User Manual

refaceCS/DX/CP/YC取扱説明書
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フロントパネルの各部のはたらき
q 内蔵スピーカー
本体の音が出力されます。内蔵スピーカーか
ら音を出したくない場合は、電源起動時に鍵
盤のD2を押しながら電源を入れます。詳し
くは41ページをご参照ください。ヘッドフォ
ンを接続すると、内蔵スピーカーからは音が
出なくなります。
w [VOL](ボリューム)スライダー
楽器全体の音量を調節します。スライダーを
上へ動かすと、内蔵スピーカー、[R]/[L/
MONO]端子、[PHONES]端子からの出力が
大きくなります。
e [OCT](オクターブ)スライダー
鍵域を1オクターブ単位で切り替えます。た
とえば、「+」にすると、鍵盤でC3(上のイラ
スト参照)を弾いたときにC4の音が出ます。
「++」(2オクターブ上)、「+」(1オクター
ブ上)、「OCT」(元のピッチ)、「−」(1オク
ターブ下)、「−−」(2オクターブ下)から選び
ます。
r [TYPE](タイプ)ノブ
音色タイプを選びます。
qwe r t
y
y
-3
y
-1
y
-2
y
-4
C3C2
RdI
1970年前半の代表的なエレクトリックピ
アノの音色です。暗めで太く、伸びる音が
特徴です。フェーザーエフェクトとの相性
が良く、70年代のジャズ、R&B、ソウル
などで広く使われました。
RdII
1970年後半の代表的なエレクトリックピ
アノの音色です。RdIよりもハイファイで
明るい音が特徴です。コーラスやフェー
ザーエフェクトとの相性が良く、80年代
ポップスのバラード曲やフュージョンを中
心によく使われました。
Wr
1960年代後半に登場した特徴的なエレク
トリックピアノの音色です。金属の振動板
によるやわらかいアタックと速く減衰する
ディケイが特徴です。トレモロエフェクト
をかけることが多く、70年代のポップス、
R&B、ソウルなどでよく使われました。
reface CP