V3.1 追補マニュアル この追補マニュアルでは、CL5/CL3/CL1 ファームウェア V3.
目 目 次 次 インプット系チャンネル ......................................................................... 3 パン設定の追加機能 ( モノラルインプットチャンネルのみ ) ............................................... 3 LR-MONO 設定にした場合の入力信号処理変更 (ステレオインプットチャンネルのみ)....................................................................... 4 I/O デバイス画面................................................................................... 5 サポートデバイスの追加 .........................................................................................................
インプット系チャンネル インプット系チャンネル パン設定の追加機能 ( モノラルインプットチャンネルのみ ) STEREO バスに送られる信号のパンにおいて、PAN LAW の設定が選択できるようになりました。以 下の2つから選択できます。 CENTER NOMINAL パンのレベル特性はセンターでノミナル、振り切りで +3dB となります。 LR NOMINAL パンのレベル特性はセンターで -3dB、振り切りでノミナルとなります。 NOTE この PAN LAW の設定は、ステレオ設定された MIX バスに送られる信号の PAN LAW 設定にも 反映されます。 手順 1 1. 操作したいモノラルタイプのインプットチャンネルを選ぶ。 2. OVERVIEW画面で操作したいチャンネルのSTEREO/MONOフィールドのノブを押して選択し、 もう 1 回ノブを押す。もしくは SELECTED CHANNEL 画面で操作したいチャンネルの PAN/ BALANCE フィールドのノブを押して選択し、もう 1 回ノブを押す。 1 PAN LAW 選択ボタン 3.
インプット系チャンネル PAN LAW の設定状態は、以下の画面からも確認できます。 マークが表示されているチャンネル は、 PAN LAW が LR NOMINAL に設定されていることを示しています。 LR-MONO 設定にした場合の入力信号処理変更(ステレオイン プットチャンネルのみ) ・ TO STEREO/MONO 画面 (CH1-48、CH49-72/ST IN(CL5)、CH49-64/ST IN(CL3)、ST IN(CL1)) 適切なレベルになるように LR-MONO 設定に関して、 以下のように信号処理を変更しました。両チャ ンネルを加算してモノラル信号にしますが、ステレオインプットチャンネルの R 側チャンネルが ミュートされます。 ・ OVERVIEW 画面 (STEREO/MONO フィールド ) ・ SELECTED CHANNEL VIEW 画面 (PAN/BALANCE フィールド ) NOTE ・ LR-MONO に設定すると、 同時に PAN モードに切り替わります。また PAN ノブの設定はセン ターになります。 ・ LR、L-MONO、R-MONO のどれか
I/O デバイス画面 3 SLOT1 〜 4 LOCK インジケーター I/O デバイス画面 スロット 1 〜 4 のワードクロックの状態 ( ステータス ) を表示します。正常に動作しているとき は、緑色で点灯します。 サポートデバイスの追加 消灯 RSio64-D が新たにサポートされました。I/O デバイス画面にて RSio64-D を操作することができま す。 緑 ( 点灯 ) LOCK I/O デバイス画面 (I/O ページ ) 緑 ( 点滅 ) SYNC ■ RSio64-D 表示 1 2 3 45 ERROR B 赤 ( 点灯 ) UNLOCK 赤 ( 点滅 ) WRONG WORD スロットにカードが挿入されていない。または未対応のカードが挿入されています。 WORD CLOCK セレクトキーで選択したクロックソースと同期したクロックが、カードか ら入力されていことを示します。該当するスロットに外部機器が接続されている場合は、 その機器と RSio64-D との間で正常に入出力が行なわれています。なお、サンプリング周 波数が近接している場合、非同期であってもこ
I/O デバイス画面 8 USER PATTERN ボタン RSio64-D 本体のワードクロックソースの状態を表示します。 WCLK IN ボタンを押すと、RSio64-D 本体内のルーティングユーザーパターンを設定する画面が開きま す。スロットおよび Dante のそれぞれの出力ポートへのパッチを設定します。 RSio64-D のリアパネルの WORD CLOCK IN 端子から入力されているワードク ロック信号を使用している場合に点灯します。有効なワードクロック入力がない 場合は点滅 *1 します。 SLOT1 1/2 RSio64-D のスロット 1 のチャンネル 1/2 のワードクロックを使用している場合 に点灯します。有効なワードクロック入力がない場合は点滅 *1 します。MY8AEB 使用時 *2 はチャンネル 7/8 のワードクロックを使用します。 DANTE Dante ネットワークのワードクロック *3 を使用している場合に点灯します ( 有効 な Dante 信号入力がない場合は、内蔵 Dante モジュールが生成するクロックで動 作します )。 NOTE スロットか
I/O デバイス画面 NOTE サードパーティー製機器の HA コントロール機能追加 ラック部分の右側のインジケーターには、 デバイスのコントロール状態を表示します。 対応するサードパーティー製機器の HA( ヘッドアンプ ) を、コンソールからコントロールできるよう になりました。DANTE SETUP 画面から HA コントロール可能なデバイスとして登録することで、 HA のコントロールができるようになります。 コントロール対象のデバイスを探している状態 NOTE PREVIEW モード中の、 コンソールからの HA パラメーター変更はデバイスに反映されません。 REMOTE HA ASSIGN 画面で WITH RECALL の オン / オフの設定ができます。 シーンライブラリーへのストア / リコール、ファイルへのセーブ / ロードができます。 CL シリーズ V3.
セットアップ画面 ・ DCA 1〜8のキュー セットアップ画面 ・ DCA 1〜8の DCA MUTE TARGET(DCA グループのミュート対象 ) NOTE キューモードが LAST CUE であったとしても、 対象となる DCA のキューはカスケード接続 されているコンソール間で同時にオンとなります。 ・ DCA 9-16 カスケード接続の機能追加 CL シリーズどうしをカスケード接続するときに、 リンクできる操作対象が増え、 複数選択が可能にな りました。 以下の DCA9 〜 16 に関するパラメーターがリンクします。 CASCADE 入力信号にアッテネーターが搭載されました。 ・ DCA9 〜 16 のレベル ・ DCA9 〜 16 のオン / オフ CASCADE 画面 (CASCADE IN PATCH ページ ) ・ DCA9 〜 16 のキュー ・ DCA9 〜 16 の DCA MUTE TARGET(DCA グループのミュート対象 ) NOTE キューモードが LAST CUE であったとしても、 対象となる DCA のキューはカスケード接続 されているコンソール
セットアップ画面 CASCADE 画面 (CASCADE IN ATT ページ ) 1 1 ATT ノブ カスケード入力信号に対するアッテネーターの値 (-96.0dB 〜 0.0dB) が表示されます。 Centralogic セクションのマルチファンクションノブ 1 〜 8 や [TOUCH AND TURN] ノブで 調節できます。 NOTE 入力レベルの調整可能な SUB IN として使用することができます。これによりインプットやバ スを占有することなく、他のコンソールの信号をバスにサミングすることができます。 9 V3.
チャンネルジョブ GLOBAL RECALL SAFE 画面 チャンネルジョブ 追加されたパラメーターは、次のとおりです。 CASCADE IN リコールセーフ機能のパラメーター追加 CASCADE OUT リコール操作から除外できるパラメーターが追加されました。 CASCADE IN PATCH および CASCADE IN ATT の設定 CASCADE OUT PATCH の設定 RECALL SAFE MODE 画面 GLOBAL RECALL SAFE フィールド内に、 CASCADE IN と CASCADE OUT が追加されました。 10 V3.
シーンメモリー フォーカスリコール機能のパラメーター追加 シーンメモリー フォーカスリコール機能で設定できるパラメーターが追加されました。 追加されるパラメーターはリ コールセーフ機能で追加されたパラメーターと同じです。 グローバルペースト機能のパラメーター追加 グローバルペースト機能に関して、 選択できるパラメーターとして CASCADE IN と CASCADE OUT が追加されました。 GLOBAL PASTE 画面 (PATCH/OTHERs ページ ) 追加されたパラメーターは、 次のとおりです。 CASCADE IN CASCADE OUT CASCADE IN PATCH および CASCADE IN ATT の設定 CASCADE OUT PATCH の設定 11 V3.
SAVE/LOAD 画面 SAVE/LOAD 画面 USB メモリーのリマウント機能追加 USB メモリーがマウントされていない状態のときは、FORMAT ボタンが USB REMOUNT ボタンに なります。押すと USB メモリーをマウントします。USB メモリーを抜き差ししても認識されないよう なときに使用します。 12 V3.
その他の機能 Dante ファームウェアのアップデート機能の追加 その他の機能 Dante Firmware Update Manager を使用せずに、USB メモリーから CL 本体に内蔵している Dante モジュールのファームウェアをアップデート可能になりました。 NAME SUB CPU ファームウェアのアップデート手順の変更 以下の画面が表示されましたら、 Dante モジュールのファームウェアをアップデートするモードに 入ったことになります。操作の詳細は、 「CL5/CL3/CL1 ファームウェア アップデートガイド」 をご参 照ください。 アップデート中は本体の電源を切ったりしないでください。 USB メモリーから CL 本体の NAME SUB CPU のファームウェアをアップデートする手順が変更に なりました。以下の画面が表示されましたら、NAME SUB CPU のファームウェアをアップデートす るモードに入ったことになります。 操作の詳細は、 「CL5/CL3/CL1 ファームウェア アップデートガイ ド」 をご参照ください。 アップデート中は本体の電源を切ったりしないでく
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