S90 XS/S70 XSエディター VST マニュアル 目次 S90 XS/S70 XSエディター VSTとは .................................... 2 S90 XS/S70 XSエディター VSTのデータ構成........................ 3 S90 XS/S70 XSエディター VSTの起動 .................................4 S90 XS/S70 XSエディター VSTの操作の流れ........................ 7 各部の名称と機能 .................................................................... 13 S90 XS/S70 XSエディター VSTの基本操作 ........................ 35 メニュー ................................................................................. 37 トラブルシューティング......
S90 XS/S70 XSエディター VSTとは S90 XS/S70 XSエディター VSTとは S90 XS/S70 XSエディター VSTは、S90 XS/S70 XSのボイスまたはマルチ音源の設定を、コンピューター画面 を使って視覚的に確認しながら編集することができるソフトウェアです。S90 XS/S70 XS本体のパラメーターをコ ンピューターからリモートで編集したり、S90 XS/S70 XS内のデータをコンピューターに保存したりできます。 このS90 XS/S70 XSエディター VSTは、Steinberg社が提唱する「VST3テクノロジー」に対応しており、 Cubaseシリーズ4.5以降(以下DAWアプリケーション)上でVST3プラグインとして利用できます。S90 XS/S70 XS エディター VSTは、DAWアプリケーション上では他のソフトウェアVSTインストゥルメントと同様の操作で使えます ので、編集した内容をプロジェクトファイルに保存したり、以前保存した音色を他のプロジェクトで利用したりもでき ます。また、Cubase 4.
S90 XS/S70 XSエディター VSTのデータ構成 S90 XS/S70 XSエディター VSTのデータ構成 S90 XS/S70 XSエディター VSTでは、下記を1つのファイルとして保存できます。 • グローバルデータ(エディットの最終状態) • ボイスモードのカレントデータ(エディットの最終状態) • マルチモードのカレントデータ(ミキシングデータ、各パートでのボイスエディットの最終状態、ミキシングボイス×16 ) • ユーザーボイスデータ(ノーマルユーザー×4、ドラムユーザー×1) カレントデータとは、各パートのボイス設定やパン、ボリューム、エフェクトなどのミキシング設定だけでなく、各 パートで最後に選択されていたボイスの、コモンエディットやエレメントエディットの最終状態も含んでいます。また、 保存できるボイスバンクのうち、ミキシングボイスだけはカレントデータに属します。エディターでは各パートのボイ スを、エレメントにまで踏み込んでエディットでき、またそのエディットした最終状態を、ユーザーボイスやミキシン グボイスとして本体にストア(保存)しなくても、そのままファイルとして保存できます。した
S90 XS/S70 XSエディター VSTの起動 S90 XS/S70 XSエディター VSTの起動 S90 XS/S70 XSエディター VSTのインストールガイドに従って、S90 XS/S70 XSエディター VSTやその他必要 なソフトウェア、ドライバーなどをインストールします。コンピューターとS90 XS/S70 XSをUSBケーブルで接続 し、S90 XS/S70 XSのMIDIメッセージの入出力先を設定したあと、以下の操作でS90 XS/S70 XSエディター VSTを起動します。 ここでは例としてCubase 4.
S90 XS/S70 XSエディター VSTの起動 4. VSTインストゥルメントラックの、[e]ボタンの右横にある出力設定ボタンをクリックして、S90/S70 XS 1 [stereo]にチェックが入っていることを確認します。S90 XS/S70 XSのアサイナブルアウトプット端 子からの出力を使用する場合は、S90/S70 XS 2 [stereo]にもチェックを入れます。 出力設定ボタン DAWアプリケーションのミキサーウィンドウに上記でチェックを入れたバスが作成されます。 5. S90 XS/S70 XSエディター VSTの[ファイル]メニューから[エディター設定]を開きます。 6. Data PortのUSBにある「Detail」を「off」に設定します。 7. USB Deviceで、「S90 XS (S70 XS)」を選択します。 8. [OK]ボタンをクリックしてエディター設定画面を閉じます。 9. S90 XS/S70 XSエディター VSTの[ファイル]メニューから[VSTi設定]を開きます。 10.
S90 XS/S70 XSエディター VSTの起動 13.
S90 XS/S70 XSエディター VSTの操作の流れ S90 XS/S70 XSエディター VSTの操作の流れ S90 XS/S70 XSエディター VSTの使い方には、決まった操作手順はありません。次のような操作の流れを参考に、 目的に合ったエディット作業を行なってください。ここでは、ボイスモードでのボイスエディット、マルチモードでの ミキシングエディットを順に行ない、エディットして作られたデータをS90 XS/S70 XS本体の内部メモリーにスト ア(保存)したり、エディットした最終状態をファイルとしてセーブ(保存)する流れを説明します。 n Voice/Multi表示があらかじめ「Multi」になっている場合は手順1から、Voice/Multi表示があらかじめ「Voice」になっている場合 は手順2から操作してください。 1.
S90 XS/S70 XSエディター VSTの操作の流れ 4. Auto Sync (オートシンク)画面で、[Start]ボタンをクリックします。 ポートが正しく設定されていれば、データ同期が始まります。完了すると自動的にAuto Sync画面が閉じ、エディ ターはONLINE状態になっています。ONLINE (オンライン)の状態とは、エディター上での設定変更がそのまま S90 XS/S70 XS本体にも反映される、またはその逆にS90 XS/S70 XS本体上での設定変更がそのままエディ ター上にも反映される状態をいいます。 5.
S90 XS/S70 XSエディター VSTの操作の流れ 5-4 各種パラメーターの設定を行ない、ボイスをエディットします。 Voice (ボイス)欄のVの列にあるEQ、コーラス、リバーブなどのパラメーターをクリックして値を変更してみ ましょう。 音がどのように変わるかについては、S90 XS/S70 XS本体の鍵盤を弾くか、画面下部にある鍵盤イラスト をクリックして聞いてみましょう。 画面右端にあるパラメーターカテゴリー部(22ページ)のオープン/クローズボタン( ボタン)をクリックする と、詳細パラメーター部が開きます。詳細パラメーター部では、現在エディット中のボイスに対して、さらに 細かいパラメーター設定ができます。 6.
S90 XS/S70 XSエディター VSTの操作の流れ 6-3 選択したバンクを開き、保存したいナンバーを選択し、必要に応じてボイスネームを付けます。 6-4 [Store]ボタンをクリックして、エディットしたボイスを選択したバンクのナンバーに保存します。 ストアを実行することで、ボイスデータはエディター内部のユーザーバンクに保存され、さらに同期して S90 XS/S70 XS本体メモリーにあるユーザーバンクにも同様に保存されます。 注意 ストアを実行することによりストア先のボイスデータが、S90 XS/S70 XSエディター VST内およびS90 XS/S70 XS本体メモリーともに書き換えられます。大切なボイスデータを間違って消去することがないよう、注意してストア先を 選びましょう。 n [編集]メニューの[グローバルのストア]を選択すれば、Global (グローバル)欄のG列の一部のパラメーターでエディットし た内容をS90 XS/S70 XS本体に保存できます。 7.
S90 XS/S70 XSエディター VSTの操作の流れ 7-3 Global/Multi (グローバル/マルチ)欄にある「G」の列の左端にあるマルチ名のボックスをクリックす ると、「MULTI LIBRARY (マルチライブラリー )」が表示されます。OFFLINEのときは、 MULTI LIBRARYは表示されません。 MULTI LIBRARY (マルチライブラリー )には、ONLINEになったときに、本体に保存されているマルチが表 示されます。 7-4 マルチ音源設定を、MULTI LIBRARY (マルチライブラリー )のリストの中から選択します。 マルチ音源設定を選択すると、パート1〜16のボイス割当などすべてのパラメーターが一度に設定されます。 7-5 各種パラメーターの設定を行ない、マルチや各パートに割り当てられているボイスをエディットします。 マルチライブラリーにある設定から変更をしたい場合は、パラメーターをエディットしましょう。Global/ Multi (グローバル/マルチ)欄のGの列やPart (パート)欄の各パートの列にある、EQやエフェクトなどのパラ メーターをクリックし
S90 XS/S70 XSエディター VSTの操作の流れ 8. 必要に応じて、エディットしたミキシングやボイスを保存(ストア)します。 8-1 [編集]メニューの[ミキシングのストア]を選択して、エディットしたマルチ設定を保存します。 n S90 XS/S70 XS本体で、[STORE]ボタンを押してMulti Store (マルチストア)画面を呼び出し、保存先ナンバーを選 択したうえで[ENTER]ボタンを押すことでマルチ設定を保存できます。詳細は、S90 XS/S70 XS本体の取扱説明書を ご参照ください。 8-2 保存したいボイスが割り当てられているパートを選択し、[編集]メニューの[ボイスのストア]を選択し てストア画面(48ページ)を開き、手順6-1、6-2、6-3、6-4 (9ページ)と同じ操作でボイスを保存し ます。 9. [ファイル]メニューから[名前を付けて保存]または[上書き保存]をクリックして、エディットしたデータを ファイル(*.X2E)に保存します。 エディットの最終状態およびユーザーバンクに保存(ストア)されたボイスデータを、まとめて1つのファイル (*.
各部の名称と機能: 全体設定部 各部の名称と機能 全体設定部 1 2 3 1 ファイル、編集、バルク、ヘルプ 37ページをご参照ください。 2 Voice (ボイス)/Multi (マルチ)モード切替 S90 XS/S70 XS本体のモードをボイスモードにするか、マルチモードにするかを設定します。ここでモードを 切り替えるとS90 XS/S70 XS本体のモードが自動的に切り替わり、Auto Sync (オートシンク)画面が表示され ます。Auto Sync画面上で必要な設定を行なったあと、S90 XS/S70 XS本体との同期をとることができます。 3 ONLINE/OFFLINE (オンライン/オフライン) ここをクリックすることにより、ONLINE (オンライン)とOFFLINE (オフライン)を切り替えます。ONLINEが表示 されている場合は、S90 XS/S70 XS本体とエディターが同期しており、どちらか一方で設定を変更したらもう一 方の設定も自動的に変更されます。OFFLINEが表示されている場合は、両者が同期していないことを示しています。 エディターとS90 XS/S70 XS本体
各部の名称と機能: ミキサー部 (Voice/Multi=Voiceの場合) ミキサー部 (Voice/Multi=Voiceの場合) 1 3 2 1 Global (グローバル) ボイスモードで、よく使われるエフェクトなどのパラメーターをエディットする部分です。「G」をクリックするこ とにより、下図のように背景が明るくなります。 n ここで説明するパラメーターをエディットすると、エディットの状態をファイルとして保存するまでの間、 「G」の右上に 小さな四角のマークが表示されます。この表示は、詳細パラメーター部の緑色の[F]マーク表示(27ページ)と連動します。 エディット前 エディット後 Ins FX (インサーションエフェクト) インサーションエフェクトのオン/オフを設定します。 Chorus (コーラス) コーラスのオン/オフを設定し、コーラスのエフェクトタイプを選択します。 Reverb (リバーブ) リバーブのオン/オフを設定し、リバーブエフェクトのタイプを選択します。 MFX (マスターエフェクト) マスターエフェクトのオン/オフを設定し、マスターエフェクトのタイプを選択します。
各部の名称と機能: ミキサー部 (Voice/Multi=Voiceの場合) 3 Voice (ボイス) [Voice]タブを選択した場合 [Voice]タブ(2)を選択している場合、ボイスのパラメーターを表示/編集します。ボイスの列を選択すると背景は 明るく表示されます。 n ここで説明するボイスパラメーターをエディットすると、エディットの状態をファイルとして保存するまでの間、または、 ボイスをストアするまでの間、 「V」の右上に小さな四角のマークが表示されます。この表示は、詳細パラメーター部の青 色の[V]マーク表示(27ページ)と連動します。 エディット前 エディット後 n 「V」マークの左横にはMIDIモニターがあります。MIDIデータを受信すると、小さな赤色のマークが光ります。 Category、Bank、No.
各部の名称と機能: ミキサー部 (Voice/Multi=Voiceの場合) 3 [+]/[−]ボタン [+]をクリックすると全フォルダーが開き、中にある全ボイスが表示されます。[−]をクリックすると全 フォルダーが閉じます。 4 フォルダー (カテゴリーまたはバンク) クリックすることにより、フォルダーを開いたり閉じたりします。 5 ボイス フォルダーの中にあるボイス群です。ボイスをクリックすると、そのボイスが一時的に選択されます。ボイ スをダブルクリックすると、そのボイスが実質的に選択され、VOICE LIBRARY (ボイスライブラリー )が 閉じます。またユーザーバンク内では、ドラッグ&ドロップにより、ユーザーボイスの並び順を変えること ができます。 各ボイス名の左にはチェックボックスが表示されます。お気に入りのボイスやよく使うボイスのチェック ボックスをオンにしておけば、[Favorites](フェーバリッツ)チェックボックス( 7)をオンにすることによ り、それらのボイスだけを表示させることができて便利です。 n ボイスの選択、コピー、貼り付け、ドラッグ、ドロップについては、コンピューター
各部の名称と機能: ミキサー部 (Voice/Multi=Voiceの場合) EQ Lo、Mi、Hi (パートEQ) 現在選択されているボイスのイコライザー調整をノブで行ないます。 Cho、Rev、Pan (コーラス、リバーブ、パン) 現在選択されているボイスのコーラスセンド、リバーブセンド、パンをそれぞれのノブでエディットします。 Volume (ボリューム) 現在選択されているボイスの音量を設定します。 ARP (アルペジオ) アルペジオ再生のオン/オフを切り替えます。 [AD Part]タブを選択した場合 [AD Part]タブ(2)を選択している場合、ボイスモードでのA/Dパートのパラメーターを表示/編集します。 A/Dパートが選択されていると、背景は明るく表示されます。 Cho、Rev、Pan (コーラス、リバーブ、パン) A/Dパートのコーラスセンド、リバーブセンド、パンをそれぞれのノブでエディットします。 Volume (ボリューム) A/Dパートの音量を設定します。 Output Select (アウトプットセレクト) A/Dパートの出力先を設定します。 表示 出力される端子
各部の名称と機能: ミキサー部 (Voice/Multi=Multiの場合) ミキサー部 (Voice/Multi=Multiの場合) 1 3 2 1 Global (グローバル) マルチモードで、よく使われるエフェクトなどのパラメーターをエディットする部分です。「G」をクリックするこ とにより、下図のように背景が明るくなります。 n ここで説明するパラメーターをエディットすると、エディットの状態をファイルとして保存するまでの間、 「G」の右上に 小さな四角のマークが表示されます。この表示は、詳細パラメーター部の緑色の[F]マーク表示(30ページ)と連動します。 エディット前 エディット後 S90 XS/S70 XSエディター VST マニュアル 18
各部の名称と機能: ミキサー部 (Voice/Multi=Multiの場合) マルチ設定 [Part1-16]タブが選択されている場合だけ、現在選択されているマルチ設定を表示します。クリックすると MULTI LIBRARY (マルチライブラリー )が表示され、マルチ設定を選択できます。 MULTI LIBRARY (マルチライブラリー ) 6 1 2 3 4 5 1 [×](終了)ボタン マルチの変更をすべてキャンセルし画面を閉じ、MULTI LIBRARY (マルチライブラリー )が開く前のマル チに戻ります。 2 [+]/[−]ボタン [+]をクリックすると全フォルダーが開き、中にある全マルチが表示されます。[−]をクリックすると全 フォルダーが閉じます。 3 マルチ設定 フォルダーの中にあるマルチ設定群です。マルチ設定のいずれかを、クリックして「OK」ボタンを押すか ダブルクリックすると、そのマルチ設定が実質的に選択され、MULTI LIBRARY (マルチライブラリー )が 閉じます。 n 右クリック(Windows)/キー +クリック(Macintosh)により
各部の名称と機能: ミキサー部 (Voice/Multi=Multiの場合) 2 [Part 1-16]/[AD Part]タブ パート1〜16かA/Dパートかを選ぶタブです。下図は、パート1〜16が選択されている状態です。 3 Part (パート) [Part1-16]タブを選択した場合 [Part1-16]タブ(2)を選択している場合、パート1〜16のパラメーターを表示/編集します。選択しているパート の背景は明るく表示されます。下図ではパート1が選択されています。 n 各パートで選択されているボイスのパラメーター (エレメントパラメーターなど)をエディットすると、そのボイスをユー ザーボイスまたはミキシングボイスとしてストア(保存)するまでの間、またはエディットの状態をファイルとして保存する までの間、「1」〜「16」の右上に小さな四角のマークが表示されます。この表示は、詳細パラメーター部の青色の[V] マーク表示(30ページ)と連動します。 Part (パートナンバー ) パートナンバーを表示します。 n エディターがONLINE (オンライン)の状態では、エディターでの設定とS90 XS/S7
各部の名称と機能: ミキサー部 (Voice/Multi=Multiの場合) Output Select (アウトプットセレクト) 各パートの出力先を設定します。 表示 出力される端子 ステレオ/モノラル L&R OUTPUT LとR ステレオ asL&R ASSIGNABLE OUTPUT LとR ステレオ asL ASSIGNABLE OUTPUT L モノラル asR ASSIGNABLE OUTPUT R モノラル drum * * * エディット中のパートにノーマルボイスが割り当てられている場合、ここの表示は「L&R (dr)」となり、出力される端子は OUTPUT LとRでステレオ出力になります。エディット中のパートにドラムボイスが割り当てられている場合、ここの表示は 「drum」となり、本体ボイスエディットモードのドラムキット各キーのOutput Selectで設定されている出力端子が有効になり ます。 ARP (アルペジオ) 各パートでのアルペジオ再生のオン/オフを切り替えます。 n 同時にアルペジオオンにできるパートは、最大4つまでです。 [AD P
各部の名称と機能: パラメーターカテゴリー部 (Voice/Multi=Voiceの場合) パラメーターカテゴリー部 (Voice/Multi=Voiceの場合) 画面右上にある をクリックすることにより、現在選択されているパートの、さらに詳しい設定ができる詳細パラ メーター部を呼び出せます。詳細パラメーター部を呼び出すことで、パラメーターカテゴリー部は画面中央まで移動し ます。 パラメーターカテゴリー部 パラメーターカテゴリー部 S90 XS/S70 XSエディター VST マニュアル 詳細パラメーター部 22
各部の名称と機能: パラメーターカテゴリー部 (Voice/Multi=Voiceの場合) ミキサー部で選択されたパートが、G、V、ADパートのいずれかによって、パラメーターカテゴリー部で表示されるカ テゴリーは下図のとおり、異なります。 「V」は[Voice]/[AD Part]タブで[Voice]が選ばれている場合に、「AD」は[Voice]/[AD Part]タブで[AD Part]が選 ばれている場合にそれぞれ選択できます。「G」はタブ選択に関係なく、選択できます。 「G」 「V」 1 1 2 3 「AD」 1 5 4 6 1 オープン/クローズボタン 詳細パラメーター部の表示/非表示を行ないます。ボタンの左側が白色の場合 は、詳細パラメーター部が表示さ れていないことを示します。クリックすると、詳細パラメーター部を表示します。ボタンの右側が白色の場合 は、詳細パラメーター部が表示されていることを示します。クリックすると、詳細パラメーター部を隠します。 詳細パラメーター部の表示/非表示は、 + <←>、 + <→> (Macの場合はコマンドキー +
各部の名称と機能: パラメーターカテゴリー部 (Voice/Multi=Voiceの場合) 4 Element (エレメント)またはDrum Key (ドラムキー ) ミキサー部で「V」を選択しているときに表示されます。ノーマルボイスが選択されている場合はElement (エレ メント)が表示され、ドラムボイスが選択されている場合はDrum Key (ドラムキー )が表示されます。各カテゴ リーをクリックすると、そのカテゴリーに属するボイスエレメントパラメーター群、またはドラムキーパラメー ター群が詳細パラメーター部に表示されます。 ノーマルボイス選択時 2 ドラムボイス選択時 3 5 6 4 1 1 エレメント用チェックボックス(ノーマルボイス選択時) 各エレメントをオン/オフします。 2 [1]〜[8]、[All]ボタン(ノーマルボイス選択時) エディットするエレメントを選択します。[All]をクリックすると、詳細パラメーター部に「Element Quick Setting」画面が表示され、全エレメントの主なパラメーターを1つの画面でまとめてエディットできるように なります。 3 エ
各部の名称と機能: パラメーターカテゴリー部 (Voice/Multi=Multiの場合) パラメーターカテゴリー部 (Voice/Multi=Multiの場合) 画面右上にある をクリックすることにより、現在選択されているパートの、さらに詳しい設定ができる詳細パラ メーター部を呼び出せます。詳細パラメーター部を呼び出すことで、パラメーターカテゴリー部は画面中央まで移動し ます。 パラメーターカテゴリー部 パラメーターカテゴリー部 S90 XS/S70 XSエディター VST マニュアル 詳細パラメーター部 25
各部の名称と機能: パラメーターカテゴリー部 (Voice/Multi=Multiの場合) ミキサー部で選択されたパートが、1〜16、A/Dパートのいずれかによって、パラメーターカテゴリー部で表示される カテゴリーは下図のとおり、異なります。 1〜16は[Part 1-16]/[AD Part]タブで[Part 1-16]が選ばれている場合に、 「AD」は[Part 1-16]/[AD Part]タブで [AD Part]が選ばれている場合にそれぞれ選択できます。 「G」はタブ選択に関係なく、選択できます。 「G」 パート1〜16 1 1 2 3 「AD」 1 5 4 6 1 オープン/クローズボタン Voice/Multi=Voiceの場合(23ページ)と同じです。 2 Global Settings (グローバル設定) ミキサー部で「G」を選択しているときに表示されます。各カテゴリーをクリックすると、そのカテゴリーに属す るグローバルパラメーター群が詳細パラメーター部に表示されます。 3 Part Common (パートコモン) ミキサー部でパート1〜16のいずれかを選択してい
各部の名称と機能: 詳細パラメーター部 (Voice/Multi=Voiceの場合) 詳細パラメーター部 (Voice/Multi=Voiceの場合) ミキサー部で選択されたボイスまたはグローバル設定の、詳細なパラメーター群を表示します。ここでは、パラメー ターカテゴリー部に表示される各パラメーターに、どのようなパラメーター群が属するかを説明します。各パラメー ターの説明については、S90 XS/S70 XS本体に付属する取扱説明書をご参照ください。 V、G、Fマーク エディット中の状態を示す3つのマーク パラメーターをエディットすると画面右上に下記3種類のマークが表示されます。 ボイスエディットの状態がユーザーボイスとしてストア(保存)されていないことを示しています。ボイスのストア (48ページ)を実行することで表示が消えます。 グローバル設定に関するエディットの状態がストア(保存)されていないことを示しています。グローバルのストア (48ページ)を実行することで表示が消えます。 パラメーターの種類に関係なく、エディットの状態がファイルとしてセーブ(保存)されていないことを示しています。 n これら、
各部の名称と機能: 詳細パラメーター部 (Voice/Multi=Voiceの場合) Global Settings (グローバルセッティング) ミキサー部で「G」を選択すると表示されるパラメーターカテゴリーで、下記のサブカテゴリーから構成されます。 Master FX/EQ (マスターエフェクト/EQ) パラメーターカテゴリー部でこれを選択すると、詳細パラメーター部にボイスモードでのマスターエフェクト/EQ に関するパラメーター群が表示されます。S90 XS/S70 XS本体では、ユーティリティーボイスセレクト画面に ある「Master FX」 、 「Master EQ」を選択して呼び出される画面上のパラメーター群に該当します。 Controller Assign (コントローラーアサイン) パラメーターカテゴリー部でこれを選択すると、詳細パラメーター部にコントローラーアサインに関するパラメー ター群が表示されます。S90 XS/S70 XS本体では、ユーティリティーセレクト画面にある「Controller」を選 択して呼び出される画面上のパラメーター群に該当します。 Micro Tuning (マイ
各部の名称と機能: 詳細パラメーター部 (Voice/Multi=Voiceの場合) Element (エレメント)またはDrum Key (ドラムキー ) ミキサー部で「V」を選択すると表示されるパラメーターカテゴリーです。ノーマルボイスが選択されている場合は Elementが、ドラムボイスが選択されている場合はDrum Keyが表示されます。このカテゴリーに属するパラメーター では、ボイスを構成する各エレメントまたはドラムキーに固有の設定を行ないます。下記のサブカテゴリーから構成さ れます。 n Element (エレメント)表示の下に表示されているチェックボックス(1〜8)、およびAllについては、24ページをご参照ください。 Drum Key (ドラムキー )表示の下に表示されているチェックボックス、およびドラムキー表示については、24ページをご参照くださ い。 n ボイスのエレメントパラメーターおよびドラムキーパラメーターは、すべてS90 XS/S70 XSエディター VST上でのみエディットで きます。S90 XS/S70 XS本体ではエディットできません。 Oscillator/Pitch
各部の名称と機能: 詳細パラメーター部 (Voice/Multi=Multiの場合) 詳細パラメーター部 (Voice/Multi=Multiの場合) ミキサー部で選択されたパートおよびパートに割り当てられているボイスの詳細なパラメーター群を表示します。ここ では、パラメーターカテゴリー部に表示される各パラメーターに、どのようなパラメーター群が属するかを説明します。 各パラメーターの説明については、S90 XS/S70 XS本体に付属する取扱説明書をご参照ください。 V、M、G、Fマーク エディット中の状態を示す4つのマーク パラメーターをエディットすると画面右上に下記4種類のマークが表示されます。 ボイスエディットの状態がユーザーボイスまたはミキシングボイスとしてストア(保存)されていないことを示して います。ボイスのストア(48ページ)を実行することで表示が消えます。 マルチエディットの状態がストア(保存)されていないことを示しています。ミキシングのストア(49ページ)を実行 することで表示が消えます。 グローバル設定に関するエディットの状態がストア(保存)されていないことを示しています。グローバルの
各部の名称と機能: 詳細パラメーター部 (Voice/Multi=Multiの場合) Multi Common (マルチコモン) ミキサー部で「G」列を選択すると表示されるパラメーターカテゴリーで、下記のサブカテゴリーから構成されます。 Effect (エフェクト) パラメーターカテゴリー部でこれを選択すると、詳細パラメーター部にマルチモードでのエフェクトに関するパラ メーター群が表示されます。S90 XS/S70 XS本体では、マルチコモンエディットセレクト画面にある「Effect」 を選択して呼び出される画面上の、「Reverb」 「Chorus」を選択して呼び出される画面上のパラメーター群に該当 します。 Master FX/EQ (マスターエフェクト/EQ) パラメーターカテゴリー部でこれを選択すると、詳細パラメーター部にマルチモードでのエフェクトに関するパラ メーター群が表示されます。マスターエフェクトについては、S90 XS/S70 XS本体のマルチコモンエディット セレクト画面にある「Effect」を選択して呼び出される画面上の、「Master」を選択して呼び出される画面上のパ ラメーター群
各部の名称と機能: 詳細パラメーター部 (Voice/Multi=Multiの場合) Element (エレメント)またはDrum Key (ドラムキー ) ミキサー部で「1」〜「16」のいずれかを選択すると表示されるパラメーターカテゴリーです。現在選択されている パートにノーマルボイスが割り当てられている場合はElementが、ドラムボイスが割り当てられている場合はDrum Keyが表示されます。このカテゴリーに属するパラメーターでは、ボイスを構成する各エレメントまたはドラムキーに 固有の設定を行ないます。 詳細は、[Voice]/[Multi]=[Voice]の場合と同じです(29ページ)。 AD ミキサー部で「AD」を選択すると表示されるパラメーターカテゴリーです。このカテゴリーに属するパラメーターで は、マルチモードでのA/Dパートに関する設定を行ないます。下記のサブカテゴリーから構成されます。 Effect (エフェクト) パラメーターカテゴリー部でこれを選択すると、詳細パラメーター部にマルチモードでのA/Dパートにかかる エフェクト関連のパラメーター群が表示されます。 S90 XS/S70
各部の名称と機能: 下部 下部 3 1 4 5 6 2 7 1 コントローラー表示 S90 XS/S70 XSに装備されているコントローラーのうち、どれがRCV/Control Set画面にあるコントローラー セットのControl Source (コントロールソース)として設定されているかを表示しています。 2 1 3 1 Part (パート) 現在どのパートのコントローラーセットの設定が表示されているかを示します。[Voice]/[Multi]=[Voice]の場 合は「1」で固定表示、[Voice]/[Multi]=[Multi]の場合は現在選択されているパートの番号が表示されます。 2 Control Source (コントロールソース) 左から順に、現在選択されているパート(1)のコントローラーセット 1〜6のコントロールソース(コントロー ラー )を表示します。 表示名 PB コントロールソース名 ピッチベンドホイール MW モジュレーションホイール AT 鍵盤のアフタータッチ FC フットコントローラー FS フットスイッチ RB リボンコントローラー
各部の名称と機能: 下部 2 Quick Setup (クイックセットアップ) S90 XS/S70 XS本体のMIDIに関するさまざまなパラメーター設定を、ワンタッチで変更する機能です。 「1」〜「3」の3種類のテンプレートの中から1つを選択します。S90 XS/S70 XS本体では、ユーティリ ティーセレクト画面中の「Quick Set」を選択して呼び出される画面の1ページ目にあるQuick Setupパラ メーターに該当します。 n Quick Setupで設定されるパラメーターは、本体ユーティリティー設定( 43ページ)で編集できます。 3 ノブ S90 XS/S70 XS本体にあるノブと同じ働きをします。 1 2 1 [TONE]/[EG]/[EQ]/[Effect]/[MIC] S90 XS/S70 XSパネル上のノブの左にあるノブファンクションボタンと同じ働きをします。 2 ノブ1〜4 S90 XS/S70 XSパネル上にある4つのノブと同じ働きをします。 4 ARP (アルペジオ) アルペジオの設定(オン/オフおよび1〜5の切替)をします。 5 MIDIモニター MIDIモニ
S90 XS/S70 XSエディター VSTの基本操作 S90 XS/S70 XSエディター VSTの基本操作 S90 XS/S70 XSエディター VSTの基本的な操作について説明します。 ボイス名を編集する VOICE LIBRARY (ボイスライブラリー )、GENERAL (ジェネラル)画面、Store (ストア)画面でボイス名の編集がで きます。 VOICE LIBRARY (15ページ)では、ユーザーボイスまたはミキシングボイスを選びさらにクリックすると、ボイス名 が編集できるようになります。編集後は、キーを押すかカーソルを別のパラメーターに移して編集結果を確定 します。キーを押せば編集結果をキャンセルできます。 GENERAL画面(下図)とStore画面(48ページ)では、 「Voice Name」と表示されているテキスト入力ボックスにカー ソルを置くことで、自由にボイス名を編集できます。編集後は、キーを押すかカーソルを別のパラメーターに 移して編集結果を確定します。 ボイスを探す/アルペジオタイプを探す/マルチを探す VOICE LIBRARY画
S90 XS/S70 XSエディター VSTの基本操作 パラメーターの設定値を選ぶ パラメーターのボックスをクリックするとリストボックスが表示されるので、その中から設定値を選びます。 また、[▲]/[▼]ボタンをクリックすると前の値/次の値に変わります。 ノブで数値を変更する 図のようなノブでは、ドラッグしたりクリックすることでパラメーター値を編集できます。クリックしたあと、カーソ ルキーまたは/キーを押すことで数値変更することもできます。細かい設定をするには、 キーを押しながらドラッグします。 Setup (セットアップ)画面(40ページ)のKnob GuideパラメーターやKnob Mouse Controlパラメーターを設定する ことで、ノブの操作方法を変更できます。Windowsでは、キーを押した状態で数値ボックスをクリックするこ とにより、数値を初期値に戻せます。Macintoshでは、コマンドキーを押した状態で数値ボックスをクリックすること により、数値を初期値に戻せます。 スライダーで数値を変更する 図のようなスライダ
メニュー : [ファイル]メニュー メニュー [ファイル]メニュー 新規作成 現在開いているファイルを閉じ、ミキシングやボイスの設定が初期状態の新しいファイルを作成します。 開く... 既存のファイルを開きます。選択できるファイル形式は、以下のとおりです。 • S90 XS/S70 XS Editor (.X2E) • S90 ES Multi Part Editor (.M6E) • S90 XS/S70 XS All Files (.X2A) 注意 S90 XS/S70 XSエディター VST上で編集できるのは、1ファイルだけです。そのため、 「新規作成」 やファイルの「開く」 を実行すると、現在編集中のミキシングデータやボイスデータは消えてしまいます。 大切なデータは、ファイルとして保存し ておきましょう。 上書き保存 開いているファイルを上書き保存します。 名前をつけて保存... ファイルに名前をつけて保存します。現在開いているファイルを別名で保存することができます。選択できるファイル の種類は、S90 XS/S70 XS Editor (.
メニュー : [ファイル]メニュー インポート 他のファイルからボイスデータをインポートします。 まずファイル選択ボタン(3)をクリックし、インポートするボイスデータを含んだファイルを呼び出します。インポー ト元のファイル内容表示(8)上で、インポートするデータを選択します。そのあと、インポート先のファイル内容表示 (9)上で、インポート先となるS90 XS/S70 XSエディター VSTのボイスナンバー /ボイスバンクを選択します。 一度にインポートできるデータは、1ボイス(バンク/カテゴリー )、複数ボイス(バンクの場合のみ)、1フォルダー (バン クの場合のみ)です。1ボイスをインポートする場合は、インポート先も1ボイスナンバーを選択します。複数ボイスを インポートする場合は、インポート先で選択した1ボイスナンバーを先頭に、複数ボイスがインポートされます。フォ ルダーごとインポートする場合は、インポート先も1フォルダー (バンクの場合のみ)を選択する必要があります。 最後に[Import]ボタン(5)をクリックすると、インポートが実行されます。 選択できるファイル形式は、以下のとおりです。 • S90
メニュー : [ファイル]メニュー 5 [Import](インポート)ボタン ファイル内容表示(8)で選択したデータを、 インポート先のファイル内容表示(9) で選択した場所にインポートしま す。 n [Import]ボタンを使わなくても、インポート元のファイル(8)をドラッグして、インポート先(9)にドラッグすることで も、インポートできます。 n ノーマルボイスをユーザードラムボイスバンクにインポートすることはできません。同様に、ドラムボイスをユーザー ノーマルボイスバンクにインポートすることはできません。また、インポート先としてプリセットボイスバンクを設定す ることはできません。 6 [+]/[−]ボタン [+]ボタンをクリックすると、ファイル内容表示(8)、S90 XS/S70 XSエディター VST内容表示(9)で、カテゴ リーやバンクの内容をすべて表示します。 [−]ボタンをクリックすると、ファイル内容表示(8)、S90 XS/S70 XSエディター VST内容表示(9)で、カテゴ リーやバンクの内容をすべて隠します。 7 フォルダー クリックすると、ファイル内容表示(8 )、S90 XS/
メニュー : [ファイル]メニュー エディター設定 S90 XS/S70 XSエディター VSTの設定を行ないます。画面上のすべての設定が済んだら、[OK]ボタンをクリックし ます。 1 3 4 2 5 6 7 8 ) 9 ! @ # 1 [×](終了)ボタン 設定を反映せずに終了します。[Cancel]ボタン(#)と同じです。 2 [Detail] (ディテール)ボタン [Detail]ボタンをOnにすることにより、エディターが使用するMIDI入出力ポートを個別に設定できます。ポート名 をコンピューター上やDAWアプリケーション上などで変更した場合は、この設定を行なう必要があります。ポー ト名を変更していない場合は、[Detail]ボタンはOffのままで構いません。 3 MIDI S90 XS/S70 XS本体と通信するMIDIポートを選択します。 [Detail]ボタン(2)をOffに設定している場合、USB Deviceの欄で、「S90 XS」あるいは「S70 XS」を選択し てください。[Detail]ボタン(2)をOnに設定している場合、MIDI Inは S90 XS/
メニュー : [ファイル]メニュー 5 Auto Sync Setting (オートシンク セッティング) エディターをOFFLINE状態からONLINE状態に切り替えるときの、S90 XS/S70 XS本体とのデータ同期の方法を 設定します。実際の同期は、[OFFLINE]ボタンをクリックしたときやS90 XS/S70 XSエディター VSTを起動し たとき、新しいファイルを開いたときなどに自動的に表示されるAuto Sync (オートシンク)画面上で行なわれます。 Global (グローバル) グローバルデータ(3ページ)を同期させるかどうか、および同期の方向(どちらの状態に合わせるか)を設定します。 Current (カレント) カレントデータ(3ページ) を同期させるかどうか、および同期の方向(どちらの状態に合わせるか)を設定します。 Voice (ボイス) ユーザーボイスデータ(3ページ)を同期させるかどうか、および同期の方向(どちらの状態に合わせるか)を設定します。 Auto Start (オートスタート) Onに設定すると、下記条件でAuto Sync (オートシンク)画面が開いたとき
メニュー : [ファイル]メニュー 8 Slider Mouse Control (スライダーマウス コントロール) 右図のようなスライダーの操作方法を設定します。 Jump (ジャンプ) つまみ以外のスライダーバー上をクリックすると、クリックした 位置につまみがジャンプします。 Touch (タッチ) つまみをドラッグすることによりスライダーを動かします。つまみ以外のスライダーバー上をクリックしてもつま みは移動しません。 Ramp (ランプ) つまみ以外のスライダーバー上をクリックすると、クリックしている間だけつまみが移動します。 Relative (リレーティブ) つまみ以外のスライダーバー上をドラッグするとマウスカーソルが消え、左右に動かすことにより数値をコント ロールします。現在の値から相対的に移動します。 9 Keybord Velocity (キーボードベロシティー ) 鍵盤イラスト(34ページ)をクリックしたときに出力される、MIDIノートのベロシティーを設定します。 [Fix]をオ ンにした場合、ベロシティーは一定の値に固定されます。固定されるベロシティー値は、[ Fix]の横の
メニュー : [ファイル]メニュー 本体ユーティリティー設定 このメニューを選んで呼び出されるHARDWARE UTILITY (ハードウェアユーティリティー )画面上で、S90 XS/ S70 XS本体のユーティリティーモードにおける設定を行ないます。画面上に表示されている各パラメーターをエ ディットすることで、S90 XS/S70 XS本体の該当パラメーターも同期して値が変更されます。画面下の[Store]をク リックすることで、変更された値がグローバルデータとしてストア(保存)されます。 1 2 4 3 6 5 7 S90 XS/S70 XSエディターVST(上記画面) 1 Tone S90 XS/S70 XS本体 Note Shift [UTILITY] → General → Note Shift Tune [UTILITY] → General → Tune 2 Auto Load Setup Power On Mode [UTILITY] → General → Power On Mode 3 MIDI Channel Basic Receive Ch [U
メニュー : [ファイル]メニュー VSTi設定 このメニューを選んで呼び出されるVSTi Setup (VSTi設定)画面上で、S90 XS/S70 XS本体からのオーディオ信号 をどのオーディオポート経由でDAWアプリケーションに送信するかを設定します。 Clear (クリア )ボタンをクリックすると、すべてのオーディオポートが未接続になります。 S90 XS/S70 XSとオーディオ接続しているオーディオインターフェースのオーディオ入力ポートを選択します。 n S90 XS/S70 XSエディター VST上でオーディオ設定を行なっていない場合や、オーディオドライバーがコンピューターにインス トールされていない場合は、S90 XS/S70 XSエディター VST上でエラーメッセージが表示されます。 S90 XS/S70 XSをオーディ オ結線しているオーディオポートを必ず設定してください。オーディオポートを設定していない状態では、 下記の機能が制限されます。 • オートメーション • 鍵盤イラスト(34ページ)の鍵盤動作 すべての機能を最大限に活用するためには、オーディオポートを必ず設定してください
メニュー : [編集]メニュー [編集]メニュー ボイスモードの場合 マルチモードの場合 元に戻す 1つ前の操作を取り消します。取り消しできない場合は、メニュー項目がブラックになります。 やり直し [元に戻す]を実行する前の状態に戻します。[元に戻す]を実行した数だけ[やり直し]できます。[やり直し]できないとき は、メニュー項目がブラックになります。 コピー 選択している文字列、ボイスデータ、パラメーターをコピーします。コピーできないときは、メニュー項目がブラック になります。 貼り付け コピーした文字列、ボイスデータ、パラメーターを貼り付けます。貼り付けできないときは、メニュー項目がブラック になります。 ボイスの初期化(ボイスモード)/パートボイスの初期化(マルチモード) 現在エディット中のボイスの初期化を行ないます。画面上のすべての設定をしたあと、[Start]ボタンをクリックするこ とで、初期化を実行します。 エディット中のボイスがノーマルボイスの場合 1 2 4 3 5 6 S90 XS/S70 XSエディター VST マニュアル 45
メニュー : [編集]メニュー エディット中のボイスがドラムボイスの場合 1 2 4 3 5 6 1 [×](終了)ボタン 初期化を行なわずに画面を閉じます。 2 [All](オール)/[Clear](クリア)ボタン All: すべてのパラメーターを初期化対象とします。 Clear: すべてのパラメーターを初期化対象から外します。 3 [Common](コモン)チェックボックス オンに設定すると、現在選択されているボイスの全コモンパラメーター (ボイスモードの場合はVoice Common、 マルチモードの場合はPart Common)を初期化します。 4 with Wave Assignment オンに設定すると、選択したエレメントに割り当てられていたウェーブフォームの設定を初期化します。 5 Element (エレメント) [1]〜[8] または Drum Key (ドラムキー ) C0〜C6 エディット中のボイスがノーマルボイスの場合、ここでオンに設定したエレメントの全パラメーターを初期化しま す。エディット中のボイスがドラムボイスの場合、ここでオンに設定したドラムキーの全パラメーター
メニュー : [編集]メニュー ミキシングの初期化(マルチモードのみ) ミキシングの初期化を行ないます。画面上のすべての設定をしたあと、[OK]ボタンをクリックすることで、初期化を実 行します。 1 2 4 3 5 6 7 1 [×](終了)ボタン 初期化を行なわずに画面を閉じます。 2 [All](オール)/[Clear](クリア)ボタン All: すべてのパラメーターを初期化対象とします。 Clear: すべてのパラメーターを初期化対象から外します。 3 [Multi Common](マルチコモン)チェックボックス オンに設定すると、Multi Common (マルチコモン)のすべてのパラメーターを初期化します。 4 Initialize Template (イニシャライズテンプレート) 初期化のテンプレートを選択します。 Normal: 通常の初期化を行ないます。 GM: GM(ジェネラルMIDI)対応の音源として初期化を行ないます。 Contemporary R&B 〜 TurkishPop: 各タイトルの目的に沿った設定を行ないます。 5 Part [1]〜[16] (パート[1]〜[
メニュー : [編集]メニュー グローバルのストア グローバルデータのストア(保存)を行ないます。このメニューを選択しただけで、グローバルのストアは実行されます。 グローバルデータは、エディター内ではなくS90 XS/S70 XS本体内部のメモリーにのみストア(保存)されます。 ボイスのストア このメニューを選択することで呼び出される画面上で、現在エディット中のボイスを保存(ストア)します。ボイスモー ドでは現在エディット中のボイスを、マルチモードでは現在選択されているパートに割り当てられているボイスを、そ れぞれ保存(ストア)します。 保存したいバンクフォルダー (5)と、そのバンク内のボイスナンバーを選択し、保存するボイス名を入力します。最後 に[Store]ボタンをクリックし、編集したボイスをユーザーボイス(ボイスモード/マルチモード)またはミキシングボイ ス(マルチモードのみ)として保存します。 2 3 1 4 5 6 1 [×](終了)ボタン ストア実行せずにこの画面を閉じます。 2 Voice Name (ボイスネーム) 保存するボイスの名前を表示/入力します。 3 [Store]
メニュー : [編集]メニュー 5 バンクフォルダー ここでは、ボイスの保存先となる以下のボイスバンクを表示します。 • Normal User 1 (ノーマルユーザー 1) • Normal User 2 (ノーマルユーザー 2) • Normal User 3 (ノーマルユーザー 3) • Normal User 4 (ノーマルユーザー 4) • Drum User (ドラムユーザー ) • Mixing (ミキシング) これらのバンクをクリックすると、上図のようにそのバンク内のボイスリストを表示したり隠したりします。 なお、現在選択されているモードやエディット中のボイスの種類により、表示されるバンクが違います。Mixing (ミキシング)バンクはマルチモードの場合のみ表示されます。また現在エディット中のボイスがノーマルボイスの 場合はDrum User (ドラムユーザー )バンクが表示されません。同様に、現在エディット中のボイスがドラムボイ スの場合はNormal User 1〜4は表示されません。 6 ボイスリスト 選択しているバンクのボイスリストを表示します。ここで、保存したいボイスナンバーを選
メニュー : [バルク]メニュー [バルク]メニュー データ同期 S90 XS/S70 XS本体とバルクデータの送受信を行ないます。 1 3 2 4 5 6 1 [×](終了)ボタン データ同期を行なわずに画面を閉じます。 2 [Transmit](トランスミット)/[Receive](レシーブ)チェックボックス データ送受信の方向を設定します。 [Transmit]チェックボックス: S90 XS/S70 XSエディター VSTからS90 XS/S70 XS本体へバルクデータを 送信します。 [Receive]チェックボックス: S90 XS/S70 XS本体からS90 XS/S70 XSエディター VSTへ送られてくるバル クデータを受信します。 3 送受信するデータの種類 送受信するデータをタイプ別に設定します。[All]ボタンをクリックすると全タイプをオンにし、[Clear]ボタンを クリックすると全タイプをオフにします。 Current カレントデータ(現在のエディット状態)を送受信します。 Global グローバルデータを送受信します。 Preset (Favorites
メニュー : [ヘルプ]メニュー 4 プログレスバー バルクデータの送受信状態を確認できます。 5 [Start](スタート)ボタン バルクデータの送受信を開始します。 6 [Stop](ストップ)ボタン バルクデータの送受信中にのみ表示されます。クリックすると、その時点でバルク送受信をストップします。 [ヘルプ]メニュー マニュアル 本書を開きます。Adobe ® ReaderなどのPDFファイル対応アプリケーションが起動します。 バージョン情報 S90 XS/S70 XSエディター VSTのバージョン情報が表示されます。 S90 XS/S70 XSエディター VST マニュアル 51
メニュー : Auto Sync (オートシンク)画面 Auto Sync (オートシンク)画面 この画面は、エディターをOFFLINE (オフライン=エディターとS90 XS/S70 XS本体の設定が連動しない状態)から ONLINE (オンライン=エディターとS90 XS/S70 XS本体の設定が互いに連動する状態)に切り替えるための画面です。 エディターがOFFLINE状態のときは、画面上の[OFFLINE]ボタンをクリックすることで呼び出せます。その他にも、 下記操作をした場合に自動的に呼び出されます。 • エディター上でファイルを開いたとき • エディター上ファイルメニューの「新規作成」で新しいファイルを作ったとき • ONLINE (オンライン)の状態で、モードを切り替えたとき • ONLINEの状態で、S90 XS/S70 XS本体のモードを切り替えたとき • ケーブル接続が正しく行なわれている状態で、S90 XS/S70 XS本体やコンピューター上での設定が、正しくない 状態から正しい状態に変更されたとき • S90 XS/S70 XS本体やコンピューター上での設定が正しく行なわれている状態
トラブルシューティング トラブルシューティング 「音が出ない」 、「正常に動作しない」などといった場合には、まずS90 XS/S70 XSとコンピューターとの接続を確認 したあと、以下の項目をチェックしてください。 コントロールスライダーやチャンネルノブを操作しても音色(音の聞こえ方)が変わらない。 • エディターはONLINEになっていますか? • [ONLINE]ボタンの左側のインジケーターは点灯していますか? 点灯していない場合、通信設定に問題があるかもしれません。S90 XS/S70 XSエディター VSTまたは DAWアプリケーションのMIDIポート設定(40ページ)や、S90 XS/S70 XS本体側のMIDI通信設定(ユーティ リティーモードのMIDI画面の設定)、またはケーブルの接続が正しく行なわれているかを確認してください。 • エディター設定のMIDIポート設定やDevice No.