User Manual

RIVAGEPM10システムセットアップガイド
12
ConsoleNetworkとI/ONetworkについて
ConsoleNetwork
DSPエンジンには、コントロールサーフェス専用の
接続端子があり、コントロールサーフェスを接続でき
ます。このコントロールサーフェスとDSPエンジン
間のネットワークをConsoleNetworkと呼びます。
•I/ONetwork
DSPエンジンとI/Oラック間はHYカードスロットを
介してTWINLANeネットワーク経由で接続します。
DSPエンジンとI/Oラック間のネットワークをI/O
Networkと呼びます。
TWINLANeネットワーク
TWINLANeは、400チャンネルのデジタルオーディオ
信号とコントロール信号を1本のケーブルで同時に伝送す
る、ヤマハが独自に開発したオーディオ伝送ネットワー
クプロトコルです。
機器どうしを接続するには、それぞれの機器のHYカード
スロットにTWINLANeネットワークカードを装着し、光
ファイバーケーブルを使ってTWINLANeネットワーク
カード間をリング接続します。
* 接続台数が多い場合や総ケーブル長が極端に長い場合はこの限り
ではありません。
NOTE
Neutrik社製opticalCONDUOの光ファイバーケーブルをお使い
ください。光ファイバーケーブルは曲げや引っ張りに弱いため、被
覆のしっかりしたロック機構のあるケーブルを使うことで、トラブ
ルの発生を軽減できます。
クリーニングについて
光ファイバーケーブルの端面や端子にゴミやほこりが付
着すると、正しく通信できなくなるおそれがあります。
市販の光ファイバー専用のクリーニングツールなどを
使って、定期的にクリーニングしてください。
Console Network
I/O Network
(TWINLANe)
DSP Engine
Control Surface
I/O Rack I/O Rack
伝送データ
オーディオ400チャンネル、コントロール信号
サンプリング
周波数
44.1kHz、48kHz、88.2kHz、96kHz
ネットワーク
レイテンシー *
11sample@Fs=44.1kHz(0.25msec)
11sample@Fs=48kHz(0.23msec)
12sample@Fs=88.2kHz(0.14msec)
12sample@Fs=96kHz(0.13msec)
ビット長
32ビット
トポロジー
リング