User Manual

I/O デバイスとの接続
取扱説明書
31
■QL シリーズと I/O デバイスの接続
QL シリーズと I/O デバイスの Dante 端子を使って、
下のように接続し、I/O デバイスのロータリースイッチと
ディップスイッチを設定します。
■I/O デバイスのロータリースイッチとディップスイッ
チの設定
スター接続(リダンダンシーネットワーク)
スター接続とは、スイッチングハブを中心に機器を接続す
る方法です。ギガビットイーサネットに対応したスイッチ
ングハブを使うことで、幅広い帯域が必要な大規模ネット
ワークにも対応します。スイッチングハブには、ネット
ワークを制御 / 監視するためのさまざまな機能 ( 任意の
データ回線のクロック同期や音声の伝送を優先させる
QoS など ) が盛り込まれているものをおすすめします。
万が一のネットワーク障害が起きても、音声に影響させず
に通信ができる環境を構築するためにリダンダンシー
ネットワークを構築するのが一般的です。
リダンダンシーネットワークについて
リダンダンシーネットワークとは、主回線(プライマリー)
と副回線(セカンダリー) 2 回線で構成されたネット
ワークです。通常はプライマリー回線で通信しています
が、プライマリー回線に断線などのトラブルが発生した場
合は、自動的に通信がセカンダリー回線に切り替わりま
す。この方法で接続することによって、デイジーチェーン
で構築されたネットワークよりも、ネットワーク障害に強
い環境を構築できます。
■QL シリーズと I/O デバイスの接続
QL シリーズと I/O デバイスの Dante 端子を使って、
下のように接続し、I/O デバイスのロータリースイッチと
ディップスイッチを設定します。
■I/O デバイスのロータリースイッチとディップスイッ
チの設定
QL5
Rio3224-D (ID#1)
Rio3224-D (ID#2)
SECONDARY
PRIMARY
PRIMARY
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
A
B
C
D
E
F
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
A
B
C
D
E
F
(ID#1)
(ID#2)
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
A
B
C
D
E
F
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
A
B
C
D
E
F
1 2 3 4 5 6 7 8
ON
1 2 3 4 5 6 7 8
ON
SECONDARY
SECONDARY
SECONDARY
PRIMARY
PRIMARY
PRIMARY
Rio3224-D
(ID#1)
Rio3224-D
(ID#2)
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
A
B
C
D
E
F
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
A
B
C
D
E
F
QL5
スイッチングハブ
スイッチングハブ
(ID#1)
(ID#2)
1 2 3 4 5 6 7 8
ON
1 2 3 4 5 6 7 8
ON
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
A
B
C
D
E
F
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
A
B
C
D
E
F