User Manual
Table Of Contents
- 目次
- ご使用になる前に
- 本機の特長
- 準備する
- 再生する
- 基本操作
- お好みのサウンドを選ぶ
- FM/AMラジオを聴く
- Bluetooth®接続で再生する
- USB機器の曲を再生する
- 便利な再生機能
- 再生ソースに合わせて設定する(オプションメニュー)
- 再生機能を変更する(オプションメニュー)
- オプションメニュー一覧
- 入力を切り替える(Input Select)
- 出力される音声のトーンを調整する(Tone Control)
- DSP/サラウンドの設定を変更する(DSP/Surround)
- 再生時の音量差を調整する(Volume Trim)
- リップシンク補正を使用するか設定する(Lipsync)
- 映像/音声信号情報を確認する(Signal Info.)
- 映像入力に組み合わせる他端子の音声入力を選択する(Audio In)
- 音声と同時に出力する映像を選択する(Video Out)
- FMラジオの受信方法(ステレオ/モノラル)を設定する(FM Mode)
- リピート再生を設定する(Repeat)
- 設定する
- 付録
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PCM(パルス・コード・モジュレーション)
アナログ音声信号をデジタル音声信号に記録・変換・伝送する方式で、すべてのデジタ
ル音声信号方式の基礎となる技術です
。また非圧縮音声フォーマットとして、CD をは
じめとして BD(ブルーレイディスク)などさまざまなコンテンツで採用されており、
リニア PCM とも呼ばれています。
WAV
Windows 標準の音声ファイルの形式です。デジタル音声信号の保存形式などを規定
しています
。通常は PCM データ(非圧縮)が使用されますが、任意の圧縮方式も利用
できます。
WMA(Windows Media Audio)
Microsoft 社が開発した音声圧縮フォーマットです。人間の感じ取りにくい部分のデ
ータを間引く非可逆圧縮方式を採用しており
、音質を保ったままデータ量を約 1/20 に
圧縮できると言われています。
n
音声デコードフォーマット以外の音声に関する用語
本説明書で使用する音声に関する用語を解説します。
リップシンク(Lipsync)
音声と映像の出力タイミングのずれを補正する技術です。映像信号の大容量化にとも
なう信号処理の複雑化により
、音声に対して映像が遅れてしまう症状を補正します。
LFE(低域効果音)0.1 チャンネル
音声成分の帯域が 20~120Hz の、低音域専用チャンネルです。Dolby Digital、DTS、
AAC
のいずれでも、全帯域用のチャンネルに加えて、効果的な場面で低音を増強する
ために使用されます。音声の帯域が低域のみに制限されているため、0.1 と表現されま
す。
HDMI/映像に関する用語
本説明書で使用する HDMI/映像に関する用語を解説します。
コンポジットビデオ信号
輝度を表す Y 信号と、色を表す C 信号を 1 つの映像信号としてまとめて伝送する方式
です。
Deep Color
HDMI がサポートしている映像技術です。RGB または YCbCr 信号の処理を、従来の 8
ビットに対して
10/12/16 ビットで処理することで、より豊かな色調表現が可能です。
表現できる色の数が従来の数百万色から数億色に増えたため、グラデーションの表現
力や暗部のディテール再現力が向上します。
HDMI
世界業界標準規格である HDMI(High-Definition Multimedia Interface Specification)
規格に準じた、デジタルインターフェースです
。デジタルビデオ/オーディオ信号をデ
ジタルのまま劣化させることなく、1 本のケーブルで伝送できます。また、著作権保護
技術(HDCP:High-bandwidth Digital Content ProtectionSystem)に対応していま
す。より詳しい情報は、"http://www.hdmi.org"を参照ください。
x.v.Color
HDMI がサポートしている映像技術です。色空間規格の一つで、sRGB 規格より広い色
空間を持っているため
、今までできなかった色の表現が可能です。sRGB 規格との互換
性を確保しながら色空間を拡張し、より鮮明で自然な映像になっています。
| 付録
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