User Manual

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RM Series (RM-CR/RM-CG/RM-TT) リモートコントロールプロトコル仕様書 Version 1.1.0
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3. コマンド仕様
3.1. コマンドの基本仕様
デバイスとリモートコントローラーの間で交わされるコマンドは、次のような書式である。
<コマンド名> <オプション1> <オプション2> <オプションn><改行>
- コマンドの最後には改行コードとして LF 0x0A が必要である
- 改行コードのみ LF 0x0A をハートビートとして送ることができる
- コマンド文字列上に文字列型データを含む場合は、ダブルクォーテーションで括る
ダブルクォーテーション自体を文字列に含みたい場合は、エスケープコードとして指定する
次にあるエスケープコード(バックスラッシュに続いて1文字指定)を用いることで特殊な文字を扱うことができる
書式 意味 備考
\\ \ バックスラッシュ文字自身 ¥は扱えない。
\" " ダブルクォーテーション自身
- コマンド名とオプションの間、オプションとオプションの間には1文字以上の半角スペースが必要である
- コマンドはすべてASCII文字列とする。それ以外の文字列は使用できない
- パラメーターの値を示すオプションの文字列は次のとおり
表示文字列 即値 正規化値
-Innity "-INFINITY" -13801 0
-18dB "-18.00" -1800 453
-6.5dB "-6.50" -650 677
0dB "0.00" 0 804
10dB "10.00" 1000 1000
2kHz "2.00k" 2000000 667
400Hz "400" 400000 435
Pan L 63 "L63" -63 0
Pan Center "C" 0 500
Pan R 63 "R63" +63 1000
ON "ON"
0 500
1 1000
OFF "OFF"
0 0
1 1000
INVERTED "INVERTED" 1 1000
NORMAL "NORMAL" 0 0
これ以外のパラメーターは、後述の「6. パラメーター値詳細」を参照
正規化値は、そのパラメーターの最小値を0、最大値を1000*1としたときの値
: Level は -inf. 0, 10dB1000, 0dB804となる。
*1: 2-8 正規化分解能設定での設定値による。デフォルト値1000