User Manual
帯域が無効になっている場合でも、帯域のパラメーターは変更できます。
FREQ
各帯域の周波数を設定します。周波数は Hz または音値のいずれかで設定できます。音値を入力した場
合、周波数が自動的に Hz に変わります。たとえば、音値 A3 を入力すると、周波数が 440Hz に設定さ
れます。音値を入力する際、セントオフセット (「A5 -23」、「C4 +49」など) を入力できます。音値
を入力する際、セントオフセット (「A5 -23」、「C4 +49」など) を入力できます。
・グラフィカルエディターで [Alt/option] を押したまま対応するハンドルをクリックし、
マウスを左右に動かすと、帯域の「Freq」パラメーターを調節できます。
・音値とセントオフセットの間には、半角スペースを入れてください。スペースを入れない
と、セントオフセットは反映されません。
INV
フィルターのゲイン値の位相を反転します。このボタンを使用すると、不要なノイズをフィルターで除
去できます。除去する周波数帯域を探すときは、まずその周波数帯域を増幅する (フィルターをプラスの
ゲイン値に設定する) と見つけやすくなる場合があります。ノイズの周波数帯域が見つかった
ら、「Inv」ボタンを使用して除去します。
Q
「Peak」フィルターの帯域幅をコントロールします。帯域のゲイン設定に応じて、「Shelf」フィルター
を低下または増幅します。 「Cut」フィルターのレゾナンスを加えます。
グラフィカルエディターで [Shift] を押したまま対応するハンドルをクリックし、マウスを
上下に動かすと、帯域の「Q」パラメーターを調節できます。または、ハンドルの上にカー
ソルを置いてマウスホイールを動かしても調節できます。
GAIN
各帯域で減衰/増幅する量を設定します。
・ グラフィカルエディターで [Ctrl]/[command] を押したまま対応するハンドルをクリッ
クし、マウスを上下に動かすと、帯域の「Gain」パラメーターを調節できます。
・このパラメーターは、「Cut」フィルターでは使用できません。
Filter type
低域および高域に対して、シェルビングフィルター (3 種類)、ピークフィルター (バンドパス)、カット
フィルター (ローパス/ハイパス) の中からいずれか 1 つを選択できます。「Cut」モードを選択した場
合、「Gain」パラメーターは固定されます。
• 「Shelf I」は、ゲインの逆方向に、設定した周波数よりわずかに高いレゾナンスを加えます。
• 「Shelf II」は、ゲイン方向に、設定した周波数のレゾナンスを加えます。
• 「Shelf III」は、「Shelf I」と「Shelf II」を組み合わせたものです。
EQプラグイン
VST Rack Pro プラグインリファレンス | 35