MUSIC SEQUENCER オーナーズマニュアル
ごあいさつ このたびは、ヤマハ・ミュージックシーケンサーQY22をお買い求めいただき まして、まことにありがとうございます。 QY22は、コンパクトなボディにデジタルシーケンサーの機能と、GMシステ ムレベル1に準拠したAWM音源によるトーンジェネレーターとしての機能を結 集したミュージックシーケンサーです。 シーケンサーの入門機として、ハンディな音楽創作ツールとして、初心者の方 からプロフェッショナルな方まで、QY22の豊富な機能を十分にお楽しみくだ さい。 QY22の優れた機能を使いこなしていただくために、本書を活用いただきます ようご案内申し上げます。 また、ご一読いただいた後も、不明な点が生じた場合に備え、本書を大切に保 管いただきますようお願い申し上げます。 2
取扱説明書の使い方 オーナーズマニュアルは、QY22の基礎知識と操作方法について説明していま す。 「サウンドメイクアップ」で基本的な操作を練習してから、わからないところ や、調べたいところを、辞書のように探してお使いください。 調べたい言葉や機能を探すとき、 ・「もくじ」 ( + 7ページ) ・「QY22機能ツリー図」 ( + 36ページ) ・「用語解説」 ( + 272ページ) ・「50音順索引」 ( + 286ページ) ・「アルファベット順索引」 ( + 288ページ) をお使いになると便利です。 表記について 余白部分に示されているアイコン (絵記号) は、めざす項目を発見するための目印 となります。 本書では、次に示すアイコンを使用しています。 解説 設定値 操作 : 機能に関する、概要説明を行っています。 : 設定できる値の範囲を説明しています。 : 具体的な操作を説明しています。 : 機能に関する補足説明および、応用例や、使う場合の留意点を 示しています。 : データが消えたり破損したりしてしまう心配があることを示し ています。十分に注意してください。 + : 関連する項目を示
安全にお使いいただくために QY22は精密機械です。いつまでもご使用いただくために、次の注意を守り、大切に お取り扱いください。 設置場所について 次のような場所でご使用になりますと、故障などの原因となりますの でご注意ください。 ・窓際などの直射日光のあたる場所や、窓を閉め切った自動車内、暖 房器具のそばなど極端に暑い場所 ・温度の特に低い場所 ・湿気やホコリの多い場所 ・振動の多い場所 お取り扱いについて ・スイッチや端子に、過度の圧力を加えることは避けてください。 ・ コード類をはずすときは、必ずプラグ部分を持って抜いてくださ い。 ・ 移動するときは、接続コードをはずした状態で行ってください。 外装のお手入れについて お手入れは、乾いた布でカラぶきするか、汚れのひどいときは少し水 で湿らせた布でふいてください。アルコールやシンナー類は、絶対に 使用しないでください。 電源について QY22は電源として、単3電池もしくは別売ACアダプターをご利用いた だけます。 単3電池でご使用になる場合には、電池が消耗しましたら(画面に Battery Low と表示されます)、すみやかにすべて新しい電池と交換 して
乾電池について 乾電池は、新しいものと古いもの、種類のちがうもの (マンガンとアル カリ) 、メーカーのちがうもの (製造会社の規格) を一緒に使わないでく ださい。事故や故障の原因となります。 DC 他の電気機器への影響 本機はデジタル回路を多く使用しているため、近くのテレビやラジオ に雑音などが生じることがあります。この場合は十分に距離を離して お使いください。 改造について 本機を改造したり、内部を開けたりすることは、事故や故障につなが りますので絶対におやめください。改造された後の保証はいたしかね ます。 落雷に対する注意 落雷などの恐れがあるときは、早めにコンセントから電源プラグを抜 いてください。 スピーカーやテレビなど、磁気の強いものに近づけないでください。 保証書の手続き お買い求めいただきました際、購入店で必ず保証書の手続きを取って ください。保証書に販売店印がありませんと、保証期間中でも修理の 費用をいただくことになりますので、充分ご注意ください。 保管 取扱説明書をお読みになった後は、保証書と共に大切に保管してくだ さい。 ●音楽を楽しむエチケット● „ G ‘ P b g
QY22の特長 ☆ 豊富な最新プリセットスタイル さまざまなジャンルのバッキングパターン600種類を、プリセットスタイル100 ×6セクションとして内蔵。ひとつひとつのスタイルは、イントロ、フィルイン、 エンディングなど6つのセクションに分類されており、音楽制作にそのまま使うこ とができます。 ☆ リアルなAWM音源 生楽器音をサンプリングしたリアルなAWM音源を搭載。また、そのAWM音源を 駆使してプログラムされたGMシステムレベル1準拠のノーマルボイスを128種 類、ドラムボイスを8種類内蔵。リアルで表現力の高い音色群です。 ☆ パターンとソングによる機能的な音楽制作 QY22では、 「バッキングトラックにパターンを並べてソングの骨格を作り、その 上にメロディやハーモニーを重ねる」という、非常に機能的な音楽制作ができま す。 ☆ 大型液晶によりイージーオペレーションを実現 コンパクトなボディながら、64×128ドットの大型液晶ディスプレイを搭載し ており、多くの情報を目で確認しながら安心して操作ができます。 ☆ コンパクトなボディと電池駆動 400g (電池を除く)のコンパクトなボディ。しかも電池
もくじ お使いになる前に 1. 2. 3. 4. 5. 6. 第1章 各部の名称と機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 付属品 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 電源の準備 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 接続の方法(オーディオ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 接続の方法(MIDI)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ デモ演奏 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ QY22の基礎知識 ページ 10 14 15 17 18 19 第 1 章 第 2 章 ページ 第 3 章 1. QY22のしくみ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22 2.
第2章 ソングモード ページ 1. ソングプレイ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 54 2.
第4章 パターンモード ページ 1. パターンプレイ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 160 2. パターンレコーディング ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 170 第 1 章 リアルタイムレコーディング ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 176 ステップレコーディング ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 178 3. パターンジョブ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 184 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8.
お使いになる前に 1. 各部の名称と機能 フロントパネル w [MODE]キー e [MENU]キー r [ENTER]キー y [-1/NO]/[+1/YES]キー t カーソルキー u ファンクションキー GENERAL MUSIC SEQUENCER MODE ENTER MENU q LCD OCT DOWN OCT UP F G A G A B C C D 7 D E 7 ( 9) 7 ( 9) 7 –1 +1 NO YES ( 13) 7 ( 13 ) 7 ( 11) ( 5) C 7sus4 ––– sus4 dim BASS E F INTRO NORMAL G A B C VARI.
t カーソルキー(↑、↓、→、←) ディスプレイ内でカーソルの位置を移動するときに使います。 y[−1/NO]/[+1/YES] (インク/デック) キー 「Are you sure ?」という確認のメッセージに返答したり、さまざまな データの設定で、数値を増加 (インクリメント) 、減少 (デクリメント) したり、ON/OFFを切り替えたりするときに使います。 u ファンクションキー ディスプレイの右側に表示されるメニューを選ぶときに使います。 上から、 [F1] 、[F2]、 [F3] 、[F4]となります。 i シーケンサーキー ソングやパターンの演奏や録音を行うときに使います。 テープレコーダーと同じ感覚のキーレイアウトとなっています。 : [RECORD]・・・・・・・・ 録音スタンバイの状態にします。 : [TOP]・・・・・・・・・・・・・ 曲の先頭まで戻します。 : [REWIND]・・・・・・・・・ 1小節単位で曲の位置を戻します。 : [START/STOP]・・・・ 演奏、録音の開始と停止を行います。 : [FORWARD]・・・・・・・ 1小節単位で曲の位置を進めます。 o 鍵
お使いになる前に サイドパネル 左サイド ON OFF POWER !1 [POWER]スイッチ 右サイド MIN VOLUME MAX PHONES !3 [PHONES]端子 !2 [VOLUME]スライダー !1[POWER] (パワー)スイッチ 電源のオン/オフを、切り替えるスイッチです。 ご使用にならないときは、こまめにパワースイッチを切るように心掛 けましょう。 !2[VOLUME] (ボリューム) スライダー QY22のヘッドフォンアウト、ラインアウトの音量を調節します。 MAXで最大になります。 !3[PHONES] (ヘッドフォン) 端子 ヘッドフォンをお使いになるときに接続する端子(ミニステレオ)で す。 インピーダンス8Ω〜150Ωのものをお使いください。 12
リアパネル LINE OUT OUT MIDI IN !4 [LINE OUT]端子 CONTRAST DC IN !6 [CONTRAST] !5 [MIDI]端子 !7 [DC IN]端子 !4[LINE OUT] (ラインアウト) 端子 外部スピーカーやミキサーなどをご使用の場合に接続する端子です。 なおヘッドフォン端子とは出力レベルが異なりますので誤った接続を されますと、音量が異常に小さくなったり、反対に大きすぎて音が歪 んだりし、機器の故障の原因となる場合がありますのでご注意くださ い。 !5[MIDI] (ミディ)端子 MIDI IN端子 外部MIDI機器からのMIDI情報を受信します。 外部機器を使用して演奏を録音するときやABC機能を使う場合など には、外部機器のMIDI OUT端子と、この端子を接続してくださ い。 MIDI OUT端子 QY22のMIDI情報を送信します。 QY22で外部MIDI機器をコントロールしたいときは、外部機器の MIDI IN端子と、この端子を接続してください。 !6[CONTRAST] (コントラスト) LCDのコントラストを調節するた
お使いになる前に 2.
3. 電源の準備 QY22は電源として、単3乾電池6本、または別売ACアダプターをご利用いただけます。 1.
お使いになる前に 2.
4. 接続の方法(オーディオ) 1. ラジカセとの接続 QY22の [LINE OUT]端子とラジカセの [LINE IN] 端子を、付属のオーディオ変換ケー ブルで接続します。 LINE OUT OUT CONTRAST 付属のオーディオ 変換ケーブル DC IN LINE OUT LINE IN L LINE IN R ラジカセ 2.
お使いになる前に 5. 接続の方法(MIDI) 1.
6.
お使いになる前に r[ ]を押すとデモ演奏が始 まります。 ボリュームスライダーで音量 を調節してください。 MIN VOLUME MAX PHONES t[ ]を押すとデモ演奏が止 まります。 y[MODE]を押します。 もとの状態に戻ります。 MODE ・ ソングモードでも、同様の操作でデモ演奏を再生することができます。 ・ デモ演奏再生中、LCDには、ソングプレイとボイスプレイの画面が交互に表 示されます。 ・ デモ演奏のデータは決して消えることはありません。また、ご自分で新しく ソングやパターンのデータを作成されても、デモ演奏のデータには影響され ません。 20
第1章 QY22の基礎知識 1.QY22のしくみ ............................................. 22 2.シーケンサー部 ........................................... 23 3.AWM音源部 ................................................. 29 4.コントローラー部 ....................................... 31 5.QY22のモード構成 ..................................... 33 6.QY22機能ツリー図 ..................................... 36 7.QY22の基本的な操作 ................................. 39 8.QY22の特殊操作 ......................................... 45 9.ABC機能について ....................................
1.QY22のしくみ 3つのブロック QY22は、全体で1台のシーケンサーになっていますが、内部的にみる と、大きく3つのブロックに分かれています。 シーケンサー部 演奏を録音したり、録音した演奏データを編集したり再生した りする部分です。 ソングとパターンに分かれています。 AWM音源部 シーケンサーの演奏データや鍵盤の演奏、MIDIの演奏情報など で、実際に音を出す部分です。 コントローラー部 鍵盤やシーケンサーキーなど、シーケンサー部、AWM音源部を コントロールする部分です。 内部構成 これらのブロックは、内部的に、次のように接続されています。 シーケンサー部 AWM音源部 コントローラー部 こうして見ると、QY22は、小さいボディにもかかわらずオールインワ ンタイプのシンセサイザーと同じような内部構成になっているのが、 おわかりいただけるでしょう。 それでは次に、この3つのブロックを、1つずつ細かく見ていきましょ う。 22 QY22の基礎知識
2.
2.シーケンサー部 パターン トラック構成 パターンは、コード1(C1) 、コード2(C2) 、ベース (Ba) 、ドラム (Dr) の 4つのトラックで構成されています。 パ タ ー ン コード1(C1) トラック コード2(C2) トラック ベース (Ba) トラック ドラム (Dr) トラック パターンの種類 QY22は、プリセットパターンを600パターン (100スタイル×6セクショ ン) 、ユーザーパターンを100パターン内蔵しています。 プ リ セ ッ ト ス タ イ ル スタイル 番号 セクション パターン 番号 001 Intro, Normal, Vari.
セクション スタイル機能を使うためのパターンの分類のことです。6種類のセク ションは、ソングで再生するときに、それぞれ次のような機能を持っ ています。 イントロ (Intro) 曲のイントロ部分に使えるパターンです。 スタイルを変更しない場合、イントロを演奏後、自動的にノーマ ルに切り替わります。 ノーマル (Normal) 最もオーソドックスに使えるパターンです。 バリエーション (Variation) サビ部分に使えるバリエーションパターンです。 フィル1 (Fill 1) フィルイン部分に使えるパターンです。 スタイルを変更しない場合、フィル1を演奏後、自動的にバリ エーションに切り替わります。 フィル2 (Fill 2) フィルイン部分に使えるパターンの2つめです。 スタイルを変更しない場合、フィル2を演奏後、自動的にノーマ ルに切り替わります。 エンディング (Ending) 曲のエンディング部分に使えるパターンです。 スタイルを変更しない場合、エンディングを演奏後自動的に演奏 を停止します。 Intro Fill 1 Fill 2 Ending → Normal → Vari.
2.シーケンサー部 コード変換テーブル QY22には、1オクターブの12の音をルート音(根音)として26種類の コードがプリセットされていて、鍵盤でルート音とコードタイプを指 定すると、1つのパターンを任意の調の任意のコードに転回して、演奏 することができます。 1つのパターンをさまざまなコードで演奏できるのは、QY22がコード 変換テーブルというものを持っているからです。 コード変換テーブルを通さずに、録音した通りに再生したい場合は、 コードにスルー (- - -) を選びます。 ルート音 コードタイプ コード変換 テーブル 元パターン C¢ 任意の調 任意のコード パターンレコーディング時の注意 QY22は、全てのパターンをC「の形で記憶しています。ですから、 ユーザーパターンをレコーディングするときには、レコーディングし たいパターンをC「に置き換えなければいけません。 たとえば、Eマの演奏をさせるための元パターンを作るには、まず各音 程を長3度下げてCマにし、それからミ、の音を半音上げてCチにし、音 階の7番目のシの音を加えるという手順です。 こうして、C「の形でユーザーパターンメモリー
ソング トラック構成 ソングは、4つのシーケンストラック (TR1, TR2, TR3, TR4)と、1つの バッキングトラック (BK) の合計5トラックで構成されています。 ソングの構成例 シ ー ケ ン ス ト ラ ッ ク バ ッ キ ン グ ト ラ ッ ク TR1 ピアノ TR2 ギター TR3 ストリングス TR4 ブラス BK パ ー ト Pattern : (パターン番号) Chord : (コードネーム) Repeat : (リピート記号) Tempo : (テンポチェンジ) シーケンストラック 各シーケンストラックは、一般のシーケンサーのトラックと同様に、 メロディやオブリガートなどの演奏データを録音することができま す。 バッキングトラック バッキングトラックは、パターン(Pat)、コード(Chd)、リピート (Rpt) 、テンポ (Tmp) の4つのパートで構成されており、ここにパターン やコードを並べて、曲のバッキングの部分を作る仕組みになっていま す。 また、バッキングトラックは、曲の小節ごとの拍子の管理、テンポ変 化の管理などを行っており、バッキン
2.シーケンサー部 QY22での曲作りの手順 QY22では、パターン、ソングを利用して、次のような手順で曲作りが できます。 q プリセットスタイルの中のプリセットパターンを順に聴き、気に入った パターンを捜します。 (→ P.160) w 気に入ったパターンがなければ、ユーザーパターンにドラム、ベース、 コードバッキングの順にパターンを作成します。 (→ P.170) e ソングのバッキングトラックに、曲の構成にしたがって、パターンと コードを並べます。 (→ P.82) また、リアルタイムにパターンやコードを入力することもできます。 (→ P.72) r バッキングを聴きながら、シーケンストラックにブラスのリフやストリ ングスのオブリガート、メロディなどを必要に応じて録音します。 (→ P.70, 76) t 最後に、各パートの音色や、音量バランス、パンを調整して、曲のでき あがりです。 (→ P.
3.AWM音源部 ボイスの種類 QY22のプリセットボイスは、ノーマルボイスと、ドラムボイスに分け られます。 ノーマルボイス ノーマルボイスは、鍵盤を弾くことで音階付きで発音する楽器音で、 001番のGrandPnoから128番のGunshotまで、128種類のボイスがプリ セットされています。 ドラムボイス ドラムボイスは、鍵盤ごとにドラムやパーカッションがアサインされ ているドラムキット音で、Dr1のStandardから、Dr8のClassicまで、8種 類のドラムボイスがプリセットされています。 ポリフォニック数(同時発音数) ポリフォニック数は、トータルで28エレメントボイスです。 ただし、ボイスによっては複数のエレメントで構成されているものが あり、実際に発音できる音数は異なります。 GMシステムレベル1 QY22は、GMシステムレベル1に準拠した音色配列を持っています。 GMシステムレベル1について MIDIはメーカーや機種が違っても演奏その他各種の情報を伝達でき る、たいへん便利な規格です。たとえば、A社の音源用に作成した データを使ってB社の音源を演奏できるのもMIDIのおかげです。
3.AWM音源部 シーケンサー部とのかかわり AWM音源部は、本体のみでは8音色を同時に発音できる8マルチ音源構 造になっており、シーケンサー部のソング、パターンの各トラック と、内部的に下の図のように接続されています。 ソ ン グ シ ー ケ ン ス バ ッ キ ン グ ト ラ ッ ク ト ラ ッ ク パ タ ー ン TR1 → TR1 ‥‥‥ CH1 TR2 → TR2 ‥‥‥ CH2 TR3 → TR3 ‥‥‥ CH3 TR4 → TR4 ‥‥‥ CH4 C1 → C1 ‥‥‥ CH5 C2 → C2 ‥‥‥ CH6 Ba → Ba ‥‥‥ CH7 Dr → Dr ‥‥‥ CH10 シーケンサー部 AWM音源部 MIDIチャンネル(固定) 右側のチャンネルは、シーケンサー部の各トラックのMIDIチャンネル を表しています。 AWM音源部の各パートは、対応するトラックと同じMIDIチャンネル に設定されています。 また、各トラックの演奏データはMIDI OUT端子から、同じMIDIチャ ンネルでMIDI出力されます。 たとえば
4.コントローラー部 コントローラー部には、鍵盤、シーケンサーキーなどが含まれます。 第 1 章 鍵盤 鍵盤の機能 QY22は、E2〜E4にあたる、2オクターブ分の鍵盤を持っています。 鍵盤はシーケンサー部や音源部と接続されていて、鍵盤での演奏をソ ングやパターンに録音したり、音源部を鳴らす機能を持っています。 ・ 鍵盤では、単音ばかりでなく、和音も演奏できます。 ・ 演奏範囲はE2〜E4だけでなく、 [OCT DOWN] [OCT / UP] で、E-2〜 E8に切り替えることができます。 鍵盤からは、演奏データだけでなく次のデータを入力することができ ます。 ・ コードのルート音と、コードタイプの入力。 (→ P.64, 168) ・ ABC機能によるコードとオンベースの入力。 (→ P.65, 169) ・ プリセットスタイルの中のセクションの設定。 (→ P.
4.コントローラー部 前ページの図のように、鍵盤とシーケンサー部、AWM音源部とは、 キーボードトラック (レコーディングトラック)で接続されています。 キーボードトラックを切り替えることで、鍵盤でコントロールできる トラックを変更することができます。 (→ P.
5.QY22のモード構成 QY22をはじめとするデジタル楽器では、多くの機能や操作を同じ種類 ごとにいくつかにまとめ、モードやサブモードと呼んでいます。 本機でも、操作を簡単にわかりやすくするため、全体の機能を4つの モードといくつかのサブモードに分けています。 本機を操作する際には、目的とする機能の含まれるモード、サブモー ドを順に捜してください。 本機は大きく分けて、次の4つのモードから成り立っています。 ・SONG (ソング) モード ソングを作ったり、選んで演奏するモード。 ・VOIC(ボイス) モード ソングで使用する音色を選んだり、パンやボリュームを設定する モード。 ・PAT (パターン) モード パターンを作ったり、選んで演奏するモード。 ・ユーティリティモード QY22のシステムに関する設定や、他機種とのデータのやりとり を行うモード。 ユーティリティモードは、ツリー図(→ P.
5.QY22のモード構成 パターンモード パターンプレイ ・・・・・・・・・・ パターンを選んで演奏します。 パターンレコーディング ・・・・・ パターンをレコーディングします。 パターンジョブ ・・・・ パターンを編集したり、大まかに修正します。 パターンエディット ・・・ パターンを細かく修正したり、作り変えます。 ユーティリティモード ユーティリティ システムセットアップ ・・・・ システムに関する設定を行います。 バルクダンプ ・・・・・・ 他の機器にMIDIデータを送ります。 ABCゾーン ・・・・・・・・ ABC機能を有効にする鍵盤の範囲を設定しま す。 ボイスモードのサブモードは、ソングモードのサブモードと同じ働き をします。 + モードとサブモードの関係は、次の 「6. QY22機能ツリー図」 で一覧表 示しています。 (→ P.
◆サブモードの選択 q 各モードから、[MENU]を押して、メニューウィンドウを表示します。 w ファンクション[F1]〜[F4]を押して、サブモードを選択します。 e[MODE]を押すと、サブモードから抜けます。 ジョブ画面およびユーティリティモードからは、 [F1]Exitを押すこと で抜けることもできます。 (例)ソングモードのジョブ (サブモード) の選択 q ソングモードから、 [MENU] を押す メニューウィンドウが表示される MENU w ファンクション[F1]Jobを押す e[MODE]を押して、サブ モードから抜ける ジョブのメニューリストが 表示される ソングモードの表示に戻る MODE ソングレコーディング、パターンレコーディングは、ソングプレイ、パ ターンプレイの状態で、 を押します。 QY22の基礎知識 35 第 1 章
6.QY22機能ツリー図 SONG MODE ソングプレイ (+ 54ページ) ソングレコーディング ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 66ページ リアルタイム ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 70ページ ステップ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 76ページ MENU [F1] ソングジョブ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 98ページ 1. ミックストラック ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2. コピーメジャー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3. クリエートメジャー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4. クオンタイズ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5. デリートメジャー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6. イレースメジャー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7. トランスポーズ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8. ムーブクロック ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9.
VOICE MODE ボイスプレイ (+ 152ページ) 第 1 章 レコーディングはソングモードで行います MENU [F1] ソングジョブ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 98ページ 1. ミックストラック ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2. コピーメジャー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3. クリエートメジャー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4. クオンタイズ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5. デリートメジャー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6. イレースメジャー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7. トランスポーズ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8. ムーブクロック ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9. リムーブイベント ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10. モディファイベロシティ ・・・・・・・・・・・・・・ 11. モディファイゲートタイム ・・・・・・・・・・・・ 12. ソングネーム ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13.
6.QY22機能ツリー図 PATTERN MODE パターンプレイ (+ 160ページ) パターンレコーディング ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 170ページ リアルタイム ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 176ページ ステップ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 178ページ MENU [F1] パターンジョブ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 184ページ 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8.
7.QY22の基本的な操作 1. 初期化をする 解説 ・ QY22をいろいろ触っているうちに中の設定が変わってしまいます。 購入時の最初の状態から操作したい場合、初期化という操作を行う ことで初期状態に戻すことができます。 操作 ・[OCT DOWN] と [OCT UP] と3つ右の [b]の鍵盤を押しながら、電源ス イッチを入れます。 OCT DOWN OCT UP F G A G A B C ON BASS E F INTRO NORMAL G A B C VARI.
7.QY22の基本的な操作 2.
3. モードを切り替える 解説 1 「5. QY22のモード構成」 (→ P.33) 、「6. QY22機能ツリー図」 (→ P.
7.QY22の基本的な操作 2 サブモードを選択します。 q 各モードから、[MENU]を押して、メニューウィンドウを表示します。 w ファンクション[F1]〜[F4]を押して、サブモードを選択します。 e[MODE]を押して、サブモードから抜けます。 (例)ユーティリティ (サブモード) の選択 q ソングモードから、 [MENU] を押す メニューウィンドウが表示 される MENU w ファンクション[F3]Utilityを 押す e[MODE]を押して、サブ モードから抜ける MODE 42 QY22の基礎知識 ユーティリティのシステムセット アップのリストが表示される ソングモードの表示に戻る
3 ジョブを選択します。 q 各モードから、[MENU]を押して、メニューウィンドウを表示します。 w[F1]Jobを押してジョブを選択します。 e 目的のジョブにカーソルを移動します。 r[ENTER]を押します。 t ジョブから抜けるには、二通りの方法があります。 [F1]Exitを押すと、ジョブのメニューへ戻ります。 [MODE]を押すとモードの画面に戻ります。 (例)ソングモードのソングネームジョブの選択 q ソングモードから、[MENU]を押す w[F1]Jobを押す MENU ジョブのメニューウィンドウが表 示される r[ENTER]を押して、ジョブに入る e 目的のジョブ(Song Name)にカーソルを移動 する [F1] Exitを押すと、ジョブのメ ニューウィンドウへ戻る MODE ENTER MENU QY22の基礎知識 [MODE] を押すとソングモード の画面に戻る 43 第 1 章
7.QY22の基本的な操作 4. データの入力 解説 QY22では、データの入力を、次の方法で行います。 操作 q カーソルを目的のデータに移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / キーで、データを入力します。 q w –1 +1 NO YES ・ カーソルの進む方向はモード、サブモードごとに決まっていて、そ の方向以外には進みません。 カーソルが思い通りに動かないときは、上下左右にいろいろと動か してみてください。 ・ カーソルは、設定できないデータには、移動しない仕組みになって います。 ・ ソングプレイ、パターンプレイでの小節番号は、シーケンサーキー によるデータ入力しか受け付けません。(カーソルは移動しませ ん。) 5.
8.QY22の特殊操作 1.
8.QY22の特殊操作 2. ドラムのインストアサインの表示 解説 鍵盤各キーにアサインされたドラムの各インスト名を表示することがで きます。 パターン、ソングなどで、ドラムパートを入力する際に便利です。 操作 ・[MENU] を押しながら、[MODE]を押します。 すると、両方のキーを押している間だけ、ドラムの各インスト名が表示 されます。 解説 ・ ドラムのインストは、B-1〜c5の範囲にアサインされており、本体 の鍵盤の左端のEのキーの音程がLCDに表示されますので、[OCT DOWN] [OCT / UP]でオクターブを切り替えながら、確認してくだ さい。 表示は、3鍵盤ごとにインスト名が縦に並んでいます。3つのインス ト名のうち、上にあるものが低い音程の鍵盤のインスト名です。 MODE MENU + ドラムのインストアサインについて詳しく知りたい方は、 「資料」 の 中の 「ドラムボイスリスト」をご覧ください。 (→ P.
3.
9.ABC機能について ABC機能について ABCとは、 「Auto Bass Chord」 (オートベースコード) の頭文字を取った 機能です。 これは、キーボードで押さえられたキーによって何のコードが押さえ られたかを自動的に検出し、バッキングパターンをそのコードに変換 させてパターン演奏を行う機能です。ユーザーの演奏に自動的にバッ キング演奏を付け加える便利な機能のことです。 QY22のABC機能 ABC機能は、いろいろな機能の総称ですが、QY22のABC機能は、次の 2つの機能を指します。 q ABCゾーンに設定された鍵盤で押さえられた和音を検出して、その コードでパターンを再生する機能。 w qの方法で和音を押さえると同時に、ABCゾーンより下側の鍵盤を 押さえて、コードのベース音 (オンベース) を自由に設定してパターン を再生する機能。 ABCゾーン ABC機能を使うには、あらかじめABC機能を働かせる鍵盤の範囲を、 ユーティリティモードのABCゾーンで設定する必要があります。 このABCゾーンの設定は、本体の鍵盤や、QY22にMIDI接続したMIDI キーボードに対して有効です。 AB
ABC機能の使い方 ABC機能は、次のモードで使用することができます。 ・ パターンプレイ ・ ソングプレイ ・ ソングレコード ・・・ コードパートへのリアルタイムレコーディング およびステップレコーディング ユーティリティのABC=OnになっているとABCゾーンのハイリミット 以下の鍵盤で通常の演奏や録音ができなくなります。 ABC機能を使用しないときは、ABC=Offに設定してください。 操作 q ユーティリティモードで、ABCゾーンを設定します。 w 上記の各モードで、スタイル番号、パターン番号以外の場所にカーソル を移動します。 e 鍵盤で3つ以上のキーを押さえると、押さえたコードを表示します。 ※ 演奏をスタートしてABCによるリアルタイムプレイが楽しめます。 QY22の鍵盤でABC機能を使うとき、コードの検出がうまくいかない場 合があります。それは、本機の鍵盤で、コードのルート音の検出と、 コードタイプの検出と、ABC機能のコード検出とを同時に行っている ためです。 コード検出を確実に行うためには、和音を弾くタイミングをまったく 同時ではなく、若干ずらしたタイミングで弾かれると、検出機能
10.コードタイプ一覧表 QY22のコード変換テーブルには、26種類のコードタイプが登録されています。 ここでは、その26種類のコードタイプについて、読み方と、ルートがCのときの構成 音を紹介します。 コードタイプ $ 読み方 © # シャープナインス フラットサーティース シャ−プイレブンス 1, 3, 5, §7, ¶9 1, 3, 5, §7, §13 1, 3, 5, §7, ¶11 ¡ メジャー 1, 3, 5 ß 構成音 ƒ % フラットナインス サ−ティ−ス セブンスシャープファイブ 1, 3, 5, §7, §9 1, 3, 5, §7, 13 1, 3, ¶5, §7 1:ルート音 3:ルート音より3度上の音 5:ルート音より5度上の音 ルートがCの時の構成音 1:C 3:E * ! ( £ アドナインス メジャーナインス オーギュメント ナインス 1, 3, 5, 9 1, 3, 5, 7, 9 1, 3, ¶5 1, 3, 5, §7, 9 ¡ 50 5:G ¢ ™ å
+ ソングプレイ(→ P.64) ・パターンプレイ (→ P.
第2章 ソングモード この章では、ソングモードについて説明しま す。 ソングのプレイ・レコーディング方法やソング ジョブ、LCD表示の見方などを詳しく解説しま す。 1.ソングプレイ ............................................... 54 2.ソングレコーディング ............................... 66 3.ソングジョブ ............................................... 98 4.ソングエディット .....................................
1.ソングプレイ 【手順】 [MODE]:ソングプレイ w テンポ e 拍子 r 各トラックの状態、 ミュート q ソング番号、ソング名 t キーボードトラック u トランスポーズ y 小節 i(001〜100)スタイル番号、スタイル名、セクション (101〜200) パターン番号、パターン名 o コード、ABC機能 54 ソングモード
パラメーター 設定値 機 能 q ソング番号 01〜20 演奏、録音を行うソングを選択します。 w テンポ 030〜250 ソングを演奏するテンポを設定します。 e 拍子 表示のみ 選択したソングの拍子を表示します。 r 各トラックの状態 Å、Œ 各トラックにデータが入っているかどうか を表示します。 データの入っているトラックに対して、 ミュートの設定をします。 トラックのミュート „ t キーボードトラック TR1, TR2, TR3, TR4, C1, C2, Ba, Dr 鍵盤を演奏したときに発音するトラックを 選択します。 y 小節 001〜999 ソングの演奏を始める小節を選択します。 u トランスポーズ -12〜+12 ソング全体の音程を、指定した音程分だけ 上下します。 i スタイル番号 001〜100 プリセットスタイル 101〜200 ユーザーパターン バッキングを受け持つパターンを一時的に 設定します。 プリセットスタイルを選択すると、セク ションの指定ができます。 パターン番号 o コード ルート バッキングトラックを演奏
1.ソングプレイ qソング番号、ソング名 wテンポ MODE ENTER MENU OCT DOWN OCT UP F G A G A B C –1 +1 NO YES ( 13) C D 7 D E 7 ( 11) 7 ( 13 ) ––– 7sus4 ( 5) 7 dim sus4 C BASS E F INTRO NORMAL G A B C VARI.
q ソング番号、ソング名 解説 演奏、録音を行うソング番号を選択します。 選択したソングに設定されているソング名を表示します。 ・ データの入っていない空のソングは、ソング名が [********] の表示 になります。 ・ データが入っていて、ソング名を入力していない場合は、ソング名 が空欄になります。 設定値 操作 01〜20 q カーソルをソング番号に移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、ソング番号を選択します。 ソング名は、ソングジョブの 「12 Song Name」 で入力します。 ☞「3. ソングジョブ」 (→ P.
1.ソングプレイ r各トラックの状態、ミュート tキーボードトラック e拍子 MODE ENTER MENU OCT DOWN OCT UP F G A G A B C –1 +1 NO YES ( 13) C D 7 D E 7 ( 11) 7 ( 13 ) ––– 7sus4 ( 5) 7 dim sus4 C BASS E F INTRO NORMAL G A B C VARI.
r 各トラックの状態、トラックのミュート 解説 ・ 各トラックにデータが入っているかどうかを表示します。 ・ データの入っているトラックに対しては、ミュートの設定ができま す。 データの入っているトラック データの入っていないトラック ミュートされているトラック 操作 q ミュートを設定したいトラックの下の、Œの表示にカーソルを移動しま す。 w[+1/YES]を押すと、„が表示されミュートが設定されます。 e[-1/NO]を押すと、ミュートが解除されます。 ・ ソングモードでのトラックのミュートと、パターンモードでの ミュートは、互いに連動しません。 ・ ソング番号を変更すると、ミュートの設定は解除されます。 t キーボードトラック 解説 設定値 操作 鍵盤を演奏したときに発音するトラックを選択します。 TR1, TR2, TR3, TR4, C1, C2, Ba, Dr カーソルを、任意のトラックに移動します。 カーソルのあるトラックがキーボードトラックになります。 カーソルがトラック表示以外の場所にあるときは、キーボードトラッ クのトラック名の下にアンダーラインが表示されます。 ソングモ
1.ソングプレイ uトランスポ−ズ y小節 MODE ENTER MENU OCT DOWN OCT UP F G A G A B C –1 +1 NO YES ( 13) C D 7 D E 7 ( 11) 7 ( 13 ) ––– 7sus4 ( 5) 7 dim sus4 C BASS E F INTRO NORMAL G A B C VARI.
u トランスポーズ 解説 設定値 操作 ソング全体の音程を、設定した音程分だけ上下します。 -12〜+12 単位は半音です。したがって、+12を設定すると、ソング全体の音程が すべて1オクターブ上がります。 逆に-12を設定すると、1オクターブ下がります。 q カーソルをトランスポーズに移動します。 w[-1/NO]/[+1/YES]でトランスポーズを設定します。 元の音程 ー12 1オクターブ下がる +12 1オクターブ上がる ・ Drトラックはトランスポーズの設定は機能しません。 ・ トランスポ−ズは本体の鍵盤からの入力に対しても機能します。 ソングモード 61 第 2 章
1.ソングプレイ MODE ENTER MENU i スタイル番号、セクション、 パターン番号 OCT DOWN OCT UP F G A G A B C –1 +1 NO YES ( 13) C D 7 D E 7 ( 11) 7 ( 13 ) ––– 7sus4 ( 5) 7 dim sus4 C BASS E F INTRO NORMAL G A B C VARI. FILL1 FILL2 ENDING D (11) add9 M9 aug 9 add9 m9 mM7 m7 M M7 6 7 m m7 m6 m7 ( 5) i スタイル番号、セクション、パターン番号 解説 バッキングを受け持つプリセットスタイル、ユーザーパターンを一時 的に設定します。 設定値 プ リ セ ッ ト ス タ イ ル スタイル 番号 セクション パターン 番号 001 Intro, Normal, Vari.
セクションの中には、数小節の演奏後に、自動的に別のセクションに 変化する機能があります。 Intro → Normal Fill 1 → Vari. Fill 2 → Normal Ending → 停止 操作 q カーソルをスタイル番号、パターン番号に移動します。 w[-1/NO]/[+1/YES]でプリセットスタイル、ユーザーパターンを設定し ます。 e プリセットスタイルを設定したときは、カ−ソルをセクションに移動 し、[-1/NO]/[+1/YES]でセクションを選択します。 ・ ソングを途中から再生するとき、選んだパターンによっては、その 場で演奏されない音があります。その場合は、途中再生する小節を パターンの切りのよい小節に調整してください。 ・ パターンを演奏中にコードが変わると演奏されるコードの音は弾き 直されます。 ・ バッキングトラックにパターンが設定されている場合は、ソングを スタートすると、ここでのスタイル番号、パターン番号の設定は無 視され、そのとき演奏しているスタイルやパターンをリアルタイム に表示します。 ☞ パターンの種類については 「資料 4.
1.ソングプレイ MODE ENTER MENU oコード OCT DOWN OCT UP F G A G A B C D 7 D E 7 +1 YES ( 13) 7 ( 13 ) 7 ( 11) ––– 7sus4 ( 5) dim sus4 C BASS E F INTRO NORMAL オンベースを設定 C –1 NO G A B C VARI.
e[ENTER]を押すと、点滅が止まり、コードが設定されます。 r[ENTER]を押す前に[OCT DOWN]を押すと、コードの右側に/が表示 され、オンベースの入力待ち状態になります。 t ここで、鍵盤の左側(E2〜e3)を押すと、オンベースが入力されます。 y[ENTER]を押すと、点滅が止まり、オンベースが設定されます。 バッキングトラックにコードが設定されている場合は、ソングをス タートすると、ここでのコードの設定は無視され、そのとき演奏中の コードをリアルタイムに表示します。 ・ コードは左右に2つ表示されます。 左側が現在プレイしているコードで、右側が次に設定されている コードです。 (次のコードが5拍以内にない場合は表示されません) 曲の進行に従ってコードは右から左にスクロールします。 ・ コードの左肩には、そのコードの長さを示す音符が表示されます。 (同じコードが4拍以上続く場合は、音符は表示されません。) 1 ABC機能 解説 次の方法で、本機の鍵盤やMIDIキーボードからABC機能を使ってコー ドを入力することができます。 また、ABCゾーンの設定を工夫すると、鍵盤からオンベース
2.ソングレコーディング 【手順】 [MODE]:ソングプレイ →[ ]:レコーディングスタンバイ →[ ]:レコーディング qレコ−ディングモードの選択 ソング番号、ソング名 eテンポ wレコ−ディングトラック およびレコ−ディング パ−トの選択 トランスポーズ r小節 コード (001〜100) プリセットスタイル、セクション (101〜200) ユーザーパターン 66 ソングモード
パラメーター 設定値 q レコーディングモード REAL, STEP 機 能 レコーディング方法を選択します。 の選択 w レコーディングトラッ クの選択 TR1〜TR4, Pat, Chd, (Rpt),(Tmp) レコーディングトラックやレコーディン グパートを選択します。 e テンポ 030〜250 リアルタイムレコーディング時のレコー ディングのテンポを設定します。 r 小節 001〜999 リアルタイムレコーディング時のレコー ディング開始小節を設定します。 ソングレコーデイングとは 解説 現在選ばれているソングに対して、レコーディングモードやレコー ディングトラック、レコーディングパートを選択し、演奏データを録 音します。 操作 q ソングプレイの状態から、[ ]を押してレコーディングスタンバイにし ます。 w レコーディングスタンバイで、レコーディングモード、レコーディング トラックをはじめ、各種パラメーターの設定を行います。 e[ ] を押して、レコーディングを始めます。 r 再び[ ]を押すと、レコーディングが終了します。 ☞ リアルタイムレコーデ
2.ソングレコーディング レコーディングモードの選択 MODE ENTER MENU –1 +1 NO YES レコーディングトラックの選択 OCT DOWN OCT UP F G A G A B C ( 13) C D 7 D E 7 ( 11) 7 ( 13 ) ––– 7sus4 ( 5) 7 dim sus4 C BASS E F INTRO NORMAL G A B C VARI.
レコーディングトラック、レコーディングパートの選択 解説 設定値 操作 レコーディングスタンバイ状態で、録音を行うトラックを選択しま す。 ソングレコーディングでは、4つのシーケンストラックと、バッキング トラックの中の4つのパートについて、録音を行います。 ☞ ソングの構成については、 「第1章 QY22の基礎知識」 をご覧くださ い。 (→ P.
2.ソングレコーディング テンポ トランスポーズ MODE ENTER MENU –1 +1 NO YES レコーディング開始小節 OCT DOWN OCT UP F G A G A B C ( 13) C D 7 D E 7 ( 11) 7 ( 13 ) ––– 7sus4 ( 5) 7 dim sus4 C BASS E F INTRO NORMAL G A B C VARI.
・ QY22の鍵盤から録音した場合、ベロシティが88(mf)で録音されま す。 MIDIキーボードでは、演奏通りのベロシティで録音されます。 ・ 必要に応じて、テンポ、レコーディング開始小節、トランスポーズ などの設定を行います。 プリセットスタイル、セクションや、ユーザーパターン、コードな どを変更したいときは、一度ソングプレイに戻ってから、設定して ください。 ☞ 設定方法については、ソングプレイで解説しています。 (→ P.62) ・ ユーティリティモードで、メトロノームをRecordに設定している と、レコーディングの際にメトロノーム音がなります。 ☞「第5章 ユーティリティモード」 (→ P.
2.ソングレコーディング テンポ トランスポーズ MODE ENTER MENU レコーディング 開始小節 スタイル番号、 セクション、 パターン番号 OCT DOWN OCT UP F G A G A B C –1 +1 NO YES ( 13) C D 7 D E 7 ( 11) 7 ( 13 ) ––– 7sus4 ( 5) 7 dim sus4 C BASS E F INTRO NORMAL G A B C VARI.
操作 q レコーディングスタンバイ状態で、テンポ、レコーディング開始小節な どを設定します。 ] を押すと、 [ ] の上のランプが点滅し2小節のカウントダウン の後、録音が始まります。 e[-1/NO] [+1/YES] / でスタイルを、鍵盤 (E2〜C3) でセクションを設定し ます。 ・ スタイル、セクションを変更すると、スタイル番号の下に、nextと表示 され、次の小節に録音されます。 (nextの表示は、小節が替わると自動的に消えます。) また、スタイルだけを変更したりセクションだけを変更しても録音され ます。 r 再び[ ] を押すと、録音が終了し、ソングモードの画面に戻ります。 w[ 曲の始めのコードを仮設定したいときは、一度ソングプレイに戻って から設定してください。 ☞ 設定方法については、ソングプレイで解説しています。 (→ P.64) ユーティリティモードで、メトロノームをRecordに設定していると、 リアルタイムレコーディングの際にメトロノーム音がなります。 ☞「第5章 ユーティリティモード」 (→ P.
2.ソングレコーディング テンポ トランスポーズ MODE ENTER MENU レコーディング 開始小節 OCT DOWN OCT UP F G A G A B C –1 +1 NO YES ( 13) C D 7 D E 7 ( 11) 7 ( 13 ) ––– 7sus4 ( 5) 7 dim sus4 C BASS コード E F INTRO NORMAL オンベースを設定 G A B C VARI.
操作 q レコーディングスタンバイ状態で、テンポ、レコーディング開始小節な どを設定します。 ] を押すと、 [ ] の上のランプが点滅し、2小節のカウントダウ ンの後、録音が始まります。 e 鍵盤の左側(E2〜e3)で、ルートを設定します。 鍵盤の右側(E3〜e4) で、コードタイプを設定します。 鍵盤を押すごとに、キーにプリントされている2つのコードタイプが交 互に選択されます。 r[ENTER]を押す前に[OCT DOWN]を押すと、コードの右側に/が表示 され、オンベースの入力待ち状態になります。 ここで、鍵盤の左側 (E2〜e3) を押すと、オンベースが入力されます。 t 入力したいポイントで[ENTER]を押します。 y 再び[ ] を押すと、録音が終了し、ソングプレイの画面に戻ります。 w[ ・ 録音開始小節には、録音開始時に表示されているコードが録音され ます。 ・ ABC機能を使って、コード、オンベースを入力することもできま す。 その場合、鍵盤を押した拍にコードやオンベースが録音されるの で、 [ENTER] は必要ありません。 ☞ ABC機能による、コード、オンベースの入力方法につ
2.ソングレコーディング ステップタイム MODE ENTER MENU ロケ−ション ポインタ− ベロシティ OCT DOWN OCT UP F G A G A B C C D 7 D E 7 –1 +1 NO YES ( 13) 7 ( 13 ) 7 ( 11) ––– 7sus4 ( 5) dim sus4 C BASS E F INTRO NORMAL G A B C VARI.
e ステップタイム、ベロシティ、ゲートタイムを設定してから鍵盤または MIDIキーボードで音程を入力します。 r 休符やタイの入力は、ファンクションを使用します。 休符は [F3] 、タイは[F4] に割り当てられています。 t 間違って入力してしまった音符は、直後にバックデリート[F2]で削除 し、入力しなおしてください。 デリート [F1] は、カーソルキーでデリートしたい音符にロケーションポ インターを合わせてから、デリートを実行します。 y[ ]を押すと、録音が終了しソングプレイに戻ります。 次に、ビートグラフ、ロケーションポインター、ステップタイムの設 定、ベロシティの設定、ゲートタイムの設定、ファンクションの機能 などについて、詳しく説明します。 1 解説 ビートグラフについて シーケンストラックのステップレコーディングにおいて、中心になる のが、次のようなビートグラフです。 ・ このビートグラフで、1つの「−」は、32分音符の長さを示していま す。したがって、8個の 「−」 で4分音符の長さ、32個の 「−」 で全音符 の長さとなります。 (4/4拍子のときは、32個の 「−」 で1
2.ソングレコーディング 2 ロケーションポインター 解説 ・ 音符を入力したり、デリートする位置を示す三角形の印 (△) を、ロ ケーションポインターと呼びます。 操作 q 音符を入力する位置を設定するには、[ ] [ / ]で小節を設定してか ら、カーソルキーでロケーションポインターを移動します。 w 音符や休符を入力すると、ロケーションポインターは、そのステップタ イム分だけ前に進みます。 ロケーションポインターを自由に移動するには、カーソルをビートグ ラフの位置に移動させ、ロケーションポインターを黒く反転させま す。 すると、カーソルキーで自由にロケーションポインターが移動できる ようになります。 3 解説 設定値 78 ステップタイム 入力する音符の長さを設定します。 設定できるステップタイム 32分音符 Ë 16分3連音符 ÁÈ 16分音符 Á 8分3連音符 ÊÈ 8分音符 Ê 4分3連音符 ÂÈ 4分音符  2分3連音符 ‰È 2分音符 ‰ ソングモード
操作 q カーソルをステップタイムの位置に移動します。 第 2 章 w[-1/NO] [+1/YES] / で、ステップタイムを選択します。 4 解説 設定値 操作 ベロシティ 入力する音符の強弱 (鍵盤を弾く強さ)を設定します。 設定できるベロシティ値 p(ピアノ) mf (メゾフォルテ) (フォルテ) f ext (エクスターナル) : 56 : 88 : 120 : MIDI INからのベロシティ値をそのまま 録音します。 q カーソルをベロシティの位置に移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、入力する音符の強弱を設定できます。 QY22の鍵盤を使って入力するとき、extに設定すると値はmfとなりま す。 ソングモード 79
2.ソングレコーディング 5 ゲートタイム 解説 入力する音符の、スラーやスタッカートを設定します。 設定値 設定できるゲートタイム (音価) Stac : スタッカート・・・・ステップタイムの50% 通常の長さよりかなり短く音を切ります。 Norm : ノーマル‥‥ステップタイムの90% 通常の状態です。 Slur : スラー‥‥ステップタイムの99% 音符の長さいっぱいに音をのばします。 Stac Norm Slur ステップタイム 操作 q カーソルをゲートタイムの位置に移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / でゲートタイムを設定します。 6 音程の入力 解説 ・ 音程の入力は、鍵盤またはMIDIキーボードで行います。 ・ 単音だけでなく、和音の入力も可能です。 操作 ・ 鍵盤を弾き、離した瞬間に音程が入力され、設定したステップタイム分 だけロケーションポインター (△) が移動します。 ・ このまま、次の鍵盤を弾くと、同じ設定のまま、音符の入力が進みま す。 ・ 和音を入力するとき、押さえるタイミングは別々でも離すタイミン グが同時ならば、同一タイミング
・ ユーティリティのABCがOnになっていると、ABCゾーンのハイリ ミット以下の鍵盤は、音程を入力することができません。 7 解説 ファンクションの機能 ファンクションの機能を説明します。 [F1] :del (デリート) ロケーションポインターを任意の位置に移動し、 [F1] を押すと、そ の32分音符の範囲内のノートオンデータが削除されます。 [F2] :Bdl (バックデリート) ステップレコーディングで、誤まって入力した直後に使用すると便 利なファンクションです。[F2] を押すと、設定されている音符 (ス テップタイム) の長さ分だけ左にロケーションポインターが移動し、 その範囲内のノートオンデータが削除されます。 [F3] :rst (レスト) 音符 (ステップタイム) の長さを選択した後、 [F3] を押すと、その長 さの休符が入力されます。 [F4] :tie (タイ) 付点音符、復付点音符や、ステップタイムのちがう2つ以上の音符が タイで結ばれている場合に使用します。 [F4] を押すと、直前に入力 した音符の長さが倍の長さに変更されます。 ロケーションポインターもその分移動します。
2.ソングレコーディング 小節 MODE ENTER MENU 拍子 –1 +1 NO YES スタイル プリセットスタイル番号 OCT DOWN OCT UP F G A G A B C ( 13) C D 7 D E 7 ( 11) 7 ( 13 ) ––– 7sus4 ( 5) 7 dim sus4 C BASS E F INTRO NORMAL G A B C VARI.
次に、表示、小節、拍子、スタイル、セクション、ユーザーパター ン、ファンクションについて、詳しく説明します。 1 解説 2 解説 設定値 操作 3 解説 表示 画面は上下に2小節分のデータが表示され、小節が進むにつれて下から 上に小節がスクロールします。 小節 データの入力を行う小節を選択します。 001〜999 [ ] [ / ]またはカーソルキーの上下で、小節を設定します。 拍子 ・ 小節ごとに、拍子を設定できます。 ・ ここで設定した拍子が、パターンの拍数よりも少ない場合はパター ンが途中で打ち切られます。 ・ また、ここで設定した拍子が、パターンの拍数よりも多い場合は、 設定した拍子の拍数までパターンを繰り返します。 設定値 1/16〜16/16, 1/8〜16/8, 1/4〜8/4 操作 q カーソルを拍子に移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、拍子を設定します。 拍子を変更した小節の小節番号は、文字反転が通常表示になります。 ソングモード 83 第 2 章
2.ソングレコーディング 4 プリセットスタイル番号、セクション、ユーザーパターン番号 解説 ・ プリセットスタイル、セクション、ユーザーパターンを小節単位で 設定します。 ・ 同じプリセットスタイル、セクション、ユーザーパターンが続く場 合は設定を省くことができます。 ・ スタイル番号、セクション、ユーザーパターン番号をまったく設定 しない場合は、ソングプレイで設定したスタイル番号、セクショ ン、ユーザーパターン番号が選ばれます。 設定値 プ リ セ ッ ト ス タ イ ル スタイル 番号 セクション パターン 番号 001 Intro, Normal, Vari.
5 ファンクションの機能 ファンクションの機能について説明します。 解説 [F1] :ers (イレース) パターンパートに一度設定したスタイル番号、セクション、ユー ザーパターン番号、拍子を消去します。 バッキングトラックの任意のパートのステップレコーディングから、 [MENU] とファンクション [F1] 〜 [F4] を使って、他パートのステップ レコーディングに入ることができます。 拍子の変更後、元に戻すには、必ずersを実行してください。 [-1/NO]/ [+1/YES] で設定を元に戻しても、拍子変更が解除されたことにはなり ません。 ソングモード 85 第 2 章
2.ソングレコーディング 小節 コ−ド MODE ENTER MENU オンベース シンコペーション OCT DOWN OCT UP F G A G A B C –1 +1 NO YES ( 13) C D 7 D E 7 ( 11) 7 ( 13 ) ––– 7sus4 ( 5) 7 dim sus4 C BASS E F INTRO NORMAL G A B C VARI.
r 間違ったデータを消去するには、消去するデータにカーソルを移動し、 [F1] を押します。 次に、表示、小節、コード、オンベース、シンコペーションについ て、詳しく説明します。 1 解説 2 解説 設定値 操作 3 解説 設定値 第 2 章 表示 ・ 4分音符4拍分のデータが1段に表示されます。 4/4拍子の場合、1画面の上下2段に2小節分のデータが表示されま す。 小節が進むにつれて、下から上に小節がスクロールします。 ・ 1小節は4分音符単位のマスに分かれています。 小節 データの入力を行う小節を設定します。 001〜999 [ ] [ / ] またはカーソルキーの上下で、小節を選択します。 コード ・ コードを、各拍に入力できます。 ・ コードは、ルートとコードタイプからできています。 ・ 入力できるルートは12種類、コードタイプは26種類です。 ルート : C, c, D, e, E, F, f, G, a, A, b, B コードタイプ : M, *, ¢, !, ™, (, å, £, œ, “, @, ®, †, ¥, ø, #, ß, $, ƒ, ©, %, ^, ç
2.ソングレコーディング 操作 q コードを入力する拍にカーソルを移動します。 w 鍵盤キーのE2〜e3で、ルートを設定します。 鍵盤キーのE3〜E4で、コードタイプを設定します。鍵盤キーを押すご とに、2つのコードタイプが交互に選択されます。 e 同様に他の拍にも入力します。 ABC機能でコードを入力することができます。 ☞ ABC機能については「第1章 QY22の基礎知識」をご覧ください。 (→ P.
5 シンコペーション 解説 コード変化のタイミングを、1つ前のビートに8分音符分食い込ませる 設定をシンコペーションと呼びます。 操作 q シンコペーションを設定したい拍にカーソルを移動します。 w[OCT UP]キーを押します。 すると、選択したコードと、1つ前のコードにタイがかかりシンコペー ションが設定されます。 [OCT UP] キーを押すたびに、シンコペーションの設定、解除が交互に 選択されます。 コードが設定されていないと、シンコペーションは設定できません。 6 ファンクションの機能 ファンクションの機能について説明します。 解説 [F1] :ers(イレース) 一度設定したルート、コードタイプ、オンベース、シンコペーショ ンを消去します。 バッキングトラックの任意のパートへのステップレコーディングか ら、 [MENU] とファンクション [F1] 〜 [F4] を使って、他のパートのス テップレコーディングに入ることができます。 ソングモード 89 第 2 章
2.ソングレコーディング 小節 MODE ENTER MENU リピートビギン OCT DOWN OCT UP G A A B C +1 YES ( 13) C D 7 D E 7 ( 11) 7 ( 13 ) ––– 7sus4 ( 5) 7 dim sus4 C BASS E リピートエンド F G –1 NO F INTRO NORMAL G A B C VARI.
操作 q レコーディングスタンバイ状態から[ ] を押すと、リピートパートへ のステップレコーディングに入ります。 w[ ] [ / ] で、データを入力したい小節にカーソルを移動します。 e カーソルは、小節の左側、右側に移動します。 終止線、リピートビギンを入力するときは小節の左側に、リピートエン ドを入力するときは小節の右側にカーソルを移動します。 r[-1/NO]/[+1/YES]で、データを設定します。 t 間違ったデータを消去するには、消去するデータにカーソルを移動し、 [F1]を押します。 次に、表示、小節、終止線、リピートについて、詳しく説明します。 1 解説 表示 ・ 1小節分のデータが1段に表示され、1画面には2小節分のデータが表 示されます。 ・カーソルは、各小節の左側と右側に移動します。 2 小節 解説 データの入力を行う小節を選択します。 設定値 操作 001〜999 [ ] [ / ] またはカーソルキーの上下で、小節を選択します。 ソングモード 91 第 2 章
2.ソングレコーディング 3 解説 設定値 操作 終止線、リピート ・ リピートビギン ( ) 、リピートエンド ( ) 、終止線 ( ) を小節単位 で入力できます。 ・ リピートを設定すると、リピートビギンとリピートエンドの間を、 リピート回数だけ演奏します。 また、リピート記号の中にリピートを設定するといったことも可能 で、リピートをリピートの中に10まで入れることができます。 ・ リピート記号を設定した場合、バッキングトラックだけが、リピー ト再生されます。 (シーケンストラックには、リピートはかかりませ ん。) ・ 終止線が入力された小節より後に入力されたデータは、すべて無視 されます。 ・ 終止線を入力しない場合、ストップキーが押されるまで繰り返しま す。 ・ エンディングセクションを設定したときは、終止線は必要ありませ ん。 リピート回数:02〜99 q リピートビギン( ) または終止線 ( ) を入力するには、小節の左側に カーソルを移動し、 [+1/YES] を押します。 w リピートエンド( )とリピート回数を入力するには、小節の右側にカー ソルを移動し、 [+1/YES]を押
4 ファンクションの機能 ファンクションの機能について説明します。 解説 [F1] :ers (イレース) 一度設定したリピートビギン( ( ) を消去します。 )、リピートエンド( )、終止線 バッキングトラックの任意のパートのステップレコーディングから、 [MENU] とファンクション [F1] 〜 [F4] を使って、他のパートのステッ プレコーディングに入ることができます。 ソングモード 93 第 2 章
2.ソングレコーディング 小節 テンポ記号 MODE ENTER MENU –1 +1 NO YES 所要拍 OCT DOWN OCT UP F G A G A B C ( 13) C D 7 D E 7 ( 11) 7 ( 13 ) ––– 7sus4 ( 5) 7 dim sus4 C BASS 変化テンポ E F INTRO NORMAL G A B C VARI.
操作 q レコーディングスタンバイ状態から[ ] を押すと、テンポパートへの ステップレコーディングに入ります。 w[ ] [ / ] とカーソルキーの上下で、データを入力したい拍にカーソル を移動します。 e カーソルは、拍の中で上側と下側に移動します。 ・ 上側にカーソルを移動し [-1/NO] /[+1/YES] を押すと、テンポ記号と、 変化テンポが設定できます。 ・ 下側にカーソルを移動し [-1/NO] /[+1/YES] を押すと、所要拍が設定で きます。 r 間違ったデータを消去するには、消去するデータにカーソルを移動し、 [F1]を押します。 次に、表示、小節、テンポ記号、変化テンポ、所要拍について、詳し く説明します。 1 解説 2 解説 設定値 操作 表示 ・ 1小節分のデータが1段に表示され、4/4拍子では、1画面には2小節分 のデータが表示されます。 ・ 1小節は4分音符単位のマスに分かれています。 ・カーソルは、各拍の上側と下側に移動します。 小節 データの入力を行う小節を選択します。 001〜999 [ ] [ / ] またはカーソルキーの上下で、小節を選択し
2.ソングレコーディング 3 解説 設定値 操作 テンポ記号、変化テンポ、所要拍 テンポ記号には、次の2種類があります。 ・ rit (リタルダンド)................ テンポを遅くする記号です。 ・ accel(アチェレランド)........ テンポを速くする記号です。 rit、accelには、変化テンポ、所要拍の2つの設定があります。 ・ 変化テンポ ........... その記号によって変化するテンポの絶対値です。 ・ 所要拍 ...................
4 ファンクションの機能 ファンクションの機能について説明します。 解説 [F1] :ers (イレース) 一度設定したテンポ記号、変化テンポ、所要拍を消去します。 バッキングトラックの任意のパートのステップレコーディングから、 [MENU] とファンクション [F1] 〜 [F4] を使って、他のパートのステッ プレコーディングに入ることができます。 ソングモード 97 第 2 章
3.ソングジョブ ソングジョブは、録音されたソングデータに対して、さまざまな編集を加える機能で す。 【手順】 [MODE]:ソングプレイ →[MENU]:ソングメニューウインドウ →[F1] :ソングジョブ ソングジョブ 1 Mix Track 解説ページ 任意のトラックの演奏データを別のトラックにミックス します。 2 Copy Measure 任意の小節の演奏データを指定した回数だけ別の位置に コピーします。 100ページ 102ページ 3 Create Measure 全てのシーケンストラックに、空白小節を挿入します。 106ページ 4 Quantize 演奏データをクオンタイズします。 108ページ 5 Delete Measure 全てのシーケンストラックから任意の小節を削除します。 110ページ 6 Erase Measure 任意の小節の演奏データを消去し、休符にします。 112ページ 7 Transpose 演奏データの音程を半音単位で上下にシフトします。 114ページ 8 Move Clock 演奏データのノートオンの位置を微
手 順 ソングジョブは、次の操作で始めます。 ソングプレイの状態から、操作を始めます。 q[MENU]を押します [MENU] を押してメニューウインドウを表示させ、 [F1] を押して、 ジョブリストを表示させます。 w 機能を選択します 任意のジョブにカーソルを移動させ、 [ENTER] を押して機能を選択 します。 ※ ソングジョブの操作を中断して、元のジョブリストの画面に戻るに は、各ジョブ画面で[F1]を押します。 [F1] e ソングジョブから抜けてソングプレイに戻ります ソングジョブから抜けて、ソングプレイ画面に戻るには、 [MODE] を押します。 ソングモード 99 第 2 章
3.ソングジョブ ミックストラック [MENU]→[F1]→ 1 Mix Track →[ENTER] ソーストラック1 ソーストラック2 デスティネーション トラック 機能 任意のトラックの演奏データを別のトラックにミックスします。 設定 ソーストラック1 TR1, TR2, TR3, TR4 ソーストラック2 TR1, TR2, TR3, TR4 デスティネーショントラック TR1, TR2, TR3, TR4 解 説 ソーストラック1とソーストラック2の演奏データをミックスし、デス ティネーショントラックにコピーします。 100 ソングモード
手 1 解説 設定値 操作 2 解説 設定値 操作 順 ソーストラック1, 2 ・ ソーストラックでは、ミックスするトラックをTR1〜TR4のシーケ ンストラックの中から選択します。 ・ 2つのソーストラックの演奏データで、同じタイミングのデータは、 ミックストラック実行後、ソーストラック1のデータが前になりま す。 TR1, TR2, TR3, TR4 q カーソルをソーストラックに移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、ソーストラックを選択します。 デスティネーショントラック ・ デスティネーショントラックでは、ミックスしたデータを書き込む トラックを選択します。 ・ ソーストラックと同じトラックをデスティネーショントラックに選 択することもできます。 ・ ミックストラック実行後、デスティネーショントラックに入ってい たデータは消え、ミックスされたデータが入ります。 TR1, TR2, TR3, TR4 q カーソルをデスティネーショントラックに移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、トラックを選択します。各項目を設定した後、 [ENTER] を押すと、
3.ソングジョブ コピーメジャー [MENU]→[F1]→ 2 Copy Meas →[ENTER] コピ−元の終了小節 コピ−元の先頭小節 ソーストラック デスティネーション トラック コピ−開始小節 コピ−回数 機能 任意の小節の演奏データを設定した回数だけ別の位置にコピーします。 設定 ソーストラック TR1, TR2, TR3, TR4, Chd コピー元の先頭小節 001〜999 コピー元の終了小節 001〜999 デスティネーショントラック TR1, TR2, TR3, TR4, Chd コピー開始小節 001〜999 コピー回数 01〜99 解 説 選択したトラックの設定した範囲の演奏データを、設定した回数だけ 別の位置にコピーします。 102 ソングモード
手 1 解説 設定値 操作 順 ソーストラック ソーストラックでは、コピー元のトラックやパートを選択します。 選択できるトラックは、TR1〜TR4のシーケンストラックと、バッキン グトラックの中のコードパートです。 TR1, TR2, TR3, TR4, Chd(バッキングトラックのコードパート) q カーソルをソーストラックに移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、ソーストラックを選択します。 コードパートのデータは、コードパート以外にはコピーできません。 2 解説 コピー元の先頭小節、コピー元の最終小節 コピー元の範囲を、先頭小節と最終小節で設定します。 設定値 コピー元の先頭小節:001〜999 コピー元の最終小節:001〜999 ただし、先頭小節≦最終小節の範囲で設定してください。 操作 q カーソルをコピー元の先頭小節、最終小節に移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、先頭小節、最終小節を設定します。 ソングモード 103 第 2 章
3.ソングジョブ コピ−元の終了小節 コピ−元の先頭小節 ソーストラック デスティネーション トラック コピ−開始小節 コピ−回数 3 解説 設定値 操作 デスティネーショントラック コピー先のトラックを選択します。 選択できるトラックは、TR1〜TR4のシーケンストラックと、バッキン グトラックの中のコードパートです。 TR1, TR2, TR3, TR4, Chd(バッキングトラックのコードパート) q カーソルをデスティネーショントラックに移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、トラックを選択します。 コードパートのデータは、コードパート以外にはコピーされません。 104 ソングモード
4 解説 設定値 操作 5 解説 設定値 操作 コピー開始小節 コピー先の小節を設定します。 ここで設定した小節からコピー元の小節データがコピーされます。 001〜999 第 2 章 q カーソルをコピー開始小節に移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、小節を設定します。 コピー回数 設定したコピー元の範囲の小節が、設定した回数だけ繰り返してコ ピーされます。 01〜99 q カーソルをコピー回数に移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、コピー回数を設定します。 各項目を設定した後、[ENTER]を押すと、「Are you sure ?」と確認の メッセージが表示されます。 ここで [+1/YES]を押すと、コピーメジャーが実行されます。 ・ リピートパートにリピートが設定されていると、コードパートのコ ピーはできません。 ・ バッキングトラックのコードパートは、コードパートに対してのみ コピーが行えます。 ・ ソーストラックにデータがない場合、エラーになります。 コピー後の最終小節が999を越えるような設定が行われた場合は、エラー となります。 ソン
3.ソングジョブ クリエートメジャー [MENU]→[F1]→ 3 Create Meas →[ENTER] 挿入開始小節 拍子 挿入小節数 機能 全てのシーケンストラックに、空白小節を挿入します。 設定 挿入開始小節 001〜999 拍子 1/16〜16/16, 1/8〜16/8, 1/4〜8/4 挿入小節数 01〜99 解 説 ・ 全てのシーケンストラック(TR1〜TR4)に、設定した長さの空白小 節を新しく挿入します。 手 1 解説 設定値 操作 106 順 挿入開始小節 空白小節を挿入する位置を示します。 001〜999 q カーソルを挿入開始小節に移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、小節を設定します。 ソングモード
2 解説 設定値 操作 3 解説 設定値 操作 拍子 ・ 挿入する空白小節の拍子を設定します。 ・ 拍子の管理はバッキングトラックで行われており、ここで設定した 拍子の小節が挿入される分けではありません。 ・ 実際には、ここで設定した拍子の拍数だけ、挿入開始小節より後の 演奏データが、うしろに移動します。 1/16〜16/16, 1/8〜16/8, 1/4〜8/4 q カーソルを拍子に移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、拍子を設定します。 挿入小節数 挿入する小節数です。 01〜99 q カーソルを挿入小節数に移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、小節数を設定します。 各項目を設定した後、[ENTER]を押すと、「Are you sure ?」と確認の メッセージが表示されます。 ここで、[+1/YES] を押すとクリエートメジャーが実行されます。 ・ クリエートメジャーは、シーケンストラックにのみ空白小節を挿入 するため、そのままではバッキングトラックとの小節数が合わなく なります。 ソングモード 107 第 2 章
3.ソングジョブ クオンタイズ [MENU]→[F1]→ 4 Quantize →[ENTER] クオンタイズ 終了小節 クオンタイズ 開始小節 トラック 分解能 機能 演奏データをクオンタイズします。 設定 分解能 ‰ ‰È  ÂÈ Ê ÊÈ Á ÁÈ Ë トラック TR1, TR2, TR3, TR4 クオンタイズ開始小節 001〜999 クオンタイズ終了小節 001〜999 解 説 ・ 選択したトラックの設定した範囲にクオンタイズを行います。 ・ クオンタイズは、リアルタイムレコーディングされた演奏データの あいまいなタイミングをジャストタイミングにそろえる機能です。 元のデータ 4分音符でクオン タイズした場合 8分音符でクオン タイズした場合 108 ソングモード
手 1 解説 設定値 操作 2 解説 設定値 操作 3 解説 設定値 操作 順 分解能 クオンタイズを行うときの修正の目安となる最小音符を設定します。 32分音符 Ë 16分3連音符 ÁÈ 16分音符 Á 8分3連音符 ÊÈ 8分音符 Ê 4分3連音符 ÂÈ 4分音符  2分3連音符 ‰È 2分音符 ‰ 第 2 章 q カーソルを分解能に移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、分解能を設定します。 トラック クオンタイズを行うトラックを選択します。 TR1, TR2, TR3, TR4 q カーソルをトラックに移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、トラックを選択します。 クオンタイズ開始小節、クオンタイズ終了小節 ・ クオンタイズを実行する小節の範囲を設定します。 ・ 1小節だけクオンタイズしたい場合は、開始小節と終了小節で同じ小 節を設定します。 001〜999 q カーソルを、クオンタイズ開始小節、終了小節に移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、小節を設定します。 各項目を設定した後、[E
3.ソングジョブ デリートメジャー [MENU]→[F1]→ 5 Delete Meas →[ENTER] デリ−ト終了小節 デリ−ト開始小節 機能 全てのシーケンストラックから任意の小節を削除し、小節をつめます。 設定 デリート開始小節 001〜999 デリート終了小節 001〜999 解 説 ・ 全てのシーケンストラック(TR1〜TR4)から設定した範囲の小節を 削除します。 ・ デリート後は、削除した小節より後の小節が前に移動します。 110 ソングモード
手 1 解説 設定値 操作 順 デリート開始小節、デリート終了小節 デリートを行う範囲を設定します。 001〜999 第 2 章 q カーソルをデリート開始小節、終了小節に移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、開始小節、終了小節を設定します。 各項目を設定した後、[ENTER]を押すと、「Are you sure ?」と確認の メッセージが表示されます。 ここで、 [+1/YES]を押すと、デリートメジャーが実行されます。 ・ デリートは、全てのシーケンストラックにのみ実行されるので、そ のままでは、バッキングトラックとの小節数が合わなくなります。 ・ 設定した範囲にデータがない場合、エラーになります。 ソングモード 111
3.ソングジョブ イレースメジャー [MENU]→[F1]→ 6 Erase Meas →[ENTER] イレ−ス開始小節 イレ−ス終了小節 トラック 機能 設定した小節の演奏データを消去し、休符にします。 設定 トラック TR1, TR2, TR3, TR4 イレース開始小節 001〜999 イレース終了小節 001〜999 解 説 選択したトラックの設定した範囲の演奏データをすべて消去し、休符 に置き換えます。 112 ソングモード
手 1 解説 設定値 操作 2 解説 設定値 操作 順 トラック イレースを行うトラックを選択します。 TR1, TR2, TR3, TR4 第 2 章 q カーソルをトラックに移動します。 w[-1/NO]/[+1/YES]で、トラックを選択します。 イレース開始小節、イレース終了小節 イレースを行う範囲を設定します。 001〜999 q カーソルをイレース開始小節、終了小節に移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、開始小節、終了小節を設定します。 各項目を設定した後、[ENTER]を押すと、「Are you sure ?」と確認の メッセージが表示されます。 ここで、 [+1/YES]を押すと、イレースメジャーが実行されます。 設定した範囲にデータがない場合は、エラーになります。 ソングモード 113
3.ソングジョブ トランスポーズ [MENU]→[F1]→ 7 Transpose →[ENTER] トランスポ−ズ 終了小節 トランスポ−ズ 開始小節 トラック オフセット 機能 演奏データの音程を半音単位で上下にシフトします。 設定 トラック TR1, TR2, TR3, TR4 トランスポーズ開始小節 001〜999 トランスポーズ終了小節 001〜999 オフセット -12〜+12 解 説 選択したトラックの設定した範囲の音程を設定した音程分だけ上下し ます。 114 ソングモード
手 1 解説 設定値 操作 2 解説 設定値 操作 3 解説 設定値 操作 順 トラック トランスポーズを行うトラックを選択します。 TR1, TR2, TR3, TR4 第 2 章 q カーソルをトラックに移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、トラックを選択します。 トランスポーズ開始小節、トランスポーズ終了小節 トランスポーズを行う範囲を設定します。 001〜999 q カーソルを、トランスポーズ開始小節、終了小節に移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、開始小節、終了小節を設定します。 オフセット ・ オフセットは、音程をシフトする大きさです。 ・ 単位は半音です。したがって、+12を設定すると、設定した範囲の 演奏データが全て1オクターブ上がります。 逆に-12を設定すると、1オクターブ下がります。 -12〜+12 q カーソルをオフセットに移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、オフセットを設定します。 各項目を設定した後、[ENTER]を押すと、「Are you sure ?」と確認の メッセージが表示されます。 こ
3.ソングジョブ ムーブクロック [MENU]→[F1]→ 8 Move Clock →[ENTER] ム−ブクロック 終了小節 ム−ブクロック 開始小節 トラック クロック 機能 演奏データのノートオン位置を微妙にずらします。 設定 トラック TR1, TR2, TR3, TR4 ムーブクロック開始小節 001〜999 ムーブクロック終了小節 001〜999 クロック -99〜+99 解 説 選択したトラックの設定した範囲の演奏データ全体を少しだけ前後に 移動し、 「つっこみ」や 「ため」などを表現します。 116 ソングモード
手 1 解説 設定値 操作 2 解説 設定値 操作 3 解説 設定値 操作 順 トラック ムーブクロックを実行するトラックを選択します。 TR1, TR2, TR3, TR4 第 2 章 q カーソルをトラックに移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、トラックを選択します。 ムーブクロック開始小節、ムーブクロック終了小節 ムーブクロックを実行する範囲を設定します。 001〜999 q カーソルをムーブクロック開始小節、終了小節に移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、開始小節、終了小節を設定します。 クロック ・ クロックでは、演奏データを前後に移動させる大きさを設定しま す。 ・ 1拍は96クロックです。 -99〜+99 q カーソルをクロックに移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / でクロックを設定します。 各項目を設定した後、[ENTER]を押すと、「Are you sure ?」と確認の メッセージが表示されます。 ここで、 [+1/YES]を押すとムーブクロックが実行されます。 設定した範囲にデータがない場合はエラーにな
3.ソングジョブ リムーブイベント [MENU]→[F1]→ 9 Remove Event →[ENTER] リム−ブ 終了小節 リム−ブ 開始小節 トラック イベント 機能 演奏データの中の特定のイベントを取り除きます。 設定 トラック TR1, TR2, TR3, TR4 リムーブ開始小節 001〜999 リムーブ終了小節 001〜999 イベント 右ページ参照 解 説 選択したトラックの設定した範囲から特定のイベントを取り除きま す。 118 ソングモード
手 1 解説 設定値 操作 2 解説 設定値 操作 3 解説 設定値 順 トラック リムーブイベントを実行するトラックを選択します。 TR1, TR2, TR3, TR4 第 2 章 q カーソルをトラックに移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、トラックを選択します。 リムーブ開始小節、リムーブ終了小節 リムーブイベントを実行する範囲を設定します。 001〜999 q カーソルをリムーブ開始小節、終了小節に移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、開始小節、終了小節を設定します。 イベント 取り除くイベントを選択します。 ・ ノート (Note) 通常の音符のデータです。 ・ プログラムチェンジ (Program Change) ボイスを切り換えるデータです。 ・ サステイン (Sustain) サステインペダルをON/OFFするためのデータです。 ・ ピッチベンド (Pitch Bend) ピッチベンドを行うためのデータです。 ・ モジュレーション (Modulation) ビブラートやトレモロなどの、モジュレーションをコントロール するためのデー
3.ソングジョブ ・ ボリューム (Volume) ボリュームをコントロールするためのデータです。 ・ エクスプレッション (Expression) ボリュームをコントロールするためのデータです。 ・ データエントリーMSB (Data Entry MSB) ・ データエントリーLSB (Data Entry LSB) RPNをはじめ、さまざまなパラメーターの量を変更するときに使 われるデータです。 ・ RPN LSB (レジスタードパラメーターナンバーLSB) ・ RPN MSB (レジスタードパラメーターナンバーMSB) ピッチベンドセンシティビティの変更や、チューニングなど、音 源の設定の変更を行うためのデータです。 実際の値の変更は、データエントリーで行います。 操作 q カーソルをイベントに移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、イベントを選択します。 各項目を設定した後、[ENTER]を押すと、「Are you sure ?」と確認の メッセージが表示されます。 ここで、[+1/YES] を押すと、リムーブイベントが実行されます。 設定した範囲にデータがない場合はエラーになり
第 2 章 ソングモード 121
3.ソングジョブ モディファイベロシティ [MENU]→[F1]→ 10 Modify Velocity →[ENTER] モディファイ 終了小節 モディファイ 開始小節 トラック レイト オフセット 機能 演奏データのベロシティを変更します。 設定 トラック TR1, TR2, TR3, TR4 モディファイ開始小節 001〜999 モディファイ終了小節 001〜999 レイト 0〜200% オフセット -99〜+99 解 説 ・ 選択したトラックの設定した範囲のベロシティ (キーを弾く強さ) を 変更します。 ・ ベロシティの変更には、レイトで設定する方法と、オフセットで設 定する方法があります。 また、この2つを組み合わせて使うこともできます。 122 ソングモード
手 1 解説 設定値 操作 2 解説 設定値 操作 3 解説 順 トラック モディファイを実行するトラックを選択します。 TR1, TR2, TR3, TR4 第 2 章 q カーソルをトラックに移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、トラックを選択します。 モディファイ開始小節、モディファイ終了小節 モディファイを実行する範囲を設定します。 001〜999 q カーソルを、モディファイ開始小節、終了小節に移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、開始小節、終了小節を設定します。 レイト ・ レイトでは、元の演奏データのベロシティを基準に、パーセントで ベロシティを変更します。 (図中では縦の棒はベロシティの強さを示 します) ・ 実際には、以下の計算式に基づいてジョブが実行されます。 ベロシティ (実行後)= ベロシティ (実行前)×レイト + オフセット 計算途中で、値が0以下になる場合は、実行後ベロシティを1にしま す。 ソングモード 123
3.ソングジョブ 元のデータ (Vel) 96 64 48 64 (Vel) 48 32 24 32 (Vel) 127 96 72 96 レイト=50%にした場合 は、ベロシティの強弱の 差が半分になります。 レイト=150%にした場合 は、ベロシティの強弱の 差が1.
4 解説 オフセット オフセットでは、元の演奏データのベロシティに任意の数値を加減し てベロシティを変更します。 元のデータ (Vel) 96 64 48 64 (Vel) 76 44 28 44 (Vel) 116 84 68 84 第 2 章 オフセット=-20 にした場合。 オフセット=+20 にした場合。 ・ レイトとオフセットを組み合わせた場合は、設定されたレイトでベ ロシティが変更された後、オフセットの数値が加減されます。 設定値 操作 -99〜+99 q カーソルをオフセットに移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、データを設定します。 各項目を設定した後、[ENTER]を押すと、「Are you sure ?」と確認の メッセージが表示されます。 ここで、[+1/YES] を押すとモディファイベロシティが実行されます。 ・ モディファイ後のベロシティが127を越えたり、0以下の値になる場 合は、それぞれ127、1に修正されます。 ・ オフセットの設定によって、データのベロシティが極端に小さい数 値になってしまうと、その音はほとんど聴こえない状態
3.ソングジョブ モディファイゲートタイム [MENU]→[F1]→ 11 Modify Gate Time →[ENTER] モディファイ 終了小節 モディファイ 開始小節 トラック レイト オフセット 機能 演奏データのゲートタイムを変更します。 設定 トラック TR1, TR2, TR3, TR4 モディファイ開始小節 001〜999 モディファイ終了小節 001〜999 レイト 0〜200% オフセット -99〜+99 解 説 ・ 選択したトラックの設定した範囲のゲートタイム (音価) を変更しま す。 ・ ゲートタイムの変更には、レイトで設定する方法と、オフセットで 設定する方法があります。 また、この2つを組み合わせて使うこともできます。 126 ソングモード
手 1 解説 設定値 操作 2 解説 設定値 操作 3 解説 順 トラック モディファイを実行するトラックを選択します。 TR1, TR2, TR3, TR4 第 2 章 q カーソルをトラックに移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、トラックを選択します。 モディファイ開始小節、モディファイ終了小節 ・ モディファイを実行する範囲を設定します。 000〜999 q カーソルをモディファイ開始小節、終了小節に移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、開始小節、終了小節を設定します。 レイト ・ レイトでは、元の演奏データのゲートタイムを基準に、パーセント でゲートタイムを変更します。 ・ 実際には、以下の計算式に基づいてジョブが実行されます。 ゲートタイム (実行後)= ゲートタイム (実行前)× レイト + オフセット 計算途中で、値が0以下になる場合は、実行後のゲートタイムを1にし ます。 ソングモード 127
3.ソングジョブ 元のデータ (Gate) 86 43 43 1-76 (Gate) 43 21 21 88 (Gate) 1-33 64 64 2-66 レイト=50%にした場 合は、音価が半分に なります。 レイト=150%にした場 合は、音価が1.
4 解説 オフセット ・ オフセットでは、元の演奏データのゲートタイムに、任意の数値を 加減してゲートタイムを変更します。 元の演奏データ (Gate) 86 43 43 1-76 (Gate) 1-10 63 63 2-00 (Gate) 66 23 23 1-56 第 2 章 オフセット=+20 にした場合。 オフセット=-20 にした場合。 設定値 操作 -99〜+99 q カーソルをオフセットに移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、オフセットを設定します。 各項目を設定した後、[ENTER]を押すと、「Are you sure ?」と確認の メッセージが表示されます。 ここで、[+1/YES] を押すとモディファイゲートタイムが実行されます。 ・ オフセットの設定によって、データのゲートタイムの値が小さく なってしまうと、その音はほとんど聴こえない状態になります。 ・ またオフセット値やレイトが大きすぎると、音符が重なってしまう ため、QY22の音源部の発音数を越えてしまう場合があり、音切れの 原因となることがあります。 ・ 設定した範囲にデータがない場
3.ソングジョブ ソングネーム [MENU]→[F1]→ 12 Song Name →[ENTER] ソングネ−ム 候補文字 機能 現在選択しているソングに名前を付けます。 設定 ソングネーム 解 説 選択されているソングにソングネームを設定します。 ソングネームは8文字まで入力できます。 手 順 q ディスプレイに表示される候補文字列から、任意の文字にカーソルを移 動し、 [ENTER] で選択します。 w[ENTER]を押して文字を選択するたびに、文字の入力位置は1文字分ず つ右に移動します。 e[DEL]を選択すると、入力位置が1文字分左に戻り、その文字が削除さ れます。 現在選んでいるソングに、何もデータが入っていない場合は、ソング ネームを付けることはできません。 130 ソングモード
クリアトラック [MENU]→[F1]→ 13 Clear Track →[ENTER] 第 2 章 トラック 機能 任意のトラックの全演奏データを消去します。 設定 トラック TR1、TR2、TR3、TR4、BK 解 説 選択したトラックの演奏データを消去します。 手 順 q[-1/NO] [+1/YES] / で消去するトラックを選択します。 w[ENTER]を押すと、「Are you sure ?」とメッセージが表示されます。 ここで、[+1/YES] を押すと、クリアトラックが実行されます。 選択したトラックにデータがないと、エラーになります。 この機能を実行すると、消去してしまったデータを復元することはできま せん。十分注意して行ってください。 ソングモード 131
3.ソングジョブ クリアソング [MENU]→[F1]→ 14 Clear Song →[ENTER] 機能 選択しているソングの全てのデータを消去します。 解 説 現在選ばれているソングとボイスプレイの、すべてのデータを消去し ます。 手 順 ・[ENTER] を押すと、 「Are you sure ?」 とメッセージが表示されます。 ここで、[+1/YES] を押すと、クリアソングが実行されます。 ・ クリアされた後の各トラックの音色番号は、次の通りです。 TR1〜TR4 ・・・・・・ 音色番号 :001 C1 ・・・・・・・・・・・・ 音色番号 :088 ボイスプレイで設定し C2 ・・・・・・・・・・・・ 音色番号 :031 たデ−タが初期値にな Ba ・・・・・・・・・・・・ 音色番号 :040 ります。 Dr ・・・・・・・・・・・・・ 音色番号 :Dr5 現在選んでいるソングにデータがないと、エラーになります。 この機能を実行すると、消去してしまったデータを復元することはできま せん。十分注意して行ってください。 132 ソングモード
第 2 章 ソングモード 133
4.ソングエディット 【手順】 [MODE]:ソングプレイ →[MENU]:ソングメニューウィンドウ →[F2] :ソングエディット qエディットトラック wエディットモード e拍子 rメジャー yクロック tビート 134 iパラメーター uイベント ソングモード
パラメーター 設定値 機 能 qエディットトラック 表示のみ 現在エディットを行っているトラック を表示します。 wエディットモード 表示のみ 現在選ばれているエディットモードを 表示します。 e拍子 表示のみ 現在カーソルのある小節に設定されて いる拍子を表示します。 rメジャー 001〜999 現在カーソルのある小節の小節番号を 表示します。 tビート 01〜08 イベントが、4分音符で何拍目にあるの かを示します。 拍子によって設定値は異なります。 yクロック 00〜95 イベントが、1拍の中のどの位置にある のかを、4分音符1拍を96分割した値で 示します。 uイベント ノート プログラムチェンジ サステイン ピッチベンド モジュレーション パン ボリューム エクスプレッション データエントリーMSB データエントリーLSB RPN LSB RPN MSB 演奏データの中の種目のことです。 ソングエディットでは、イベント単位 で曲をエディットします。 iパラメーター 各イベントごとの設定値です。 イベントの種類によって、設定できるパラメーターや機能が
4.ソングエディット qエディットトラック wエディットモード MODE ENTER MENU OCT DOWN OCT UP F G A G A B C –1 +1 NO YES ( 13) C D 7 D E 7 ( 11) 7 ( 13 ) ––– 7sus4 ( 5) 7 dim sus4 C BASS E F INTRO NORMAL G A B C VARI.
バッキングトラックは、ソングエディットからは修正できません。 バッキングトラックの修正は、ステップレコーディング状態で行って ください。 q エディットトラック 解説 第 2 章 エディットを行うトラックを表示します。 エディットするトラックは、ソングエディットに入る前に、キーボー ドトラックとして選択しておきます。 ソングエディットに入ってからは、トラックの変更はできません。 w エディットモード 解説 ・ ソングエディットには、チェンジとインサートの2つのモードがあり ます。 ・ チェンジモードは、録音された演奏データを、修正するモードで す。 ・ インサートモードは、録音された演奏データに、新しいデータを追 加するモードです。 ・ ソングプレイからソングエディットに入ると、エディットモードは 必ずチェンジモードになっています。 設定値 Change, Insert 操作 q チェンジモードの状態で、[MENU]を押します。 w[F1]を押すと、インサートモードに入ります。 また [F1] 以外のファンクションキーを押すと、メニューウィンドウを閉 じられます。 e 同様に、インサートモー
4.ソングエディット rメジャー e拍子 MODE ENTER MENU yクロック tビート OCT DOWN OCT UP F G A G A B C –1 +1 NO YES ( 13) C D 7 D E 7 ( 11) 7 ( 13 ) ––– 7sus4 ( 5) 7 dim sus4 C BASS E F INTRO NORMAL G A B C VARI. FILL1 FILL2 ENDING D (11) add9 M9 aug 9 add9 m9 mM7 m7 M M7 6 7 m m7 m6 m7 ( 5) e 拍子 解説 現在、カーソルのある小節に設定されている拍子を、表示します。 拍子の設定は、パターンパートのステップレコーディングで行いま す。 +「パターンパートへのステップレコーディング」 (→ P.
クロック: 1拍より細かい音符の位置や、音符の長さを示す単位で す。 4分音符1拍を96等分した長さを1クロックと呼びます。 ですから、96クロック=1ビートになります。 また、4分音符の長さは96クロック、8分音符は48ク ロックといったように、音符の長さをクロックで表しま す。 また、そのイベントが、1拍の中のどの位置にあるかを 示すときにも使います。 ・ メジャー、ビート、クロックは、下の図のような関係にあります。 クロック 00, 01 ••••• 95, 00 •••• 48 ••95, 00 ••••••••• 95, 00 ••••••••••••95 00 ••••• ビート 01 02 メジャー 03 04 001 01 002 ・ 下の譜面の音符のデータは、ソングエディットの画面では次のよう に表されます。 録音後の演奏データの発音のタイミングを、メジャー、ビート、ク ロックを変更することによって、簡単に変更することができます。 +「チェンジモード」 (→ P.
4.ソングエディット MODE ENTER MENU uイベント OCT DOWN OCT UP F G A G A B C C D 7 D E 7 –1 +1 NO YES ( 13) 7 ( 13 ) 7 ( 11) ––– 7sus4 ( 5) dim sus4 C BASS iパラメーター E F INTRO NORMAL G A B C VARI.
QY22で扱えるのは、次の10種類のイベントです。 1 解説 ノート (Note) 鍵盤を弾いたというイベントです。鍵盤から入力されたデータやプリ セットパターンのデータは、ほとんどがこのイベントになっていま す。 ノート 設定値 2 解説 ゲートタイム ベロシティ ・ ノート‥‥‥‥‥ 音名です。 (黒鍵は異名同音処理されます。) 設定値:C-2〜G8 ・ ゲートタイム‥‥ 鍵盤を押さえている時間をビートとクロックで示 します。 設定値:00-01〜99-95 ・ ベロシティ‥‥‥ 鍵盤を弾く強さです。 設定値:001〜127 プログラムチェンジ (Program Change) 音色を切り替えるイベントです。 音色名 音色番号 設定値 3 解説 設定値 ・ 音色番号‥‥‥‥ 入力されている音色番号です。 設定値:001〜128 (ノーマルボイス) ・ 音色名‥‥‥‥‥ GMシステムレベル1に準拠したQY22のノーマル ボイス名が表示されます。 サステイン(Sustain) サステインペダルをON/OFFするイベントです。 ON, OFF ON/OFF ソングモード 141
4.ソングエディット 4 解説 ピッチベンド (Pitch Bend) ピッチベンドホイールを操作するイベントです。 音程を上下に変化させる効果があります。 ピッチベンドの量 設定値 ・ ピッチベンドの量‥‥ピッチベンドホイールがどれくらい回された かを、数字で表します。 設定値は、-64〜+00〜63です。 +00でホイールを回していない状態。 -64で下側に、63で上側にいっぱいに回した 状態です。 QY22では、上下に全音の音程変化をしま す。 ピッチベンドを1イベントでもインサートすると、それ以降のノート データの音程がすべて変わってしまいます。 ピッチベンドをインサートしたら、必ず最後に、値 = +00 のピッチベ ンドをインサートして音程を元に戻してください。 5 解説 モジュレーション(Modulation) モジュレーションホイールを操作するイベントです。 ビブラートやトレモロなどのモジュレーションをコントロールしま す。 モジュレーションの量 設定値 142 ・ モジュレーションの量‥‥モジュレーションホイールがどれくらい 回されたかを、数字で表します。 設定値は、000
モジュレーションを1イベントでもインサートすると、それ以降のノー トデータにすべてモジュレーションがかかってしまいます。 モジュレーションをインサートしたら、必ず適切な位置に、値 = 000 の モジュレーションをインサートして元に戻してください。 6 解説 パン(Pan) 第 2 章 音の定位をコントロールするためのイベントです。 ボイスプレイのパンポットの位置をコントロールします。 パンの設定 設定値 7 解説 ・ パンの設定‥‥‥ 音の定位を、左から右まで15段階で表します。 設定値:L7〜L1, C(センター) , R1〜R7 ボリューム(Volume) 音量をコントロールするイベントです。 ボイスプレイのチャンネルフェーダーの位置をコントロールします。 このイベントでトラックごとの音量バランスを取ることができます。 ボリューム 設定値 8 解説 ・ボリューム‥‥‥設定値 000〜127 エクスプレッション (Expression) 音量をコントロールするイベントです。 ボリュームと共に、より細かく音量の変化をつけるときに使用しま す。 エクスプレッション 設定値
4.ソングエディット 9 解説 データエントリーMSB (Data Entry MSB) データエントリーLSB (Data Entry LSB) RPN (レジスタードパラメーターナンバー) をはじめ、さまざまなパラ メーターを、変更するときに使われるイベントです。 細やかなデータを送るときのために、1つのデータをMSB, LSBに分割 して送る仕組みになっています。 データエントリーMSB データエントリーLSB 設定値 ・ データエントリーMSB, LSB‥‥ 変化量を設定します。 詳細については、右ページをご 覧ください。 10 RPN LSB(レジスタードパラメーターナンバーLSB) RPN MSB(レジスタードパラメーターナンバーMSB) 解説 ピッチベンドセンシティビティの変更やチューニングなど、音源の設 定の変更を行うためのデータです。 実際の値の変更は、データエントリー MSB, LSBで行います。 RPN LSB RPN MSB 144 ソングモード
設定値 ・ RPN LSB, MSB‥‥‥‥まず RPN LSB, MSBで制御する機能を選択 し、その後データエントリー MSB, LSBで 選択した機能の設定値を入力します。 ・ QY22では、以下のRPNを受信します。 RPN MSB LSB Data Entry MSB LSB $00 $00 $mm - - - $00 $01 $mm $ll $00 $02 $mm - - - マスターコースチューニング mm : $28 - $40 - $58(-24 - 0 - +24半音) - - - : don't care $7F $7F --- --- RPNリセット - - - : don't care RPN番号が指定されていない状態にする 内部の設定値は変化しない。 ピッチベンドセンシティビティ mm : $00 - $18(0 - 24半音) - - - : don't care 半音ステップで2オクターブまで指定可能 電源投入時は2半音 マスターファインチューニング (mm, ll):($00, $00)-($40, $00)-($7F, $7F) (-8192×10
4.ソングエディット メジャー トラック MODE ENTER MENU イベント クロック OCT DOWN OCT UP F G A G A B C –1 +1 NO YES ( 13) C D 7 D E 7 ( 11) 7 ( 13 ) ––– 7sus4 ( 5) 7 dim sus4 C BASS E ビート F INTRO NORMAL G A B C VARI. FILL1 FILL2 ENDING D (11) add9 M9 aug 9 add9 m9 mM7 m7 M M7 6 7 m m7 m6 m7 ( 5) パラメーター ソングエディットの手順 チェンジモード(Change) 解説 ・ 録音した演奏データを、イベント単位で修正する機能です。 ・ ここでは、イベント単位で次の3通りの修正ができます。 1. イベントやパラメーターを修正する。 ノートデータの音名やベロシティの変更など、イベントやパラメー ターを修正することができます。 2.
操作 ソングエディットに入り(→ P.
4.ソングエディット メジャー トラック パラメーター MODE ENTER MENU イベント クロック ビート OCT DOWN OCT UP F G A G A B C –1 +1 NO YES ( 13) C D 7 D E 7 ( 11) 7 ( 13 ) ––– 7sus4 ( 5) 7 dim sus4 C BASS E F INTRO NORMAL G A B C VARI. FILL1 FILL2 ENDING D (11) add9 M9 aug 9 add9 m9 mM7 m7 M M7 6 7 m m7 m6 m7 ( 5) インサートモード 解説 ・ 録音された演奏データに、新しいイベントを追加する機能です。 ・ このモードで追加できるのは、「ソングエディットの基礎知識」 (→ P.136) で説明したイベントです。 操作 インサートモードへは、次の手順で入ります。 q チェンジモードの状態(→ P.
操作 イベントの選択 q インサートモードの状態で、[F1]を押します。 画面にはイベントリストが表示されます。 第 2 章 w カーソルをインサートしたいイベントに移動し、[ENTER]を押しま す。 e カーソルをパラメーターに移動し、パラメーターを設定します。 r カーソルをビート、クロックに移動し、インサートする位置を設定しま す。 t 設定したデータに間違いがなければ、[ENTER]を押して、設定したイ ベントを入力します。 ・ 設定したデータに間違いがあれば、カーソルを移動してパラメーター を修正します。また、キャンセルしたいときは、[MODE]を押しま す。 ・ ノートイベントが入力されると楽器音が、その他のイベントが入力さ れると、「コン」という音が、ライン出力されます。 y[MODE]を押すと、ソングプレイに戻ります。 ソングモード 149
ソングモード
第3章 ボイスモード この章では、ボイスモードについて説明しま す。 ソングをプレイ/レコーディングする際の、各 トラックの音色、音量、パンなどの設定方法 や、LCD表示の見方などを詳しく解説します。
1.ボイスプレイ 【手順】 [MODE]:ボイスプレイ wキーボードトラックの音色番号、音色名 qキーボードトラック e音色番号 yボリューム tパン rトラックの状態表示、 ミュートの設定 152 ボイスモード
パラメーター 設定値 機 能 qキーボードトラック TR1, TR2, TR3, TR4, C1, C2, Ba, Dr 鍵盤を演奏したときに発音するト ラックを選択します。 wキーボードトラック 表示のみ キーボードトラックに設定されて いる音色の、音色番号と音色名を 表示します。 ②の音色番号、音色名 e音色番号 001〜128, Dr1〜Dr8, OFF 各トラックに設定する音色を、選 *Drトラック: 択します。 Dr1〜Dr8, OFF rトラックの状態表示 Å, Œ ② ②ミュートの設定 „ 各トラックにデータが入っている かどうかを表示します。 データの入っているトラックに対 して、ミュートの設定をします。 tパン Left7〜Left1, Center, Right1〜Right7 ステレオで再生する際の、音の定 位を設定します。 yボリューム 000〜127 各トラックの音量を設定します。 * Drトラックには、ノーマルボイスを設定できません。 ボイスモード 153 第 3 章
1.ボイスプレイ qキ−ボ−ド ①トラック w キ−ボ−ドトラックの 音色番号、音色名 MODE ENTER MENU OCT DOWN OCT UP F G A G A B C –1 +1 NO YES ( 13) C D 7 D E 7 ( 11) 7 ( 13 ) ––– 7sus4 ( 5) 7 dim sus4 C BASS E F INTRO NORMAL G A B C VARI.
操作 [MODE] を押して、ボイスプレイにします。 ・ ボイスプレイでソングを再生することができます。 また、ソングの再生中にパン、ボリュームなど、設定を変更することも できます。 ただし、その操作をリアルタイムで録音することはできません。 ・ ボイスプレイの表示は、ソングの中のデータに対応して、変化しま す。 たとえば、TR1にボリュームやパンのデータが入っていると、その データに応じてチャンネルフェーダーや、パンコントロールの表示 が変化します。 同様に、外部からのMIDI情報にも対応して、LCD表示が変化しま す。 ・ C1, C2, Ba, Drの各トラックは、ユーザーパターンの設定によって、 パン、ボリュームが変わります。そのため、ボイスプレイでの設定 は一時的なものとなり、ユーザーパターンをパターンレコーディン グで設定されていると、その設定に切り替わります。 ・ ボイスプレイでの各操作は、リアルタイムレコーディングできませ ん。 q キーボードトラック w キーボードトラックの音色番号、音色名 解説 設定値 操作 ・ 鍵盤を演奏したときに発音するトラックを選択します。 ・ 選択された
1.ボイスプレイ e音色番号 MODE ENTER MENU rトラックの状態表示、 ミュ−トの設定 OCT DOWN OCT UP G A A B C +1 YES ( 13) C D 7 D E 7 ( 11) 7 ( 13 ) ––– 7sus4 ( 5) 7 dim sus4 C BASS E tパン F G –1 NO F INTRO NORMAL G A B C VARI.
r トラックの状態表示、ミュートの設定 解説 設定値 操作 ・ 各トラックにデータが入っているかどうかを表示します。 ・ データの入っているトラックは、ミュートを設定することができま す。 ミュートが設定されると、そのトラックは再生されなくなります。 データの入っていないトラック :Å データの入っているトラック :Œ ミュートが設定されたトラック :„ q データの入っているトラックの、トラックの状態表示の位置にカーソル を移動します。 w[+1/YES]を押すとミュートが設定されます。 e[-1/NO]を押すとミュートが解除されます。 ・ ここで設定したミュートは、ソングモードのミュートと共通で、ソ ングモードでミュートを設定すると、ボイスモードにもその設定が 反映されます。 しかし、パターンモードのミュートとは連動しません。 t パン 解説 設定値 操作 ステレオで再生する際の、 パン (音の定位)を設定します。 Left7〜Left1, Center, Right1〜Right7 q カーソルを、任意のトラックのパンコントロールに移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で
1.ボイスプレイ MODE ENTER MENU yボリュ−ム OCT DOWN OCT UP F G A G A B C –1 +1 NO YES ( 13) C D 7 D E 7 ( 11) 7 ( 13 ) ––– 7sus4 ( 5) 7 dim sus4 C BASS E F INTRO NORMAL G A B C VARI. FILL1 FILL2 ENDING D (11) add9 M9 aug 9 add9 m9 mM7 m7 M M7 6 7 m m7 m6 m7 ( 5) y ボリューム 解説 設定値 操作 各トラックの音量を設定します。 000〜127 q カーソルを、任意のトラックのボリュームに移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、ボリュームを設定します。 各トラックにボリュームの情報が録音されていると、ここでの設定は 無効となります。またエクスプレッションの情報や、マスターボ リューム(→ P.
第4章 パタ−ンモード この章では、パターンモードについて説明しま す。 パターンのプレイ・レコーディングの方法やパ ターンジョブ、LCD表示の見方などを詳しく解 説します。 1.パターンプレイ ......................................... 160 2.パターンレコーディング ......................... 170 3.パターンジョブ ......................................... 184 4.パターンエディット .................................
1.パターンプレイ 【手順】 [MODE]:パタ−ンプレイ q 001〜100:プリセットスタイル番号 プリセットスタイル名 ⑧ 101〜200:ユーザーパターン番号 ユーザーパターン名 eテンポ r拍子 wセクション tキーボード トラック y音色番号 u小節番号/小節数 i各トラックの状態、 ミュート 160 oコード、ABC機能 パタ−ンモード
パラメーター qプリセットスタイル番号 設定値 機 能 001〜100 101〜200 演奏、録音を行うスタイルやパターン を選択します。 wセクション Intro Normal Vari.
1.パターンプレイ qプリセットスタイル番号、ユ−ザ−パタ−ン番号 MODE ENTER MENU OCT DOWN wセクション OCT UP F G A G A B C –1 +1 NO YES ( 13) C D 7 D E 7 ( 11) 7 ( 13 ) ––– 7sus4 ( 5) 7 dim sus4 C BASS E F INTRO NORMAL G A B C VARI.
q プリセットスタイル番号、ユーザーパターン番号 w セクション 解説 ・ 再生や録音を行うパターンを選択します。 ・ QY22は、プリセットスタイルを100×6セクション、ユーザーパター ンを100パターン内蔵しています。 ・ プリセットスタイルは、音楽ジャンルごとに100のプリセットスタイ ルとしてメモリーの中に入っており、セクションを選択することで プリセットパターンとして演奏することができます。 ですから、プリセットパターンを呼び出すには、 「プリセットスタイ ル番号を選択した後、セクションを選択する」 といった手順が必要で す。 ・ ユーザーパターンは、単にパターン番号を設定するだけで呼び出す ことができます。 設定値 プ リ セ ッ ト ス タ イ ル 操作 スタイル 番号 セクション パターン 番号 001 Intro, Normal, Vari.
1.パターンプレイ セクションの選択は、カーソルがスタイル番号、もしくはセクション の位置にある状態で、鍵盤 (E2〜C3) でも行えます。 ・ プリセットパターンは、パターンレコーディング、パターンエ ディットには入れません。プリセットパターンを修正したいとき は、ユーザーパターンにコピーしてから行ってください。 (→ P.186) eテンポ r拍子 MODE ENTER MENU 音色番号 音色名 OCT DOWN OCT UP F G A G A B C –1 +1 NO YES ( 13) C D 7 D E 7 ( 11) 7 ( 13 ) ––– 7sus4 ( 5) 7 dim sus4 C BASS E F INTRO NORMAL tキーボードトラック G A B C VARI.
・ プリセットパターンでは、ここで設定したテンポは一時的なもの で、パターン番号を変更するとこの設定はキャンセルされます。 ・ ユーザーパターンでは、ここで設定したテンポを、パターンごとに 記憶します。 r 拍子 解説 選択したパターンに設定されている拍子を表示します。 拍子は、パターンごとに設定されています。 ユーザーパターンでは、レコーディングスタンバイ状態で拍子を設定 することができます。 ☞「2. パターンレコーディング」 (→ P.
1.パターンプレイ y音色番号 u小節番号/小節数 MODE ENTER MENU OCT DOWN OCT UP F G A G A B C –1 +1 NO YES ( 13) C D 7 D E 7 ( 11) 7 ( 13 ) ––– 7sus4 ( 5) 7 dim sus4 C BASS E i各トラックの状態、 F INTRO NORMAL G A B C VARI.
u 小節番号/小節数 解説 設定値 操作 ・ 小節番号は、現在演奏している小節を表示します。 また、パターンの演奏を始める小節を設定できます。 ・ 小節数は、パターン全体の小節数を表示します。 小節数は、パターンレコーディングのレコーディングスタンバイ状 態で設定できます。ここでは、設定できません。 小節番号 : 1〜小節数 小節数 : 表示のみ [ ] [ / ] を押して、小節番号を設定します。 第 4 章 i 各トラックの状態、ミュート 解説 設定値 操作 ・ 各トラックにデータが入っているかどうかを表示します。 ・ データの入っているトラックに対して、ミュートの設定ができま す。 ・ ミュートの設定は、パターン番号を変更してもキャンセルされませ ん。 トラックの状態 : Å データが入っていない Œ データが入っている „ ミュートされている q カーソルを、データの入っているトラックの、トラックの状態表示の位 置に移動します。 w[+1/YES]を押すと、ミュートが設定されます。 e[-1/NO]を押すと、ミュートが解除されます。 ・ ソングモードでのミュートの設定と、パター
1.パターンプレイ MODE ENTER MENU oコード、ABC機能 OCT DOWN OCT UP F G A G A B C –1 +1 NO YES ( 13) C D 7 D E 7 ( 11) 7 ( 13 ) ––– 7sus4 ( 5) 7 dim sus4 C BASS E F INTRO NORMAL オンベースを設定 G A B C VARI.
鍵盤を押すごとに、キーにプリントされている2つのコードタイプが交 互に選択されます。 e[ENTER]を押すと、点滅が止まり、コードが設定されます。 r[ENTER]を押す前に[OCT DOWN]を押すと、コードの右側に/が表示 され、オンベースの入力待ち状態になります。 t ここで、鍵盤の左側(E2〜e3)を押すと、オンベースが入力されます。 y[ENTER]を押すと、点滅が止まり、オンベースが設定されます。 1 解説 ABC機能 次の方法で、本機の鍵盤やMIDIキーボードからABC機能を使ってコー ドを入力することができます。 また、ABCゾーンの設定を工夫すると、鍵盤からオンベースコードを 入力することもできます。 たとえば、ABCゾーンをE3〜E4に設定すると、鍵盤の左側 (E2〜e3) ではオンベースが、鍵盤の右側 (E3〜E4) ではコードが入力できます。 + ABCゾーンについては、 「第5章 ユーティリティモード」 をご覧くだ さい。 (→ P.
2.パターンレコーディング 【手順】 [MODE]:パタ−ンプレイ →[ ]:レコーディングスタンバイ →[ ]:レコーディング レコーディングトラックの音色番号、音色名 ユーザーパターン番号 qレコーディング モードの選択 eテンポ r拍子 wレコーディング ①トラック ①の選択 t小節数 y音色番号 パターンレコーディングは、101〜200のユーザーパターンを選ん だときに行えます。 170 パタ−ンモード
パラメーター qレコーディングモード 設定値 機 能 REAL, STEP レコーディング方法を選択します。 C1, C2, Ba, Dr レコーディングトラックを選択します。 eテンポ 030〜250 リアルタイムレコーディング時のテン ポを設定します。 r拍子 1/16〜16/16, 1/8〜16/8, 1/4〜8/4 パターンの拍子を設定します。 t小節数 1〜8 パターンの長さを、小節単位で設定し ます。 y音色番号 001〜128, Dr1〜Dr8, OFF *Drトラック: Dr1〜Dr8, OFF トラックごとの音色を設定します。 の選択 wレコーディングトラック の選択 * Drトラックには、ノーマルボイスを設定できません。 パターンレコーディングとは 解説 現在選ばれているユーザーパターンに対して、レコーディングモード やレコーディングトラックなどを選択し、演奏データを録音します。 操作 q パターンプレイの状態から、[ ]を押してレコーディングスタンバイ状 態にします。 w レコーディングスタンバイで、レコーディングモード、レコーディン
2.パターンレコーディング qレコーディングモード eテンポ の選択 MODE ENTER MENU wレコーディング トラックの選択 OCT DOWN OCT UP F G A G A B C –1 +1 NO YES ( 13) C D 7 D E 7 ( 11) 7 ( 13 ) ––– 7sus4 ( 5) 7 dim sus4 C BASS E F INTRO NORMAL G A B C VARI. FILL1 FILL2 ENDING D (11) add9 M9 aug 9 add9 m9 mM7 m7 M M7 6 7 m m7 m6 m7 ( 5) q レコーディングモードの選択 解説 設定値 レコーディングスタンバイ状態 (→ P.
w レコーディングトラックの選択 解説 レコーディングスタンバイ状態で、録音を行うトラックを選択しま す。 パターンレコーディングでは、C1, C2, Ba, Drの4つのトラックに対し て別々に録音を行います。 + パターンのトラック構成については、 「第1章 QY22の基礎知識」 を ご覧ください。 (→ P.
2.パターンレコーディング r拍子 t小節数 MODE ENTER MENU y音色番号 OCT DOWN OCT UP F G A G A B C –1 +1 NO YES ( 13) C D 7 D E 7 ( 11) 7 ( 13 ) ––– 7sus4 ( 5) 7 dim sus4 C BASS E F INTRO NORMAL G A B C VARI.
t 小節数 解説 設定値 操作 パターンの長さを、小節単位で設定します。 1〜8 q カーソルを小節数に移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、小節数を設定します。 小節数が設定できるのは、データが何も入っていない空のパターンだ けです。 データの入っているパターンは、小節数が設定できません。 第 4 章 y 音色番号 解説 設定値 操作 各トラックに対して、演奏する音色を選択します。 C1, C2, Ba トラック:001〜128, Dr1〜Dr8, OFF Drトラック:Dr1〜Dr8, OFF q カーソルを任意のトラックの音色番号に移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で音色を選択します。 トラック表示の上の欄に、選択されている音色の音色名が表示されま す。 ・ パターンプレイやパターンレコーディングの画面操作では、Drト ラック以外でも、ノーマルボイスとドラムボイスを選ぶことができ ます。しかし、パターンエディットでは、Drトラック以外にはノー マルボイスのみ設定が可能です。Drトラック以外のトラックでドラ ムボイスを使いたい場合は、各トラックデータ
2.パターンレコーディング テンポ MODE ENTER MENU レコーディングトラック OCT DOWN OCT UP F G A G A B C –1 +1 NO YES ( 13) C D 7 D E 7 ( 11) 7 ( 13 ) ––– 7sus4 ( 5) 7 dim sus4 C BASS E F INTRO NORMAL G A B C VARI. FILL1 FILL2 ENDING D (11) add9 M9 aug 9 add9 m9 mM7 m7 M M7 6 7 m m7 m6 m7 ( 5) 演奏 リアルタイムレコーディング 解説 ・ レコーディングスタンバイ状態(→ P.
t 再び[ ]を押すと、録音が終了し、パターンプレイに戻ります。 ・ 鍵盤で録音すると、すべての音符のベロシティが88 (mf) に固定され ます。 MIDIキーボードでは、演奏通りのベロシティが録音されます。 ・ パターン番号を変更したいときは、一度パターンプレイに戻ってか ら設定してください。 (→ P.163) ・ ユーティリティモードで、メトロノームをRecordに設定している と、レコーディングの際にメトロノーム音がなります。 + 「第5章 ユーティリティモード」 (→ P.229) ・ コードは、強制的に [C- - -] になり、変更することはできません。 + パターンレコーディング時の注意については、[QY22の基礎知識」 (→ P.
2.パターンレコーディング ステップタイム MODE ENTER MENU ベロシティ OCT DOWN OCT UP F G A G A B C –1 +1 NO YES ( 13) C D 7 D E 7 ( 11) 7 ( 13 ) ––– 7sus4 ( 5) 7 dim sus4 C BASS ロケ−ション ポインタ− ゲ−ト タイム E F INTRO NORMAL G A B C VARI. FILL1 FILL2 ENDING D (11) add9 M9 aug 9 add9 m9 mM7 m7 M M7 6 7 m m7 m6 m7 ( 5) 演奏 ステップレコーディング 解説 ・ レコーディングスタンバイ状態 (→ P.
・ 間違った直後は、[F2] のバックデリートを使って削除します。 ・ あとで誤入力に気づいたときは、カーソルキーでロケーションポイン ターを移動し、 [F1] のデリートを使って削除します。 y[ ] を押すと、録音が終了し、パターンプレイに戻ります。 次に、ビートグラフ、ロケーションポインター、ステップタイムの設 定、ベロシティの設定、ゲートタイムの設定、ファンクションの機能 などについて、詳しく説明します。 1 解説 ビートグラフについて シーケンストラックのステップレコーディングでは、次のビートグラ フを使用します。 ・ このビートグラフで、1つの「−」は、32分音符の長さを示していま す。したがって、8個の 「−」 で4分音符の長さ、32個の 「−」 で全音符 の長さとなります。 (4/4拍子のときは、32個の 「−」 で1小節となりま す) ・ たとえば、4/4拍子で、1小節の符割りが、 「 / / / 」 となっ ている音符は、ビートグラフで、次のように示されます。 (ビートグラフ上では全ての音符が4分音符の形で表示されます) パタ−ンモード 179
2.パターンレコーディング 2 解説 操作 ロケーションポインター ・ 音符を入力したり、デリートする位置を示す三角形の印 (△) を、ロ ケーションポインターと呼びます。 q 音符を入力する位置を設定するには、[ ] [ / ]で小節を設定してか ら、カーソルキーでロケーションポインターを移動します。 w 音符や休符を入力すると、ロケーションポインターは、そのステップタ イム分だけ前に進みます。 ロケーションポインターを自由に移動するには、カーソルをビートグ ラフの位置に移動させ、ロケーションポインターを黒く反転させま す。 すると、カーソルキーで自由にロケーションポインターが移動できる ようになります。 3 解説 設定値 操作 ステップタイム 入力する音符の長さを設定します。 設定できるステップタイム 32分音符 Ë 16分3連音符 ÁÈ 16分音符 Á 8分3連音符 ÊÈ 8分音符 Ê 4分3連音符 ÂÈ 4分音符  2分3連音符 ‰È 2分音符 ‰ q カーソルをステップタイムの位置に移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、ステ
4 解説 設定値 操作 ベロシティ 入力する音符の強弱 (鍵盤を弾く強さ)を設定します。 設定できるベロシティ値 p(ピアノ) mf(メゾフォルテ) (フォルテ) f ext (エクスターナル) :56 :88 :120 :MIDI INからのベロシティ値をそのまま 録音します。 q カーソルをベロシティの位置に移動します。 第 4 章 w[-1/NO] [+1/YES] / で、入力する音符の強弱を設定できます。 QY22の鍵盤を使って入力するとき、extに設定すると値はmfとなりま す。 5 解説 設定値 ゲートタイム 入力する音符の、スラーやスタッカートを設定します。 設定できるゲートタイム (音価) Stac : スタッカート‥‥ ステップタイムの50% 通常の長さよりかなり短く音を切ります。 Norm : ノーマル‥‥‥‥ ステップタイムの90% 通常の状態です。 Slur : スラー‥‥‥‥‥ ステップタイムの99% 音符の長さいっぱいに音をのばします。 Stac Norm Slur ステップタイム パタ−ンモード 181
2.パターンレコーディング 操作 q カーソルをゲートタイムの位置に移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / でゲートタイムを設定します。 6 解説 操作 音程の入力 ・ 音程の入力は、鍵盤またはMIDIキーボードで行います。 ・ 単音だけでなく、和音の入力も可能です。 ・ 鍵盤を弾き、離した瞬間に音程が入力され、設定したステップタイム分 だけロケーションポインター (△) が移動します。 このまま、次の鍵盤を弾くと、同じ設定のまま、音符の入力が進みま す。 ・ 和音を入力するとき、押さえるタイミングは別々でも離すタイミン グが同時ならば、同一タイミングに同一ステップで入力されます。 ・ ユーティリティのABCがOnになっていると、ABCゾーンのハイリ ミット以下の鍵盤は、音程を入力することができません。 7 ファンクションの機能 ファンクションの機能を説明します。 解説 182 [F1] :del(デリート) ロケーションポインターを任意の位置に移動し、 [F1] を押すと、そ の32分音符の範囲内のノートオンデータが削除されます。 [F2] :Bdl(バックデリート) ス
[F4] :tie(タイ) 付点音符、復付点音符や、ステップタイムのちがう2つ以上の音符が タイで結ばれている場合に使用します。 [F4] を押すと、直前に入力 した音符の長さが倍の長さに変更されます。 ロケーションポインターもその分移動します。 タイはつながっている2つの音符を、8分音符や16分音符などの細かい 音符 (最大公約数となる音符) に置き換え、割った数だけその細かい音 符をつなぐことで入力されます。 (楽譜) (入力方法) = Ê 第 4 章 [F1] [F2] [F3] [F4] 付点音符は、上記のタイを利用することで入力されます。 パタ−ンモード 183
3.パターンジョブ パターンジョブは、録音されたユーザーパターンに対して、さまざまな編集を加える機 能です。 【手順】 [MODE]:パターンプレイ →[MENU]: パターンメニューウィンドウ →[F1]: パターンジョブ パタ−ンジョブ 解説ページ 1 Copy Pattern 任意のトラックを別のトラックにコピーします。 186ページ 2 Quantize 演奏データをクオンタイズします。 190ページ 3 Transpose 演奏データの音程を上下にシフトします。 192ページ 4 Modify Velocity 演奏データのベロシティを変更します。 194ページ 5 Modify Gate Time 演奏データのゲートタイムを変更します。 198ページ 6 Pattern Name 現在選択しているパターンに名前を付けます。 202ページ 7 Clear Track 任意のトラックのデータを消去します。 203ページ 8 Clear Pattern 選択しているパターンの全てのデータを消去します。 204ページ パターンジョブ実行
手 順 パターンジョブは、次の操作で始めます。 パターンプレイの状態から、操作を始めます。 q[MENU]を押します ・[MENU]を押して、メニューウィンドウを表示させ、[F1]を選択 し、ジョブリストを表示させます。 第 4 章 w 機能を選択します カーソルを任意のジョブに移動させ、 [ENTER] を押して機能を選択 します。 ※ パターンジョブの操作を中断して、元のジョブリストの画面に戻る には、各ジョブ画面で [F1] を押します。 [Exit] e パターンジョブから抜けてパターンプレイに戻ります パターンジョブから抜けて、パターンプレイに戻るには、 [MODE] を押します。 パターンモード 185
3.パターンジョブ コピーパターン [MENU]→[F1]→ 1 Copy Pattern →[ENTER] ソ−ストラック 001〜100ソ−ススタイル 101〜200ソ−スパタ−ン ソースセクション デスティネ−ション パタ−ン デスティネ−ショントラック 機能 パターンの中の任意のトラックを別のトラックにコピーします。 設定 ソーススタイル 001〜100 ソースパターン 101〜200 ソースセクション Intro, Normal, Vari.
手 1 解説 設定値 操作 順 ソーススタイル、ソースパターン、ソースセクション ・ コピー元のパターン番号を設定します。 すべてのパターンの中から選択することができます。 ・ プリセットスタイルとユーザーパターンでは、設定の方法が異なり ます。 ・ プリセットスタイルは、ソーススタイルで001〜100を選択した後、 ソースセクションでそれぞれのスタイルについてセクションを選択 し、パターンを設定します。 ・ ユーザーパターンは、ソースパターンで101〜200を選択すると設定 できます。 ソーススタイル : 001〜100 ソースパターン : 101〜200 ソースセクション : Intro, Normal, Vari.
3.パターンジョブ ソ−ストラック 001〜100ソ−ススタイル 101〜200ソ−スパタ−ン ソースセクション デスティネ−ション パタ−ン デスティネ−ショントラック 3 解説 設定値 操作 188 デスティネーションパターン ・ デスティネーションパターンでは、コピー先のパターン番号を設定 します。 ・ デスティネーションパターンで設定できるパターンは、ユーザーパ ターンだけです。 101〜200 q カーソルをデスティネーションパターンに移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、パターンを選択します。 パターンモード
4 解説 設定値 操作 デスティネーショントラック デスティネーショントラックは、コピー先のトラックの選択です。 C1, C2, Ba, Dr, All q カーソルをデスティネーショントラックに移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、トラックを選択します。 各項目を指定した後、[ENTER]を押すと、「Are you sure ?」と確認の メッセージが表示されます。 ここで、 [+1/YES]を押すとコピーパターンが実行されます。 ・ ソーストラックにAllを選択すると、デスティネーショントラックも 自動的にAllが選択されます。 ・ ソーススタイル/ソースパターンとデスティネーションパターン は、拍子と小節数が同じでなければなりません。 コピーを実行する前に、パターンレコーディングでデスティネー ション側のパターンの拍子と小節数をソース側のパターンと同じに 設定してください。 (空パターンの場合は不要です) ・ ソースパターンとデスティネーションパターンの拍子、小節数が異 なる場合は、 「Illegal Input」 が表示されます。 +「パターンレコーディング」 (→ P.
3.パターンジョブ クオンタイズ [MENU]→[F1]→ 2 Quantize →[ENTER] トラック 分解能 機能 演奏データをクオンタイズします。 設定 トラック C1, C2, Ba, Dr 分解能 ‰ ‰È  ÂÈ Ê ÊÈ Á ÁÈ Ë 解 説 ・ 現在選んでいるパターンの選択したトラックにクオンタイズを行い ます。 ・ クオンタイズは、リアルタイムレコーディングされた演奏データの あいまいなタイミングをジャストタイミングにそろえる機能です。 元のデータ 4分音符でクオン タイズした場合 8分音符でクオン タイズした場合 190 パターンモード
手 1 解説 設定値 操作 2 解説 設定値 操作 順 トラック クオンタイズを行うトラックを選択します。 C1, C2, Ba, Dr q カーソルをトラックに移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、トラックを選択します。 分解能 クオンタイズを行うときの、修正の目安となる最小音符を設定しま す。 32分音符 Ë 16分3連音符 ÁÈ 16分音符 Á 8分3連音符 ÊÈ 8分音符 Ê 4分3連音符 ÂÈ 4分音符  2分3連音符 ‰È 2分音符 ‰ q カーソルを分解能に移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、分解能を設定します。 各項目を設定した後、[ENTER]を押すと、「Are you sure ?」と確認の メッセージが表示されます。 ここで、[+1/YES] を押すとクオンタイズが実行されます。 ・ 選択したトラックにデータがない場合は、エラーになります。 クオンタイズを実行すると、元のデータが書き換えられてしまい元にもど すことはできません。 パターンモード 191 第 4 章
3.パターンジョブ トランスポーズ [MENU]→[F1]→ 3 Transpose →[ENTER] トラック オフセット 機能 演奏データの音程を上下にシフトします。 設定 トラック C1, C2, Ba オフセット -12〜+12 解 説 現在選んでいるパターンの選択したトラックの音程を設定した音程分 だけ上下にシフトします。 192 パターンモード
手 1 解説 設定値 操作 2 解説 設定値 操作 順 トラック トランスポーズを行うトラックを選択します。 C1, C2, Ba q カーソルをトラックに移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、トラックを選択します。 オフセット ・ オフセットは、音程をシフトする大きさです。 ・ 単位は半音です。 したがって、+12を設定すると、選択したトラックの演奏データが すべて1オクターブ上がります。 逆に、-12を設定すると、1オクターブ下がります。 -12〜+12 q カーソルをオフセットに移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、オフセットを設定します。 各項目を設定した後、[ENTER]を押すと、「Are you sure ?」と確認の メッセージが表示されます。 ここで、[+1/YES] を押すとトランスポーズが実行されます。 選択したトラックにデータがない場合はエラーになります。 パターンモード 193 第 4 章
3.パターンジョブ モディファイベロシティ [MENU]→[F1]→ 4 Modify Velocity →[ENTER] トラック レイト オフセット 機能 演奏データのベロシティを変更します。 設定 トラック C1, C2, Ba, Dr レイト 000〜200% オフセット -99〜+99 解 説 ・ 現在選んでいるパターンの選択したトラックのベロシティ (鍵盤を弾 く強さ) を変更します。 ・ ベロシティの変更には、レイトで設定する方法と、オフセットで設 定する方法があります。 また、この2つを組み合わせて使うこともできます。 194 パターンモード
手 1 解説 設定値 操作 2 解説 順 トラック モディファイベロシティを行うトラックを選択します。 C1, C2, Ba, Dr q カーソルをトラックに移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、トラックを選択します。 レイト ・ レイトでは、元の演奏データのベロシティを基準に、パーセントで ベロシティを変更します。 (図中では縦の棒はベロシティの強さを示 します) ・ 実際には、以下の計算式に基づいてジョブが実行されます ベロシティ (実行後)= ベロシティ (実行前)× レイト + オフセット 計算途中で、値がマイナス値になる場合は、実行後ベロシティを1にし ます。 元のデータ (Vel) 96 64 48 64 (Vel) 48 32 24 32 (Vel) 127 96 72 96 レイト=50%にした場合 は、ベロシティの強弱の 差が半分になります。 レイト=150%にした場合 は、ベロシティの強弱の 差が1.
3.パターンジョブ 設定値 操作 000〜200% q カーソルをレイトに移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、レイトを設定します。 トラック レイト オフセット 3 解説 オフセット オフセットでは、元の演奏データのベロシティに任意の数値を加減し てベロシティを変更します。 元のデータ (Vel) 96 64 48 64 (Vel) 76 44 28 44 (Vel) 116 84 68 84 オフセット=-20 にした場合。 オフセット=+20 にした場合。 196 パターンモード
・ レイトとオフセットを組み合わせた場合は、設定されたレイトでベ ロシティが変更された後、オフセットの数値が加減されます。 設定値 操作 -99〜+99 q カーソルをオフセットに移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、データを設定します。 各項目を設定した後、[ENTER]を押すと、「Are you sure ?」と確認の メッセージが表示されます。 ここで、[+1/YES] を押すとモディファイベロシティが実行されます。 ・ モディファイ後のベロシティが127を越えたり、0以下の値になる場 合は、それぞれ127、1に修正されます。 ・ オフセットの設定によって、データのベロシティが極端に小さい数 値になってしまうと、その音はほとんど聴こえない状態になりま す。 ・ 選択したトラックにデータがない場合はエラーになります。 パターンモード 197 第 4 章
3.パターンジョブ モディファイゲートタイム [MENU]→[F1]→ 5 Modify Gate Time →[ENTER] トラック レイト オフセット 機能 演奏データのゲートタイムを変更します。 設定 トラック C1, C2, Ba, Dr レイト 000〜200% オフセット -99〜+99 解 説 ・ 現在選んでいるパターンの選択したトラックのゲートタイム (音価) を変更します。 ・ ゲートタイムの変更には、レイトで設定する方法と、オフセットで 設定する方法があります。 また、この2つを組み合わせて使うこともできます。 198 パターンモード
手 1 解説 設定値 操作 2 解説 順 トラック モディファイゲートタイムを行うトラックを選択します。 C1, C2, Ba, Dr q カーソルをトラックに移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、トラックを選択します。 レイト ・ レイトでは、元の演奏データのゲートタイムを基準に、パーセント でゲートタイムを変更します。 ・ 実際には、以下の計算式に基づいてジョブが実行されます。 ゲートタイム (実行後)= ゲートタイム (実行前)× レイト + オフセット 計算途中で、値が0以下になる場合は、実行後のゲートタイムを1にし ます。 元のデータ (Gate) 86 43 43 1-76 (Gate) 43 21 21 88 (Gate) 1-33 64 64 2-66 レイト=50%にした場 合は、音価が半分に なります。 レイト=150%にした場 合は、音価が1.
3.パターンジョブ 設定値 操作 000〜200% q カーソルをレイトに移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、レイトを設定します。 トラック レイト オフセット 3 解説 オフセット オフセットでは、元の演奏データのゲートタイムに、任意の数値を加 減してゲートタイムを変更します。 元の演奏データ (Gate) 86 43 43 1-76 (Gate) 1-10 63 63 2-00 (Gate) 66 23 23 1-56 オフセット=+20 にした場合。 オフセット=-20 にした場合。 200 パターンモード
設定値 操作 -99〜+99 q カーソルをオフセットに移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、データを設定します。 各項目を設定した後、[ENTER]を押すと、「Are you sure ?」と確認の メッセージが表示されます。 ここで、[+1/YES] を押すとモディファイゲートタイムが実行されます。 ・ オフセットの設定によって、データのゲートタイムが1になってしま うと、その音はほとんど聴こえない状態になります。 ・ またオフセット値やレイトが大きすぎると、音符が重なってしまう ため、QY22の音源部の発音数を越えてしまう場合があり、音切れの 原因となることがあります。 ・ 選択したトラックにデータがない場合はエラーになります。 ・ ドラムボイスを選択しているトラックには効果はありません。 パターンモード 201 第 4 章
3.パターンジョブ パターンネーム [MENU]→[F1]→ 6 Pattern Name →[ENTER] パターンネ−ム 候補文字 機能 パターンに名前を付けます。 設定 パターンネーム 解 説 選択されているパターンにパターンネームを設定します。 パターンネームは8文字まで入力できます。 手 順 q ディスプレイに表示される候補文字列から、任意の文字にカーソルを移 動し、 [ENTER] で選択します。 w[ENTER]を押して文字を選択するたびに、文字の入力位置は1文字分ず つ右に移動します。 e[DEL]を選択すると、入力位置が1文字分左に戻り、その文字が削除さ れます。 ・ 現在選択しているパターンに、何もデータが入っていない場合は、 パターンネームを付けることはできません。 202 パターンモード
クリアトラック [MENU]→[F1]→ 7 Clear Track →[ENTER] トラック 機能 任意のトラックのデータを消去します。 設定 トラック 第 4 章 C1, C2, Ba, Dr 解 説 現在選んでいるパターンの選択したトラックの演奏データを消去しま す。 手 順 q[-1/NO] [+1/YES] / で消去するトラックを選択します。 w[ENTER]を押すと、「Are you sure ?」とメッセージが表示されます。 ここで [+1/YES]を押すと、クリアトラックが実行されます。 選択したトラックにデータがないと、エラーになります。 この機能を実行すると、消去してしまったデータを復元することはできま せん。十分注意して行ってください。 パターンモード 203
3.パターンジョブ クリアパターン [MENU]→[F1]→ 8 Clear Pattern →[ENTER] 機能 選択しているパターンの全てのデータを消去します。 解 説 現在選ばれているパターンの、すべてのデータを消去します。 手 順 ・[ENTER] を押すと、 「Are you sure ?」 とメッセージが表示されます。 ここで、 [+1/YES]を押すと、クリアパターンが実行されます。 ・ クリアパターンを実行すると各トラックの音色番号は以下のように なります。 C1, C2, Ba 音色番号:001 Dr 音色番号:Dr1 現在選んでいるパターンにデータがないと、エラーになります。 この機能を実行すると、消去してしまったデータを復元することはできま せん。十分注意して行ってください。 204 パターンモード
第 4 章 パターンモード 205
4.パターンエディット 【手順】 [MODE]:パターンプレイ →[MENU]: パターンメニューウィンドウ →[F2] : パターンエディット qエディットトラック wエディットモード rメジャー e拍子 yクロック tビート 206 iパラメーター uイベント パターンモード
パラメーター 設定値 機 能 qエディットトラック 表示のみ 現在エディットを行っているトラック を表示します。 wエディットモード 表示のみ 現在選ばれているエディットモードを 表示します。 e拍子 表示のみ 現在エディットを行っているパターン の拍子を表示します。 rメジャー 001〜009 現在カーソルのある小節の小節番号を 表示します。 tビート 01〜08 イベントが、4分音符で何拍目にあるの かを示します。 yクロック 00〜95 イベントが、1拍の中のどの位置にある のかを、4分音符1拍を96分割した値で 示します。 uイベント ノート プログラムチェンジ サステイン ピッチベンド モジュレーション パン ボリューム エクスプレッション データエントリーMSB データエントリーLSB RPN LSB RPN MSB iパラメーター 各イベントごとの設定値です。 イベントの種類によって、設定できるパラメーターや機能が異なり ます。 演奏データの中の種目のことです。 パターンエディットでは、イベント単 位で曲をエディットします。 パターンモード
4.パターンエディット qエディットトラック wエディットモード MODE ENTER MENU OCT DOWN OCT UP F G A G A B C –1 +1 NO YES ( 13) C D 7 D E 7 ( 11) 7 ( 13 ) ––– 7sus4 ( 5) 7 dim sus4 C BASS E F INTRO NORMAL G A B C VARI.
q エディットトラック 解説 エディットを行うトラックを表示します。 エディットするトラックは、パターンエディットに入る前に、キー ボードトラックとして選択しておきます。 パターンエディットに入ってからは、トラックの変更はできません。 w エディットモード 解説 設定値 操作 ・ パターンエディットには、チェンジとインサートの2つのモードがあ ります。 ・ チェンジモードは、録音された演奏データを、修正するモードで す。 ・ インサートモードは、録音された演奏データに、新しいデータを追 加するモードです。 ・ パターンプレイからパターンエディットに入ると、エディットモー ドは必ずチェンジモードになっています。 Change, Insert q チェンジモードの状態で、[MENU]を押します。 w[F1]を押すと、インサートモードに入ります。 また [F1] 以外のファンクションキーを押すと、メニューウィンドウが閉 じられます。 e 同様に、インサートモードの状態で[MENU]を押し、[F1]を押すと、 チェンジモードに戻ります。 ※[MODE] を押すと、パターンプレイに戻ります。 パターンモード
4.パターンエディット rメジャー e拍子 MODE ENTER MENU yクロック tビート OCT DOWN OCT UP F G A G A B C –1 +1 NO YES ( 13) C D 7 D E 7 ( 11) 7 ( 13 ) ––– 7sus4 ( 5) 7 dim sus4 C BASS E F INTRO NORMAL G A B C VARI. FILL1 FILL2 ENDING D (11) add9 M9 aug 9 add9 m9 mM7 m7 M M7 6 7 m m7 m6 m7 ( 5) e 拍子 解説 エディットを行うパターンの拍子を表示します。 拍子の設定は、パターンレコーディングで行います。 +「パターンレコーディング」 (→ P.
たとえば、4/4拍子だと、4ビート=1メジャーになります。 イベントが、1小節の中の何拍目にあるかを示すときに使 います。 クロック : 1拍より細かい音符の位置や、音符の長さを示す単位で す。 4分音符1拍を96等分した長さを1クロックと呼びます。で すから、96クロック=1ビートになります。 また、4分音符の長さは96クロック、8分音符は48クロッ クといったように、音符の長さをクロックで表します。 また、そのイベントが、1拍の中のどの位置にあるかを示 すときにも使います。 ・ メジャー、ビート、クロックは、下の図のような関係にあります。 第 4 章 クロック 00, 01 ••••• 95, 00 •••• 48 ••95, 00 ••••••••• 95, 00 ••••••••••••95 00 ••••• ビート 01 02 メジャー 03 001 04 01 002 ・ 下の譜面の音符のデータは、パターンエディットの画面では次のよ うに表されます。 録音後の演奏データの発音のタイミングを、メジャー、ビート、ク ロックを変更することによって、簡単に変更することができます。 +
4.パターンエディット MODE ENTER MENU uイベント OCT DOWN OCT UP F G A G A B C –1 +1 NO YES ( 13) C D 7 D E 7 ( 11) 7 ( 13 ) ––– 7sus4 ( 5) 7 dim sus4 C BASS iパラメーター E F INTRO NORMAL G A B C VARI.
QY22で扱えるのは、次の10種類イベントです。 1 解説 ノート (Note) 鍵盤を弾いたというイベントです。鍵盤から入力されたデータやプリ セットパターンのデータは、ほとんどがこのイベントになっています。 ノート 設定値 2 解説 ゲートタイム ベロシティ ・ ノート‥‥‥‥‥ 音名です。 (黒鍵は異名同音処理されます。) 設定値:C-2〜G8 ※Drトラックの場合はインスト名が表示されます。 ・ ゲートタイム‥‥ 鍵盤を押さえている時間をビートとクロックで示 します。 設定値:00-01〜99-95 ・ ベロシティ‥‥‥ 鍵盤を弾く強さです。 設定値:001〜127 プログラムチェンジ (Program Change) 音色を切り替えるイベントです。 音色番号 設定値 3 解説 設定値 音色名 ・音色番号‥‥‥‥ 入力されている音色番号です。 設定値:001〜128 ※C1, C2, Baトラック=ノーマルボイス Drトラック=ドラムボイス ・音色名‥‥‥‥‥ GMシステムレベル1に準拠したQY22のノーマル ボイス名やドラムボイス名が表示されます。 サステイン(Susta
4.パターンエディット 4 解説 ピッチベンド (Pitch Bend) ピッチベンドホイールを操作するイベントです。 音程を上下に変化させる効果があります。 ピッチベンドの量 設定値 ・ ピッチベンドの量‥‥ピッチベンドホイールがどれくらい回された かを、数字で表します。 設定値は、-64〜+00〜63です。 +00でホイールを回していない状態。 -64で下側に、63で上側にいっぱいに回した 状態です。 QY22では、上下に全音の音程変化をしま す。 ・ ピッチベンドを1イベントでもインサートすると、それ以降のノート データの音程がすべて変わってしまいます。 ・ ピッチベンドをインサートしたら、必ず最後に、値=+00のピッチベ ンドをインサートして音程を元に戻してください。 5 解説 モジュレーション(Modulation) モジュレーションホイールを操作するイベントです。 ビブラートやトレモロなどのモジュレーションをコントロールしま す。 モジュレーションの量 設定値 214 ・ モジュレーションの量‥‥・ モジュレーションホイールがどれくら い回されたかを、数字で表します。 設定値は
・ モジュレーションを1イベントでもインサートすると、それ以降の ノートデータにすべてモジュレーションがかかってしまいます。 ・ モジュレーションをインサートしたら、必ず適切な位置に、値=000 のモジュレーションをインサートして元に戻してください。 6 解説 パン(Pan) 音の定位をコントロールするためのイベントです。 ボイスプレイのパンポットの位置をコントロールします。 パンの設定 設定値 7 解説 ・ パンの設定‥‥‥ 音の定位を、左から右まで15段階で表します。 設定値:L7〜L1, C(センター) , R1〜R7 ボリューム(Volume) 音量をコントロールするイベントです。 ボイスプレイのチャンネルフェーダーの位置をコントロールします。 このイベントでトラックごとの音量バランスを取ることができます。 ボリューム 設定値 8 解説 ・ボリューム‥‥‥設定値: 000〜127 エクスプレッション (Expression) 音量をコントロールするイベントです。 ボリュームと共に、より細かく音量の変化をつけるときに使用しま す。 エクスプレッション 設定値 ・ エクスプレ
4.パターンエディット 9 解説 データエントリーMSB(Data Entry MSB) データエントリーLSB(Data Entry LSB) RPN(レジスタードパラメーターナンバー) をはじめ、さまざまなパラ メーターを、変更するときに使われるデータです。 細やかなデータを送るときのために、1つのデータをMSB, LSBに分割 して送る仕組みになっています。 データエントリーMSB データエントリーLSB 設定値 ・ データエントリーMSB, LSB‥‥変化量を設定します。 詳細については、右ページをご覧 ください。 10 RPN LSB(レジスタードパラメーターナンバーLSB) RPN MSB(レジスタードパラメーターナンバーMSB) 解説 ピッチベンドセンシティビティの変更やチューニングなど、音源の設 定の変更を行うためのデータです。 実際の値の変更は、データエントリーMSB, LSBで行います。 RPN LSB RPN MSB 設定値 216 ・ RPN LSB、MSB‥‥‥ まず RPN LSB, MSBで制御する機能を選択 し、その後データエントリー MSB, L
・ QY22では、次のRPNを受信します。 RPN MSB LSB Data Entry MSB LSB $00 $00 $mm - - - $00 $01 $mm $ll $00 $02 $mm - - - $7F $7F --- --- ピッチベンドセンシティビティ mm : $00 - $18(0 - 24半音) - - - : don't care 半音ステップで2オクターブまで指定可能 電源投入時は2半音 マスターファインチューニング (mm, ll):($00, $00)-($40, $00)-($7F, $7F) (-8192×100/8192 - 0 - +8192×100/8192セント) マスターコースチューニング mm : $28 - $40 - $58(-24 - 0 - +24半音) - - - : don't care 第 4 章 RPNリセット - - - : don't care RPN番号が指定されていない状態にする 内部の設定値は変化しない。 ・ 曲の始まりと終わりには、必ず 「TOP」 、「END」 が表示されます。 また、小節 (メジャー) の
4.パターンエディット メジャー トラック MODE ENTER MENU イベント クロック OCT DOWN OCT UP F G A G A B C –1 +1 NO YES ( 13) C D 7 D E 7 ( 11) 7 ( 13 ) ––– 7sus4 ( 5) 7 dim sus4 C BASS E ビート F INTRO NORMAL G A B C VARI. FILL1 FILL2 ENDING D (11) add9 M9 aug 9 add9 m9 mM7 m7 M M7 6 7 m m7 m6 m7 ( 5) パラメーター パターンエディットの手順 チェンジモード(Change) 解説 ・ 録音した演奏データを、イベント単位で修正する機能です。 ・ ここでは、イベント単位で次の3通りの修正ができます。 1. イベントやパラメーターを修正する。 ノートデータの音名やベロシティの変更など、イベントやパラメー ターを修正することができます。 2.
操作 パターンエディットに入り(→ P.
4.パターンエディット メジャー トラック パラメーター MODE ENTER MENU イベント クロック OCT DOWN OCT UP G A A B C +1 YES ( 13) C D 7 D E 7 ( 11) 7 ( 13 ) ––– 7sus4 ( 5) 7 dim sus4 C BASS E ビート F G –1 NO F INTRO NORMAL G A B C VARI. FILL1 FILL2 ENDING D (11) add9 M9 aug 9 add9 m9 mM7 m7 M M7 6 7 m m7 m6 m7 ( 5) インサートモード 解説 ・ 録音された演奏データに、新しいイベントを追加する機能です。 ・ このモードで追加できるのは、「パターンエディットの基礎知識」 (→ P.208) で説明したイベントです。 操作 インサートモードへは、次の手順で入ります。 q チェンジモードの状態(→ P.
イベントの選択 q インサートモードの状態で、[F1]を押します。 画面にはイベントリストが表示されます。 第 4 章 w カーソルをインサートしたいイベントに移動し、[ENTER]を押しま す。 e カーソルをパラメーターに移動し、パラメーターを設定します。 r カーソルをビート、クロックに移動し、インサートする位置を設定しま す。 t 設定したデータに間違いがなければ、[ENTER]を押して、設定したイ ベントを入力します。 ・ 設定したデータに間違いがあれば、カーソルを移動してパラメーター を修正します。また、キャンセルしたいときは、[MODE]を押しま す。 ・ ノートイベントが入力されると楽器音が、その他のイベントが入力さ れると、「コン」という音が、ライン出力されます。 y[MODE]を押すと、パターンプレイに戻ります。 パターンモード 221
パターンモード
第5章 ユーティリティ モード この章では、ユーティリティモードについて説 明します。 1.システムセットアップ ............................. 224 2.バルクダンプ ............................................. 232 3.ABCゾーン .............................................
1.システムセットアップ 【手順】[MODE]:ソングモード、ボイスモード、パターンモードのいずれか →[MENU]:メニューウィンドウ →[F3] :ユーティリティ →[MENU]:ユーティリティメニューウィンドウ →[F1] :システムセットアップ qシンクモード wMIDIコントロール eデバイスナンバー rマスターチューン tメトロノーム yマスターボリューム 224 ユーティリティモード
パラメーター 設定値 機 能 q シンクモード Int, Ext 外部MIDI機器との同期演奏に関する設 定です。 w MIDIコントロール On, Off 同期演奏に関するMIDI情報を受信する かどうかの設定です。 e デバイスナンバー Off, 01〜16, All 外部MIDI機器と、バルクデータの送受 信を行うときに設定する番号です。 r マスターチューン -64〜+00〜+63 システム全体のチューニングを設定し ます。 t メトロノーム Off, Record, Rec/Ply, Always テンポを知らせるメトロノーム音の設 定を行います。 y マスターボリューム 000〜127 システム全体の音量(ボリューム) を設 定します。 第 5 章 ユーティリティモード 225
1.システムセットアップ q シンクモード w MIDIコントロール MODE ENTER MENU OCT DOWN OCT UP F G A G A B C –1 +1 NO YES ( 13) C D 7 D E 7 ( 11) 7 ( 13 ) ––– 7sus4 ( 5) 7 dim sus4 C BASS E F INTRO NORMAL G A B C VARI.
q シンクモード 解説 設定値 操作 外部MIDI機器と同期演奏をさせるための設定です。 ・ Int(インターナル)・・・・・・ QY22単体で演奏するか、QY22がマス ターになる場合の設定です。 ・ Ext (エクスターナル)・・・ 外部MIDI機器からの同期信号に同期し て演奏します。 q カーソルをシンクモードに移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / でシンクモードを選択します。 シンクモードがExtになっているときは、QY22単体ではパターンやソ ングの再生はできません。 w MIDIコントロール 解説 同期演奏に関するMIDI情報を、送受信するかどうかの設定です。 On/Offで扱われるMIDI情報は次の通りです。 ・ MIDIクロック (送信) ・ スタート ・ コンティニュースタート (送受信) ・ ストップ 設定値 操作 On ・・・・・ 送受信します。 Off ・・・・ 送受信しません。 q カーソルをMIDIコントロールに移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、On/Offを切り替えます。 外部シーケンサーやコンピューターから、GM音源と
1.システムセットアップ e デバイスナンバー r マスターチェーン t メトロノーム MODE ENTER MENU OCT DOWN OCT UP F G A G A B C –1 +1 NO YES ( 13) C D 7 D E 7 ( 11) 7 ( 13 ) ––– 7sus4 ( 5) 7 dim sus4 C BASS E F INTRO NORMAL G A B C VARI. FILL1 FILL2 ENDING D (11) add9 M9 aug 9 add9 m9 mM7 m7 M M7 6 7 m m7 m6 m7 ( 5) e デバイスナンバー 解説 ・ 外部MIDI機器と、バルクデータ(システムエクスクルーシブメッ セージ) の送受信を行うときに設定する番号です。 ・ QYシリーズでバルクデータのやりとりをする際 (→ P.
r マスターチューン 解説 設定値 操作 システム全体のチューニングを設定します。 -64〜+00〜+63 q カーソルをマスターチューンに移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、値を指定します。 +50に設定すると全体の音程が半音上がります。 この機能で変更される音程は、MIDI出力には何の影響もありません。 t メトロノーム 解説 設定値 操作 テンポを知らせるメトロノーム音の設定を行います。 Off ・・・・・・・ Record ・・・・ Rec/Ply ・・・・ Always ・・・・ メトロノーム音を鳴らしません。 リアルタイムレコーディング時にだけ鳴らします。 プレイ、リアルタイムレコーディング時に鳴らします。 常にメトロノーム音を鳴らします。 q カーソルをメトロノームに移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、設定します。 ユーティリティモード 229 第 5 章
1.システムセットアップ MODE ENTER MENU OCT DOWN OCT UP F G A G A B C –1 +1 NO YES ( 13) C D 7 D E 7 ( 11) 7 ( 13 ) ––– 7sus4 ( 5) 7 dim sus4 C BASS y マスターボリューム E F INTRO NORMAL G A B C VARI.
第 5 章 ユーティリティモード 231
2.バルクダンプ 【手順】[MODE]:ソングモード、ボイスモード、パターンモードのいずれか →[MENU]:メニューウィンドウ →[F3] :ユーティリティ →[MENU]:ユーティリティメニューウィンドウ →[F2] :バルクダンプ q データの種類 w ダンプ番号 232 ユーティリティモード
パラメーター q データの種類 設定値 Song, Pattern, All w ダンプ番号 (Song) 01〜20, All (Pattern) 101〜200, All 機 能 バルクダンプするデータの種類を設定 します。 それぞれのデータについて、バルクダ ンプするデータの番号を設定します。 バルクダンプとは 解説 QY22のソング、ユーザーパターンのデータを、バルクデータ(システ ムエクスクルーシブメッセージ) として、MIDI OUT端子から出力する 操作を行います。 QY22のデータをMDF2などに保存する場合に、必要となる操作です。 操作 次の手順でバルクダンプに入ります。 q[MODE]を押して、ソング、ボイス、パターンのいずれかのモードに入 ります。 w[MENU]を押して、メニューウィンドウを表示します。 e[F3]を押して、ユーティリティに入ります。 r[MENU]を押して、ユーティリティメニューウィンドウを表示します。 t[F2]を押して、バルクダンプに入ります。 [F1] [F2] [F3] [F4] ユーティリティモード 233 第 5 章
2.バルクダンプ q データの種類 MODE ENTER MENU OCT DOWN w ダンプ番号 OCT UP F G A G A B F INTRO NORMAL 解説 設定値 +1 YES ( 13) C D 7 D E 7 ( 11) 7 ( 13 ) ––– 7sus4 ( 5) 7 dim sus4 C BASS E q データの種類 C –1 NO G A B C VARI.
データの種類でAllを選択した場合 ・ ダンプ番号は設定できません。 ・ 全ユーザーパターン、全ソング、システムセットアップのデータ をバルクダンプします。 操作 q カーソルを、データの種類に移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、データの種類を選択します。 e カーソルを、ダンプ番号に移動します。 r[-1/NO] [+1/YES] / で、ダンプ番号を設定します。 t[ENTER]を押します。 すると、「Are you sure ?」 と確認のメッセージが表示されます。 ここで、[+1/YES] キーを押すと、バルクダンプが実行されます。 ※[MODE] を押すとバルクダンプの画面に戻ります。 ・ システムセットアップのデバイスナンバーがOFFになっていると、 バルクダンプは実行されません。 ・ バルクダンプを実行する前に、他のMIDI機器との接続と、受信側機 器のMIDI設定を確認してください。 + MDF2にバルクデータを保存される場合は、付録カードをご覧くだ さい。 + バルクデータの受信/送信については次ページをご覧ください。 ユーティリティモード 235 第 5 章
2.バルクダンプ バルクデータの受信/送信について QY22で受信するための準備 1) デバイスナンバーを受信側と送信側の機器とで一致させてくださ い。 2) ソング/パターンデータを受信するときは、それぞれのモードの トップ画面にしてください。 3) オールデータを受信するときは、ソング/ボイス/パターンのいず れかのモードのトップ画面にしてください。 4) 1ソング/1パターンデータを受信するときは、受信側で選んでい るソング/パターンを空の状態にし、トップ画面で受信してくださ い。 QY22が受信できる機器とそのバルクデータ QY22 (All、Song All、1Song、Pattern All、1Pattern) ・ 完全互換です。 QY20 (All、Song All、1Song、Pattern All、1Pattern) ・ ボイスの設定は、QY22の最適なボイス設定に置き換わります。 ・ ソングデータのスタイル番号は、QY22の適当なスタイル番号にソン グエディットモードで置き換える必要があります。 (→ P.
QY22が送信したバルクデータを受信できる機器 QY22 ・ All、Song All、1Song、Pattern All、1Patternとも完全互換です。 QY20 ・ 1Songのみ受信可能です。 ・ ボイスの設定は、適当なボイス設定に置き換わり、QY20に無い音は OFFになります。 ・ ソングデータのスタイル番号は、QY20の適当なスタイル番号にソン グエディットモードで置き換える必要があります。 (→ P.
3.ABCゾーン 【手順】[MODE]:ソングモード、ボイスモード、パターンモードのいずれか →[MENU]:メニューウィンドウ →[F3] :ユーティリティ →[MENU]:ユーティリティメニューウィンドウ →[F3] :ABCゾーン qABCのOn/Off wローリミット 238 eハイリミット ユーティリティモード
パラメーター 設定値 機 能 q ABCのOn/Off On, Off ABC機能を有効にするかどうかを設定 します。 w ローリミット C-2〜G8 ABC機能が機能する鍵盤範囲の下限を 設定します。 e ハイリミット C-2〜G8 ABC機能が機能する鍵盤範囲の上限を 設定します。 ABCゾーンとは 解説 ・ ABC機能が働く鍵盤の範囲をABCゾーンと呼びます。 ここでは、ABCゾーンを設定します。 操作 次の手順でABCゾーンに入ります。 q[MODE]を押して、ソング、ボイス、パターンのいずれかのモードに入 ります。 w[MENU]を押して、メニューウィンドウを表示します。 e[F3]を押して、ユーティリティに入ります。 r[MENU]を押して、ユーティリティメニューウィンドウを表示します。 t[F3]を押して、ABCゾーンに入ります。 [F1] [F2] [F3] [F4] ユーティリティモード 239 第 5 章
3.ABCゾーン qABCのOn/Off MODE ENTER MENU wローリミット OCT DOWN OCT UP F G A G A B C –1 +1 NO YES ( 13) C D 7 D E 7 ( 11) 7 ( 13 ) ––– 7sus4 ( 5) 7 dim sus4 C BASS E eハイリミット F INTRO NORMAL G A B C VARI.
w ローリミット 解説 設定値 操作 e ハイリミット ・ ABCゾーンは、下限音名(ローリミット)と、上限音名(ハイリミッ ト) を設定することによって成り立ちます。 ・ ABC機能が働くのは、ローリミットとハイリミットの範囲内の鍵盤 だけです。 ・ ローリミットより下の鍵盤は、オンベースを設定する鍵盤として使 用できます。 ローリミット:C-2〜G8 ハイリミット:C-2〜G8 (ローリミット≦ハイリミット) q カーソルをローリミット、ハイリミットに移動します。 w[-1/NO] [+1/YES] / で、鍵盤を設定します。 ・ LCDには、ローリミット、ハイリミットがC1〜C5の範囲内に設定さ れているときは、 [+] の印で鍵盤の表示の下に位置を示すマークが入 ります。 ・ QY22の鍵盤は、トランスポーズがかかっていないときE2〜E4で す。本体の鍵盤でABCを使用する場合は、この範囲が含まれるよう にABCゾーンを設定してください。 ローリミットをE3、ハイリミットをE4以上に設定すると、本体の鍵 盤のE2〜E§3でオンベース、E3〜E4でABC機能が使えるようになり ます。 (→ P
ユーティリティモード
資料 1.仕様 .............................................................. 244 2.ノーマルボイスリスト .............................. 246 3.ドラムボイスリスト .................................. 250 4.プリセットスタイルリスト ...................... 254 5.ソングブランクチャート .......................... 257 6.故障かな?と思ったら .............................. 258 7.エラーメッセージとその対応 .................. 260 8.MIDIデータフォーマット ......................... 262 9.MIDIインプリメンテーションチャート ...... 268 10.用語解説 ...................................................... 272 11.50音順索引 .......
1.仕様 1)シーケンサー部 ・ソング ・最大同時発音数 ・レコードモード ・トラック ・最大記憶音数 ・分解能 ・バッキングパターン ・セクション ・モード ・デモソング 20ソング 32音 リアルタイム、ステップ 4シーケンストラック 1バッキングトラック 4パターントラック(コード1、コード2、ベース、リズム) 約28,000音 4分音符=96 100プリセットスタイル(1スタイルにつき6セクション) *最新25スタイル 100ユーザーパターン (セクションなし) イントロ、ノーマル、バリエーション、フィル1、フィル2、エンディング ソングモード、ボイスモード、パターンモード 1曲 2)音源部 ・音源方式 ・ボイス ・最大同時発音数 ・最大同時発音色数 AWM音源 128ノーマルボイス 8ドラムボイス (ドラムキットボイス) *GMシステムレベル1準拠 28音 16マルチティンバー 3)コントローラー&ディスプレイ ・スイッチ ・ディスプレイ ポリフォニックキーボード(2オクターブ) カーソルキー(上、下、左、右) シーケンサーキー(録音、頭出し、早送り、巻き戻し、プレイ/ストップ)
6)ソングモード ・レコード ・エディット ・コードタイプ ・ソングジョブ ・ユーティリティ シーケンストラック:リアルタイムレコード/ステップレコード バッキングトラック:リアルタイムレコード/ステップレコード チェンジイベント/デリートイベント/インサートイベント Maj, Maj7, 6th, 7th, add9, Maj9, aug, 9th, min, min7, min6, min7(b5),minadd9, min9, minMaj7, min7(11), 7th(b9), 7th(13), 7th(#5), 7th(#9),7th(b13), 7th(#11), sus4, dim, 7thsus4, ---(THRU), ミックストラック、コピーメジャー、クリエートメジャー、クオンタ イズ、デリートメジャー、イレースメジャー、トランスポーズ、ムー ブクロック、リムーブイベント、モディファイベロシティ、モディ ファイゲートタイム、ソングネーム、クリアトラック、クリアソング MIDI シンク、MIDI コントロール、デバイスナンバー、マスター チューン、メトロノーム、マスターボリューム、バ
2.ノーマルボイスリスト No. 001 002 003 004 005 006 007 008 009 010 011 012 013 014 015 016 017 018 019 020 021 022 023 024 025 026 027 028 029 030 031 032 カテゴリー LCD表示 Piano GrandPno BritePno E.Grand HnkyTonk E.Piano1 E.Piano2 Harpsi. Clavi. Chromatic Celesta Percussion Glocken MusicBox Vibes Marimba Xylophon TubulBel Dulcimer Organ DrawOrgn PercOrgn RockOrgn ChrchOrg ReedOrgn Acordion Harmnica TangoAcd Guitar NylonGtr SteelGtr Jazz Gtr CleanGtr Mute.Gtr Ovrdrive Dist.
No. 033 034 035 036 037 038 039 040 041 042 043 044 045 046 047 048 049 050 051 052 053 054 055 056 057 058 059 060 061 062 063 064 カテゴリー LCD表示 Bass Aco.Bass FngrBass PickBass Fretless SlapBas1 SlapBas2 SynBass1 SynBass2 Strings Violin Viola Cello ContraBs Trem.Str Pizz.Str Harp Timpani Ensemble Strings1 Strings2 Syn.Str1 Syn.Str2 ChoirAah VoiceOoh SynVoice Orch.Hit Brass Trumpet Trombone Tuba Mute.Trp Fr.
2.ノーマルボイスリスト No. 065 066 067 068 069 070 071 072 073 074 075 076 077 078 079 080 081 082 083 084 085 086 087 088 089 090 091 092 093 094 095 096 カテゴリー LCD表示 Reed SprnoSax Alto Sax TenorSax Bari.Sax Oboe Eng.Horn Bassoon Clarinet Pipe Piccolo Flute Recorder PanFlute Bottle Shakhchi Whistle Ocarina Synth Lead SquareLd Saw.
No. 097 098 099 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 Dr1 Dr2 Dr3 Dr4 Dr5 Dr6 Dr7 Dr8 カテゴリー LCD表示 Synth Rain Effects SoundTrk Crystal Atmosphr Bright Goblins Echoes SF Ethnic Sitar Banjo Shamisen Koto Kalimba Bagpipe Fiddle Shanai Percussive TnklBell Agogo SteelDrm WoodBlok TaikoDrm MelodTom Syn.
3.ドラムボイスリスト Program# Key Off Alternate 1 9 17 25 Standard Kit Room Kit Rock Kit Electronic Kit Note# Note 23 B -1 24 C 0 Click H 25 C# 0 Brush Tap 26 D 0 27 D# 0 28 E 0 O Brush Swirl H 29 F 0 O Snare Roll 30 F# 0 Castanet 31 G 0 Snare L 32 G# 0 Sticks 33 A Bass Drum L 34 A# 0 Open Rim Shot 35 B 0 36 C 1 37 C# 1 Side Stick 38 D 1 Snare M 39 D# 1 Hand Clap 40 E 1 Snare H 41 F 1 Floor Tom L 42 F# 1 Click L O Brush Swirl L Brush Slap 0
Program# Note# Note 23 B -1 24 C 0 25 C# 0 26 D 0 26 33 41 49 Analog Kit Jazz Kit Brush Kit Classic Kit 27 D# 0 28 E 0 29 F 0 30 F# 0 Hi Q 31 G 0 SD Power H 32 G# 0 0 Reverse Cymbal 33 A 34 A# 0 35 B 0 BD Analog L 36 C 1 BD Analog H 37 C# 1 Analog Side Stick 38 D 1 Analog Snare L 39 D# 1 40 E 1 Analog Snare H 41 F 1 Analog Tom 1 42 F# 1 Analog HH Closed 1 43 G 1 Analog Tom 2 44 G# 1 Analog HH Closed 2 45 A Analog Tom 3 46 A# 1 Analo
3.ドラムボイスリスト (P.
(P.
4. プリセットスタイルリスト No. カテゴリー スタイルネーム QY20 拍子 スタイル No.
No. カテゴリー スタイルネーム スタイル説明 QY20 拍子 スタイル No. 032 Rock & RP Mouth 70年代風カントリーロック 4/4 033 Pop RP Party 70年代風8ビートポップロック 4/4 034 RP GetUp グラム ロック 4/4 035 RP Stone オーソドックスなミディアムテンポロック 4/4 036 RP Rozza 80年代風ミディアムテンポロック 4/4 035 037 RP Faces 80年代風シンセポップ 4/4 036 038 RP Urple 80年代風ダンスフレーバーのポップロック 4/4 037 039 RP Rhino オーソドックスな16ビートポップロック 4/4 038 040 RP N.Y.
4. No. 063 プリセットスタイルリスト カテゴリー スタイルネーム Hard Rock HR Speed スタイル説明 QY20 拍子 スタイル No.
5.ソングブランクチャート ソングを構成する5つのトラックのうち、バッキングトラック (BK) のブランクチャート を用意しました。ソングを作成する際に、コピーしてお使いください。 小節 パ タ ー ン 拍子 番号 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 コード リピート テンポ 小節 パ タ ー ン 資 料 拍子 番号 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 コード リピート テンポ 資 料 257
6. 故障かな?と思ったら 症状 電源が 入らない 音が出ない 考えられる原因 参照ページ ACアダプターは、完全に差し込まれていますか? (乾電池未セット時) → P.16 乾電池は入っていますか? (ACアダプター未セット時) → P.15 乾電池の向きは合っていますか? → P.15 ボリュームスライダーは上がっていますか? → P.12 各トラックのボリュームは上がっていますか? → P.158 マスターボリュームは上がっていますか? → P.230 ABCがONになっていませんか? → P.48, 71, 81, 169, 240 弾 い たキ ーの 音程が出ない 途中の小節からスタートしていませんか? → P.63, 162 トランスポーズが0以外に設定されていませんか? → P.61 [OCT DOWN] 、[OCT UP] が設定されていませんか? → P.11 全体の発音数が、最大同時発音数を越えていませんか? → P.
症状 考えられる原因 参照ページ 弾いていない 音がなる シンコペーションやコードチェンジを設定していません か? → P.86, 89 ABC機能が 使えない ABCがOffになっていませんか? → P.240 ABCゾーンは正しく設定されていますか? → P.239 カーソルが、スタイル番号、パターン番号、コード以外の 位置に移動していますか? → P.49 ソングを スタートする と、拍子や パターンが変 わってしまう ソングの拍子、パターン番号などは、バッキングトラック の設定によって次々と変わっていきます。 バッキングトラックのデータは正しく設定されています か? → P.83 バルクデータ を受信しない デバイスナンバーは、送信側や送信したときと同じ値に設 定されていますか? → P.228 ソングプレイ、またはパターンプレイの画面になっていま すか? → P.236 1ソング、1パターンを受信する場合は、現在選ばれている ソング、パターンが、空になっていますか? → P.236 ソングまたはパターンが、プレイされていませんか? → P.
7. エラーメッセージとその対応 Illegal Input QY22に設定しようとした値が正しくないと現れます。正しい範囲の 値を設定してください。 Memory Full QY22のメモリー残量が足りないとき、設定されたコマンドが実行で きないことを示しています。余分なパターンやソングのデータを削 除してください。 (Used Memoryに余裕があっても表示されます) Battery Low 使用中の乾電池が消耗すると現れます。音が歪んだりする場合があ ります。速やかに新しいものと交換してください。電池を交換する 際データが消えることはありません。 Backup Batt.
Buffer Full QY22に入ってくるMIDIデータの量が、QY22の処理能力を越えたと きに表示されます。 QY22に不要なデータはなるべく送らないようにしてください。 Illgal Data QY22にMIDIで送られてきたバルクデータがQY22で処理できない データだったことを示しています。 相手の機種やデータの種類を確認してください。 Device# off デバイスナンバーがOffになっているため、バルクデータの送受信が できません。 ユーティリティモードで、デバイスナンバーを設定してください。 (→ P.228) Device# Mismatch 現在設定されているデバイスナンバーが、MIDIから送られてきたバ ルクデータのデバイスナンバーと一致しないため、データを受信で きません。 ユーティリティモードで、デバイスナンバーを設定してから、あら ためて受信しなおしてください。 なお、デバイスナンバーに 「All」 を設定すると、すべてのデバイスナ ンバーを受信する状態になります。 (→ P.
8.
(3‑3‑2)MASTER FINE TUNE (3‑1‑5)PITCH BEND CHANGE STATUS LSB MSB 1110nnnn (EnH) n = 0 〜 15 VOICE CHANNEL NUMBER 0vvvvvvv PITCH BEND CHANGE LSB 0vvvvvvv PITCH BEND CHANGE MSB MSB 00000000B ( 00H ) 最小値 01000000B ( 40H ) 中心値 01111111B ( 7FH ) 最大値 (mmH, llH) = (00H, 00H) ‑ (40H, 00H) ‑ (7FH, 7FH) (‑8192*100/8192) ‑ 0 ‑ (+8192*100/8192) (3‑3‑3)MASTER COARSE TUNE RPN MSB 00H RPN LSB 02H DATA ENTRY MSB mmH DATA ENTRY LSB ‑‑‑ (3-2)CHANNEL MODE MESSAGES (3‑2‑1)ALL SOUND OFF 該当チャンネルの発音中の音を全て消音する。ノート・オンやホール ド
8.
(3‑1‑2)NOTE ON/OFF STATUS NOTE NUMBER VELOCITY (3‑4‑4)STOP 1001nnnn (9nH) n = 0 〜 6, 9 VOICE CHANNEL NUMBER 0kkkkkkk k = 0 (C‑2) 〜 127 (G8) 0vvvvvvv (v≠0) NOTE ON 00000000 (v=0) NOTE OFF STATUS (3-5)SYSTEM EXCLUSIVE MESSAGE 受信時は、Velocity のステップ録音およびエディット入力の On/Off を設定できる。 * RECORD MODE においての受信は常に omni on となる。 (3‑5‑1)BULK DUMP STATUS 1011nnnn (BnH) n = 0 〜 6, 9 VOICE CHANNEL NUMBER CONTROL NUMBER 0ccccccc CONTROL VALUE 0vvvvvvv STATUS IDENTIFICATION SUB STATUS FORMAT NUMBER BYTE COUNT(MSB) BYTE COUNT
8.
(付表2)SONG DATA No.
資 料 [ Music Sequencer --- voice part] Date:25-MAR-1995 Model QY22 MIDI Implementation Chart Version : 1.0 +----------------------------------------------------------------------+ | | Transmitted | Recognized | Remarks | | Function ...
資 料 269 | 96,97 | x | o *1 |Data INC,DEC | | 100,101 | x | o |RPN LSB,MSB | | 120 | x | o |All Sound Off | | 121 | x | o |Reset All Cont. | | | | | | |-------------------+----------------+----------------+----------------| |Prog | x | o 0 - 127 | | |Change : True # | ************** | | | |-------------------+----------------+----------------+----------------| |System Exclusive | x | o | | |-------------------+----------------+----------------+----------------| |System : Song Pos. | x | x | | | : Song Sel.
YAMAHA 9. 270 MIDIインプリメンテーションチャート 資 料 [ Music Sequencer --- sequencer part] Date:25-MAR-1995 Model QY22 MIDI Implementation Chart Version : 1.0 +----------------------------------------------------------------------+ | | Transmitted | Recognized | Remarks | | Function ...
資 料 271 | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |-------------------+----------------+----------------+----------------| |Prog | o 0 - 127 | o 0 - 127 | | |Change : True # | ************** | | | |-------------------+----------------+----------------+----------------| |System Exclusive | o *2 | o *2 | song data etc. | |-------------------+----------------+----------------+----------------| |System : Song Pos. | o | o | | | : Song Sel.
10. 用語解説 あ行 accel (アッチェレランド) accelerando だんだん速くという意味の音楽用語です。 アフタータッチ 鍵盤を弾いてから、キーをさらに強く押し込むことによっ て送信されるMIDI情報をアフタータッチといいます。 RPN Registered Parameter Number(レジスタード・パラメー ター・ナンバー)の略名です。MIDIのコントロールチェン ジに含まれるデータで、ピッチベンドセンシティビティ や、マスターチューニングなど、特殊なパラメータをコン トロールする際に使われます。 (→ P.
エレメント ABCゾーン AWM音源で音を鳴らすときの使用ボイス数です。QY22の 音色は、1または2エレメントで構成されています。QY22で は最大28ボイスまで同時発音できます。 (ポリ数 → P.283) ABC機能が働く鍵盤の範囲のことです。 (ABC機能 → P.
10.
クオンタイズ リアルタイムレコーディング時の鍵盤を弾くタイミングの ばらつきを、正確な8分音符や16分音符の位置に補正する機 能のことです。 クロック シーケンサーでは、演奏データのイベントが曲中の何小節 目の何拍目のどの位置にあるのかを示すのに、メジャー・ ビート・クロックという単位を使います。クロックは、そ のイベントが1拍の中のどの位置にあるのかを示します。 QY22では、1拍を96等分し、00〜95までの数値で、そのイ ベントの位置を表します。たとえば、00ならば拍の頭、48 なら拍の真ん中の位置という具合に表します。また、同じ クロックを曲の中での音符の長さを表す単位としても使い ます。QY22では、1拍が96クロックなので、主な音符のク ロック数は次のようになります。4分音符=96クロック、8分 音符=48クロック、16分音符=24クロック、2分音符=192ク ロックとなっています。 ゲートタイム ノートイベントの一部で、キーを弾いた瞬間から離すまで の時間 (長さ)をクロック数で表します。音価とも呼ばれま す。 コード 一定の規則に基づいて演奏された複数の音の集まりで、和 音のこと
10.
初期化 装置全体の設定を、工場出荷時の状態に変更する機能のこ とです。イニシャライズともいいます。QY22では、 [OCT DOWN]、[OCT UP]、[b]を押しながら電源スイッチを ONにすることで、すべての設定が初期化されます。また、 一度初期化されると、それまでの設定や演奏データは失わ れますのでご注意ください。 シンクモード 同期演奏で、QY22がMIDIクロックを出す側なのか、MIDI クロックを受け取ってそれに合わせて演奏する側なのか、 を設定するパラメーターです。 シンコペーション タイにより弱拍の音符が、直後にある同じ高さの強拍の音 符とつながり、アクセントが弱拍に移動することをいいま す。QY22では、ソングのバッキングトラックに、コード パートのステップレコーディングを行う際、コード変化を 半拍分だけ前の拍に食い込ませる設定をシンコペーション と呼んでいます。 (→ P.
10. 用語解説 スタイル カテゴライズされた音楽ジャンルの分類のことで、QY22で は、ジャンルごとに6セクションに分けメモリーに記憶させ ています。このようにセクション様式をもったパターンの 集合体をスタイルと呼んでいます。 スタイルの中の個々のパターンを呼び出すには、セクショ ンを指定する必要があります。 (→ P.
た行 タイ 同じ音程の2音をつなげて、ひとつの音として演奏する記号 ( ) です。QY22のステップレコーディングで、付点音符 やタイで記譜されている音符を入力するときに使用する ファンクション機能です。 チェンジモード エディットモードの中の2つのモードの内、データを選択 し、修正するためのモードをチェンジモードといいます。 もう1つをインサートモードといいます。 ツリー図 シンセサイザーなどのデジタル機器では、数多くのコマン ドを並べるのに、同じ働きのもの同士をモード、サブモー ドごとにまとめて配列する、いわゆる階層化構造を持たせ ています。この階層化構造は、別名ツリー構造とも呼ばれ ており、その構造を図示したものをツリー図と呼びます。 DC 直流電流のことです。 ディスプレイ デジタル楽器などで、モードやデータの状態を表示するモ ジュールをディスプレイといいます。QY22では、LCDパネ ルのことを指します。 データエントリー MIDIのコントロールチェンジデータの中の一種です。RPN で指定したパラメーターのデータを変更する役割を持って います。 デバイスナンバー バルクデー
10.
は行 パート バッキングトラックで、コード進行、パターン番号、テン ポチェンジ、リピート記号などのパターンの演奏進行順を プログラムする部分をトラックと区別してパートと呼んで います。 パターン 1〜8小節単位のドラム、ベース、コード1, 2を含んだバッキ ングパターンのことです。コードを指定することで、1種類 のパターンをさまざまなコードで演奏することが可能で す。QY22には、プリセットで600パターン (100スタイル×6 セクション) 、ユーザーとして100パターンが準備されてい ます。 パターンパート ソングを構成するバッキングトラックの中の、パターンナ ンバーを並べるパートのことです。 バッキングトラック ソングを構成する5つのトラックの内、バッキングを受け持 つトラックのことです。パターンパート、コードパート、 テンポパート、リピートパートの4つのパートを持ってお り、各パートに演奏進行をプログラムします。 バルクダンプ QY22のようなデジタル楽器の中のデータを外部MIDI機器 に保存するために、バルクデータとしてMIDI OUT端子から 送信することをいいます。 バルクデ
10.
フロッピーディスク コンピューターなどの補助記憶装置用の媒体で、小型、低 価格のため、ワープロやシンセサイザーなどの外部記憶メ ディアとしてよく用いられます。大きさと記憶容量によっ て幾つもの種類に分かれています。 ベロシティ 鍵盤を弾く速さ (タッチの強弱)のことです。 ポリ数 同時に発音することのできる和音の数 (最大同時発音数)の ことです。 QY22の音源部は最大同時28 (エレメント) 発音となっていま す。これを越えた場合、音切れの原因となります。 ボリューム 音量をコントロールするためのMIDI情報です。ボイスプレ イ画面のフェーダーをコントロールでき、コントロール チェンジの (7) を使います。 ま行 マスター MIDIシステムにおいて、MIDI情報を出す側の機器をいいま す。MIDI情報を受ける側の機器は、スレーブといいます。 マスターチューン その楽器のもっとも基本的な音程の設定のことです。 マスターボリューム システム全体の音量のことをいいます。 マルチ 一度に複数パートの演奏を再生する機能のことです。一度 に演奏できるパート数をマルチ数といいます。 マ
10.
ユーティリティモード システムに関する設定や、他機種とのデータのやり取り、 ABCの設定を行うモードです。 ら行 リアルタイムレコーディング リアルタイムに演奏したままを、録音する方法です。 rit.
11.
ハ ページ パターン ・・・・・・・・・・・・・・・ 24, 38, 159, 281 パターンエディット ・・・・・・・・・・・・・・・ 206 パターンジョブ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 184 パターンパート ・・・・・・・・・・・・・ 72, 82, 281 パターンネーム ・・・・・・・・・・・・・・・ 163, 202 パターンレコーディング ・・・・・・・・・・・ 170 バッキングトラック ボ ・・・・・・・・ 27, 72, 74, 82, 86, 90, 94, 281 バルクダンプ ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 232, 281 バルクデータ ・・・・・・・・・・・・・ 234, 236, 281 パン ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 143, 157, 215, 281 拍子 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 58, 83, 174 ビート ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 77, 179, 282 ビートグラフ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 77, 179 ピッチベンド ・・・・・・・・・ 142, 145, 214, 282
12.
M ページ Master Tune ・・・・・・・・・・・・・・・ 145, 229, 283 Master Vol ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 230 Meas (メジャー)・・・・・・・ 60, 138, 210, 284 Metronome ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 229, 284 mf(メゾフォルテ) ・ 79, 141, 181, 213, 283 MIDI Ctl(コントロール)・・・・・・・・・・・ 227 MIDI Sync ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 227 MIDI接続 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18 Mix Track ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 100 Modify Gate Time(ソングジョブ)・・・・ 126 Modify Gate Time(パターンジョブ)・・ 198 Modify Velocity(ソングジョブ)・・・・・ 122 Modify Velocity(パターンジョブ)・・・ 194 Modulation ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 142
保証とアフターサービス サービスのご依頼、お問い合わせは、お買い上げ店、またはお近くのヤマハ電気音響製 品サービス拠点にご連絡ください。 ● 保証書 本機には保証書がついています。 保証書は販売店がお渡ししますので、必ず 「販売店印・お買い上げ日」 などの記入を お確かめのうえ、大切に保管してください。 ● 保証期間 お買い上げから1年間です。 ● 保証期間中の修理 保証書記載内容に基づいて修理いたします。詳しくは保証書をご覧ください。 ● 保証期間経過後の修理 修理すれば使用できる場合は、ご希望により有料にて修理させていただきます。 下記の部品については、使用時間により劣化しやすいため、消耗に応じて部品の交 換が必要となります。消耗部品の交換は、お買い上げ店またはヤマハ電気音響製品 サービス拠点へご相談ください。 消耗部品の例 ボリュームコントロール、スイッチ、ランプ、リレー類、接続端子など ● 補修用性能部品の最低保有期間 製品の機能を維持するために必要な部品の最低保有期間は、製造打切後8年です。 ● 持込み修理のお願い まず本書の 「故障かな?と思ったら」をよくお読みのうえ、もう一度お調べく
ヤマハ電気音響製品サービス拠点〔修理受付および修理品お持込み窓口〕 北海道サービスセンター 〒064 札幌市中央区南10条西 1-1-50 ヤマハセンター内 TEL (011)513-5036 仙台サービスセンター 〒983 仙台市若林区卸町 5-7 仙台卸商共同配送センター3F TEL (022)236-0249 首都圏サービスセンター 〒211 川崎市中原区木月 1184 TEL (044)434-3100 東京サービスステーション * 〒108 東京都港区高輪 2-17-11 TEL (03)5488-6625 浜松サービスセンター 〒435 浜松市上西町 911 ヤマハ (株) 宮竹工場内 TEL (053)465-6711 名古屋サービスセンター 〒454 名古屋市中川区玉川町 2-1-2 ヤマハ (株) 名古屋流通センター3F TEL (052)652-2230 大阪サービスセンター 〒565 吹田市新芦屋下 1-16 ヤマハ (株) 千里丘センター内 TEL (06)877-5262 四国サービスステーション 〒760 高松市丸亀町 8-7 ヤマハ
ユーザーサポートサービスのご案内 このたびは、ヤマハQY22をお買い求めいただきましてありがとうございます。 ヤマハデジタル商品は、常に新技術・高機能を搭載し技術革新を進める一方、お使いに なる方々の負担と煩わしさを軽減できるような商品づくりを進めております。また取扱 説明書の記載内容も、よりわかりやすく使いやすいものにするため、研究・改善いたし ております。 しかし、一部の高機能デジタル商品では、取扱説明書だけでは説明しきれないほどの 色々な知識や経験を必要としてしまうものがあります。 実際の操作に関して、基本項目は取扱説明書に解説いたしておりますが、 「記載内容が理 解できない」 「手順通りに動作しない」 「記載が見つからない」 といったさまざまな問題が起 る場合があります。 そのようなお客様への一助となるよう弊社では、デジタルインフォメーションセンター を開設いたしております。 お気軽にご利用いただきますようご案内いたします。 デジタルインフォメーションセンターについて ヤマハデジタルインフォメーションセンターでは、デジタル楽器の使用方法やトラブル などについて、電話による質問をお受けいたします。 お