User Manual

EQ/ ダイナミクス
リファレンスマニュアル
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EQ/ ダイナミクス
ここでは CL シリーズの各チャンネルに搭載された EQ( イコライザー)/ ダイナミクスについて説明
します。
EQ/ ダイナミクスについて
CL シリーズのインプット系チャンネル / アウトプット系チャンネルには、4 バンド EQ とダイナミク
スが搭載されています。
EQ は、すべてのインプット系チャンネル / アウトプット系チャンネルで使用できます。EQ の直前には
アッテネーターが搭載されEQ GAIN 設定で信号がクリップしないように入力信号のレベルを減衰
( アッテネート ) できます。さらに、インプット系チャンネルでは、EQ から独立したハイパスフィル
ターが使用できます。
インプット系チャンネルに 2 系統のダイナミクスが搭載されており、ダイナミクス 1 はゲート、ダッ
キング、ンプレッサー、キスパンダーとして、ダイナミクス 2 はコンプレッサー、コンパンダーハー
ド、コンパンダーソフト、ディエッサーとして使用できます。また、ウトプット系チャンネルには、1系
統のダイナミクスがあり、コンプレッサー、エキスパンダー、コンパンダーハード、コンパンダーソフト
として使用できます。
EQ を使う
ここでは、インプット系チャンネル / アウトプット系チャンネルに搭載された 4 バンド EQ の基本操
作について説明します。
1. Centralogic セクションのバンクセ
レクトキーを使って、EQ を操作し
たいチャンネルの OVERVIEW
面を表示させます。
EQ ィールドで EQ の特性が確認で
きます。この OVERVIEW 画面で
SELECTEDCHANNEL セクション
EQ のノブを使い、パラメーターの
設定を変更できます。
2. ATT/HPF/EQ のパラメーターの値を確認しながら変更したい場合は、OVERVIEW 画面の
EQ フィールドを押して、HPF/EQ ポップアップ画面を表示させます。
HPF/EQ ポップアップ画面では、EQ やハイパスフィルターのパラメーターの設定やオン / オフ
切り替えが行なえます。
このポップアップ画面は 5 種類ありますそれぞれの画面に含まれる項目は、次のとおりです。
HPF/EQ ポップアップ画面 (1ch)
現在選択されているチャンネル EQ のすべてのパラメーターを表示 / 変更します。特定のチャンネル
EQ を細かく設定したいときに便利です。
1 LIBRARY ボタン
押すと、EQ ライブラリーポップアップ画面が表示されます。
2 DEFAULT ボタン
押すと、EQ/ フィルターの各パラメーターが初期設定値にリセットされます。
3 COPY ボタン
EQ の各パラメーターの設定値が、バッファーメモリーに格納されます。
4 PASTE ボタン
押すと、バッファーメモリーにコピーされている設定値が、現在の EQ ペーストされます。バッ
ファーメモリーに有効なデータが格納されていないときは、何も起きません。
5 COMPARE ボタン
押すと、現在の EQ の設定値とバッファーメモリーのデータを入れ替えます。ッファーメモリー
に有効なデータが格納されていないときは、何も起きません。
6 チャンネルアイコン / 番号 / チャンネルネーム
現在選択されているチャンネルのアイコン、番号名前を表示します。
7 LOWSHELVINGON/OFF タン
オンにすると、LOW バンドがシェルビングタイプに切り替わります。
8 HPFON/OFF ボタン ( ウトプットチャンネルのみ )
オンにすると、LOW バンドがハイパスフィルターに切り替わります。
EQ フィールド
1 2 3 4 5D8
6
7
C
I
G
F
B
E
J
0
9
A
H