User Manual
インプット系チャンネル
リファレンスマニュアル
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インプット系チャンネルから MIX/MATRIX バスに信号を送る
MIX バスは、主にステージ上のフォールドバックスピーカーや外部のエフェクトプロセッサーに信号
を送るために利用します。MATRIX バスは、主にマスターレコーダーや楽屋のモニターシステムなどの
機器に、STEREO バスや MIX バスとは異なるミックスを送信する用途で利用します。
インプット系チャンネルから MIX/MATRIX バスに信号を送るには、次の 2 つの方法があります。
■ セレクテッドチャンネルセクションを使う
[TOUCHANDTURN] ノブを使って、MIX/MATRIX バスへのセンドレベルを調節する方法です。こ
の方法を使えば、特定のインプット系チャンネルからすべての MIX/MATRIX バスに送られる信号を
同時に操作できます。
■ フェーダーを使う (SENDSONFADER モード )
QL シリーズを SENDSONFADER モードに切り替え、トップパネルのフェーダーを使って MIX/
MATRIX バスへのセンドレベルを調節する方法です。この方法を使えば、すべてのインプット系チャン
ネルから特定の MIX/MATRIX バスに送られる信号を同時に操作できます。
セレクテッドチャンネルセクションを使う
[TOUCHANDTURN] ノブを使って、特定のインプット系チャンネルからすべての MIX/MATRIX バ
スに送られる信号のセンドレベルを調節します。
MIX バスには、センドレベルが固定の FIXED タイプと、センドレベルが可変の VARI タイプとがあり
ます。MATRIX バスは VARI タイプのみです。奇数 / 偶数の順に並んだ 2 系統の MIX バス単位で、
FIXED タイプと VARI タイプを切り替えることができます。切り替えは、SETUP ボタン→ BUS
SETUP ボタンで表示される BUSSETUP 画面で行ないます。
■ MIX バスが FIXED タイプの場合
TOMIXSENDLEVEL ノブの代わりに灰色の円が表示され、センドレベルの調節はできません。
■ MIX バスが VARI タイプ /MATRIX バスの場合
[TOUCHANDTURN]ノブを使って、センドレベルを調節できます。
手順
1. フェーダーバンクセクションのバンクセレクトキーとトップパネルの [SEL]キーを押して、MIX/
MATRIX バスに信号を送るインプット系チャンネルを選ぶ。
2. SELECTEDCHANNELVIEW 画面の SEND フィールドにある ON ボタンをオンにする。
3. [TOUCHANDTURN] ノブを使って、MIX/MATRIX バスへのセンドレベルを調節する。
SELECTEDCHANNELVIEW 画面