このたびはヤマハデジタルミキシングコンソールCL5/CL3/CL1をお買い求め いただきまして、 まことにありがとうございます。 CLシリーズの優れた機能を十分に発揮させるとともに、末永くご愛用いただく ために、この取扱説明書をご使用の前に必ずお読みください。 JA
目 セットアップ 次 34 タッチスクリーン /LED/ ネーム表示 / ランプの 輝度を設定する ................................................... 34 安全上のご注意 . . . . . . . . . . . . . . . . . 3 内蔵時計の日時を合わせる ........................................ 34 ワードクロックの接続と設定..................................... 35 7 HA ( ヘッドアンプ ) のアナログゲインを設定する .. 36 ごあいさつ....................................................................... 7 インプット系チャンネルの信号を STEREO バス に送る................................................................... 37 はじめに 付属品について.............
安全上のご注意 ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。 ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様やほかの方々への危害や財産への 損害を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。 お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。 ■ 記号表示について この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。 「ご注意ください」 という注意喚起を示します。 〜しないでくださいという 「禁止」を示します。 「必ず実行」 してくださいという強制を示します。 ■「警告」と「注意」について 以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示す るために、「警告」と「注意」に区分して掲載しています。 警告 この表示の欄は、 「死亡す る可能性または重傷を負 う可 能 性が想 定される」 内容です。 注意 この表示の欄は、 「傷害を 負う可能性または物的損 害が発生する可能性が想 定される」内容です。 この製品の内部には、お客様が修理 / 交換できる部品はありません
警告 電源 / 電源コード 禁止 水に注意 電源コードをストーブなどの熱器具に近 この機器の上に花瓶や薬品など液体の づけたり、無理に曲げたり、傷つけたりし 入ったものを置かない。また、浴室や雨天 ない。また、電源コードに重いものをのせ 禁止 ない。 時の屋外など湿気の多いところで使用し ない。 電源コードが破損し、感電や火災の原因になります。 内部に水などの液体が入ると、感電や火災、または 故障の原因になります。入った場合は、すぐに電源 必ず実行 電源はこの機器に表示している電源電圧 スイッチを切り、電源プラグをコンセントから抜い で使用する。 た上で、お買い上げの販売店または巻末のヤマハ修 理ご相談センターに点検をご依頼ください。 誤って接続すると、感電や火災のおそれがあります。 ぬれた手で電源プラグを抜き差ししない。 感電のおそれがあります。 電源コードは、必ず付属のもの(7 ページ) を使用する。また、付属の電源コードをほ 必ず実行 禁止 かの製品に使用しない。 故障、発熱、火災などの原因になります。 火に注意 ただし、日本国外で使用する場合は、付属の電
注意 接続 電源 / 電源コード 必ず実行 電源プラグを抜くときは、電源コードを持 ほかの機器と接続する場合は、すべての電 たずに、必ず電源プラグを持って引き抜 源を切った上で行なう。また、電源を入れ く。 必ず実行 たり切ったりする前に、必ず機器の音量 (ボリューム)を最小にする。 電源コードが破損して、感電や火災の原因になるこ とがあります。 感電、聴力障害または機器の損傷になることがあり ます。 長期間使用しないときや落雷のおそれが あるときは、必ずコンセントから電源プラ 必ず実行 手入れ グを抜く。 この機器の手入れをするときは、必ずコン 感電や火災、故障の原因になることがあります。 セントから電源プラグを抜く。 設置 必ず実行 感電の原因になることがあります。 不安定な場所に置かない。 取り扱い この機器が転倒して故障したり、お客様やほかの 方々がけがをしたりする原因になります。 禁止 この機器の通風孔のすき間に手や指を入 れない。 この機器の通風孔(放熱用スリット)を 禁止 ふさがない。 禁止 内部の温度上昇を防ぐため、この機器の背面には通風
注記(ご使用上の注意) バックアップバッテリー この機器はバックアップバッテリーを内 必ず実行 蔵しており、電源を切った状態でも内蔵時 製品の故障、損傷や誤動作、データの損失を防ぐため、以下 の内容をお守りください。 計のデータは保持されます。 ■ 製品の取り扱い / お手入れに関する注意 ただし、バックアップバッテリーが消耗す ると内蔵時計のデータがリセットされま すので、消耗する前にバックアップバッテ リーを交換する必要があります。 バックアップバッテリーが消耗してくる と、機器の起動時にディスプレイに「Low Battery」が表示されます。 その場合は、お買い上げの販売店または巻 末のヤマハ修理ご相談センターにバック アップバッテリーの交換をご依頼くださ い。 本体を通電していない場合のバックアッ プバッテリーの寿命の目安は約 5 年です が、使用環境などにより変動する場合があ ります。 ・ テレビやラジオ、ステレオ、携帯電話など他の電気製品 の近くで使用しないでください。機器本体またはテレビ やラジオなどに雑音が生じる原因になります。 ・ 直射日光のあたる場所(日中の車内など)やスト
はじめに はじめに ファームウェアのアップデートに関する情報は、下記ウェ ブサイトに掲載されています。 http://proaudio.yamaha.co.
CL シリーズの概要 CL シリーズの概要 特長 CL シリーズは、 ヤマハ独自のユーザーインターフェース 「Centralogic」を核としてさらに進化した操作性、あらゆ るニーズに高水準で応える内蔵エフェクト、I/O デバイス との組み合わせによりさまざまな現場にフレキシブルに 対応できるシステム構成が高次元で融合することにより、 ハイクオリティで洗練されたライブサウンド環境を実現 するデジタルミキシングコンソールです。 はじめてでも使いやすく、使い込めばさらに快 適になるユーザーインターフェース トップパネル上のフェーダーに展開されるチャンネルの 組み合わせを切り替えて操作できる「フェーダーバンク」 というスタイルで全体が統一されています。フェーダーバ ンクには、インプット系チャンネル、アウトプット系チャ ンネルのほか、チャンネルの種類に関係なく組み合わせを 自由に選択できるカスタムフェーダーバンクを設定でき ます。各チャンネルには、チャンネルネームを表示する ディスプレイやチャンネルカラーを表示するインジケー ターを装備し、高い視認性を提供しています。また、インジ ケーターの明るさは、暗転などにも
モデルの違い デジタル領域でのカスケード接続が可能 スロットのデジタル I/O カードを経由して接続されたもう 1 台の CL シリーズ、または M7CL や PM5D、LS9 など のデジタルミキサーとの間でカスケード接続ができます。 MIX バス、 MATRIX バス、 STEREO (L/R) バス、MONO バス、CUE (L/R) バスのうち任意のバスをカスケードで きます。 サウンドチェックやミックスの記録に便利なレ コーダー機能 STEREO バスや MIX バスなどの任意の出力を USB メ モリーに録音したり、USB メモリー上のオーディオファ イルを任意のインプット系チャンネルやモニター出力に 割り当てて再生したりする、USB メモリーレコーダー機 能を搭載。対応ファイルは、録音はMP3 (MPEG-1 Audio Layer-3)、再生は MP3、 WMA (Windows Media Audio)、MPEG-4 AAC (Advanced Audio Coding) で す。特定のバスのミックス出力を記録したいときや、サウ ンドチェック用の曲をスピーカーから流したいときに便 利な機
各部の名称と機能 各部の名称と機能 トップパネル CL シリーズのトップパネルは、 次の各セクションに分かれています。 2 3 6 j 9 5 1 4 7 1 1 チャンネルストリップセクション → P.11 2 SELECTED CHANNEL セクション → P.12 3 ディスプレイセクション → P.13 4 Centralogic ( セントラロジック ) セクション → P.13 5 SCENE MEMORY/MONITOR ( シーンメモリー/ モニター) セクション → P.14 6 USER DEFINED KNOBS ( ユーザーディファインドノブ ) セクション → P.14 7 USER DEFINED KEYS ( ユーザーディファインドキー) セクション → P.14 8 マスターセクション → P.15 9 USB 端子 → P.15 0 メーターセクション (CL5 のみ ) → P.
トップパネル 2 [SEL] キー チャンネルストリップセクション チャンネルストリップセクションやディスプレイで 操作するチャンネルを選ぶキーです。選択中は LED が点灯します。 1 2 ST IN チャンネルをチャンネルストリップセクショ ンの A ブロックで操作する場合は、奇数チャンネル に L、偶数チャンネルに R が立ち上がります。 9 CUSTOM バンクで操作するときや、チャンネルスト リップセクションの C ブロックで操作するときは、 L/R をアサインすると、 [SEL] キーを押すたびに操 作の対象として L と R のチャンネルが交互に選ばれ ます。 3 4 NOTE 5 L のみ、R のみアサインしたときは、選択のみの機能で す。 6 7 3 [CUE] キー キューモニターするチャンネルを選ぶキーです。 キューがオンのときに、LED が点灯します。 4 メーターLED チャンネルのレベルを表示します。 j 5 [ON] キー 8 チャンネルのオン / オフを切り替えます。オンのチャ ンネルは、キーの LED が点灯します。 SENDS ON FA
各部の名称と機能 4 [PAN] ノブ SELECTED CHANNEL セクション 現在選ばれているチャンネルのミックスパラメーターを 設定するセクションです。 1 34 モノチャンネルを選択しているときは、STEREO バ スに送られる信号の定位を調節します。 ステレオチャンネルを選択しているときは、パンまた は左右のバランスのうち選択されたものを調節しま す。 5 [DYNAMICS 1] ノブ 6 [DYNAMICS 2] ノブ 5 ゲートやコンプレッサーなどの THRESHOLD パラ メーターを調節します。 6 MIX チャンネル、MATRIX チャンネル、 STEREO、 MONO を選んだとき、[DYNAMICS 2] は無効にな ります。 7 インプット系チャンネルの HPF のカットオフ周波 数を調節します。その他のチャンネルでは無効です。 2 8 EQ [Q]、EQ [FREQUENCY]、EQ [GAIN] ノブ 8 1 [MIX1-16] キー/[MIX17-24/MATRIX] キー キーの下にあるノブで操作する MIX/MATRIX バス を切り替
トップパネル ディスプレイセクション 画面上を指で押して操作するタッチスクリーンです。メ ニューやパラメーターの設定は画面上を指で押して行な えます。ただし、2 箇所以上を同時に押して操作すること はできません。 Centralogic ( セントラロジック ) セクション バンクセレクトキーで選択したチャンネルのグループ、 DCA グループ、 カスタムグループを最大 8 本のモジュー ルに立ち上げて、一括して操作するセクションです。 2 3 4 5 6 NOTE 7 8 タッチスクリーンが汚れたら、柔らかい布で乾拭きし てください。 1 注記 先のとがったものや、爪などの硬いもので、 画面を操作 しないでください。画面を傷つけたり、タッチスクリー ンでの操作ができなくなるおそれがあります。 9 1 バンクセレクトキー Centralogic セクションで操作するバンクを選びま す。[INPUT] キーを押して下のキーを押すと、キー左 に書かれたバンクが、[OUTPUT] キーを押して下の キーを押すと、キー右に書かれたバンクが、 Centralogic セクションに立ち上がります。 2
各部の名称と機能 7 チャンネルネームディスプレイ 8 チャンネルカラーインジケーター チャンネルストリップセクションと同じです。 グラフィック EQ を立ち上げているときは、 フェー ダーに割り当てられた周波数とそのゲイン値を表示 します。 9 フェーダー チャンネルの入力 / 出力レベルを調節します。また、 内部設定を切り替えることで、グラフィック EQ の帯 域ごとのゲインを設定する操作子としても利用でき ます。 USER DEFINED KNOBS ( ユーザーディファインドノブ ) セクション USER DEFINED ノブ [A] 〜 [D] あらかじめ割り当てられたパラメーター ( インプットチャンネルのデジタルゲイ ンやハイパスフィルターのフリーケン シーなど ) を操作するノブです。 さまざまなパラメーターを自由に割り当 てできます。パラメーターの割り当ては、 SETUP 画面の USER SETUP ポップ アップウィンドウで設定します。 SCENE MEMORY/MONITOR ( シーンメモリー/ モニター) セクション シーンメモリーやモニターに関する操作を行なうセク ション
トップパネル マスターセクション USB 端子 チャンネルストリップセクションと同じように、割り当て られたチャンネルの主なパラメーターを操作するセク ションです。初期設定では、STEREO、MONO が割り当て られています。 USB メモリーを接続しオーディオ ファイルの録音 / 再生や、内部デー タの保存 / 読み込みを行ないます。 本体で表示するヘルプファイルも、 USB メモリーから読み込みます。 1 GAIN/PAN/ASSIGN ノブ チャンネルのゲインやパンを 操作します。パラメーターを割 り当てて使うアサイナブルノ ブとしても使います。 1 機能の切り替えは、CL5 ではマ スターセクションの左側にあ る [GAIN/PAN/ASSIGN] キーを使います。CL3、 CL1 で はチャンネルストリップ A ブ ロックの右側にある [GAIN/PAN/ASSIGN] キー を兼用します。 3 2 [SEL] キー 操作するチャンネルを選ぶ キーです。このキーを押して LED を点灯させると、そのチャ ンネルは SELECTED CHANNEL セクションやタッ チスクリーンで
各部の名称と機能 フロントパネル 3 TALKBACK 端子 1 2 3 トークバック用のマイクを接続するバランス型 XLR-3-31 端子です。 画面上の操作により、+48V の ファンタム電源を供給することもできます。ミキサー のオペレーターからの指示を任意のアウトプット系 チャンネルに送るのに利用します。 4 1 PHONES LEVEL ノブ 4 TALKBACK LEVEL ノブ PHONES OUT 端子から出力される信号のレベルを 調節します。 TALKBACK 端子に接続されたマイクの入力レベル を調節します。 2 PHONES アウト ( ヘッドフォン出力 ) 端子 MONITOR OUT または CUE 信号をモニターする ヘッドフォン端子です。 リアパネル 1 67 2 3 8 90 4 5 A 1 LAMP 端子 B C DFE 4 GPI 端子 別売のグースネック式のランプ ( ヤマハ LA1L を推 奨 ) に電源を供給する、4 ピンメスの XLR 出力端子 です (CL3 では 2 箇所、CL1 では 1 箇所 )。 2 MI
リアパネル 7 OMNI OUT 端子 D AC IN ( 電源入力 ) 端子 アナログ音声信号を出力する XLR-3-32 オスタイプ の出力端子です。主に MIX チャンネルや MATRIX チャンネルの信号を出力するのに使用します。定格出 力レベルは +4dBu です。 メス XLR プラグ 付属の電源コードを接続します。まずこの機器と電源 コードを接続し、次に電源プラグをコンセントに差し 込みます。 付属の電源コードはラッチによるロック機構 (V ロック ) を備えており、電源コードが意図せず外 れてしまうのを防ぎます。 2 ( ホット ) 3 ( コールド ) 電源コードを接続するときは、ロックされるまでしっ かり奥に差し込んでください。 1 ( グランド ) 注意 電源コードを接続したり、取り外す前に必ず電源をオ フにしてください。 NOTE OMNI OUT 端子の定格出力レベルは +4dBu ( 最大レ ベルは +24dBu) ですが、必要に応じて内部スイッチの 設定により -2dBu ( 最大レベルは +18dBu) に変更で きます ( 有償対応 )。詳細は、巻末に記載され
タッチスクリーン タッチスクリーン マルチファンクションノブの操作 タッチスクリーンの基本操作 タッチスクリーン上で、マルチファンクションノブで操作 可能なノブを押して選択すると、周りに太線が現れます ( 通常、このタイプのノブは、そのノブのすぐ下に配置され たマルチファンクションノブと対応しており、最大 8 つの パラメーターを同時に操作できます )。 ここでは、本体のタッチスクリーン上で行なう基本操作に ついて説明します。本体の操作は、基本的にここで説明す る動作を組み合わせて行ないます。 タッチスクリーンを押す 主に表示する画面 / ページの切り替え、操作するパラメー ターの選択、ボタンのオン / オフ切り替えなどに使用しま す。なお、ボタンの種類によっては、押す位置に応じて番号 が上下するものもあります。 マルチファンクションノブ 1 〜 8 は、タッチスクリーン 上で操作対象として選ばれているノブを操作するのに利 用します。 ノブが選択された状態で、ノブのすぐ下にあるマルチファ ンクションノブを回すと、対応するパラメーターの値が変 化します。 また SCENE LIST 画面ではマル
画面内のユーザーインターフェース リストウィンドウ ポップアップウィンドウ USER DEFINED キーなど、 リストの中から項目を選ぶ場 合は、次のようなウィンドウが表示されます。 画面内で特定のパラメーターに対応するボタンやフィー ルドを押すことで、そのパラメーターの詳細や一覧を表示 するウィンドウが表示されます。このウィンドウを ポッ プアップウィンドウ と呼びます。 リスト内部では、常に反転表示された中央の項目が操作対 象として選択されます。リストの下にある / を押して、 リストを上下にスクロールさせます。 NOTE ・ マルチファンクションノブを使って上下にスクロール することもできます。 ・ 画面上に複数のリストがあるときは、白色の枠で囲ま れたリストが操作対象になります。また、マルチファン クションノブを押すことで次の列に操作対象を移動で きます。 ポップアップウィンドウは、用途に応じてタブで切り替え ることができます。 またポップアップウィンドウによっては、上部にツールボ タンがいくつか表示されます。ツールボタンを使って、ラ イブラリーの呼び出しや、コピー/ ペーストなどができ
タッチスクリーン 4 ヘルプ タッチスクリーンの見方 本体のタッチスクリーンは、ファンクションアクセスエリ アとメインエリアの、大きく 2 つの部分にわかれます。 ファンクション アクセスエリア メインエリア このボタンを押すと、メインエリアにヘルプが表示さ れます。表示するには USB メモリーからヘルプファ イルをロードする必要があります。一度ロードすれ ば、ヘルプファイルは本体メモリに保持されます。 5 SENDS ON FADER ( センズオンフェーダー) このボタンを押すと、トップパネル上のフェーダーを 使って MIX/MATRIX センドレベルを調節する SENDS ON FADER モードに切り替わります。 この 間、ファンクションアクセスエリアは、送り先の MIX/MATRIX バスを選ぶ画面に切り替わります。 6 I/O DEVICE このボタンを押すと、メインエリアに I/O デバイスや 外部ヘッドアンプの設定を行なう I/O DEVICE 画面 が呼び出されます。 7 CH JOB ( チャンネルジョブ ) このボタンを押すと、チャンネルのグループ化やリン ク設定などを行
名前をつける メインエリア 名前をつける メインエリアの内容は、現在選ばれている機能に応じて異 なります。ミックス操作の中心となる画面には、次の 2 種 類があります。 本体では、それぞれのインプットチャンネル / アウトプッ トチャンネル /DCA グループに名前を付けたり、 シーン や各種ライブラリーのデータにタイトルを付けて保存し たりできます。 ■ SELECTED CHANNEL VIEW 画面 現在選ばれているチャンネルのミックスパラメーターを 一括表示する画面です。この画面を呼び出すには、 SELECTED CHANNEL セクションのノブのうち、 どれ か 1 つを押します。 名前を付けるときは、メインエリア内に表示されるキー ボードウィンドウを使います。 1.
タッチスクリーン ・ BS ボタン カーソルの左側の文字 ( または、文字ボックス内で範 囲指定した文字列 ) を削除します。 ・ TAB ボタン 選択できる次の項目を呼び出すためのボタンです。た とえば SCENE STORE ウィンドウでは 2 つの文字 入力用ボックスの切り替えに、PATCH/NAME ウィ ンドウではチャンネルの切り替えに使用します。 ・ SHIFT LOCK ボタン アルファベットの大文字と小文字を切り替えます。こ のボタンがオンのときは、大文字と記号、オフのとき は小文字と数字が入力できます。 ・ ENTER ボタン 入力した名前を確定します。 4.
ライブラリーを使う ライブラリーを使う ここではライブラリーの基本操作について説明します。ラ イブラリーを使えば、現在選択されているチャンネル (EQ/ ダイナミクス ) またはラック (GEQ/ エフェクト / プレミアムラック ) の設定をストア ( 保存 )/ リコール ( 読み込み ) できます。 【HPF/EQ ポップアップウィンドウ】 【DYNAMICS1/2 ポップアップウィンドウ】 SELECTED CHANNEL VIEW 画面または OVERVIEW 画面で、それぞれ EQ またはダイナミク ス 1/2 に対応するフィールドを押します。 2 ライブラリーには次のような種類があります。 ・ インプットチャンネルライブラリー 1 ・ アウトプットチャンネルライブラリー ・ インプット EQ ライブラリー ・ アウトプット EQ ライブラリー ・ ダイナミクスライブラリー ・ GEQ ライブラリー ・ エフェクトライブラリー ・ Dante インプットパッチライブラリー ・ プレミアムラックライブラリー どのライブラリーも、操作方法はほぼ同じです。 NOTE 1 2 プレミアムラ
タッチスクリーン 2. 【GEQ/EFFECT/PREMIUMRACK ポップアップ ウィンドウ】 ポップアップウィンドウ下部のラック選択タブを 使って、ラックを選びます。 設定をリコールしたいチャンネル (EQ/ ダイナミクス ) またはラック (GEQ/ エフェクト / プレミアムラック ) を選択します。 チャンネル / ラックの選択方法は、現在表示されている ポップアップウィンド ウの種類に応じて異なります。 【HPF/EQ ポップアップウィンドウ (1ch)】 【DYNAMICS1/2 ポップアップウィンドウ (1ch)】 パネル上の [SEL] キー、またはファンクションアク セスエリアにある選択チャンネルボタンを使って チャンネルを選びます。 選択チャンネルボタン NOTE GEQ/ エフェクト / プレミアムラックがマウントされ ていないラックのラック選択タブは、選択できません。 3.
ライブラリーを使う 3 RECALL ボタン 現在選択されているチャンネル (EQ/ ダイナミクス ) またはラック (GEQ/ エフェクト / プレミアムラッ ク ) に、 リスト内で選ばれている設定データをリコー ルします。 4. ■ ライブラリーに設定データをストアする 1. ツールボタンが用意されたポップアップウィンドウ を呼び出します。 2.
タッチスクリーン NOTE ・ ストアを行なったあとでも、リスト内の設定データ名 を押して LIBRARY TITLE EDIT ポップアップウィン ドウを表示させれば、設定データの名前を変更できま す。ただし、読み込み専用の設定データ (R マーク付き の設定 ) は、名前を変更できません。 ・ すでに設定データが存在する場所にストアを行なう と、既存のデータに上書きされますのでご注意くださ い ( ただし、読み込み専用の設定データは上書きでき ません )。 設定を初期化する ここでは、現在選択されているチャンネルの EQ/ ダイナ ミクスの設定、またはラックのエフェクトの設定を初期状 態に戻す方法を説明します。GEQ は画面内の FLAT ボタ ンで初期化できます。 1. ツールボタンが用意されたポップアップウィンドウ を呼び出します。 2. 設定を初期化したいチャンネル (EQ/ ダイナミクス ) またはラック ( エフェクト / プレミアムラック ) を 選択します。 3. DEFAULT ボタンを押します。 ■ ライブラリーから設定データを消去する 1. 2.
2 つの設定を比較する NOTE 4. ・ ペーストを行なう前に別の設定をコピーしてしまう と、バッファーメモリーが上書きされますのでご注意 ください。 ・ コピー元として選択できるのは 1 つのチャンネル / ラックに限られます。8ch/ALL のポップアップウィン ドウで複数のチャンネルが選ばれている場合、COPY ボタンは押せなくなります。 4. ペースト先のチャンネル、またはラックを選択しま す。 これが 2 つ目の設定となります。 NOTE 1 つ目の設定をバッファーメモリーに保管したあと は、チャンネル / ラックを初期化してから、2 つ目の設 定を作成することもできます。 5.
基本操作 基本操作 8 つのチャンネルごとに操作する (Centralogic セクション ) ここでは、本体の基本操作を説明します。 タッチスクリーン下部に配置された Centralogic セク ションは、最大 8 チャンネル単位でインプット系チャンネ ル、アウトプット系チャンネル、DCA グループを呼び出し て同時に操作するためのセクションです。操作の対象とな るチャンネルを選択するには、Centralogic セクション右 側のバンクセレクトキーを使用します。いずれかのキーを 押すと、そのキーに対応するチャンネル /DCA グループ が Centralogic セクションに割り当てられ、 タッチスク リーンに対応するチャンネルの OVERVIEW 画面が表示 されます。OVERVIEW 画面には主要パラメーターが表示 され、タッチスクリーンや Centralogic セクションの フェーダーやキーを使って操作できます。主な操作手順は 以下のとおりです。 CL シリーズには、 大きくわけて 3 つの操作体系がありま す。 ・ 選択したチャンネルを操作する (SELECTED CHANNEL セ
トップパネルを使う ( チャンネルストリップセクション ) 2. OVERVIEW画面で操作したい8チャンネルに対応す るバンクセレクトキー(DCA グループを除く ) を押 します。 トップパネルを使う ( チャンネルストリップセクション ) バンクセレクトキーが点灯します。この点灯は、該当 するチャンネルが OVERVIEW 画面 / マルチファン クションノブで操作可能なことを表わしています。 トップパネルのチャンネルストリップセクションでは、選択 したチャンネル群のレベルやゲイン、パン、CUE コントロー ルなどを行ないます。主な操作手順は以下のとおりです。 1.
基本操作 4. SENDS ON FADER モードでは、 ディスプレイの ファンクションアクセスエリアに、MIX1-16 と MIX17-24/MATRIX を切り替えるボタンと送り先 の MIX/MATRIX バスを選ぶボタンが表示されます。 設定したい CUSTOM FADER BANK を選びます。 チャンネルストリップは、本体の左から A、B (Centralogic セクション )、 C (CL5 のみ )、 Master と分かれています。 1 ON FADER 切り替えボタン このボタンを押すたびに MIX1-16 と MIX17-24/ MATRIX を切り替えます。 2 MIX/MATRIX バス選択ボタン 5. FADER の領域で、番号を押したあと、そのフェー ダーに割り当てたいチャンネルを [SEL] キーで選び ます。 送り先の MIX/MATRIX バスを選ぶボタンです。 ステ レオに設定されている 2 系統のバスは、ひとつのボ タンで表示されます。 2.
接続 接続 ネットワーク接続について Dante について このモデルは、オーディオ信号を伝送するプロトコルとし て Dante を採用しています。Dante とは、 Audinate 社 が開発したプロトコルで、ギガビットイーサネット対応の ネットワーク環境で、サンプリング周波数 / ビットレート が違う複数のオーディオ信号や、機器のコントロール信号 を同時に扱える特長を持っています。そのほか、下記のよ うなメリットがあります。 ・ 理論上はギガビットイーサネット環境で最大 512 イン /512 アウトで合計 1024 チャンネルの音声を伝送可 能。 (CL シリーズでは、24/32 ビットの解像度で 64 イン /64 アウトを実現しています。 ) ・ ネットワーク内の機器を自動的に検出・設定。機器名も 自由に設定可能。 ・ 高精度のネットワークシンクロ技術の採用により、低レ イテンシー、低ジッター、高サンプル精度を実現。このモ デルでは、レイテンシーは 0.25msec/0.5msec/ 1.0msec/5.
接続 1 2 3 4 5 6 7 8 789A BCD 3456 ON 012 (ID#2) 万が一のネットワーク障害が起きても、音声に影響させず に通信ができる環境を構築するためにリダンダンシー ネットワークを構築するのが一般的です。 1 2 3 4 5 6 7 8 ON 3456 789A EF (ID#1) BCD スター接続とは、スイッチングハブを中心に機器を接続す る方法です。ギガビットイーサネットに対応したスイッチ ングハブを使うことで、幅広い帯域が必要な大規模ネット ワークにも対応します。スイッチングハブには、ネット ワークを制御 / 監視するためのさまざまな機能 ( 任意の データ回線のクロック同期や音声の伝送を優先させる QoS など ) が盛り込まれているものをおすすめします。 ■ I/O デバイスのロータリースイッチとディップスイッ チの設定 EF スター接続 (リダンダンシーネットワーク) 012 リダンダンシーネットワークについて リダンダンシーネットワークとは、主回線(プライマリー) と副回線(セカンダリー)の 2 回線で構成されたネット ワ
オプションカードの取り付け アナログ出力の接続 23 789A BC D 45 6 Rio3224-D EF CL シリーズ オプションカードの取り付け スロット 1 〜 3 に I/O カードを取り付ける前に、 CL シ リーズ対応カードかどうか、あるいはほかのヤマハまたは サードパーティー製のカードと組み合わせて何枚まで挿 入可能かどうかを、ヤマハのウェブサイトで必ずご確認く ださい。 01 Yamaha ウェブサイト:http://proaudio.yamaha.co.jp オプションの mini-YGDAI カードは次のように取り付け ます。 1. 電源がオフになっていることを確認します。 2.
セットアップ セットアップ 4. これ以降は、BANK A/BANK B ボタンを切り替える ことで、タッチスクリーン /LCD/ ネーム表示 / ラン プの輝度を一括して変更できます。また、USER DEFINED キーにこのパラメーターを割り当ててお けば、キーを押すたびにバンク A/B を切り替えるこ ともできます。 ここでは、CL シリーズを最初に起動したときに必要な セットアップ方法について説明します。また、接続が適切 かを確認するためにインプット系チャンネルの入力信号 を STEREO バスに出力するまでの基本操作についても 説明しています。 タッチスクリーン /LED/ ネーム表 示 / ランプの輝度を設定する タッチスクリーン、トップパネル上の LED とネーム表示、 リアパネルの LAMP 端子に接続されたランプの輝度を設 定します。 1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを 押して、SETUP 画面を表示させます。 2.
ワードクロックの接続と設定 ワードクロックの接続と設定 本体と外部機器の間でデジタル信号を送受信するときは、 相互の機器のワードクロックを同期させる必要がありま す。 1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを 押します。 3. WORD CLOCK SELECT フィールドでクロック ソースを選びます。 ・ 内部クロックを使用する場合 INT 48k または INT 44.1k をボタンで選びます。 ・ Dante ネットワーク上にクロックマスターとなる機 器がある場合 DANTE 48k または DANTE 44.
セットアップ HA ( ヘッドアンプ ) のアナログゲ インを設定する ここでは、マイク / 楽器を接続したインプット系チャンネ ルごとに、HA ( ヘッドアンプ ) のアナログゲインを設定す る方法を説明します。 本体でチャンネルごとのパラメーターを設定するには、 SELECTED CHANNEL セクションを使って 1 チャンネ ルずつ設定する方法と、Centralogic セクションを使って 最大 8 チャンネル単位で設定する方法があります。 Centralogic セクションを使う (8 チャンネル単位の設定 ) Centralogic セクションと OVERVIEW 画面を使って、 最大 8 チャンネル単位でヘッドアンプを設定します。複数 のチャンネルで同種のパラメーターをまとめて設定した いときは、この方法が便利です。 1. INPUT 端子にマイクや楽器を接続します。 2.
インプット系チャンネルの信号を STEREO バスに送る インプット系チャンネルの信号を STEREO バスに送る 6.
セットアップ Centralogic セクションを使う (8 チャンネル単位の設定 ) 6. Centralogic セクションと OVERVIEW 画面を使って、 最大 8 チャンネル単位で STEREO バスに送られる信号 のレベル調節や、パン / バランスを設定します。 1. バンクセレクトキーを使って、操作したいインプット 系チャンネルを Centralogic セクションに割り当て ます。 選択した 8 チャンネルの OVERVIEW 画面が表示さ れます。 TO STEREO/MONO フィールド 2.
クイックガイド クイックガイド ここでは、ミキシングのワークフローで一般的な操作手順 を説明します。例として CL5 が 1 台と I/O デバイスが 1 台あり、アンプとスピーカーを接続している状況を想定し ています。手順が複数ある場合は、最もシンプルな手順の み紹介しています。 I/O デバイスを接続する 1. 接続する機器の電源が切れていることを確認してか ら、イーサネットケーブルで、本体の Dante 端子 (Primary) と I/O デバイスの Dante 端子 (Primary) とをつなぎます。 2. I/O デバイスの ID を設定します。 NOTE それぞれの詳しい機能やパラメーターについては、リファ レンスマニュアルなどをご参照ください。 機器を接続する I/O デバイスが 1 台の場合は、I/O デバイスの ID を 「1」に設定します。 接続する機器が複数ある場合、ID は機器どうしで重な らないように割り振ります。 3. I/O デバイスの電源→本体の電源→アンプの順に電 源を入れます。 Dante ネットワークを設定する 1.
クイックガイド インプットポートをパッチする 1. タッチスクリーン内のI//O DEVICEボタンを押しま す。 2. I/O DEVICE 画面上部の DANTE PATCH タブを押します。 3. I/O DEVICE 画面内の DANTE INPUT PATCH ボタンを押しま す。 4. インプットチャンネルを設定する ファンタム電源のオン / オフ 1. チャンネルストリップセクションや Centralogic セ クションで、調整したいチャンネルの [SEL] キーを 押します。 2. SELECTED CHANNEL 画面の GAIN ノブを押しま す。 AUTO SETUP ボタンを押します。 GAIN ノブ 5. 確認の画面が出たら OK ボタンを押します。 6. × ボタンで画面を閉じます。 3. 使用するマイクや必要に応じて、GAIN/PATCH ポップアップの +48V ボタンを押します。 ➩ ミキサーの出力先を I/O デバイスにパッチする 1. 2. 3. 4.
EQ/ ダイナミクスをかける EQ/ ダイナミクスをかける 4. パラメーターの操作は、Centralogic セクションの ノブを使います。 EQ をかける 1. 操作したいチャンネルの [SEL] キーを押します。 2. SELECTED CHANNEL セクションで EQ を操作し ます。 3. タッチスクリーン内の EQ の領域を押します。 DYNAMICSポップアップ画面で、ダイナミクスのタ イプやパラメーターを操作します。 5. DYNAMICS 2 も同様に操作します。 アウトプットチャンネルを設定する 4. HPF/EQ ポップアップで EQ のタイプやフィルター タイプを操作します。 1. Centralogicセクションの[OUTPUT]キー→バンク セレクトキーでアウトプットチャンネルのバンクを 選びます。 2. 操作したいアウトプットチャンネルの [SEL] キーを 押します。 3. SELECTED CHANNEL セクションのノブのひとつ を押します。 4.
クイックガイド 4. CH SELECT ポップアップの左側のリストから入力 元を選び、右側のボタンでチャンネルを選びます。 エフェクトをかける EFFECT RACK をセンド / リターンで使う 5. CLOSE ボタンを押します。 6. GEQ のアイコンを押して GEQ ポップアップを開き ます。 7. 8. 1. タッチスクリーン内の RACK ボタンを押します。 2. EFFECT タブを押します。 3. 必要に応じて、INPUT CH/OUTPUT CH のパッチ を変更します。 4. 真ん中のラックアイコンを押して、EFFECT ポップ アップを開きます。 5. エフェクトのアイコンを押します。 6. EFFECT TYPE ポップアップのリストから使いたい エフェクトを選びます。 7.
エフェクトをかける 8. ディスプレイの SENDS ON FADER ボタンを押し ます。 9. Centralogic セクションで、 [OUTPUT] キー→ [MIX17-24/MATRIX] キーを押します。 10. Centralogic セクションに立ち上がっているFx 1 〜 Fx 8 のうち、 かけたいエフェクトのチャンネルの [SEL] キーを押します。 11. チャンネルストリップセクションのフェーダーを 使ってエフェクトセンドを操作します。 12. MIX 1-16/MIX17-24/MATRIXボタンの×を押し て、SENDS ON FADER モードを終了します。 13. Centralogic セクションで [OUTPUT] キー→ [ST IN] キーを押します。 14. 使用するエフェクトのリターンレベルを、 Centralogic セクションのフェーダーで調節しま す。 15.
クイックガイド 8. 9. 10. 11. 44 プレミアムラックを使いたいチャンネルがあるバン クを Centralogic セクションやチャンネルストリッ プセ クションで選びます。 パッチを変更する INSERT や DIRECT OUT を設定する プレミアムラックを使いたいチャンネルの [SEL] キーを押します。 1. SELECTED CHANNEL 画面の INSERT の領域で、 インサートした PREMIUM RACK が表示されたボ タンを押します。 チャンネルストリップセクションか Centralogic セ クションで、INSERT や DIRECT OUT を設定した いチャンネルのあるバンクを選びます。 2. 変更したいチャンネルの [SEL] キーを押します。 3. SELECTED CHANNEL画面で、 DIRECT OUTの領 域の設定ボタンを押します。 4. INSERT/DIRECT OUT の OUT/IN を選びます。 5. ON ボタンを押して有効にします。 6.
グルーピング / リンクをする 各出力ポートに出力する信号を変更する 1. 2. タッチスクリーン内の SETUP ボタンを押します。 グルーピング / リンクをする チャンネルリンクを作る 1. タッチスクリーン内の CH JOB ボタンを押します。 2. CH LINK ボタンを押します。 3. チャンネルストリップセクションや Centralogic セ クションで、リンクさせたいチャンネルのあるバンク を選びます。 4. ひとつのチャンネルの[SEL]キーを押したまま、 その チャンネルにリンクさせたいチャンネルの [SEL] キーを押します。 5. リンクを解除するときも、リンクされているチャンネ ルのうちひとつの [SEL] キーを押したまま、 解除し たいチャンネルの [SEL] キーを押します。 SYSTEM SETUP の OUTPORT SETUP ボタンを 押します。 3. 変更したい OUTPUT PORT のタブを選びます。 4.
クイックガイド カスタムフェーダーバンクを設定する トークバックを使う 1. 1. フロントパネルにトークバックで使うマイクを接続 します。 2. タッチスクリーン内の MONITOR ボタンを押しま す。 3. TALKBACK の領域にある ASSIGN ボタンを押しま す。 4. ASSIGN フィールドで TALKBACK を送りたいバス を選びます。 5. TALKBACK ON ボタンを押します。 6. TALKBACK IN のメーターを見ながら、 フロントパ ネルの VOLUME ノブで音量を調節します。 2. CURRENT USERのUSER SETUPボタンを押しま す。 3. 画面下側にある CUSTOM FADER タブを押します。 4. CUSTOM FADER BANK/MASTER FADER で、 設定したいカスタムフェーダーバンクのボタンを押 します。 5. 6. 7.
オシレーターをアウトプットチャンネルに出力する オシレーターをアウトプットチャン ネルに出力する 1. 2. シーンメモリーを使う シーンを保存する タッチスクリーン内の MONITOR ボタンを押しま す。 OSCILLATORフィールドの設定ボタンを押します。 1. SCENE MEMORYセクションの[INC]/[DEC]キー で、保存したいシーン番号を選びます。 2. [STORE] キーを押します。 3. SCENE STORE 画面で名前とコメントを入力しま す。 4. [STORE] キーを押します。 5. 確認の画面が出たらもう一度[STORE]キーを押しま す。 シーンをリコールする 3. MODE、 LEVEL、FREQUENCY を設定します。 4. ASSIGN フィールドで、OUTPUT タブを押して、出 力先を選びます。 5. もとの画面に戻って、OSCILLATORフィールドにあ る OUTPUT ボタンを押します。 1.
クイックガイド USB メモリーでの録音 / 再生 USB メモリーのオーディオファイルを再生す る USB メモリーに録音する 1. オーディオファイルの入った USB メモリーを本体に 接続します。 2. タッチスクリーン内の RECORDER ボタンを押しま す。 3. PLAYBACK OUT で、 オーディオファイルの再生を 立ち上げるチャンネルを選びます。 4. 再生するファイルをリストから選びます。 5. 再生ボタンを押します。 6. PLAYBACK OUT のノブでゲインを調節したあと、 PLAYBACK OUT で選んだチャンネルのフェー ダーをチャンネルストリップセクションなどで操作 して、レベルを調節します。 1. 本体の USB 端子に USB メモリーを接続します。 2. タッチスクリーン内の RECORDER ボタンを押しま す。 3. USB タブを押します。 4. REC RATE ボタンを押して録音する MP3 ファイル のビットレートを切り替えます。 5.
本体設定のセーブ / ロード 本体設定のセーブ / ロード 本体の設定を USB メモリーにセーブする 1. USB 端子に USB メモリーを接続します。 2. タッチスクリーン内の SETUP ボタンを押します。 3. 4. SAVE/LOAD ボタンを押します。 必要ならば、ディレクトリーのアイコンを押して、 ディレクトリーを移動します。 本体の設定を USB メモリーからロードする 1. タッチスクリーン内の SETUP ボタンを押します。 2. SAVE/LOAD ボタンを押します。 3. ファイルリストに表示されたファイルを押す、または パネル上のマルチファンクションノブを回して、ロー ドしたいファイルを選びます。 4. LOAD ボタンを押します。 USB メモリーを本体でフォーマットする 1. フォーマットしたい USB メモリーを本体に接続しま す。 2. SAVE/LOAD ポップアップで FORMAT ボタンを押 します。 3. VOLUME NAME に名前を入力して FORMAT ボタ ンを押します。 4.
その他の操作 その他の操作 カレントシーンを初期状態に戻す 本体の電源を入れて、初期設定用のシーン ( シーン番号 000) をリコール ( 読み込み ) します。 NOTE 本体を工場出荷時の状態に初期化する ここで初期設定用シーンをリコールするのは、この章 の以下の操作を適切に行なうためです。実際の操作で は、初期設定用シーンを毎回リコールする必要はあり ません。 本体の内蔵メモリーにエラーが起きたとき、またはパス ワードを忘れてしまったために操作できなくなったとき は、次の操作で内蔵メモリーを初期化できます。 注記 1. 内蔵メモリーを初期化すると、それまでメモリー内に 保存されていた内容が失われます。 本体の電源を入れるときは、CL シリーズ→パワーア ンプやモニターシステムの順で電源をオンにします。 ( 電源を切るときは、逆の順番で行ないます。) 以下の操作は慎重に行なってください。 1. 2.
フェーダーを調整する ( キャリブレーション機能 ) フェーダーを調整する ( キャリブレーション機能 ) 使用環境によっては、モーターフェーダーの挙動にずれが 生じる場合があります。この挙動のずれは、キャリブレー ション機能を使って調整できます。 8. 位置合わせが終わると、モーターのキャリブレーショ ンが自動的に始まります。 9. NOTE パネル上の SCENE MEMORY [STORE] キーを押 しながら、電源を入れます。 オープニング画面に続いて、次の起動メニュー画面が 表示されます。 キャリブレーションが終了して、RESTART ボタン が表示されなかったら、APPLY ボタンを押します。 内部メモリーにキャリブレーション設定が保存され ます。RESTART ボタンが表示された場合は、 キャリ ブレーションに失敗しています。RESTART ボタン を押し、もう一度キャリブレーションを実行してくだ さい。 入力ゲインの調整やタッチスクリーンの検知位置の調 整については、リファレンスマニュアルをご参照くだ さい。 1.
困ったときは 困ったときは ❍ インプット系チャンネルのフェーダーは上がっていま すか? ❍ EQのゲインを極端に下げた設定になっていませんか? ヤマハプロオーディオサイトに、FAQ ( よくあるご質問と 答え ) を掲載しています。 http://proaudio.yamaha.co.
困ったときは 外部に接続したデジタル機器にノイズが入る ❍ ワードクロックは正しく設定されていますか? ❍ 非同期の信号が入力されていませんか? ❍ オシレーターやトークバックがオンになっていません か? 高域が落ちる ❍ エンファシスがかかっていませんか?入力信号の状態 とエンファシス情報が一致しない場合に発生します。 ❍ EQ がかかっていませんか? 特に EQ ブーストをかけたときなど、ヘッドルームにゆと りがない ❍ EQ のアッテネーター機能を使用して、レベルを抑えて ください。 シーンをリコールしても、一部のチャンネル / パラメー ターが更新されない ❍ そのチャンネル/パラメーターにリコールセーフが設定 されていませんか? ❍ そのチャンネル / パラメーターが更新されないような FOCUS の設定になっていませんか? ❍ ユーザーレベルの制限が設定されていませんか? EFFECT 画面で CUE ボタンをオンにしても、 解除され てしまう ❍ 表示画面を切替えると自動的に解除されます。 シーンをリコールすると、フェーダーが止まるまでに時間 がかかる ❍ フェードタイムが設定されていません
MBCL の取り付け (CL3/CL1) MBCL の取り付け (CL3/CL1) 1. 3. ネジ A を上側の2本から順に締めて、 MBCLを固定し ます。 4. MBCLのコネクターCをCL3/CL1本体のMETER端 子 D に接続して、固定ネジを締めます。 CL3/CL1本体タッチスクリーン裏面のネジA (3本) をゆるめて、4mm ほど浮かした状態にします。 A CL3 にはネジ A が 2 箇所にあります。必要に応じて どちらかを選んでください。 C A D A 4 mm A CL3 本体 注記 メーターブリッジ MBCL を本体に接続する場合は、必 ず本体や PW800W の電源をオフにしてから、接続し てください。 故障や感電の原因になります。 CL3 本体 2.
仕様 仕様 一般仕様 44.1kHz 48kHz 内部クロック サンプリング周波数 外部クロック 44.1kHz +4.1667%, +0.1%, –0.1%, –4.0% ±200ppm 48kHz +4.1667%, +0.1%, –0.1%, –4.0% ±200ppm シグナルディレイ Less than 2.5ms, OMNI IN to OMNI OUT, Fs= 48kHz フェーダー 100mm motorized, Resolution=1024steps, +10dB to –138dB, –∞dB all faders +0.5, –1.5dB 20Hz-20kHz, refer to +4dBu output @1kHz, OMNI IN to OMNI OUT 周波数特性 全高調波歪率 *4 Less than 0.05% 20Hz-20kHz@+4dBu into 600Ω, OMNI IN to OMNI OUT, Input Gain= Min. ハム&ノイズ *5 –128dBu typ.
仕様 アナログ出力規格 出力端子 出力インピー ダンス OMNI OUT 1-8 75Ω PHONES 15Ω *1. *2. *3. *4. *5. *6. 出力レベル 負荷インピー 最大出力レベル ダンス SW*5 コネクター 規定レベル 最大ノンクリップレベル +24dB (default) +4dBu (1.23V) +24dBu (12.3V) XLR-3-32 type +18dB –2dBu (616mV) +18dBu (6.
ピンアサイン表 ピンアサイン表 4 9 14 15 20 7 13 19 1 2 3 8 6 12 18 23 11 2 1 10 16 17 22 3 8 5 21 15 DC POWER INPUT 11 10 9 GPI Pin Signal Name Pin Signal Name Pin Signal Name Pin Signal Name 1 +24V 13 GND 1 GPO1 9 GPO2 2 +24V 14 GND 2 GPO3 10 GPO4 3 +24V 15 GND 3 GPO5 11 GND 4 +24V 16 GND 4 GND 12 GND 5 +24V 17 GND 5 +5V 13 +5V 6 +24V 18 GND 6 GPI1 14 GPI2 7 +24V 19 CAUTION(+) 7 GPI3 15 GPI4 8 +24V 20 CAUTION(–) 8 GPI5 9 +24V
寸法図 寸法図 15 CL5 667 299 201 1053 130 15 CL3 667 299 201 839 130 15 CL1 MBCL 90.4 29.2 667 70 374 184.
索引 索引 USER DEFINED KNOBS ( ユーザーディファインドノブ ) お オシレーター .....................................47 セクション ................................14 オプションカード ..............................33 D Dante ...........................................8, 31 チャンネルストリップセクション .....................11 か INPUT PATCH .........................40 カスタムフェーダーバンク ......29, 46 OUTPUT PATCH ....................40 カスタムフェーダーバンクの設定 ディスプレイセクション ...........13 マスターセクション ...................15 メーターセクション (CL5 のみ ) .............
保証とアフターサービス 保証とアフターサービス ■ 営業窓口 PA 営業部マーケティンググループ 〒 103-0015 サービスのご依頼、お問い合わせの必要がございました ら、お買い上げ店またはヤマハ修理ご相談センターまでご 連絡ください。 東京都中央区日本橋箱崎町 41-12 KDX 箱崎ビル 1F ■ 保証書 * 名称、住所、電話番号、URL などは変更になる場合があ ります。 本書に保証書が掲載されています。購入を証明する書類 ( レシート、売買契約書、納品書など ) とあわせて、大切に保 管してください。 Tel: 03-5652-3851 ■ 修理に関するお問い合わせ ヤマハ修理ご相談センター ■ 保証期間 ナビダイヤル 保証書をご覧ください。 (全国共通番号) ■ 保証期間中の修理 保証書記載内容に基づいて修理させていただきます。お客 様に製品を持ち込んでいただくか、サービスマンが出張修 理にお伺いするのかは、製品ごとに定められています。詳 しくは保証書をご覧ください。 ※ 一般電話・公衆電話からは、市内通話料金でご利用 いただけます。 ■ 保証期間経過後の修理
保 出張修理 品 名 DIGITAL MIXING CONSOLE 品 番 CL5 / CL3 / CL1 証 本書は、本書記載内容で無償修理を行う事をお約束するものです。 お買上げの日から左記期間中に故障が発生した場合は、本書をご提示 の上お買上げの販売店に修理をご依頼ください。 ご依頼の際は、購入を証明する書類(レシート、売買契約書、納品書 など)をあわせてご提示ください。 ※シリアル番号 保 証 期 間 本 体 お買上げの日から1ケ年間 ※お買上げ日 お 客 様 年 月 お名前 ご販売店様へ 話 (詳細は下項をご覧ください) 日 ご住所 電 書 販 店 売 所在地 店 電 印 名 話 ( ) 様 ( ) PA事業部 〒430-8650 ※印欄は必ずご記入ください。 静岡県浜松市中区中沢町10番1号 無償修理規定 1. 保証期間中、正常な使用状態(取扱説明書、本体貼付ラベルなどの注意 書に従った使用状態)で故障した場合には、無償修理を致します。 5.
取扱説明書
ブロックダイアグラム MIX 1 2 㪅㪅㪅 2324 M O N O MATRIX L R (C) 1 2 㪅㪅㪅 7 8 ST CUE L R CASCADE OUT MIX CASCADE OUT1-24 To OUTPUT PATCH To OUTPUT PATCH CASCADE IN To OUTPUT PATCH To OUTPUT PATCH STEREO CASCADE OUT L,R,MONO(C) SLOT1 1-16 SLOT2 1-16 SLOT3 1-16 CASCADE IN SELECT +48V MASTER +48V MATRIX CASCADE OUT1-8 ON CUE CASCADE OUT LR HA 2 TALKBACK INPUT METER + - 1 3 AD 1 [DANTE] To OUTPUT PATCH ON INPUT SELECT OSCILLATOR Sine Wave Pink Noise Burst Noise INPUT PATCH 64 +48V 2 METER + - 1 3
CUE / MONITOR MONITOR DELAY AUTO BYPASS CUE TRIM (INPUT/OUTPUT/DCA) CUE L BUS CUE L CUE R BUS CUE R CUE ON MONO CUE OUT ON METER CUE L METER CUE R DELAY (MAX:1000ms) DELAY (MAX:1000ms) CUE OUT L To OUTPUT PATCH CUE OUT R To OUTPUT PATCH CUE OUT LEVEL CUE LOGIC PHONES LEVEL LINK DELAY (MAX:1000ms) DELAY (MAX:1000ms) OMNI IN 1/2 OMNI IN 3/4 OMNI IN 5/6 OMNI IN 7/8 PLAYBACK OUT STEREO OUT L,R STEREO OUT MONO(C) MIX OUT1-24 MATRIX OUT1-8 DEFINE MIX (MAX:8ch) MONITOR L MONO METER MONITOR L
レベルダイアグラム Analog Analog Digital GAIN dBu +30 +24 +20 dBFS 0 1 -10 2 3 4 5 6 -20 -10 -40 -20 -50 -30 -60 -40 -70 -30 -50 -80 -60 -90 -70 -100 -80 -110 -90 -120 -100 -130 -110 -140 -120 -150 -130 -160 -140 -170 -150 -180 -160 -190 -170 -180 -190 -200 -210 AD 㱂 㪠㪥㪧㪬㪫㩷 㪆㪛㫀㪾㫀㫋㪸㫃 㪧㪘㪫㪚㪟 㪞㪸㫀㫅 㪟㪧㪝 INSERT ATT. EQ (x4) DYN 1 DYN 2 INSERT DELAY DCA LEVEL /ON PAN BUS Adder INSERT ATT.
• Explanation of Graphical Symbols CAUTION RISK OF ELECTRIC SHOCK DO NOT OPEN CAUTION: TO REDUCE THE RISK OF ELECTRIC SHOCK, DO NOT REMOVE COVER (OR BACK). NO USER-SERVICEABLE PARTS INSIDE. REFER SERVICING TO QUALIFIED SERVICE PERSONNEL. The lightning flash with arrowhead symbol within an equilateral triangle is intended to alert the user to the presence of uninsulated “dangerous voltage” within the product’s enclosure that may be of sufficient magnitude to constitute a risk of electric shock to persons.
ヤマハ プロオーディオウェブサイト http://proaudio.yamaha.co.jp/ ヤマハマニュアルライブラリー http://www.yamaha.co.jp/manual/japan/ C.S.G.