User Manual

チャンネルジョブ
V5 リファレンスマニュアル
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NOTE
手順 4 でパラメーターを選択しただけではリコールセーフは有効になりません。リコールセー
フのオン / オフを切り替えるには、必ず手順 5 の操作も行なってください。
バスの設定は、リコールセーフの対象にならないので、常にリコールしたシーンが再現されま
す。
このため、リンクグループに含まれる特定のチャンネルたはステレオに設定された 2 本の
バスのどちらかがリコールセーフに設定されていると、そのチャンネルのパラメーター設定が
ほかのチャンネルと異なることがありえます。このような場合には、次に該当するパラメー
ターを操作したときに自動的にリンクし直されます。
チャンネルリンクはグローバルパラメーターで一括してセーフにできます。
リコールセーフ機能とフォーカスリコール機能 ( →P.95)は併用できます。どちらか一方で
も、リコール操作から除外されているチャンネル / パラメーターは、リコールされません。
[SEL] キーを押しながらリコール操作を行なった場合、SAFEPARAMETERSELECT 選択
に関係なく、そのチャンネルのすべてのパラメーターがリコールセーフされます。
RECALLSAFEMODE 画面
1
CLEARALL ボタン /SETALL ボタン
現在設定されているチャンネルごとのリコールセーフ機能、およびグローバルリコールセーフ機
能をすべてオフ ( 無効 )、またはオン ( ) に設定します。
NOTE
チャンネルごとにされているリコールセーフの対象パラメーターは、変わりません。
2 CHRECALLSAFE フィールド
現在リコールセーフに設定されているチャンネルが表示されます
3 SETBYSEL ボタン
パネル上の [SEL] キーを使って、リコールセーフに設定するチャンネルを選択するためのボタン
です。このボタンをオンにして、リコールセーフに設定したいチャンネルの [SEL] キーを押すと、
リコールセーフがオンになります。もう一度同じ [SEL] キーを押すと、選択が解除されます。
4 GLOBALRECALLSAFE 表示フィールド
チャンネル単位ではないリコールセーフ設定やラックのリコールセーフ設定状態をインジケー
ターで表示します。このフィールドを押すと、GLOBALRECALLSAFE 画面が表示されます。
各ボタンに対応するパラメーターは次のとおりです。
1
3
5
9
2 4
6
7 0A 8
HA/PATCH
INPUTPATCH すべてのインプットパッチ
OUTPUTPATCH すべてのアウトプットパッチ
CASCADEIN CASCADEINPATCH および CASCADEINATT の設定
CASCADEOUT CASCADEOUTPATCH の設定
INPUTNAME すべてのインプットチャンネルの名前
OUTPUTNAME すべてのアウトプットチャンネルの名前
HA すべての I/O デバイス、外部 HA HA に関するパラメーター
CUSTOMFADER
BANK
カスタムフェーダーバンクの設定
RACK
GEQRACK
EFFECTRACK
PREMIUMRACK
それぞれ、GEQ ラック 1 8、エフェクトラック 1 8、プレミ
アムラック 1 8 をリコールセーフに設定します。
BUSSETUP
MIX
BUSSETUP 画面における MIX1 16 の設定内容を、リコール
セーフに設定します。設定は奇数チャンネルと偶数チャンネルの
ペアごとになります。
MATRIX
BUSSETUP 画面における MATRIX1 8 の設定内容を、リコー
ルセーフに設定します。設定は奇数チャンネルと偶数チャンネル
のペアごとになります。
SURROUNDSETUP SETUPサラウンドモードの設定
OTHERs
CHLINK すべてのチャンネルリンクグループの設定
MUTEGROUP
NAME
MUTE グループ名の設定
FADERBANK
SELECT
FADERBANK の選択状況、MASTERFADER のアサイン状況
すべてのパラメーターがリコールセーフのチャンネル
一部のパラメーターのみリコールセーフのチャンネル
リコールセーフが解除されたチャンネル