SC 2 取扱説明書 ご使用の前に必ず4〜7ページの「安全上のご注意」をお読みください。 JA
ごあいさつ このたびは、ヤマハサイレントピアノ™をお買い上げいただき、誠にありがとうございます。この製 品は、鍵盤機構などの基本的な部分はアコースティックピアノでありながら、必要なときに消音し、 音色を変えたり録音したりして、充実した機能を楽しめます。本書では、サイレントピアノ™として 搭載されたこれらの機能を中心に説明します。本機に搭載された機能を十分に活かし、演奏をお楽 しみいただくため、本書をよくお読みになってからご使用ください。また、お読みになったあとも、 いつでもご覧になれるところに大切に保管していただきますようお願いします。 取扱説明書について 本機には、以下の説明書が用意されています。 ■ 冊子マニュアル ■ 電子マニュアル(PDF形式) 取扱説明書(本書) iPhone/iPad接続マニュアル サイレントピアノ™特有の、電源をオ 本機を iPhone や iPad などのスマート ンにしたときに使える機能や使い方を 中 心 に 説 明 し て い ま す。ア コ ー ス デバイスと接続する方法を説明してい ます。 ティックピアノとしての取り扱いにつ いては、別冊のピアノの取
目次 ごあいさつ ........................................... 2 4 章 ほかの機器と接続する ............. 28 取扱説明書について...................................... 2 ほかのオーディオ機器と接続する ([AUX IN]端子) ..........................................28 付属品(お確かめください) ........................... 2 安全上のご注意 ............................................. 4 注記(ご使用上の注意)................................... 8 本機の特長 ..................................................... 9 コンピューターやスマートデバイスと 接続する.......................................................
安全上のご注意 ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。 ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様やほかの方々への危害や財産への損 害を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。 お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願いいたしま す。 お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。 ■ 記号表示について この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。 「ご注意ください」 という注意喚起を示します。 〜しないでくださいという 「禁止」を示します。 「必ず実行」 してくださいという強制を示します。 ■「警告」と「注意」について 以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示す るために、「警告」と「注意」に区分して掲載しています。 警告 この表示の欄は、 「死亡す る可能性または重傷を負 う可 能 性が想 定される」 内容です。 注意 この表示の欄は、 「傷害を 負う可能性または物的損 害が発生
楽器本体について 警告 電源 / 電源アダプター 禁止 水に注意 電源コードをストーブなどの熱器具に近 本体の上に花瓶や薬品など液体の入った づけたり、無理に曲げたり、傷つけたりし ものを置かない。また、浴室や雨天時の屋 ない。また、電源コードに重いものをのせ 禁止 ない。 外など湿気の多いところで使用しない。 内部に水などの液体が入ると、感電や火災、または故 電源コードが破損し、感電や火災の原因になります。 障の原因になります。入った場合は、すぐに電源ス イッチを切り、電源プラグをコンセントから抜いた 電源は必ず交流100Vを使用する。 上で、お買い上げの販売店または巻末のヤマハ修理 ご相談センターに点検をご依頼ください。 エアコンの電源など交流 200V のものがあります。 誤って接続すると、感電や火災のおそれがあります。 ぬれた手で電源プラグを抜き差ししない。 必ず実行 感電のおそれがあります。 電源アダプターは、必ず指定のもの(41 禁止 ページ)を使用する。 必ず実行 必ず実行 異なった電源アダプターを使用すると、故障、発熱、 火に注意 火災などの
注意 電源 / 電源アダプター この製品を電源コンセントの近くに設置 する。 たこ足配線をしない。 音質が劣化したり、コンセント部が異常発熱して 必ず実行 火災の原因になることがあります。 電源プラグに容易に手が届く位置に設置し、異常を 感じた場合にはすぐに電源スイッチを切り、電源プ ラグをコンセントから抜いてください。また、電源ス 禁止 イッチを切った状態でも微電流が流れています。こ の製品を長時間使用しないときは、必ず電源プラグ 電源プラグを抜くときは、電源コードを持 をコンセントから抜いてください。 たずに、必ず電源プラグを持って引き抜 必ず実行 く。 電源コードが破損して、感電や火災の原因になるこ 接続 とがあります。 すべての機器の電源を切った上で、ほかの 機器と接続する。また、電源を入れたり 必ず実行 切ったりする前に、機器のボリュームを最 小にする。 感電、聴力障害または機器の損傷の原因になります。 必ず実行 長期間使用しないときや落雷のおそれが 演奏を始める前に機器のボリュームを最 あるときは、必ずコンセントから電源プラ 小にし、演奏しながら徐々にボリュ
大きな音量で長時間使用しない。 聴覚障害の原因になります。特にヘッドフォンを使 用する場合はご注意ください。万一、聴力低下や耳障 禁止 りを感じた場合は、専門の医師にご相談ください。 使用しないときは、鍵盤蓋を閉める。鍵盤 蓋の開閉は両手で静かに行なう。また、自 必ず実行 分の周りの方が不用意に鍵盤蓋に触れな いようにする。 鍵盤蓋に手や指を挟み、けがをするおそれがありま す。 地震のときは、本体から離れる。 地震による強い揺れで本体が動いたり転倒したりし て、けがをするおそれがあります。 必ず実行 ●データが破損したり失われたりした場合の補 償はいたしかねますので、ご了承ください。 ●不適切な使用や改造により故障した場合の保 証はいたしかねます。 使用後は、必ず電源を切りましょう。 [ ] ( スタンバイ / オン ) スイッチを切った状態 ( 電源ランプが 消えている ) でも微電流が流れています。 [ ] ( スタンバイ / オン ) スイッチが切れているときの消費電力 は、最小限の値で設計されています。この製品を長時間使用しな いときは必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。
注記(ご使用上の注意) お知らせ 製品の故障、損傷や誤動作、データの損失を防ぐため、以下 の内容をお守りください。 ■ データの著作権に関するお願い ■ 製品の取り扱いに関する注意 • テレビやラジオ、ステレオ、携帯電話など他の電気製品の 近くで使用しないでください。楽器本体またはテレビやラ ジオなどに雑音が生じる原因になります。iPhone/iPadな どのスマートデバイスと一緒に使用する場合は、通信によ るノイズを避けるため機内モードをオンにしてからWi-Fiを オンにしてお使いいただくことをおすすめします。 • 直射日光のあたる場所(日中の車内など)やストーブの近くな ど極端に温度が高くなるところ、逆に温度が極端に低いと ころ、また、ほこりや振動の多いところで使用しないでく ださい。本体のパネルが変形したり、内部の部品が故障し たり、動作が不安定になったりする原因になります。 • 本体上にビニール製品やプラスチック製品、ゴム製品など を置かないでください。本体のパネルや鍵盤が変色/ 変質す る原因になります。 • 本体の表面に金属、陶器、その他硬い物を当てないでくだ さい。表面にひびが入ったり、
本機の特長 • あらゆるシーンでの演奏を可能にする消音システム ヤマハ独自の消音システムにより、優れた消音演奏性を実現。 周囲への音漏れを気にせず、いつでも自分だけの世界でアコースティックさながらの豊かな演奏 を楽しむことができます。 • 豊かな表現を可能にする非接触式センサー 演奏時の微細な指の動きを、鍵盤との接点がない非接触式の光センサーが忠実に検出。タッチに影 響を与えることなく、微妙なニュアンスをきめ細かくキャッチし、豊かな演奏表現を可能にしま す。 • ピアノに溶け込むデザイン コントローラーのデザインを一新、ピアノに溶け込む優美なデザインを実現しました。 操作もシンプルでわかりやすく、簡単にお使いいただけます。 • 多彩な表現を可能にするリアルな音色 きらびやかな高音から重厚な低音まで、幅広い芳醇な音色を特徴とするヤマハ最高峰ピアノ 「CFX」。繊細で温かみのあるウィンナートーンで知られるベーゼンドルファー社*の「インペリ アル」 。これらをはじめとした魅力的な10種類の音色を搭載しています。 また、バイノーラルサンプリングなどの技術によりヘッドフォンを使って演奏しているときでも 目の前のピ
1 章 はじめに 各部の名称 ■ ピアノ本体 1 2 1 消音レバー ( ソステヌートペダル搭載モデル ) (ピアノ背面) コントロールユニット (11 ページ) 1 電源入力端子 (DC16V)(12 ページ ) 2 消音レバー (14 ページ ) 付属の電源アダプターを接続します ( ピアノに よってはコントロールユニットの背面 )。 消音機能を起動します。 ■ ペダル 3 1 ダンパーペダル ペダルを踏むと、鍵盤から指を離したあとも、 音が長く響きます。消音機能を使ってピアノ音 色で演奏しているときに、このペダルを踏む と、VRM(36 ページ ) によりアコースティック ピアノで得られる響板や弦の共鳴効果が加わ ります。 本機はハーフペダルに対応しており、消音時ど の程度踏み込んだらハーフペダル効果がかか るかを設定できます (34 ページ )。 2 1 2 消音ペダル (ソステヌートペダル非搭載モデルの場合) ペダルを踏んで左側にスライドさせて、ピアノ を消音状態にします (14 ページ )。 ソステヌートペダル (ソステヌートペダル搭載モデルの場合) ペダルを踏
■ コントロールユニット 前面 1 9 8 2 3 4 5 6 7 底面 スイッチ / ボタンは底面から上方向に押します。 10 フォーンズ 12 ボイス 1 [PHONES] 端子 (13 ページ ) ステレオミニプラグのヘッドフォンを接続し ます。2 本まで同時に使えます。 トゥー 11 デバイス 2 USB [TO DEVICE]端子(23ページ) USB フラッシュメモリーや別売の USB 無線 LAN アダプターを接続します。 3 [P]( スタンバイ / オン ) スイッチ (12 ページ ) 電源のスタンバイ / オンを切り替えます。 レック 4 [Rec] ボタン (20 ページ ) 録音待機の状態にします。ランプの点灯の種類 で録音状態を示します。 5 [R/J](再生/停止)ボタン(21ページ) プリセットソングや録音した演奏の再生を開 始 / 停止します。ランプの点灯の種類により再 生状態を示します。 メトロノーム 6 [Metronome] ボタン (17 ページ ) メトロノームを操作します。ランプの点灯の種 類により、メトロノームの状態を示
電源を入れる / 切る 1 図の順序で電源アダプターを接続します。 ピアノによって、電源入力端子 (DC 16V) の位置が異なります。電源コードは、ピアノ背面またはコン トロールユニットの後方にあるフックに通してください。 (コントロールユニット底面) 電源入力端子 (DC16V) [DC IN 16V]端子 フックはピアノ背面にあります。 電源コンセント (AC100V) 1-2 1-2 1-3 フックはコントロールユニットの 後方にあります。 電源コンセント (AC100V) 1-4 1-4 電源コード 電源コード 電源プラグ 1-3 1-1 電源 アダプター 電源プラグ 電源 アダプター 1-1 警告 電源アダプターは、必ず指定のもの (41 ページ ) をご使用ください。異なった電源アダプターを使用すると、故障、 発熱、火災などの原因になります。このような場合は、保期間内でも保証いたしかねることがございますので、十分 にご注意ください。 注意 本体はコンセントの近くに設置し、異常を感じた場合にはすぐに電源スイッチを切り、電源プラグをコンセントから 抜いてくだ
オートパワーオフ機能 電源の切り忘れによる無駄な電力消費を防ぐため、オートパワーオフ機能を搭載しています。 これは、本機が操作されない状態が 30 分続くと自動的に電源が切れる機能です。 注記 外部機器と通信中の場合、無操作の状態が 30 分間続いても、電源は自動的には切れません。使用後は、手動で本機の 電源を切ってください。 オートパワーオフ機能の解除 左 端 の 鍵 盤 を 押 し た ま ま 電 源 を 入 れ ま す。 [Rec] ランプが 3 回点滅し、オートパワーオ フ機能が解除された状態で電源が入ります。 電源が入った状態で、オートパワーオフ機能 をオン / オフしたい場合は、37 ページをご覧 ください。 左端の鍵盤 ヘッドフォンを使う ヘッドフォンは、[PHONES] 端子に接続して使います。 [PHONES] 端子は 2 つありますので、ヘッドフォンを 2 本接続して 2 人で演奏を楽しむこともできます。 1 本だけ接続する場合は、どちらの端子をご使用いただい ても構いません。 ヘッドフォンの使用時でも、バイノーラルサンプリング、 またはステレオフォニックオプティマイザーにより、臨場
2 消音機能を使って演奏する 章 本機はアコースティックピアノとして演奏できますが、消音ピアノとしても演奏できます。 ピアノを消音すると、コントロールユニットに内蔵された音色を使って演奏を楽しんだり、演奏を 録音したりできます。さっそく消音機能を使ってみましょう。 消音演奏をする 1 [PHONES] 端子にヘッドフォンを接続します (13 ページ )。 2 [VOLUME] つまみを左に回して音量を最小に 3 [P]( スタンバイ / オン ) スイッチを押して電源を入れます。 4 下記いずれかの操作で、ピアノを消音状態にします。 します。 これにより、ハンマーが弦をたたかなくなります。 < ソステヌートペダル搭載の場合 > • 鍵盤右下の消音レバーを、カチッと音が聞こえるまで 手前に引きます。 <ソステヌートペダル非搭載の場合> • 消音ペダルを踏みながら左側にスライドさせます。 5 鍵盤を弾きながら [VOLUME] つまみを回して音量を調節します。 右に回すと音量は大きく、左に回すと小さくなります。 NOTE 消音演奏時でもアコースティックピアノ特有の打鍵音は残
音色を選ぶ 消音演奏では、本機に内蔵されているさまざまな音色で演奏できます。電源を入れたときは、必ず CFX グランドの音色が選ばれています。 CFX グランド以外の音色を選ぶ [VOICE/VALUE] つまみを一段階ずつ回すと、下記の 「音色一覧」の順で前後の音色に切り替わります。 CFX グランドの音色に戻す [VOICE/VALUE] つまみを押します。 NOTE • 残響 ( リバーブ ) の種類やかかり具合、タッチ感度、チューニング、音の明るさなどを設定できます (31 ページ )。 • 音色の特徴をつかむには、音色ごとのデモ曲を聞いてみてください (24 ページ )。 • 鍵盤を押さえながら音色を切り替えると音量が大きく変わる場合があります。 ■ 音色一覧 音色の種類 説明 ステレオ サンプリ ング タッチ 感度 キーオフ サンプリ ング VRM バイノーラル CFXグランド ヤマハコンサートグランドピアノCFXを ヘッドフォン再生に適するようにバイノー ラルサンプリング録音した音です。あたか も目の前でグランドピアノが鳴っているか のような臨場感をお楽しみいただけます。 バ
音色の種類 説明 ステレオ サンプリ ング タッチ 感度 キーオフ サンプリ ング VRM ハープシコード 7 ハープシコード 8' バロック音楽でよく使われる楽器の音です。 タッチによる音量変化はなく、鍵盤を離し たときには独特の発音があります。 ○ -- ○ -- 8 チェレスタ チェレスタ(鍵盤を弾くと、ハンマーが金属 製の音板をたたいて音を出す打楽器)の音で す。チャイコフスキーの組曲「くるみ割り 人形」の「こんぺいとうの踊り」での印象 的なフレーズが有名です。 ○ ○ -- -- オルガン 9 オルガン プリンシパル パイプオルガンのプリンシパル系(金管楽器 系)の混合音栓の音(8フィート+4フィート +2フィート)です。バロック時代の教会音 楽の演奏に適しています。 ○ -- -- -- 10 ジャズオルガン 歯車回転式電気オルガンの音です。ロータ リー SP効果込の豪華なサンプリング音色で す。ジャズ、ロックなどの音楽でよく用い られます。 -- -- -- -- 表中の○は、その音色に下記のような特徴があることを示しています。
メトロノームを使う 内蔵されているメトロノームを使えば、お好みのリズムとテンポで演奏することができます。 1 [Metronome] ボタンを押してメトロノームを鳴らします。 メトロノームが鳴っている間、現在のテンポ設定で [Metronome] ランプがオレンジ色に点滅します。 点滅 NOTE MIDIソング(21ページ)の再生中は、ソングのテンポや拍子に合わせてメトロノームが鳴ります。 2 [Metronome] ボタンを押してメトロノームを止めます。 ■ 拍子を設定する [Metronome] ボタンを押したまま、C3 〜 F3 鍵盤のどれかを押します。 最初の拍で「チーン」と鳴り、そのほかの拍では「カチカチ」と鳴ります。たとえば 3 に設定する と「チーンカチカチ」と鳴ります。拍子なしの場合は、すべての拍で「カチカチ」と鳴ります。 初期設定 : 拍子なし (C3) 2拍子 (C♯3) 4拍子 (D♯3) 拍子なし (C3) 3拍子 (D3) 6拍子 (F3) 右端の鍵盤 5拍子 (E3) NOTE • 拍子の設定値は 1 小節に入る四分音符の数で指定するため、それ以外の拍子を
■ テンポを調節する メトロノームのテンポは、以下のいずれかの方法で5〜500 (1分間の拍数)の範囲で設定できます。 NOTE 電源を切ると、メトロノームのテンポは初期設定に戻ります。 • つまみを回して調節する [Metronome] ボタンを押したまま、[VOICE/VALUE] つまみを回してテンポを調節します。 NOTE オーディオソングの再生中に操作をすると、オーディオソングの再生速度が変わります(27ページ)。メトロノームのテンポ は変わりません。 • テンポを数値で入力する [Metronome] ボタンを押したまま C0 〜 A0 鍵盤のどれかを押して、3 桁の数字を 100 の位から順番に 設定します。たとえば、テンポを 95 に設定したい場合は、[Metronome] ボタンを押したまま、A0 (0)、 G ♯ 0 (9)、E0 (5) の順番で鍵盤を押します。入力した数値は音声 ( 英語 ) で読み上げられます。 左端の鍵盤 9 (G♯0) 1 (C0) 0 (A0) • テンポを 1 ずつ上げる / 下げる、10 ずつ上げる / 下げる [Metronome] ボタンを
[Metronome] ボタンを押したまま [VOICE/VALUE] つまみを押して、初期設定に戻すこともできます。 ■ メトロノームの音量を調節する [Metronome] ボタンを押したまま、C4 〜 G5 鍵盤のどれかを押してメトロノームの音量を設定し ます。右側の鍵盤ほど大きい音量になります。 初期設定 : 15 (D5) 小 音量1 (C4) 大 音量15 (D5) 音量20 (G5) 右端の鍵盤 SC2取扱説明書 19
3 録音と再生 章 ご自身の演奏は、下記いずれかの方法で録音できます。演奏を録音したら、再生して聞いてみま しょう。 MIDI 録音 録音した演奏を MIDI ソングとして内蔵メモリーに保存します。MIDI ソングとは、打鍵やその強さ など、鍵盤の動きを演奏情報として記録したソングです。音そのものは記録されていません。MIDI ソングには演奏時に選ばれている音色や拍子やテンポの情報も記録されます。また、録音した MIDI ソングは SMF ( フォーマット0 ) としてコンピューターに転送、保存できます (29 ページ )。 オーディオ録音 録音した演奏をオーディオソングとして USB フラッシュメモリーに保存します。一般的な CD 音 質のステレオ WAV 形式 (44.
3 鍵盤を弾く、または [R/J]( 再生 / 停止 ) ボタンを 点灯 点灯 押して録音を開始します。 [R/J]( 再生 / 停止 ) ランプが点灯に変わります。 注記 録音中または録音終了後に [Rec] ランプが点滅すると、内蔵メ モリーの空き容量がなくなったことを示しています。この場合、 すべてまたは一部のデータが保存されません。 4 [R/J]( 再生 / 停止 ) または [Rec] ボタンを 保存中 押して録音を終了します。 録音内容が保存されます。保存中は [R/J] ラン プ、[Metronome] ランプ、[Func.
USB フラッシュメモリーに録音する ( オーディオ録音 ) USB フラッシュメモリーを接続すると、1 曲あたり最長 80 分のオーディオソングを 100 曲まで 録音できます。 NOTE USBフラッシュメモリーを使う前に必ず「USB機器を接続する」(23ページ)をご覧ください。 1 コントロールユニット前面の USB [TO DEVICE] 端子に USB フラッシュメモリーを接続し 2 演奏を録音します。 ます。 操作は内蔵メモリーへの録音方法と同様です。詳しくは「内蔵メモリーに録音する (MIDI 録音 )」(20 ペー ジ ) をご覧ください。 録音したオーディオソングは、USB フラッシュメモリーの「USER FILES」というフォルダーに 「USERAUDIO**.WAV」(** は 00 〜 99 の数字 ) というファイル名で保存されます。 注記 録音するたびに数字が増え、 「USERAUDIO99.WAV」まで達すると、次の録音から「USERAUDIO99.
USB 機器を接続する USB [TO DEVICE] 端子には、USB フラッシュメモリーや別売の USB 無線 LAN アダプターを接 続します。USB フラッシュメモリーに演奏を録音したり (22 ページ )、別売の USB 無線 LAN アダ プターを使ってスマートデバイスと無線通信 (29 ページ ) したりできます。 USB [TO DEVICE] 端子ご使用上の注意 本機にはUSB [TO DEVICE]端子があります。USB [TO DEVICE]端子にUSB機器を接続する場合は、 以下のことをお守りください。 NOTE USB機器の取り扱いについては、お使いのUSB機器の取 扱説明書もご参照ください。 ■ 使用できるUSB機器 • USB フラッシュメモリー • USB ハブ • USB 無線 LAN アダプター (UD-WL01、別売 ) USB フラッシュメモリーの取り扱いに ついて 本機にUSBフラッシュメモリーを接続すると、本機で 録音したデータをUSBフラッシュメモリーに保存した り、USBフラッシュメモリーのデータを本機で再生し たりできます。 ■ 接続できるUSBフラ
音色デモ曲を再生する 内蔵されている 10 種類の音色デモ曲 ( デモソング ) を再生します。 1 [R/J]( 再生 / 停止 ) ボタンを押したまま、C0 〜 A0 鍵盤のどれかを押して再生するデモソン グを選びます。 選んだデモソングの再生が始まります。 NOTE 再生中の操作については26ページをご覧ください。 左端の鍵盤 A0(デモソング10) C0(デモソング1) デモソング一覧 鍵盤 デモソング 番号 C0 1 CFX グランド 献呈 F. リスト / R. シューマン C♯0 2 ベーゼンドルファー インペリアル 乙女の願い(6つのポーランドの歌) F. リスト / F. F. ショパン D0 3 アップライト ピアノ イタリア協奏曲 第1楽章 J. S. バッハ D♯0 4 ステージ エレピ オリジナル − E0 5 DX エレピ オリジナル − F0 6 ビンテージ エレピ オリジナル − F♯0 7 ハープシコード 8' チェンバロ協奏曲 第7番 J. S.
プリセットソングを再生する 内蔵されているピアノソング「クラシック名曲 50 選」( プリセットソング ) を再生します。 1 [R/J]( 再生 / 停止 ) ボタンを押したまま、C2 〜 C ♯ 6 鍵盤のどれかを押して再生するプリ セットソングを選びます。 選んだプリセットソングの再生が始まります。鍵盤に割り当てられたプリセットソングは「ソング一覧」 (42 ページ ) をご覧ください。 NOTE 再生中の操作については26ページをご覧ください。 C♯6 (プリセットソング50) C2(プリセットソング1) 2 右端の鍵盤 [R/J]( 再生 / 停止 ) ボタンを押して停止します。 ソングの最後まで再生が終わると、自動的に再生が止まります。 ■ 連続再生 すべてのプリセットソングを、連続して再生できます。[R/J]( 再生 / 停止 ) ボタンを押したまま、 F6 または F ♯ 6 鍵盤を押して、再生をスタートさせます。 • 番号順再生 (F6): ソング番号 1 から順に再生します。50 曲の再生が終わると、再度 1 番から再 生を続けます。 • ランダム再生 (F ♯ 6): ラ
再生中の操作 [VOICE/VALUE] つまみ [R/J](再生/ 停止) ボタン 再生を停止する [R/J]( 再生 / 停止 ) ボタンを押して停止します。次に再生するときは、曲頭から再生が始まります。 早送り / 早戻しする [R/J]( 再生 / 停止 ) ボタンを押したまま、[VOICE/VALUE] つまみを回します。左に回すと早戻 し、右に回すと早送りできます。 MIDI ソングやプリセットソングの場合は小節単位、オーディオソングの場合は秒単位で再生位置が 移動します。 早送り / 早戻し中 NOTE デモソングは早送り/早戻しできません。 26 SC2取扱説明書 点滅
再生テンポを調節する ソングはテンポ ( または速度 ) を変えて再生できます。 MIDI ソング ( デモソング、プリセットソングも含む ) メトロノームと同じ操作でテンポを変更できます。設定方法は「テンポを調節する」(18 ページ ) を ご覧ください。 NOTE • MIDI ソングのテンポを変えると、メトロノームも同じテンポに変わります。 • 曲の途中でテンポが変わる MIDI ソングの場合、相対的にテンポが変わります。たとえば、曲頭のテンポが 100、途中で 120 に 変わる MIDI ソングの場合、曲頭のテンポを 110 (10%速くする ) にすると、途中のテンポが 132 (10%速くなる ) になります。 オーディオソング USB フラッシュメモリー内のオーディオソングの再生速度を調整します。元の速度を 100% とし て、75% 〜 125% の範囲で調節できます。 再生中に、[Metronome] ボタンを押したまま、[VOICE/VALUE] つまみを回して再生速度を調節 できます。 [Metronome] ボタンを押したまま [VOICE/VALUE] つまみを押すと、元の速
4 ほかの機器と接続する 章 注意 外部機器と接続するときは、すべての機器の電源を切った上で行なってください。また、電源を入れたり切ったりする前に、 必ず機器のボリュームを最小 (0) にしてください。感電、聴力障害または機器の損傷の原因になります。 ほかのオーディオ機器と接続する ([AUX IN] 端子 ) [AUX IN] 端子にほかの音源モジュールや再生機器 ( 携帯音楽プレーヤーなど ) を接続すると、接続 機器の入力音声に合わせて消音演奏ができます。 NOTE オーディオ接続ケーブルおよび変換プラグは、抵抗のないものをお使いください。 ■ [AUX IN] 端子の使用例 本機の [VOLUME] つまみは [AUX IN] 端子から入力された音と、本機の音の両方を調整できます。 2 つの音声のバランスは、接続機器の出力音量で調整してください。 コントロールユニット底面 ほかの音源モジュール (エレクトーンなど) または 携帯音楽プレーヤー など [AUX IN]端子へ (ステレオミニジャック) オーディオケーブル NOTE 本機は[AUX IN]端子に入力された音に対し、余分なノ
コンピューターやスマートデバイスと接続する 楽器をコンピューターやスマートデバイスと接続すると、できることの幅が広がります。 接続してできること • オーディオデータを送受信する (USB オーディオインターフェース機能 30 ページ ) • スマートデバイスアプリを使う (30 ページ ) • MIDI データを送受信する • 本機に録音したソングをコンピューターに保存する NOTE MIDIデータの送受信や、ソングをコンピューターに保存する方法など、詳しくはウェブサイト上の「コンピューターとつな ぐ」をご覧ください。 接続例 無線LAN USB [TO HOST] 端子 USB端子 無線LAN USBケーブル スマートデバイス コンピューター USB [TO DEVICE] 端子 USB無線LAN アダプター スマートデバイスアプリの「スマートピアニスト」を使うことで、スマートデバイスとの接続が より簡単にできます (3 ページ )。 その他の接続方法について詳しくは、ウェブサイト (2 ページ ) 上の「コンピューターとつなぐ」や 「iPhone/iPad 接続マニュアル」をご覧くだ
■ オーディオ信号を送受信する (USB オーディオインターフェース機能 ) USB ケーブルを使って、コンピューターやスマートデバイスを USB [TO HOST] 端子に接続する と、オーディオデータをデジタルで送受信できます。一例として次のことができます。 • オーディオデータを高音質で再生 [AUX IN] 端子での接続と比べて、音質の劣化が少なくクリアな音質で楽しめます。 • 録音ソフトや音楽制作ソフトを使って、楽器の演奏をオーディオデータとして録音 録音したデータは、コンピューターやスマートデバイスで再生できます。 NOTE • オーディオデータの入力音量は、コンピューターまたはスマートデバイス側で調節してください。 • コンピューターやスマートデバイスから楽器へのオーディオ入力音を、楽器での演奏音とともにコンピューターやスマートデバ イスに出力するかどうかを設定できます。詳しくは、38 ページの「オーディオループバック」をご覧ください。 ■ スマートデバイスアプリを使う 楽器に対応したアプリを使うと、もっと便利に楽しめます。特に、「スマートピアニスト」(3 ペー ジ ) を使うと、スマート
5 その他の機能を使う 章 便利な機能を設定する ( ファンクション設定 ) 音の高さの微調整やタッチ感度の調節など、内蔵されているさまざまな機能 ( ファンクション ) を お好みに設定して、よりいっそう豊かな演奏を楽しみましょう。 ファンクション設定一覧 ファンクション設定項目 ページ 操作音オン/オフ 鍵盤 32ページ タッチ感度 32ページ マスターチューニング 33ページ トランスポーズ 33ページ ハーフペダルの位置 音響 MIDI 34ページ リバーブ(残響効果)の種類 34ページ リバーブの深さ(かかり具合) 35ページ ブリリアンス 35ページ バイノーラルオン/オフ 36ページ VRMオン/オフ 36ページ ローカルコントロール 37ページ オートパワーオフ 37ページ AUX INノイズゲート 37ページ バージョン読み上げ 38ページ オーディオループバック 38ページ ファンクションの設定は、[Func.
■ 操作音オン / オフ ボタンと鍵盤を使って設定を変更したときに、操作音 ( クリック音、または「オン」「オフ」) が鳴 ります。この操作音を鳴らす ( オン )、鳴らさない ( オフ ) を設定できます。 オン (A♯−1) オフ (A−1: 左端の鍵盤) 初期設定 : オン NOTE メトロノームのテンポの数値読み上げ(18ページ)は、操作音をオフにしても行なわれます。 ■ タッチ感度 鍵盤を弾く強さに対する音の強弱の付きかた ( タッチ感度 ) を選びます。 ミディアム (A♯6) ソフト (G♯6) 固定(G6) ソフト/ミディアム (A6) ミディアム/ハード (B6) ハード (C7: 右端の鍵盤) • 固定 : タッチによる強弱は付かず一定のボリュームが出ます。 • ソフト : 弱いタッチで大きい音を出すことができます。 • ソフト / ミディアム : ソフトとミディアムの中間です。 • ミディアム : 標準的なタッチです。 • ミディアム / ハード : ハードとミディアムの中間です。 • ハード : 強いタッチで弾かないと大きい音が出にくい設定です。 初期設定 : ミディアム
■ マスターチューニング 全体の音の高さ ( ピッチ ) を微調整します。ほかの楽器や携帯音楽プレーヤーの再生音に合わせて演 奏するときなど、ピッチを正確に合わせたい場合に使います。 ピッチを上げる 2.押す ピッチを下げる 2.押す 1. 押したまま 初期設定に戻す 1. 押したまま 2.同時押し 1. 押したまま 設定範囲:A3=414.8 〜 466.8Hz(0.2Hz 単位) 初期設定:A3=440.
■ ハーフペダルの位置 ダンパーペダルをどのくらい踏み込めばハーフペダルの効果がかかり始めるのかを設定します。 設定値が小さいほど、浅い踏み込みでハーフペダルの効果がかかります。 −2 (A♯5) 0(C6) +4 (E6) 右端の鍵盤 設定範囲:− 2 〜 0 〜+ 4 初期設定:0 ハーフペダル機能とは ペダルの踏み加減で音の伸び具合が調節できる機能です。ペダルを踏みこむほど音が長く伸び ます。ペダルを踏んで音が響きすぎたとき、踏み込んだ状態からペダルを少し戻して音の響き を抑える ( 音の濁りを減らす ) ことができます。 ■ リバーブ ( 残響効果 ) の種類 ピアノの響きは部屋の大きさや材質によって変化し、特に残響はその影響を大きく受けます。リ バーブ機能を使うと、コンサートホールなどでの残響をシミュレートすることにより、臨場感溢れ る演奏を楽しむことができます。音色を選ぶと、自動的に最適なリバーブの種類が設定されますが、 好みに合わせて変更できます。 大聖堂(G♯4) コンサートホール(F♯4) 初期設定(E4) リサイタルホール(F4) チェンバー(G4) プレート (A♯4)
NOTE 電源を切るとリバーブは初期設定に戻ります。 ■ リバーブの深さ ( かかり具合 ) 音色を選ぶと、自動的に最適なリバーブの深さが設定されますが、好みに合わせて変更できます。 初期設定 (C♯4) 1段階減らす (C4) 1段階増やす (D4) 右端の鍵盤 設定範囲:1 〜 20 NOTE 電源を切るとリバーブは初期設定に戻ります。 ■ ブリリアンス 鍵盤演奏音の明るさ ( ブリリアンス ) を設定します。メローにすると柔らかくまろやかな音になり、 ブライトにすると明るく鋭い音になります。 メロー/ノーマル(C♯5) メロー (C5) ノーマル/ブライト (D♯5) ブライト (E5) 右端の鍵盤 ノーマル(D5) 初期設定:ノーマル SC2取扱説明書 35
■ バイノーラル オン / オフ バイノーラルサンプリングのオン / オフを設定します。オンの場合は、バイノーラルサンプリング またはステレオフォニックオプティマイザーにより、ヘッドフォン使用時でもアコースティックピ アノと同様に臨場感のある音が楽しめます (16 ページ )。 オン (C♯0) 左端の鍵盤 オフ (C0) 初期設定:オン バイノーラルサンプリング、またはステレオフォニックオプティマイザーは、ヘッドフォンで 聞くのに最適になるように作られています。そのため、スピーカーなどの外部オーディオ機器 で、本機での演奏や録音したオーディオソングを聞く場合は、この機能をオフにしておくこと をおすすめします。( オーディオ録音した曲をあとでスピーカーで聞く場合は、録音前にオフに しておきます。) ■ VRM オン / オフ VRM( 下記参照 ) のオン / オフを設定します。VRM の機能や効果を付けられる音色は、 「音色を選 ぶ」(15 ページ ) をご覧ください。 オン (D♯0) 左端の鍵盤 オフ (D0) 初期設定:オン VRM (Virtual Resonance Modelin
■ ローカルコントロール ローカルコントロールのオン / オフを設定します。通常、鍵盤を弾くと本機の「音源部」から音が 鳴ります。この状態を、ローカルコントロール = オンといいます。ローカルコントロールをオフに すると「鍵盤」と「音源」が切り離され、鍵盤を弾いても本体から音が出なくなります。ただし、 鍵盤演奏の情報は MIDI 送信されるので、本体では音を鳴らさずに USB 接続したコンピューターな どを経由して外部 MIDI 音源の音が鳴ります。 オン (G♯0) 左端の鍵盤 オフ (G0) 初期設定:オン ■ オートパワーオフ オートパワーオフ機能 (13 ページ ) のオン / オフを切り替えます。自動的に電源を切りたくない場 合はオフに設定してください。 オン (C♯1) 左端の鍵盤 オフ (C1) 初期設定:オン ■ AUX IN ノイズゲート AUX INノイズゲートは [AUX IN]端子から入力された音声の余分なノイズをカットする機能です。 初期状態ではオンに設定されていますが、本来ノイズではないピアノの減衰音のような小さな音ま でカットされる場合は、オフにすることもできます
■ バージョン読み上げ 本機のファームウェアのバージョンを音声 ( 英語 ) で読み上げます。 左端の鍵盤 バージョン読み上げ (B0) ■ オーディオループバック USB オーディオインターフェース機能や無線 LAN 接続による、コンピューターやスマートデバイ スから本機へのオーディオ入力音(29ページ)を、本機での演奏音とともにコンピューターやスマー トデバイスに出力する ( オーディオループバックする ) かどうかを設定できます。出力する場合はオ ンに、出力しない場合は、オフにします。 たとえば、コンピューターやスマートデバイスを使って、本機での演奏音だけでなく本機へ入力し たオーディオ再生音も録音したい場合はオンに、本機での演奏音だけを録音したい場合はオフにし ます。 オン (A♯0) 左端の鍵盤 オフ (A0) 初期設定:オン 注記 DAW (Digital Audio Workstation) などの音楽制作用アプリケーションと一緒に使用する場合、設定によっては大きな音 が発生することがあるため、オーディオループバックをオフにしてご使用ください。 NOTE • 本機でのオーディオソン
バックアップデータと本機の初期化 ■ バックアップデータ 下記のデータは、本機の内蔵メモリーに自動的に保存されます。これをバックアップデータといい ます。バックアップデータと、内蔵メモリーに保存された MIDI ソングは、電源を切っても記憶さ れています。 • ブリリアンスの設定 .................................................... 35 ページ • タッチ感度の設定 ........................................................ 32 ページ • マスターチューニングの設定..................................... 33 ページ • メトロノーム音量 ........................................................ 19 ページ • ハーフペダルの位置 .................................................... 34 ページ • バイノーラル機能のオン / オフ...........
6 章 資料 故障かな?と思ったら 本機が正常に動作しない場合は、以下の項目をご確認ください。下記を試しても改善されなかった り、下記以外の異常がある場合は、お買い上げ店または最寄りのヤマハ特約楽器店までご連絡くだ さい。ご自分で本機および電源アダプターの内部を開けたり、分解、改造したりしないでください。 + 電源を入れても音がしない。 + リバーブがかからない。 − 電源アダプターが抜けているかもしれません。 確実に差し込んでください。 − [VOLUME]つまみが左一杯の位置になっている かもしれません。適正位置に調整してください。 標準音量は、[VOLUME] つまみが時計の 3 時の 位置になるように設定されています。 − リバーブの深さが最小になっているかもしれま せん。適度な深さに設定してください (34 ペー ジ)。 + 電源が勝手に切れる。 − オートパワーオフ機能が働いたためです。必要 に応じて、オートパワーオフ機能を無効にして ください (13 ページ )。 + 消音演奏時にもアコースティックピアノの 音が出る。 − 極度に強く打鍵するとアコースティックピアノ の音が出るこ
仕様 操作子 鍵盤 タッチ感度 ペダル ハード、ミディアム / ハード、ミディアム、 ソフト / ミディアム、ソフト、固定 ダンパー、消音 / ソステヌート *、ソフト * ソステヌートペダル搭載モデルのみ ( 消音機能ご使用時には効果はかかりません ) センサー 鍵盤部 ダンパーペダル ソフトペダル 消音システム 消音方式 音源 / 音色 音源 ピアノ音源 ヤマハ CFX サンプリング、 ベーゼンドルファー インペリアルサンプリング ○ (「CFX グランド」音色のみ ) ○ キーオフ サンプリング ○ スムースリリース 録音 / 再生 (MIDI ソング ) オン / オフ検出 VRM 最大同時発音数 効果 連続検出 ハンマーシャンクストッパー方式 ( 消音ペダル ) バイノーラル サンプリング ピアノ音源の 効果 非接触 連続検出 光センサー ○ 256 プリセット 音色数 10 タイプ リバーブ ○ ブリリアンス ○ ステレオフォニック オプティマイザー ○ プリセット 内蔵曲数 録音 曲数 データ容量 フォーマット 録音
ソング一覧 クラシック名曲 50 選 No. 鍵盤 曲名 作曲者 アレンジ曲 1 C2 2 C♯2 3 D2 4 D♯2 5 E2 6 F2 7 F♯2 8 G2 カノン J. パッヘルベル G線上のアリア J. S. バッハ 主よ、人の望みの喜びよ J. S. バッハ きらきら星 トラディショナル ピアノソナタ 第17番「テンペスト」第3楽章 L. v. ベートーヴェン 歓喜の歌 L. v. ベートーヴェン 子守唄 F. P. シューベルト 華麗なる大円舞曲 F. F. ショパン F. F. ショパン 9 G♯2 英雄ポロネーズ 10 A2 ラ・カンパネラ F. リスト 11 A♯2 愛のあいさつ E. エルガー 12 B2 家路 A. ドヴォルザーク 13 C3 シシリエンヌ G. U. フォーレ 14 C♯3 15 D3 16 D♯3 17 月の光 C. A. ドビュッシー 木星 (組曲「惑星」) G.
3 5 6 7 8 10 9 1 2 3 4 5 6 7 8 10 9 11 19 21 23 12 13 15 17 18 20 22 24 14 16 31 33 35 38 40 43 45 47 25 27 29 30 32 34 36 37 39 41 42 44 46 48 26 28 49 50 テンポ設定 拍子 音量 1 3 4 5 6 7 8 9 0 -1 -10 +10 +1 0 2 3 4 5 6 1 2 3 4 5 6 7 8 10 9 11 19 12 13 15 17 18 20 14 16 VRM バイノーラル ローカルコントロール AUX IN ノイズゲート トランスポーズ リバーブの種類 リバーブの深さ ブリリアンス ハーフペダルの位置 タッチ感度 -5 -4 -3 -2 -1 +6 オン -1 +1 初期設定 0 +2 +4 +5 +1 +3 -2 -1 0 +2 +4 +1 +3 ハード ノーマル/ブライ
索引 A ケ AUX IN .......................................................... 28 AUX INノイズゲート ................................... 37 鍵盤操作一覧 ..................................................43 コ I iPhone/iPad接続マニュアル ........................ 2 故障かな?と思ったら...................................40 コントロールユニット...................................11 コンピューターとつなぐ ..................................2 M MIDIソング ............................................ 20, 27 MIDIリファレンス............................................
ノ ノイズゲート(AUX IN)................................. 37 ハ バージョン...................................................... 38 バーチャル・レゾナンス・モデリング(VRM) ......................................................................... 36 ハーフペダル .................................................. 34 バイノーラル ..........................................16, 36 バックアップ .................................................. 39 バックアップデータ ...................................... 39 ヒ 拍子(メトロノーム) .......................................
保証とサービスについて 本機の保証期間は、保証書に記入されたお買い上げの日 付から1ヵ年です(現金、ローン、月賦などによる区別は ございません)。また保証は、日本国内にてのみ有効とい たします。 保証書 保証書をお受け取りのときは、お客様のご住所、お名前、 お買い上げの年月日、販売店名などを必ずご確認くださ い。無記名の場合は無効となりますので、くれぐれもご注 意ください。 保証書は大切に保管しましょう 保証書は弊社が、本機をご購入いただいたお客様に、 保証規定に則り、お買い上げの日から向こう1ヵ年の無償 サービスをお約束申し上げるものですが、万一紛失なさ いますと保証期間中であっても実費を頂戴させていただ くことになります。いつでもご提示いただけますように、 十分ご配慮のうえで保管してください。また、後々のサ ービスに際しての機種の判別や、サービス依頼店の確認 などにも役立ちます。保証期間が切れましても、お捨て にならないでください。 保証期間中のサービス 保証期間中に万一故障が発生した場合、お買い上げ店に ご連絡いただきますと、技術者が修理・調整いたします。 この際、必ず保証書をご提示ください。保証
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