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RM Series (RM-CR/RM-CG/RM-TT) リモートコントロールプロトコル仕様書 Version 1.1.0
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4. コマンドシーケンス
実際にリモートコントロールをする際の処理例を示す。
コントローラー側から見た場合、リモートコントロールをするためには大まかに下図のようなフェーズが存在する。
また、通常処理の状態では、コントローラー側の仕様によって各種コマンドを組み合わせてリモートコントロールを実現する。
起動処理
通信開始
機器の起動待ち (devstatus)
通常処理時の具体的な処理内容
ユーザーによる
操作子の操作を検知
パラメーター操作子を操作
set
setn
sett
setr など
操作に応じて
要求コマンドを通知
初期設定
外部制御プロトコル動作モード設定
(scpmode)
パラメーターシンクロ (get, set, など )
通常処理
操作子の操作検知
機器側からの通知受信
ユーザー操作による
情報取得トリガ発生
プリセットリストを表示
機器の詳細情報を表示
devinfo など
必要な情報に応じて
要求コマンドを通知
メーター表示が必要となった mtrstart
定期的に要求
OK
OKm
NOTIFY
操作子 表示器の
位置変更
表示変更
各種イベントに応じて
パラメーターシンクロ
各種イベント処理
通知の種類に応じて
反映処理を駆動
コントローラーの設計者は、上図の青色の部分を設計・実装する必要がある。
各処理の具体的なシーケンスについては、下記に示す。