM5D 側の CASCADEINPORTSELECT をスロットに
切り替えることで、QL シリーズをカスケードスレーブとして使うこともできます。ただし、音
声信号のカスケードのみでコントロール信号のリンクはできません。
・ AD/DA カードや OMNIOUT端子を使ってアナログミキサーとカスケード接続することもで
きます。
・ カスケード接続できる台数に制限はありませんが、カスケードマスターからの台数に従って、
カスケードスレーブでの信号の遅延が大きくなります。
カスケードスレーブ QL シリーズの操作
NOTE
・ 同じ出力ポートを複数のバスに割り当てることはできません。すでに何らかの信号経路が割り
当てられていたポートを選ぶと、以前の割り当てが解除されます。
・ カスケードリンクのコントロール信号と MIDI メッセージとで同じポートを共有することはで
きません。すでに MIDI メッセージの送受信用に指定されているポートを選択した場合、以前の
設定を解除してもいいかを確認するダイアログが表示されます。
CASCADE 画面 (CASCADEOUTPATCH ページ )
各種のバスを出力するスロット / 出力ポートを選択します。
1 ポート選択ポップアップボタン (CASCADEOUTPATCH セクション )
MIX1 〜 16、MATRIX1 〜 8、STEREOL/R、MONO、CUEL/R のバスごとに、カスケード接
続時に使用する出力ポートを選択するボタンです。押すと、ポートを選択する PORTSELECT 画
面が表示されます。
2 CASCADELINKMODE ボタン
QL シリーズどうしをカスケード接続するときに、キュー操作だけをリンクさせるか、シーンのス
トア / リコールなどリンク可能なすべての操作をリンクさせるかどうかを選択します。
・OFF
リンク動作なし。
・CUE
以下のキューに関するパラメーターやイベントがリンクします。
・ 各種キューの有効 / 無効
・ キューモード (MIXCUE または LASTCUE)
・ インプット系チャンネル / アウトプット系チャンネルのキューポイントの設定
・ALL
リンク可能なすべてのパラメーターやイベント ( キュー関連のパラメーターを含む ) が連
動します。
・ キュー関連のパラメーターとイベント ( 上記参照 )
・ シーンのリコール操作
手順
1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。
2. SETUP 画面の SYSTEMSETUP フィールドにある CASCADE ボタンを押す。
3. CASCADE 画面の CASCADEOUTPATCH タブを押す。
4. CASCADEOUTPATCH ページで、ポートを割り当てたいバスの OUTPATCH ボタンを押す。
5. カテゴリー選択リスト / ポート選択ボタンを使って割り当てたいスロット / 出力ポートを選び、
CLOSE ボタンを押す。
6. CASCADECOMMPORT フィールドで、カスケードリンク用のコントロール信号を送受信する
ポートを選ぶ。
7. CASCADELINKMODE ボタンで、リンクさせる項目を選ぶ。
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