User Manual

refaceCS/DX/CP/YC取扱説明書
19
フロントパネルの各部のはたらき
DX
y-1. [FREQ](フリケンシー )ボタン
オペレーターのフリケンシー (周波数)設定画
面を表示します。また、ここでは一定以上の
速さでフリックすると値が最寄りの整数値に
設定されます。例えば、9.29の場合、上に素
早くフリックすると10.00になります。
フリケンシーは「RATIO」と「FIXED」から
選ぶことができます。設定のしかたについて
は「リファレンスマニュアル」(電子マニュア
)を参照してください。
y-2. [ALGO](アルゴリズム)ボタン
アルゴリズム設定画面を表示します。4つの
オペレーターをどのように組み合わせるかを
決めます。12種類のアルゴリズムから選びま
す。
y-3. [LEVEL](レベル)ボタン
オペレーターのレベル設定画面を表示します。
キャリアでは音量、モジュレーターでキャリ
アを変調する量を調節します。
y-4. [FB](フィードバック)ボタン
フィードバック設定画面を表示します。オペ
レーターから発生した信号のうち、一定量を
もう一度オペレーターに戻すことで、波形を
変化させます。
refaceDXでは、すべてのオペレーターに
フィードバックを設定することができます。
たとえば、アルゴリズム8番を選び、すべて
のオペレーターにフィードバックをかけると
以下のようになります。
中間地点から上へスライダーを動かすと
フィードバックのタイプが 鋸歯状波とな
り、フィードバックレベルが上がります。
フィードバックレベルが上がると、波形は正
弦波から鋸歯状波に変化し、最大値になると
波形は完全な鋸歯状波になります。中間地点
から下へスライダーを動かすとタイプが
矩形波となり、フィードバックレベルが
上がります。フィードバックレベルが上がる
と、波形は正弦波から矩形波に変化し、最大
値になると波形は完全な矩形波になります。
中間地点ではフィードバックレベルが「0」
になり、フィードバックがかからず、正弦波
になります。
注記
FIXEDモードにてキャリアに低い周波数を設定する
と、スピーカーをこわす原因となります。ご注意く
ださい。
モジュレーター ()ア(四角)
アルゴリズム番号 キャリア(四角)
2
1
4
3
フィードバックレベル