User Manual

モデルの違い
取扱説明書
9
デジタル領域でのカスケード接続が可能
スロットのデジタル I/O カードを経由して接続されたもう
1 台の CL シリーズ、または M7CL PM5D、LS9 など
のデジタルミキサーとの間でカスケード接続ができます。
MIX バス、MATRIX バス、STEREO(L/R) バス、MONO
バス、CUE(L/R) バスのうち任意のバスをカスケードで
きます。
サウンドチェックやミックスの記録に便利なレ
コーダー機能
STEREO バスや MIX バスなどの任意の出力を USB
モリーに録音したり、USB メモリー上のオーディオファ
イルを任意のインプット系チャンネルやモニター出力に
割り当てて再生したりする、USB メモリーレコーダー機
能を搭載。対応ファイルは、録音MP3(MPEG-1Audio
Layer-3)、再生は MP3、WMA(WindowsMedia
Audio)、MPEG-4AAC(AdvancedAudioCoding)
す。特定のバスのミックス出力を記録したいときや、サウ
ンドチェック用の曲をスピーカーから流したいときに便
利な機能です。
ユーザーごとのレベルや使用環境を設定できる
セキュリティー機能
ユーザーのレベルを管理者、ゲスト、一般ユーザーの 3
階に分け、管理者以外のユーザーが操作できる機能を制限
できます。管理者と一般ユーザーについてはパスワードが
設定できるため、不用意に重要な設定を変えられてしまう
ことを防げます。
また、「ユーザー認証キー」と呼ばれるユーザーごとの各種
情報 ( ユーザーレベル、環境設定、USERDEFINED キー/
ノブの設定内容 ) を本体や USB メモリーに保存できま
す。自分のユーザー認証キーを読み込むことで、使い勝手
を含めた操作環境を再現できます。
本体内にメモリーできるヘルプ機能
ディスプレイに表示される内容を説明するオンラインヘ
ルプをウェブサイトからダウンロードできます。ヘルプ
ファイルは本体内に保存されるので、一度読み込むだけで
いつでも機能を確認できます。
モデルの違い
CL シリーズには、CL5CL3、CL1 という 3 種類のモデ
ルがあります。それぞれのモデルには、モノラルインプッ
トチャンネル数とトップパネルのチャンネルストリップ
数に違いがあります。また、CL5 にはアウトプットメー
ター部があります。CL3、CL1 は別売オプションのメー
ターブリッジ MBCL を取り付けることができます。それ
以外の機能はすべて共通です。それぞれのモデルによる違
いは次の表のとおりです。
NOTE
この取扱説明書では、主に CL5 を使って説明しています。
モノラルインプッ
トチャンネル
チャンネルストリップ
アウトプット
メーター
CL5 72
A ク:1 6
Bブ(Centralogic セク
ション):8
C ブロック8
MASTER セクション2
あり
CL3 64
Aブ16
B ブロック(Centralogic セク
ション):8
MASTER セクション2
オプション
MBCL
CL1 48
Aブ8
B ブロック(Centralogic セク
ション):8
MASTER セクション2
オプション
MBCL
モノラルインプ
トチャンネル
チャンネルストリップ
アウトプット
メーター
A ブロック Centralogic セクション
(B ブロック)
アウトプットメーター
MASTER セクション
C ブロック
・CL5
A ブロック Centralogic セクション
(B ブロック)
MASTER セクション
メーターブリッジ
MBCL( 別売 )
・CL3
A ブロック Centralogic セクション
(B ブロック)
MASTER セクション
メーターブリッジ
MBCL( 別売 )
・CL1