User Manual

トークバック / オシレーター
V5 リファレンスマニュアル
118
トークバック / オシレーター
トークバックとは、選択した INPUT 端子の信号を任意のバスに送り出す機能です。主にオペレーター
からの指示を演奏者やスタッフに伝える目的に利用します。
また、QL シリーズにはサイン波やピンクノイズを任意のバスに出力するオシレーターが内蔵されてお
り、部機器のチェックや会場の特性をテストするのに利用できます。
トークバック / オシレーターの信号の流れは、次の図のとおりです。
トークバックを利用する
任意の入力用端子に入力された信号を、任意のバスに送り出します。
NOTE
HA のゲイン +17dB +18dB の間で変化させると、内部的に PAD のオン / オフが切り替
わります。
ファンタム電源を使用中で、INPUT 端子に接続されている機器の Hot Cold 間の出力イン
ピーダンスに差がある場合にはノイズが発生することがあります。
USERDEFINED キーに、トークバックのオン / オフや ASSIGN の変更を割り当てることも可
能です。この場合、ッチ動作とアンラッチ動作 ( キーを押している間だけオンになる ) を選択
できます ( P.216)。
トークバックがオンのときに、トークバックディマーを使ってトークバック以外のモニターレ
ベルを下げることもできます ( P.106)。
64{32}
SLOT1 1-16
SLOT2 1-16
CASCADE IN
TALKBACK
INPUT
SELECT
ON
DANTE IN 1-64{32}
INPUT 1-32{16}
MIX
12 15
...
16
ST
LR
M
O
N
O
(C)
MATRIX
(USE 7-8
AS CUE B)
12 78
...
CUE(A)
LR
[INPUT]
[1-32{16}]
METER
HA
[DANTE]
DANTE
INPUT
METER
DANTE
IN
32{16}
DANTE IN 1-64{32}
INPUT 1-32{16}
+48V
+48V MASTER
ON
+48V
ADINPUT
+
-
1
2
3
GAIN/TRIM
METER
PRE GC
Compensation
Gain
To CH 1-64{32},ST IN 1L-8R
LEVEL
ON
HPF
LPF
METER
OSC
OSCILLATOR
Pink Noise
Burst Noise
Sine Wave
Sine Wave 2CH
CASCADE
IN
SELECT
手順
1. ファンクションアクセスエリアの MONITOR ボタンを押す。
2. MONITOR 画面の TALKBACK 表示ボタンまたは ASSIGN フィールドを押す。
3. リアパネルの INPUT 端子にマイクを接続する。
4. TALKBACK 画面にある ASSIGN フィールドのボタンを押して、トークバックの信号の送り先と
なるバスを選ぶ ( 複数選択可 )。
5. トークバックを有効にするには、TALKBACKON ボタンを押してオンにする。
6. INPUTTOTALKBACK ボタンを押して入力を選択する。[TOUCHANDTURN]ブで音量を
調節する。
MONITOR 画面