User Manual

HDMI/映像に関する用語
本説明書で使用する HDMI/映像に関する用語を解説します。
コンポジットビデオ信号
輝度を表す Y 信号と、色を表す C 信号を 1 つの映像信号としてまとめて伝送する方式
です。
Deep Color
HDMI がサポートしている映像技術です。RGB または YCbCr 信号の処理を、従来の 8
ビットに対して
10/12/16 ビットで処理することで
、より豊かな色調表現が可能です。
表現できる色の数が従来の数百万色から数億色に増えたため、グラデーションの表現
力や暗部のディテール再現力が向上します
HDMI
世界業界標準規格である HDMI(High-Definition Multimedia Interface Specification)
規格に準じた、デジタルインターフェースです。デジタルビデオ/オーディオ信号をデ
ジタルのまま劣化させることなく
1 本のケーブルで伝送できます。また、著作権保護
技術(HDCP:High-bandwidth Digital Content ProtectionSystem)に対応していま
す。より詳しい情報は、http://www.hdmi.org を参照ください。
x.v.Color
HDMI がサポートしている映像技術です。色空間規格の 1 つで、sRGB 規格より広い色
空間を持っているため今までできなかった色の表現が可能です。sRGB
規格との互換
性を確保しながら色空間を拡張し、より鮮明で自然な映像になっています
ヤマハテクノロジーに関する用語
本説明書で使用するヤマハテクノロジーに関する用語、技術を解説します。
サイレントシネマ
ヘッドホンでマルチスピーカーによる音場再生を仮想的に再現する技術です。すべて
の音場プログラムはヘッドホン用に効果調整されており自然で立体感あふれるサラウ
ンドをお楽しみいただけます。
シネマ DSP(
デジタル・サウンド・フィールド・プロセッサー)
本来映画館用に設計されたシステムをご家庭で再生すると、部屋の広さや壁の材質、
スピーカーの数などの条件の違いによって同じソフトであっても視聴感に差が出てし
まいます。シネマ
DSP は、豊富な実測データに基づく独自の音場技術を応用すること
で、音のスケールや奥行き、音量感を補い、ご家庭でも映画館のような視聴体験を実
現します。
バーチャルシネマ DSP
フロントスピーカー 2 本のみでも、仮想的にサラウンドスピーカーの音場を再現する
技術です。サラウンドスピーカーを設置していなくとも、豊かな音場プログラム再生を
お楽しみいただけます。
バーチャルシネマフロント
サラウンドスピーカーを前方に配置したときに、後方の音場を再現する技術です。サ
ラウンドスピーカーを前方に配置しても、サラウンド再生をお楽しみいただけます。
ミュージックエンハンサー
携帯音楽プレーヤーや PC
などで使用される圧縮オーディオフォーマット(MP3、AAC
など)で不足しがちな高音域と低音域を拡張・強調する技術です。これにより圧縮オ
ーディオをより音楽的にダイナミックにお楽しみいただけます
YPAO(Yamaha Parametric room Acoustic Optimizer)
付属の
YPAO 用マイクを使ってスピーカーの接続や視聴位置との距離を検出し、音量
バランスや音色などのスピーカー設定を自動で調整する技術です。
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  付録
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