R Remote Version 5.
目次 ■ 注記(ご使用上の注意) .................................................................................. 1 ■ ユーザーガイド(PDF ファイル)の操作について ............................................................. 4 ■ 動作環境 ..............................................................................................4 ■ 操作について ..........................................................................................4 セットアップ .................................................................... 5 R Remote をインストール(アンインストール)する .......
デバイスの発見と喪失について............................................................................. 37 ファームウェアのアップデートに失敗した場合 ............................................................... 38 メッセージ一覧 .......................................................................................... 40 困ったときは ................................................................... 42 10 進数/16 進数早見表 .................................................................................... 44 R Remote Version 5.
■ ユーザーガイド(PDF ファイル)の操作について 目次や本文中でリンク先があるところでは、リンクをクリックすると、該当ページへ移動できます。 Adobe Reader の「編集」メニューから「検索」または「簡易検索」を選び、調べたいキーワードを入力する ことで、キーワードによる全文検索ができます。 ファイルの左側に表示されている「しおり」上で見たい項目をクリックすると、該当ページへ移動できま す。 (しおりが表示されていない場合は、左上の「しおり」タブをクリックするとしおりが表示されます。) ■ 動作環境 R Remote を使用するためには以下のものをご用意ください。 ● 次の条件を備えたコンピューター OS Windows 10、Windows 11 (Windows は 64bit のみ対応しています) macOS 10.
セットアップ 以下の流れでセットアップをします。 1 R Remote をインストールする(P.5) 2 デバイスの設定をする(P.6) 3 コンピューターとデバイスを接続する(P.9) DANTE DOMAIN MANAGER を使って別サブネットでつながっているデバイスは接続できません。 4 デバイスの電源を入れる(P.9) 5 コンピューターの IP アドレスを設定する(P.10) 6 Dante Controller または CL/QL シリーズでルーティングをする(P.12) デバイスの結線や設定の詳細については、各デバイスの取扱説明書も合わせてご参照ください。 R Remote をインストール(アンインストール)する 以下の手順で、インストールできます。 1. 管理者権限のあるアカウントで Windows にログオン、または Mac にログインします。 2. ダウンロードした圧縮ファイルの解凍先にある「setup.exe」(Windows)または「Install R Remote Vxxx.
デバイスの設定をする 以下の設定項目に注意してディップスイッチや[UNIT ID]ロータリースイッチを設定してください。 Rio3224-D2、Rio1608-D2 は本体フロントパネルのディスプレイで設定します。 UNIT ID UNIT ID は 1 から 24(16 進数で 18)の範囲で重複しない ID を設定してください。0 または 25 以上だと R Remote が認識しません。(10 進数と 16 進数の変換については「10 進数/16 進数早見表」を参照してく ださい。) Rio3224-D2、Rio1608-D2: SETUP メニューの「UNIT ID」で設定します。 Rio3224-D2、Rio1608-D2 以外: ディップスイッチの設定は以下の組み合わせにしてください。 設定 ディップスイッチ UNIT ID の範囲を 1 から F (10 進数表記で 1 から 15) (1 を上) UNIT ID の範囲を 10 から 18 (10 進数表記で 16 から 24) (1 を下) IP アドレス R Remote でコントロールするための IP アドレ
Tio1608-D 設定 ディップスイッチ Auto IP (Link Local) (自動的に IP アドレスを 169.254.xxx.xxx に設定する) (5 と 6 を上) DHCP (DHCP サーバーから割り当てられた IP アドレスを設定する) (5 が上で、6 が下) Static IP (Auto) (IP アドレスを 192.168.0.
START UP MODE CL/QL シリーズを接続していない場合、START UP MODE を RESUME にすることをおすすめします。REFRESH にすると、R シリーズを再起 動するたびに、R Remote から設定を送る必要があります。 Rio3224-D、Rio1608-D、Ri8-D、Tio1608-D 設定 ディップスイッチ REFRESH デバイスの電源をオンにしたとき、以下の設定を初期化し、入出力をミュート する。 ・HA GAIN (-6 dB) ・+48V (OFF) ・HPF (OFF) ・HPF FREQ (80Hz) ・Gain Compensation (OFF) (Tio1608-D を除く) (7 と 8 を上) 初期化後デバイスを使用するには、電源オフ→ディップスイッチを RESUME に設定→電源オンの操作をする必要があります。 RESUME (前回電源をオフにする前の状態で起動する) (7 を下、8 を上) RSio64-D 設定 ディップスイッチ NORMAL (前回起動時の設定で、通常起動する) (7 と 8 を上) INITIALIZE
Rio3224-D2、Rio1608-D2 SETUP メニューの「START UP MODE」で設定します。 設定 REFRESH デバイスの電源をオンにしたとき、以下の設定を初期化し、入出力をミュートする。 ・HA GAIN (-6 dB) ・+48V (OFF) ・HPF (OFF) ・HPF FREQ (80Hz) ・GAIN COMPENSATION (OFF) ・COMPENSATION GAIN (-6 dB) RESUME (前回電源をオフにする前の状態で起動する。) REFRESH w/o MUTE (デバイスの電源をオンにしたとき、設定を初期化する。初期値は REFRESH と同じ。ただし入出力はミュートしな い。) コンピューターとデバイスを接続する コンピューターとデバイスを Ethernet ケーブルでつなぎます。 上記の接続方法で DAISY CHAIN にした場合は、数珠つなぎにデバイスの Dante 端子とコンピューターをつないで ください。 上記の接続方法で REDUNDANT にした場合は、Dante の[PRIMARY]端子に接続されているネットワークスイッチに コンピ
コンピューターの IP アドレスを設定する デバイスと通信をするために、コンピューターの IP アドレスを設定します。 Windows と Mac で設定方法が異なります。また、 「デバイスの設定をする」の IP アドレス設定によってコンピュ ーターの IP アドレス設定が異なります。 「Mac の場合」はリンクをクリックしてください。 Windows の場合 コントロールパネルを表示する [スタート] → [Windows システムツール] → [コントロールパネル]を選びます。 TCP/IP を設定する 以下の手順でコンピューターの TCP/IP の設定を行ないます。 1. [コントロールパネル]→[ネットワークと共有センター]または[ネットワークの状態とタスクの表示]を クリックまたはダブルクリックします。 「ネットワークと共有センター」画面が表示されます。 2.
「デバイスの設定をする」の IP アドレスの設定によって、以下のように設定します。 Auto IP または DHCP Static IP (Manual) [IP アドレスを自動的に取得する(O)]をクリック [次の IP アドレスを使う]をクリックし、IP ア する。 ドレスに「192.168.0.xxx(1 から 254 までのう ちで、デバイスを含めたほかの機器と重複しな い値)」 、サブネットマスクに 「255.255.255.0」を入力する。 下の 192.168.0.101 は例です。 Static IP (Manual)の場合、ネットワークに適した設定をしてください。詳しくはネットワークの管理 者にご相談ください。 [OK]をクリックします。 「Dante Controller または CL/QL シリーズでルーティングをする」に進んでください。 R Remote Version 5.
Mac の場合 以下の手順で IP アドレスを設定します。 1. [システム環境設定]→[ネットワーク]をクリックします。 「ネットワーク」画面が表示されます。 2. デバイスと接続するサービスをクリックします。 Mac 内蔵の Ethernet 端子を使用する場合は、[Ethernet]をクリックしてください。 3. 「デバイスの設定をする」の IP アドレスの設定によって、以下のように設定します。 Auto IP または DHCP Static IP (Manual) 「IPv4 の設定」で[DHCP サーバーを使用]を選択 「IPv4 の設定」で[手入力]を選択し、IP アドレ する。 スに「192.168.0.xxx(1 から 254 までのうちで、 デバイスを含めたほかの機器と重複しない値)」 、 サブネットマスクに「255.255.255.0」を入力す る。 下の 192.168.0.101 は例です。 Static IP (Manual)の場合、ネットワークに適した設定をしてください。詳しくはネットワークの管理 者にご相談ください。 4.
R Remote を操作する R Remote を起動します。 Windows 10 の場合:[スタート]→[Yamaha R Remote]→[R Remote]を選択 Windows 11 の場合:[スタート] →[すべてのアプリ]→[Yamaha R Remote]→[R Remote]を選択 Mac の場合:[移動]→[アプリケーション]→[R Remote]をダブルクリック ・デバイスと通信するためのコンピューターのネットワークカードを選択するための「Network Setup」ダイアログが表示される ことがあります。表示された場合、デバイスとつながっているネットワークカードをダブルクリックするか、ネットワークカー ドを選択して、[OK]ボタンをクリックしてください。 メニューバー R Remote で実行できるコマンド(命令)が、カテゴリーごとにまとめられています。 クリックするとコマンドのリストが表示されます。 メニュー コマンド 概要 呼び出されるダイアログ [File] [Open] 保存されているファイル(rrmt 形式 または rrm 形式)を開きます。 「Open
エリア構成 R Remote は機器選択エリア、情報表示エリア、メインエリアの大きく 3 つの部分にわかれます。 R Remote Version 5.
機器選択エリア 表示切り替えボタンをクリックすると、対応するデバイスが情報表示エリアとメインエリア に表示されます。 表示切り替えボタンが選択されている状態でマウスの左ボタンを押すと、該当するデバイス の全インジケーターが点滅するので、対応する機器本体を識別することができます。 また、デバイスの状態に応じてアラート を表示します。 表示切り替えボタンを右クリックすると、以下のコンテキストメニューが開きます。 コマンド 概要 [Mount] 「Mount」ダイアログが表示されます。マウントする機器を選択してください。 [Connect] 選択されている機器と同期状態にします。 [Disconnect] 選択されている機器と切断状態にします。 [Properties] 「Properties」ダイアログが表示されます。 [Summary] (Rio3224-D2、Rio1608-D2 の み) デバイスの Summary (REPORT 情報)を取得し、表示します。 [Log] (Rio3224-D2、Rio1608-D2 の み) デバイスの LOG 情報を取得して保存します。ファ
メインエリア 選択されたデバイスの状態やパラメーターの簡易設定をします。モデルによって表示が異なります。 Rio3224-D / Rio1608-D / Ri8-D / Tio1608-D / Rio3224-D2 / Rio1608-D2 の場合 画面は Rio3224-D の場合で説明しています。モデルによって HA 表示部の数が変わります。 操作子以外のところをダブルクリックまたは右クリックで[Open Edit Window]を選択すると、Edit ウィンドウ が表示されます。 ① HA 表示部 Rio3224-D / Rio1608-D / Ri8-D / Tio1608-D / Rio3224-D2 / Rio1608-D2 の HA の設定を表示/設定しま す。 機器の端子番号が表示されている部分でマウスの左ボタンを押すと、機器本体の該当端子のインジケータ ーが点灯します。 ⓐ [+48V]ボタン チャンネルごとのファンタム電源のオン/オフを切り替えます。 ⓑ GAIN ノブ 機器の HA のアナログゲイン量を設定します。現在の設定値はノブの下にある数値ボックスで確認でき ます。 数値ボック
操作 動作 () + クリック アナログゲイン量を初期値(-6dB)にします。 () + +クリック アナログゲイン量を 0dB にします。 右クリック 以下のコンテキストメニューを表示します。 [All Default] 全チャンネルのアナログゲイン量を初期値(-6dB)にしま す。 [All 0dB] 全チャンネルのアナログゲイン量を 0dB にします。 ⓒ [HPF]ボタン 機器の HA に内蔵されているハイパスフィルターのオン/オフを切り替えます。カットオフ周波数を設定 する場合は、Edit ウィンドウで設定してください。 ② [+48V MASTER]インジケーター 機器のマスターファンタム電源のオン/オフ状態が表示されます(オン/オフの切り替えは、機器本体で行な います)。 ③ [SYSTEM]インジケーター/[SYNC]インジケーター 機器の状態や Dante の状態を表示します。マウスカーソルをこの部分に持ってくると、表示の内容をポッ プアップします。また、デバイスの状態に応じてインフォ やアラ
Edit ウィンドウ メインエリアの操作子以外のところをダブルクリック、または右クリックで[Open Edit Window]を選択すると 表示されます。 機器の HA の詳細設定を表示/設定をします。ウィンドウを閉じるときは、Windows は右上の[×]ボタンをクリ ック、Mac は左上の[×]ボタンをクリックします。 画面は Rio3224-D の場合で説明しています。モデルによって表示ポート切り替えタブの数が変わります。 ① デバイス名 機器の UNIT ID とデバイス名を表示します。 ② [PEAK HOLD]ボタン このボタンをオンにすると、各レベルメーターのピークが保持されます。オフにすると、保持されていた ピークが解除されます。 ③ 表示ポート切り替えタブ Rio3224-D、Rio1608-D、Rio3224-D2、Rio1608-D2 のときに、表示するポートを切り替えます。 ④ ポートインデックス 機器のポート番号が表示されます。マウスの左ボタンを押すと、機器本体の該当ポートのインジケーター が点灯します。 ⑤ [+48V]ボタン ファンタム電源のオン/オフを切り替えます。 ⑥ [A
数値ボックスをダブルクリックすると、キーボードで直接入力できます。 また、ノブのすぐ右側にあるレベルメーターで、対応するポートの入力レベルを確認できます。 ノブ部分でのショートカットやコンテキストメニューには以下のものがあります。 操作 動作 () + クリック アナログゲイン量を初期値(-6dB)にします。 () + + クリック アナログゲイン量を 0dB にします。 右クリック 以下のコンテキストメニューを表示します。 [All Default] 全チャンネルのアナログゲイン量を初期値(-6dB)にします。 [All 0dB] 全チャンネルのアナログゲイン量を 0dB にします。 ⑦ [GC]ボタン オーディオネットワーク上の信号レベルを一定にするゲインコンペンセーションのオン/オフを切り替えま す。オンにすると、ゲインコンペンセーションにより固定されたゲイン値が表示され、それ以降のアナロ グゲインの変更は機器内蔵のコンペンセーションゲインで補正されます。Dante ネットワークには有効にす る直前の値に固定
Ro8-D の場合 Ro8-D では操作できる設定が無いため、[SYSTEM]インジケーターと[SYNC]インジケーターのみが表示されま す。 ① [SYSTEM]インジケーター/[SYNC]インジケーター 機器の状態や Dante の状態を表示します。マウスカーソルをこの部分に持ってくると、表示の内容をポッ プアップします。また、デバイスの状態に応じてインフォ R Remote Version 5.
RSio64-D の場合 RSio64-D の設定を変更できます。 ① カード名 スロット 1~4 に装着されている各カードの名前が表示されます。未装着の場合は、 「----」と表示されま す。MY8-AE96 が装着されているとき、カードの内蔵サンプリングコンバーター機能がオンになると、 「AE96S(w/SRC)」と表示されます。 ② IN/OUT PORT スロット 1~4 に装着されている各カードの入力ポート数および出力ポート数が表示されます。カードが装 着されていない場合は、 ” -- “と表示されます。 ③ SLOT1~4 [LOCK]インジケーター スロット 1~4 のワードクロックの状態(ステータス)を表示します。正常に動作しているときは、緑色で点 灯します。 消灯 スロットにカードが挿入されていない。または未対応のカードが挿入されています。 緑(点灯) LOCK WORD CLOCK セレクトキーで選択したクロックソースと同期したクロックが、カードから入力 されていることを示します。該当するスロットに外部機器が接続されている場合は、その機 器と RSio64-D との間で正常に入出力
④ SLOT1~4 [SRC]インジケーター スロット 1~4 の SRC(Sampling Rate Converter)の状態を表示します。 消灯 SRC がオフになっています。 緑(点灯) SRC がオンで、RSio64-D の SRC WCLK ディップスイッチで選択したクロックが正常に入力され ています。 赤(点灯) SRC はオンになっていますが、適切なクロックが入力されていません。RSio64-D の SRC WCLK ディップスイッチで選択したクロックが入力されていないか、動作範囲外であることが考え られます。SRC をオフにするか、ディップスイッチの設定を変更してください。 スロットに挿入した Mini-YGDAI カードへの SRC クロックは、RSio64-D の SRC WCLK ディップスイッチで選択します。 ⑤ SLOT1~4 [SRC]ボタン スロットの IN 側、OUT 側両方の SRC のオン/オフをスロットごとに切り替えます。 ⑥ WORD CLOCK ソース スロット 1~4 の SRC のワードクロックソースを表示します。 SLOT WCLK IN スロ
⑧ [CURRENT PATTERN]ボタン ボタンをクリックすると、RSio64-D 本体内で現在選択されているルーティングパターンを表示します。 RSio64-D でルーティングパターンを切り替えた場合は、3 秒経つと反映されます。 ⑨ [USER PATTERN]ボタン ボタンをクリックすると、RSio64-D 本体内のルーティングユーザーパターンを設定する USER PATTERN ROUITNG 画面が開きます。 * PRESET ボタン パッチ編集のテンプレートとして、プリセットパターン 1~7 から選択して呼び出します。 R Remote Version 5.
* CLEAR ALL ボタン パッチのすべてがクリアされます。 ⑩ POWER INT インジケーター RSio64-D の AC IN 電源の通電状態を表示します。 ⑪ POWER EXT インジケーター RSio64-D の EXT DC INPUT 電源の通電状態を表示します。EXT DC INPUT 電源が供給されていれば点灯しま す。 ⑫ [SYSTEM]インジケーター/[SYNC]インジケーター 機器の状態や Dante の状態を表示します。マウスカーソルをこの部分に持ってくると、表示の内容をポッ プアップします。また、デバイスの状態に応じてインフォ R Remote Version 5.
RMio64-D の場合 RMio64-D の設定をできます。 ① MADI [SRC ON]インジケーター MADI [SRC ON]ボタン SRC (Sampling Rate Converter)のオン/オフを切り替えます。 ② MADI [SRC WCLK IN]インジケーター MADI [SRC WCLK IN]ボタン RMio64-D のリアパネルの MADI WCLK IN FOR SRC 端子から入力されているワードクロックを SRC の基準クロ ックとして使用する(点灯)/使用しない(消灯)を切り替えます。 ③ MADI [INPUT RATE Fs 44.1kHz]インジケーター MADI [INPUT RATE Fs 48kHz]インジケーター MADI の入力信号が 44.
⑤ MADI [STATUS INPUT]ステータス MADI [STATUS OUTPUT]ステータス MADI の入力信号と出力信号の情報(フレーム周波数/チャンネル数)を表示します。 ⑥ WORD CLOCK [WCLK IN]インジケーター WORD CLOCK [MADI]インジケーター WORD CLOCK [DANTE]インジケーター WORD CLOCK [WCLK IN/MADI/DANTE]ボタン ワードクロックソースを選択します。 WCLK IN RMio64-D のリアパネルの WORD CLOCK IN 端子から入力されているワードクロック信号を使用 します。有効なワードクロック入力がないときはインジケーターが点滅します。 MADI MADI 入力信号のワードクロックを使用します。有効なワードクロック入力がないときはイン ジケーターが点滅します。 DANTE Dante ネットワークのワードクロックを使用します。 ⑦ WORD CLOCK [Fs]インジケーター 本体が動作しているワードクロック周波数を表示します。同期が取れていないときは点滅します。 ⑧ [EXTERNA
Tio1608-D の場合 Tio1608-D の設定を変更できます。 ① デバイス名 機器の UNIT ID とデバイス名を表示します。 ② [PEAK HOLD]ボタン このボタンをオンにすると、各レベルメーターのピークが保持されます。オフにすると、保持されていた ピークが解除されます。 ③ 表示ポート切り替えタブ 表示するポートを切り替えます。 ④ ポートインデックス 機器のポート番号が表示されます。マウスの左ボタンを押すと、機器本体の該当ポートのインジケーター が点灯します。 ⑤ [+48V]ボタン ファンタム電源のオン/オフを切り替えます。 ⑥ [A.
操作 動作 右クリック 以下のコンテキストメニューを表示します。 [All Default] 全チャンネルのアナログゲイン量を初期値(-6dB)にします。 [All 0dB] 全チャンネルのアナログゲイン量を 0dB にします。 ⑦ [FREQ]ノブ/[HPF]ボタン 機器の HA に内蔵されているハイパスフィルターのオン/オフ切り替え、およびカットオフ周波数の調節を 行ないます。現在の設定値は、ノブの下にある数値ボックスで確認できます。 [FREQ]ノブの上で () +クリックをすると、カットオフ周波数が初期値(80Hz)になりま す。 「Network Setup」ダイアログ [File]メニュー→[Network Setup]を選択すると表示されます。 デバイスと通信するためのコンピューターのネットワークインターフェイスカード(以下「ネットワークカー ド」と呼びます)を選択します。 注記 ネットワークカードを変更すると、各種パラメーター設定が初期化されます。変更前の設定をあとで使う場合は、設定をファ イルに保存してからネットワークカードを変更してください。 ①
「Device Information」ダイアログ [File]メニュー→[Device Information]を選択すると表示されます。 接続されているデバイスの情報の一覧を表示します。 ① 機器リスト Unit ID などの項目名の部分を右クリックすると、表示する項目を選択できます。 Unit ID デバイスの UNIT ID が表示されます。 Product デバイスのモデル名が表示されます。 Name デバイスの機器名が表示されます。この名前は Dante Controller で変更できます。 Mode デバイスの START UP MODE が表示されます。 IP Address デバイスに設定されている IP アドレスが表示されます。 Port No.
「IP Address」ダイアログ 「Device Information」ダイアログで[Set IP Address]ボタンをクリックすると表示されます。 機器の IP Select Mode の状態確認や、Static IP (Manual)の機器の IP アドレスなどの設定をします。 RMio64-D は、ディップスイッチの代わりにこのダイアログで IP Select Mode を設定します。 この設定はファームウェア V4.10 以降で有効です。 RMio64-D 以外のデバイスを Static IP(Manual)で使用する場合は、以下の手順で設定をしてください。 1. デバイスを Static IP (Manual)以外のモードで起動する。 2. R Remote を起動する。 3. 「Device Information」ダイアログで、Static IP (Manual)にしたい機器を選択する。 4. 「IP Address」ダイアログで Static IP (Manual)に必要な情報を入力する。 5. [OK]ボタンをクリックする。 6.
「Properties」ダイアログ 「Device Information」ダイアログで[Properties]ボタンをクリックすると表示されます。 接続されている機器の情報を表示します。 ① [Information]表示部 機器の情報を表示します。機器がつながっていない場合は、情報が表示されません。 ② [OK]ボタン ダイアログを閉じます。 R Remote Version 5.
ファームウェアをアップデートする R Remote (V4.1 以降)から R Series (Rio3224-D、Rio1608-D、Ri8-D、Ro8-D、RSio64-D、RMio64-D、Rio3224D2、Rio1608-D2)や Tio1608-D のファームウェアをアップデートする手順を説明します。 ご注意(必ずお読みください) アップデート作業中(データのロード中)に機器の電源を切ったり、ケーブルを抜いたり、このユーザーガイドに記載された手順と異 なった操作をされますと、機器が故障する場合がありますのでご注意ください。 アップデートの流れ 1 ファームウェアをアップデートする動作環境を確認する(P.4) 2 デバイスとコンピューターの接続 (P.33) 3 コンピューターのネットワーク設定を行なう(P.10) RMio64-D のファームウェアをアップデートするには、IPv6 が有効になっている必要があります。 4 アップデートを行なう(P.36) R Remote Version 5.
デバイスとコンピューターの接続 アップデートを行なう対応デバイスの Dante [PRIMARY]端子にコンピューターを直接接続してください。 ・アップデートするデバイスに Dante Device Lock が掛かっている場合、Dante ファームウェアを更新できません。 デバイス本体のファームウェアは、Dante Device Lock が掛かっていても更新できますが、Dante Device Lock を解除するまで Dante Controller や CL/QL の I/O DEVICE 画面にはアップデート前のバージョンが表示されます。Dante Controller で Dante Device Lock を 解除してください。 ・アップデートするデバイスが DANTE DOMAIN MANAGER の DOMAIN に参加している場合は、DOMAIN から外し、デバイスとコンピューターを 同じサブネットに接続してください。 ※Rio3224-D の接続例です。 DANTE ネットワーク上に複数の対応デバイスが存在する場合でも、そのネットワークの DAISY CHAIN 回線のど こか、も
ネットワーク設定 接続するコンピューターのネットワークを「コンピューターの IP アドレスを設定する」に従って設定してく ださい。 R Remote からコントロール可能な状態のときにアップデートできます。 ネットワーク接続の詳細と注意事項については下記 URL をご参照ください。 http://www.yamahaproaudio.
示されません。 デバイス本体ファームウェア(Model)、Dante ファームウェアのそれぞれの情報が表示されます。 Update Status 欄には下記の情報が表示されます。 メッセージ 内容 Waiting アップデート開始待ちです。 Updating アップデート中です。 Cancelled アップデートがキャンセルされました。 Finished アップデートが完了しました。(デバイスを再起動する必要があります) Completed アップデートが完了し、デバイスのバージョンが更新されました。 Failed アップデートに失敗しました。 Progress 欄には以下の情報が表示されます。 Model: RMio64-D 以外: RMio64-D: Dante: デバイス読み込み時: Brooklyn2/Brooklyn3(モジュール種別を表示) アップデート中: Transferring(データ転送中) → Writing(データ書き込み中) 注記 Erasing(データ消去中) → Transferring(データ転送、書き込み中) Writing(データ書き込
② チェックボックス デバイスごとに、本体ファームウェア(Model)/Dante ファームウェアをアップデートするかどうかを選択します。 Firmware Info(ファイル情報エリア)の Dante ファームウェアで Not Available と表示している Dante モジュール搭載デバイスは、モ デルのファームウェアもアップデートできないためチェックボックスがグレーアウトします。 ③ [Update]ボタン アップデートを開始します。 Rio3224-D2 / Rio1608-D2 では、基板の変更対応を本体ファームウェア(Model)の V1.80 以降で実装しています。そのた め、バージョンが V1.80 以降でそのバージョン未満にはダウングレードできない場合があります。その場合は、[Update]ボタンを押 した後にダウングレードができないとメッセージが表示されます。 ④ [Cancel]ボタン アップデートが開始されていないデバイスのアップデート作業を中止します。 アップデート手順 ファームウェアをアップデートする手順を説明します。 1.
デバイスの発見と喪失について ファイルを選択すると、ネットワーク上に発見されたすべてのデバイスの中から、ファイルが対応する デバイスがリストアップされてデバイス情報エリアに表示されます。 また、その後アップデートを開始する前までは、新たに発見された対応デバイスも随時リストに追加されま す。 逆に、ネットワークケーブルが抜けるなどして R Remote がデバイスを喪失した場合、そのデバイスのバージ ョン表示部分(Firmware Version)には Disconnected と表示されます。 R Remote Version 5.
ファームウェアのアップデートに失敗した場合 ファームウェアのアップデートに失敗しても、R Remote がデバイスを認識していれば、何度でもやり直せま す。ただしアップデート中にデバイスの電源が切れてしまった場合、デバイスが正常に起動できなくなりま す。その場合は、R Remote のデバイス情報エリアにデバイスが表示されなくなり、症状に従って下記の対処が 必要になります。 Dante Controller のネットワークグリッドビューでデバイス名が赤色で表示される場合 → Dante のファームウェアがフェイルセーフモードに入っています。 Dante Controller に付属する Dante Updater を使って、Dante ファームウェアの復旧と最新 Dante ファ ームウェアのインポート及びアップデートを実施してください。 R シリーズ/Tio1608-D のファームウェアから Dante ファームウェアを取得できます。 R Remote を起動し、「アップデート手順」の手順 1 から 3 を実行します。(初回のみ) ユーザーフォルダー内に一時的に「RRMT_****」というフォルダーが生成さ
6. コンピューター本体の IP アドレスとサブネットマスクを以下のように設定します。 設定方法についての詳細は「コンピューターの IP アドレスを設定する」をご参照ください。 IP アドレス: 192.168.0.101 サブネットマスク: 255.255.255.0 7. R Remote Recovery Updater を起動します。 Windows で「ユーザーアカウント制御」画面が表示された場合は、[続行]または[はい]をクリックします。 8. [select]ボタンを押して、アップデートするファームウェア「xxxx_v*_**_rrmt.bin」を選択します。 xxxx はデバイス名を表します。*_**はファームウェアバージョンを表します。(例:rio3224-d_v4_10_rrmt.bin) R Remote 非対応の古いファームウェアを選択した場合「Invalid file.
メッセージ一覧 アップデート中にポップアップ画面で表示されるエラー/警告/確認のメッセージは下記です。 ■エラーメッセージ メッセージ 内容 対応方法 Cannot unpack the file. File path may be too long Make sure that the file path is less than 260 characters ファイルの一時展開に失敗しまし た。 ファイルの置き場所(パス)の文字 数が多すぎます。 ファイルを C:\temp などの階層の浅 い場所に移動してください。 Cannot unpack the file. User directory cannot be edited. Make sure that edits to this directory are permitted. ファイルの一時展開に失敗しまし た。 ユーザーディレクトリ等の書き込み が不可になっています。 ユーザーディレクトリのアクセス権 を書き込み可能な設定に変更してく ださい。 Invalid file. Select a valid file.
■警告メッセージ メッセージ 内容 Update in progress. Wait until update is completed. アップデート中に[X]ボタンが押されました。 アップデート完了までお待ちください。 ■確認メッセージ メッセージ 内容 Cancel update? This will cancel the update of all waiting devices. アップデート中に[Cancel]ボタンが押されました。 アップデートを終了する場合は[はい(Y)]ボタンを、アップデートを継続する 場合は[いいえ(N)]ボタンを押してください。 Close? One or more devices have not been updated yet. アップデート失敗しているデバイスがある状態で [X]ボタンが押されました。 ウィンドウを閉じる場合は[はい(Y)]ボタンを、継続する場合は[いいえ(N)]ボ タンを押してください。 Select file? One or more devices have not been updated yet.
困ったときは 症状 原因 対策方法 デバイスが接続されない デバイスの電源スイッチがオンにな っていない。 電源スイッチをオンにしてください。 デバイスのディップスイッチの設定 が正しくない。 「デバイスの設定をする」を見て、適切な 設定にしてください。 デバイスの UNIT ID が 1 から 24 以外 に設定されている。 UNIT ID を 10 進数表記での 1 から 24(16 進 数表記の 1 から 18)の範囲で設定してくだ さい。 数字については「10 進数/16 進数早見表」 を参照してください。 ケーブルが正しく接続されていな い。 橙色の[SYNC]インジケーターが点滅してい る場合、ケーブルが断線しているか、正し く接続されていないことをあらわします。 ケーブルを正しく接続してください。 REDUNDANT モードの場合、[PRIMARY]端子に 接続されているネットワークスイッチに接 続してください。 音が入力されない/入力レ ベルが小さい HA のゲインを調整しても 音声レベルが変化しない R Remote Version 5.
症状 原因 対策方法 [UNIT ID]ロータリースイ ッチやディップスイッチの 設定が反映されない 電源がオンの状態で設定を変更し た。 デバイスの電源を入れ直してください。 デバイスを認識しない Windows ファイアウォールで通信をブ ロックされている。 以下の手順で R Remote が Windows ファイア ウォールでブロックされないようにしてく ださい。 1. コントロールパネルを開く。 2. 右上の「表示方法」で[カテゴリ]を選択 する。 3. [システムとセキュリティ]をクリックす る。 4. [Windows ファイアウォールによるプログ ラムの許可]をクリックする。 5. 「許可されたプログラムおよび機能」で 「Yamaha R Remote」にチェックを入 れ、右のチェックボックスにもチェック を入れる。 6.
症状 原因 対策方法 アップデートするデバイス が表示されない。 R Remote がインストールされている コンピューターで、デバイスと接続 しているネットワークカードが選択 されていない。 「Network Setup」ダイアログで、デバイス と通信するネットワークカードを選択して ください。 Windows ファイアウォールで通信をブ ロックされている。 以下の手順で R Remote が Windows ファイア ウォールでブロックされないようにしてく ださい。 1. コントロールパネルを開く。 2. 右上の「表示方法」で[カテゴリ]を選択 する。 3. [システムとセキュリティ]をクリックす る。 4. [Windows ファイアウォールによるプログ ラムの許可]をクリックする。 5. 「許可されたプログラムおよび機能」で 「Yamaha R Remote」にチェックを入 れ、右のチェックボックスにもチェッ クを入れる。 6.
© 2023 Yamaha Corporation 2023 年 4 月 発行 YJMK-A1 R Remote Version 5.