安全上のご注意 お使いになるまえに、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。 ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、あなたや他の人々への危害や損 害を未然に防止するためのものです。 記号表示について この機器に表示されている記号や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。 注意:感電防止のため、パネルやカバーを外さないでください。この機 器の内部には、お客様が修理/交換できる部品はありません。 点検や修理は、必ずお買い上げの楽器店または巻末のヤマハ サービス網にご依頼ください。 記号は、危険、警告または注意を示します。上記の場合、 は機器の内部に絶縁されていない「危険な 電圧」が存在し、感電の危険があることを警告しています。また、 は注意が必要なことを示しています。 記号は、禁止行為を示します。記号の中に具体的な内容が描かれているものもあります。 記号は、行為を強制または指示することを示します。記号の中に具体的な内容が描かれているものもあり ます。 「警告」と「注意」について 以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の
注意 電源/電源コード 移動 濡れた手で電源プラグを抜き差ししない。 ぬれ手禁止 禁止 禁止 感電のおそれがあります。 電源コードをストーブなどの熱器具に近づけたり、無 理に曲げたり、傷つけたりしない。また、電源コード に重いものを載せない。 本機を移動するときは、引きずらない。 禁止 本機を移動するときは、必ず電源コードなどのケーブ ルをすべて外したうえで行う。 必ず行う 電源コードが破損して、感電や火災の原因になります。 コードを傷めたり、お客様が転倒したりするおそれがあり ます。 タコ足配線をしない。 本機を移動するときは、手や足を挟まないようにする。 音質が劣化したり、コンセント部が異常発熱したりするこ とがあります。 必ず行う 感電やショート、発火などの原因になります。 必ず行う 長時間使用しないときや落雷のおそれがあるときは、 必ずコンセントから電源プラグを抜く。 プラグを抜く 本機が転倒したり、周囲のものと衝突したりするおそれが あります。本機の運搬、移動は専門の業者に依頼すること をおすすめします。 使用上の注意 感電やショート、発火などの原因になります
ご使用になる前に このたびは、ヤマハピアノ消音ユニットをお買い上げいただきまして、まことにありがとうござい ます。 ・ この取扱説明書と保証書は大切に保管し、使い方がわからないときや調子が悪いときにお役立て ください。 ・ お買い上げいただいた際、保証書は「お買い上げ日、販売店名」などの記入を必ずお確かめのう え、販売店からお受け取りください。 本機の特長 ヤマハピアノ消音ユニットは、長年にわたる楽器づくりの経験と高度なエレクトロニクス技術を結 集して開発した装着型ピアノ消音装置です。お持ちのピアノに取り付けることにより、普段は通常 のピアノとしてお使いいただけるほか、夜間などにはピアノの音を消し、ヘッドフォンを通して音 を聴きながらの消音演奏を可能にします。 当社独自の搭載システムにより、消音演奏時にも高い表現力でピアノ演奏をお楽しみいただけま す。ご使用にあたりましては、本書をご参考にしていただき、ヤマハピアノ消音ユニットを十分に ご活用いただけますようお願い申し上げます。 目次 ご使用になる前に ............................................
付属品 ・ 専用 AC アダプター (PA-150A または PA-150B)× 1個 ・ ヘッドフォン ×1 個 ・ ヘッドフォンハンガー ×1 個 ・ ヘッドフォンハンガー取り付けねじ ×2 個 ・ 取扱説明書(本書) ・ 楽譜集「ピアノで弾く名曲 50 選」 ヘッドフォンハンガーの取り付け 必要に応じて、付属の取り付けねじ 2 個でスイッチボックスの下側に取り付けてください。 専用 AC アダプターの接続 付属のヤマハ製 PA-150A または PA-150B をご使用ください。 AC アダプターを本体スイッチボックスの背面の「DC IN」に接続してください。 ご注意 ・ コード部を引っ張ったり、コードの根元部を曲げ たりしないでください。 ・ また、コード部がピンと張った状態やコードの根 元部が曲がった状態で使用しないください。断線 の原因となります。 ・ AC アダプターを抜き差しする場合は、必ず本体 の電源を切ってから行ってください。 ・ 本体を移動させる場合は、AC アダプターをコン セント、本体からはずしてから行ってください。 DC IN 12V ・ 長時間使用しない時は、プラグをコンセ
各部の名称 消音レバー(ソステヌートペダル搭載モデルのみ) スイッチボックス前面 1 2 3 4 5 6 スイッチボックス底面 / 背面 ソフトペダル ダンパーペダル 消音ペダル(またはソステヌートペダル) MIDI IN 8 USB 7 MIDI OUT DC IN 12V KEY PDL 10 11 12 IN AUX OUT 9 ■ スイッチボックス前面 ■ スイッチボックス底面 / 背面 1 電源スイッチ(POWER) 電源をオン/オフします。 7 USB 端子(USB TO DEVICE) USB メモリーを接続します。 2 録音ボタン(REC) 本機を録音待機の状態にします。ボタンとラン プ兼用で、ランプの点灯の種類により録音状態 を表示します。 8 MIDI(IN/OUT)端子 外部 MIDI 機器の出力端子/入力端子と接続し ます。 3 再生/停止ボタン(PLAY/STOP) 再生のスタート/停止をします。ボタンとラン プ兼用で、ランプの点灯の種類により本機の状 態を表示します。 10 DC IN 端子 付属の AC アダプターを
演奏時の操作 消音演奏をする 1 消音ペダルを下に踏み込んでから 左側にセットします。 ソステヌートペダル搭載モデルの場合: 消音レバーを「カチッ」と音がするまで 手前に引きます。 これでピアノの音は消えます。 2 ヘッドフォンをヘッドフォン端子 (PHONES)に接続します。 同時に 2 本接続できます。 3 電源スイッチをオンにします。 緑色のパイロットランプが点灯します。 4 音量ツマミ(VOLUME)で音量を 調整します。 右に回すと音が大きく、左に回すと小さく なります。 ご注意 耳の保護のため音量の上げ過ぎにはご注意ください。また長時間のご使用は避けてください。 7
音色を選ぶ 消音演奏では、本機の内蔵音色を使ってピアノ以外の音色で演奏することができます。 音色の種類 ピアノ(初期設定) 設定方法 A-1、A#-1、B-1 を押しながら、C4 を押す ハープシコード A-1、A#-1、B-1 を押しながら、D4 を押す ビブラフォン A-1、A#-1、B-1 を押しながら、E4 を押す パイプオルガン A-1、A#-1、B-1 を押しながら、F4 を押す チェレスタ A-1、A#-1、B-1 を押しながら、G4 を押す ストリングス A-1、A#-1、B-1 を押しながら、A4 を押す エレクトリックピアノ 1 A-1、A#-1、B-1 を押しながら、C#4 を押す エレクトリックピアノ 2 A-1、A#-1、B-1 を押しながら、D#4 を押す ジャズオルガン A-1、A#-1、B-1 を押しながら、F#4 を押す クワイア(合唱) A-1、A#-1、B-1 を押しながら、G#4 を押す メモ ・ 音色を選択する鍵盤を押すと、切り替え後の音が出ます。 ・ 選択した音色は電源をオフにすると解除され、次に電源をオンにするとピアノに戻り
デュアルボイス 2 つの音色を重ねて演奏する機能です。 同時に 2 つの鍵盤を押して 2 つの音色を選びます。 ご注意 デュアルボイス演奏では 2 つの音を重ねるため、同時発音数が半分に減ります。 ブリリアンスを調整する メロー(柔らかくまろやかな音)からブライト(明るく鋭い音)の間で音質を調整します。 操作 設定方法 ブリリアンスを調整する A-1、A#-1、B-1 を押しながら、C1/D1/E1/F1/G1 のいずれかを押す。 (E1 が標準 (5 段階可変) で、C1 側はよりメローに、G1 側はよりブライトになります。初期設定は E1 です。) この設定はすべての音色に共通で反映され、電源をオフにしても保存されます。 A#-1 A-1 B-1 メロー ←標準→ブライト ブリリアンス C1~G1 9
リバーブをかける リバーブとは、音に残響をつけて音の響きを豊か にすることです。 リバーブの深さ(かかり具合)をリバーブ調整ツ マミ(REVERB)で調節します。 オフにしたい場合はツマミを左一杯まで回し きってください。 リバーブの種類を選ぶこともできます。 リバーブの種類 効果 設定方法 ルーム 響きやすい部屋の中で弾いたときのような音 A-1 と A#-1 と B-1 を押しながら C2 を押す。 ホール 1 ( 初期設定 ) 小さなコンサートホールにいるような響き A-1 と A#-1 と B-1 を押しながら D2 を押す。 ホール 2 大きなコンサートホールにいるような響き A-1 と A#-1 と B-1 を押しながら E2 を押す。 ステージ ステージにいるような響き A-1 と A#-1 と B-1 を押しながら F2 を押す。 リバーブの種類の設定は電源をオフにすると解除され、次に電源をオンにするとホール 1 に戻りま す。 A#-1 A-1 B-1 C2 (ルーム) D2 (ホール 1)‑初期設定 F2 (ステージ) E2 (ホール 2) ピッチを合
DDE(ダイナミック・ダンパー・エフェクト)をかける DDE(ダイナミック・ダンパー・エフェクト)とは、アコースティックピアノのダンパーペダルを 踏んだときのような共鳴効果のことです。 操作 DDE をオフにする DDE をオンにする (5 段階可変) 設定方法 A-1 と A#-1 と B-1 を押しながら C6 を押す。 A-1 と A#-1 と B-1 を押しながら、D6、E6、F6、G6、A6 いずれかの鍵盤を押す。 ( 効果は A6 が最も深く、D6 が最も浅くなります。初期設定は E6 です。) DDE の設定は、電源をオフにしても保存されます。 メモ DDE をオフにしても、ダンパーペダルを踏んだときのように音は伸びますが、共鳴効果はありま せん。 A#-1 A-1 B-1 C6 D6~A6 すべての設定を工場出荷時の値に戻す (オールリセット) すべての設定を、一度に工場出荷時の値に戻すこと(オールリセット)ができます。 A-1 と A#-1 と B-1 を押しながら C7(いちばん右の白鍵)を押します。 音色のバリエーション、ブリリアンス、リバーブの種類、ピッチ、DDE の設定が
録音と再生 演奏を録音する 本機は、内蔵メモリーに 1 曲分の録音ができます。 メモ ・ 録音の容量は約 65 キロバイト(約 21,000 音符)分で、目安としては標準的な曲で約 25 分、 音符の密度の高い(激しい)曲で 5 分です。 ・ 録音には演奏時に選ばれている音色の情報も保存されます。 ・ 録音データは、電源をオフにしても、オールリセットをしても保存されます。 ご注意 ・ 新規録音時には以前の録音は消去されます(ただし、録音待機状態で何も演奏せずにキャンセル したとき(下記手順 1)は、以前の録音は消去されません)。消去したくない録音データは、USB メモリーで必ずバックアップを取ってください。詳細は 15 ページ「録音済みのデータを USB メモリーに保存する」をご参照ください。 ・ USB メモリー接続時は録音できません。あらかじめ外しておいてください。 1 録音ボタン(REC)を押します。 本機は録音待機状態になり、REC ランプが赤く点 灯、PLAY/STOP ランプが緑色に点滅します。 メモ ここでもう一度録音ボタン(REC)を押すと、録音 待機はキャンセルされ、通常の状態に戻ります。
内蔵メモリーに録音した曲を再生する 本機は録音データや試聴曲を再生できます。 再生/停止ボタン(PLAY/STOP)を押し ます。 PLAY/STOP ランプが緑色に点灯し、再生を開始 します。 ■ 再生を停止するには 再生中に再生/停止ボタン(PLAY/STOP)を押します。 ■ 一時停止するには 再生中に C7 を押します。 PLAY/STOP が点滅になります。再生を再開するには、C7 か再生/停止ボタン(PLAY/ STOP)を押します。 ■ 早送りするには 再生中または一時停止中に、G#6 を押しながら A#6 を押します。 A#6 を押している間早送りになり、PLAY/STOP が速い点滅になります。A#6 を離すと操作 前の状態(再生または一時停止)に戻ります。 G#6, A#6 C7 メモ ・ 再生、一時停止中には録音ボタン(REC)は反応しません。 ・ USB メモリーが接続されている場合は USB メモリーに保存されているデータを再生します。 16 ページ「USB メモリーの曲を再生する」をご参照ください。 ・ 再生する曲がない場合は、3 連のチャイム音が鳴ります。 13
USB メモリーを接続する 本機に市販の USB メモリーを接続して、録音済データを保存したり、USB メモリー内に保存した 曲を再生したりすることができます。 スイッチボックス底面の左手の USB 端子 に接続します。 自動的に USB メモリー内容のチェックが始まりま す。チェック中は PLAY/STOP ランプが橙色の早 い点滅になり、終了すると薄い橙色に変わります。 USB MIDI IN ご注意 ・ USB メモリーについては、下記ウェブサイトをご確認のうえ、動作確認済みの機種をご使用 ください。それ以外の USB メモリーは動作保証ができません。また、故障の原因になることが あります。 http://jp.yamaha.
録音済みのデータを USB メモリーに保存する 大切な録音データは、USB メモリーでバックアップを取った上で、コンピューターなどに保存す ることをお勧めします。USB メモリーに保存しておくと衝撃などでデータが消えるおそれがあり ます。 1 本機に USB メモリーを接続します。 PLAY/STOP ランプが橙色に点滅し、メモリーの内容チェックが終わると薄い橙色に点灯し ます。 2 録音ボタン(REC)を押します。 本機は転送待機状態になり、REC ランプが赤く点 灯、PLAY/STOP ランプが橙色に点滅します。 メモ ここでもう一度録音ボタン(REC)を押すと、転送 待機はキャンセルされ、通常の状態に戻ります。 3 再生/停止ボタン(PLAY/STOP)を押し ます。 PLAY/STOP ランプが速い点滅になり、内蔵メモ リーから USB メモリーへのデータ転送を開始しま す。データ形式を変換しながら転送するため時間が かかります(65 キロバイトのフルサイズで約 3 〜 4 分)。転送が終了すると REC ランプは消灯し、 PLAY/STOP ランプは薄い橙色に戻ります。 メモ ・ 録音データは
USB メモリーの曲を再生する 本機に USB メモリーを接続した状態で再生の操作(13 ページ「内蔵メモリーに録音した曲を再生 する」参照)をすると、USB メモリー内に保存した曲の再生になります。 USB メモリーを本機に接続した状態で再 生ボタン(PLAY/STOP)を押します。 USB メモリー内に保存したファイルが見つからな いとき、他に再生可能な曲(スタンダード MIDI ファ イル)があればそれを再生します。なければ停止状 態に戻ります。 USB メモリーに複数保存されている曲を再生する場合は、試聴モードから操作できます。 下記「試聴曲を再生する」をご覧ください。 メモ ・ USB メモリーの「USER FILES」フォルダにある「USERSONG**.
■ 曲間を移動するには 1 つ前の曲を選ぶには F#6 を、1 つ後の曲を選ぶには A#6 を押します。 ■ 早送りするには 再生中または一時停止中に、G#6 を押しながら A#6 を押します。 音を出しながら早送りができます。 ■ 一時停止するには 再生中に C7 を押します。 再開するには C7 を押します。一時停止時は C7 かスイッチボックス前面の再生/停止ボタンを 押す以外の再生操作は無効になり、鍵盤で演奏できる状態(演奏モード)になります。 ■ 停止するには 再生中に B6 かスイッチボックス前面の再生/停止ボタンを押します。 再開するにはスイッチボックス前面の再生/停止ボタンを押します。 ■ リピート(繰り返し)モードを設定するには 1 曲をリピートするには F6 を、全曲をリピートするには G6 を、ランダム(任意の曲順で)リ ピートするには A6 を押します。 初期設定は全曲リピートです。 1曲進む(A#6) 早送り(G#6, A#6) 1曲戻る(F#6) A-1 C0~C#4 ダイレクト選曲 1曲リピート(F6) 全曲リピート(G6) ランダムリピート(A6) 停止(B6) 一時停止
他の機器との接続 他のオーディオ機器と接続する ご注意 本機と他の機器との接続は、必ず両方の電源を切った状態で行ってください。 メモ 本機の AUX IN/OUT 端子はステレオ・ミニジャックです。端子に対応したケーブルでない場合は 変換アダプターが必要になります。ケーブル、アダプターは抵抗の無いものをお使いください。 AUX 出力(AUX OUT)端子の使用例 ■ コンポシステムや IC レコーダーを接続すると 本機の消音演奏を録音できます。 ■ アンプ内蔵スピーカーやステレオシステムを接続すると 本機の消音演奏をスピーカーで聴けます。この端子からはヘッドフォンで聴くものと同じ音声 信号が出力されます。 コンポシステム IC レコーダー USB または MIDI IN アンプ内蔵スピーカー ステレオシステム MIDI OUT IN AUX OUT 18
AUX 入力(AUX IN)端子の使用例 ■ 他の音源モジュールや再生機器(CD プレーヤーなど)を接続すると 接続機器からの入力音声に合わせて消音演奏ができます。 本機の音量ツマミ(VOLUME)は AUX IN 端子から入力された音と、本機の電子音の両方を調 整できます。2 つの音声のバランスは、接続機器の出力音量で調整してください。 他の音源モジュール (エレクトーンなど) USB または CD プレーヤーなど MIDI IN MIDI OUT IN AUX OUT ご注意 AUX OUT 端子にアナログ録音機器の入力端子を接続したときは、同時に接続先機器の出力端子と 本機の AUX IN 端子を接続しないでください。オーディオ信号のフィードバック(発振)が起こり、 両機器の故障の原因となります。 19
他の MIDI 機器と接続する MIDI 出力(MIDI OUT)端子の使用例 ■ 他の MIDI 機器を接続すると 本機から演奏情報を送り、シンセサイザーなど他の MIDI 機器の音源で再生できます。 他の MIDI 機器 USB MIDI IN MIDI OUT MIDI 入力(MIDI IN)端子の使用例 ■ シーケンサーを接続すると シーケンサーから演奏情報を受け取り、本機の音源で再生できます。 シーケンサー USB MIDI IN MIDI OUT メモ 鍵盤、ペダルの演奏情報の他、音色切り替え、リバーブの深さの情報を送受信します。MIDI 送信は 1 チャンネル、受信は 1、2 チャンネルの両方となります。 20
その他の情報 故障かな?と思ったら 本機が正常に動作しない場合は、以下の項目をご確認ください。下記を試しても改善されなかった り、下記以外の異常がある場合は、お買い上げ店または最寄のヤマハ特約楽器店までご連絡くださ い。ご自分で本機および AC アダプターの内部を開けたり、分解、改造したりしないでください。 + 電源を入れても音がしない。 − AC アダプターが抜けているかもしれません。確実に差し込んでください。 − 音量ツマミが左一杯の位置になっているかもしれません。適正位置に調整してください。標準音量は、音 量ツマミが時計の 3 時の位置になるように設定されています。 + 電源ランプは点灯するが音が出ない、ペダルがきかない。 − スイッチボックス背面にあるキーセンサーとペダルセンサー端子の接続が抜けているかもしれません。ス イッチボックス下側の印字 (KEY、PDL) にそれぞれ対応する端子 (KEY、PDL) を確実に差し込んでくだ さい(6 ページ)。 + 消音演奏時にも生ピアノの音が出る。 − 極度に強く打鍵すると生ピアノの音が出ることがあります。打鍵の強さを加減してください。
エラー通知について 本機では、以下のようなエラーが発生したときに 3 回連続のチャイム音と 2 つのランプの速い点滅 でお知らせします。エラー通知は、録音ボタン(REC)か再生/停止ボタン(PLAY/STOP)を 押すと停止します。 ・ USB メモリーが壊れているのでアクセスできません。 ・ 曲データが壊れています。 ・ ファイルが大きすぎて読み込みできません。 ・ 処理中に電源が切られたため、内蔵メモリーが初期化されました。ご自身で録音した曲が消去さ れています(初期化中は、エラー通知を停止することはできません)。 ・ USB メモリーの容量がいっぱいで、曲を保存できません。 ・ USB メモリーがライトプロテクト(書き込み禁止)されているようです。 音色一覧 鍵盤 音色の特長 バリエーション ピアノ 音色名 C4 フルコンサートグランドピアノCFIIISからサ ンプリングしました。繊細なピアニシモか ら、迫力あるフォルテシモまで、幅広い表現 が可能です。ダンパーペダル使用時の弦の共 鳴による広がり感も再現しています。 ピアノではバリエーション設定はありま せん。 左ペダルは、ソフト(シフ
試聴曲一覧 曲番号(鍵盤) 曲名/作曲者名 1(C0) インベンション第 1 番/バッハ 2(C#0) インベンション第 8 番/バッハ 3(D0) 4(D#0) 曲番号(鍵盤) 26(C#2) ガボット/バッハ 曲名/作曲者名 革命のエチュード/ショパン 27(D2) 小犬のワルツ/ショパン 28(D#2) ワルツ第 7 番/ショパン 前奏曲(平均律第 1 巻第 1 番)/バッハ 29(E2) ワルツ第 9 番「告別」/ショパン 5(E0) メヌエットト長調/バッハ 30(F2) 夜想曲第 2 番変ホ長調/ショパン 6(F0) かっこう/ダカン 31(F#2) トロイメライ/シューマン 7(F#0) ピアノソナタ第 15 番第 1 楽章/モーツァ ルト 32(G2) 楽しき農夫/シューマン 8(G0) トルコ行進曲/モーツァルト 9(G#0) メヌエットト長調/モーツァルト 10(A0) リトル・セレナーデ/ハイドン 11(A#0) ソナタ第 1 番 バー 34(A2) 35(A#2) 終楽章「無窮動」/ウェー 12(B0) エ
各音色の MIDI データ(プログラムチェンジナンバー) MSB LSB P.C.# ピアノ 音色名 0 112 1 ハープシコード 0 112 7 同上(バリエーション) 0 113 7 ビブラフォン 0 112 12 エレクトリックピアノ 1 0 112 6 エレクトリックピアノ 2 0 112 5 パイプオルガン 0 112 20 同上(バリエーション) 0 113 20 チェレスタ 0 112 9 同上(バリエーション) 0 113 9 ジャズオルガン 0 112 17 ストリングス 0 112 49 同上(バリエーション) 0 113 49 クワイア 0 112 53 同上(バリエーション) 0 113 53 MSB, LSB (Bank Select), 0 〜 127 P.C.# = Program Change Number, 1 〜 128 MIDI ファイルの再生順序 16 ページにおいて「USERSONG**.
仕様 音色 ピアノ、ハープシコード、ビブラフォン、パイプオルガン、チェレスタ、 ストリングス、エレクトリックピアノ 1、エレクトリックピアノ 2、 ジャズオルガン、クワイア(合唱) 最大同時発音数 64 音/ステレオサンプリング 32 音/ 16 音(ダンパーペダル共鳴効果あり)* センサーユニット 連続検出キーセンサー 連続検出ダンパーペダルセンサー ON/OFF 検出ソフトペダルセンサー (RSG-5:ON/OFF 検出ソステヌートペダルセンサー) コントロール・機能 電源スイッチ、音量ツマミ、リバーブ深さツマミ、音色切り替え、 ブリリアンス調節、リバーブ種類切り替え(4 種類)、ピッチ調整、 DDE 調整(ダンパーペダル共鳴)、オールリセット、録音、再生 試聴曲 ピアノ名曲 50 選(プリセット曲) 端子 ヘッドフォン端子(2:標準ジャック) 、電源入力端子 DC IN、 AUX IN/OUT(ミニジャック)、MIDI IN/OUT、USB TO DEVICE 定格電源 AC100V (50/60Hz) 定格消費電力 DC12V 8W 付属品 AC アダプター(PA-1
取り扱いについて ここに記載されているイラストは、お客様が購入された製品と形状が異なる場合があります。 ■ 電源について 必ず AC100V(50Hz または 60Hz)のコンセント に接続してください。AC100V 以外のコンセントに は接続しないでください(本機は日本国内仕様です)。 長期間ご使用にならないときは、AC アダプターの電 源プラグをコンセントから抜いてください。 ■ AC アダプター、ヘッドフォン等のコード類について コードの上に物を置いたり、ピアノの蓋に挟みこんだりしないでください。 コードを抜き差しするときは、必ず電源を切ってから行ってください。 コードを抜くときは、断線やショートを防ぐため、必ずプラグを持って行っ てください。 ■ 落雷のおそれがあるときは? ■ 水に濡れたときは? 早めにコンセントから AC アダプターの電源 プラグを抜き取ってく ださい。 万一雨がかかったり、水をこぼしてしまったときは、 すぐ電源プラグを抜き、販売店にご連絡ください。ま た、煙やスプレーなどがかからないよう、ご注意くだ さい。 ■ 他の電気機器への影響は? 本機の近くでラジオ・テレ ビ
MIDI インプリメンテーションチャート 送 ファンクション ベーシック チャンネル モード ノート ナンバー ベロシティ アフター タッチ 1 1+2 設定可能 × × 電源オン時 3 3 メッセージ × × 代用 ********** × その他 備 考 21−108 21−108 ********** 21−108 ノート・オン ◯9nH, v=1−127 ◯v=1−127 ノート・オフ ×8nH, v=40H × キー別 × × チャンネル別 × × × × 0, 32 ○ ○ バンクセレクト 1 × ○ モジュレーション 7 × ○ ボリューム 10 × ○ パンポット 11 × ○ エクスプレッション 64, 67 ○ ○ ペダル 66 ×(○*) ○ ソステヌートペダル 91 ○ ○ エフェクト ◯ ◯ 設定可能範囲 エクスクルーシブ リアル タイム 信 音域 コントロール チェンジ コモン 受 電源オン時 ピッチベンド プログラム
保証とサービスについて 本機の保証期間は、保証書に記入されたお買い上げ の日付から1ヵ年です(現金、ローン、月賦などによ る区別はございません)。また保証は、日本国内にて のみ有効といたします。 保証書 保証書をお受け取りのときは、お客様のご住所、お 名前、お買い上げの年月日、販売店名などを必ずご 確認ください。無記名の場合は無効となりますので、 くれぐれもご注意ください。 保証書は大切に保管しましょう 保証書は弊社が、本機をご購入いただいたお客様 に、保証規定に則り、お買い上げの日から向こう1ヵ 年の無償サービスをお約束申し上げるものですが、 万一紛失なさいますと保証期間中であっても実費を 頂戴させていただくことになります。いつでもご提 示いただけますように、十分ご配慮のうえで保管し てください。また、後々のサービスに際しての機種 の判別や、サービス依頼店の確認などにも役立ちま す。保証期間が切れましても、お捨てにならないで ください。 保証期間中のサービス 保証期間中に万一故障が発生した場合、お買い上げ 店にご連絡いただきますと、技術者が修理・調整い たします。この際、必ず保証書をご提示ください。保