User Manual
SEP-3000 MIDIリファレンス
13
MIDIデータフォーマット
1 MIDI入力は16チャンネルのマルチティンバー音源として機
能し、パネル音色やパネル設定に影響しません。ただし、以
下のMIDIメッセージはパネル音色、自動伴奏、およびソング
に影響します。
• MIDIマスターチューン
• リバーブ、コーラスの各タイプを変更するシステムエクス
クルーシブメッセージ
2 エクスクルーシブ
<GMシステムオン>
F0H,7EH,7FH,09H,01H,F7H
• MIDIマスターチューニングを除くすべてのデータの設定値
をデフォルトに戻します。
<MIDIマスターボリューム>
F0H,7EH,7FH,04H,01H,ll,mm,F7H
• 全チャンネルの音量を一度に変えるメッセージです。(ユニ
バーサルシステムエクスクルーシブ)
• mmの値をMIDIマスターボリューム値として使用します。
(llは無視)
<XGマスターチューニング>
F0H,43H,1nH,4CH,00H,00H,00H,ddH,ddH,ddH,
ddH,F7H
• 全チャンネルの音程を一度に変えるメッセージです。
• ddの値をXGマスターチューニング値として使用していま
す。
• ddのデフォルトは00H,04H,00H,00Hです。
<リバーブタイプ>
F0H,43H,1nH,4CH,02H,01H,00H,mmH,llH,F7H
• mm:リバーブタイプMSB
• ll:リバーブタイプLSB
詳細はエフェクトマップを参照してください。
<コーラスタイプ>
F0H,43H,1nH,4CH,02H,01H,20H,mmH,llH,F7H
• mm:コーラスタイプMSB
• ll:コーラスタイプLSB
詳細はエフェクトマップを参照してください。
3 スタイルやソングのスタート時にFAHを、ストップ時にFCH
を送信します。クロック設定が外部の場合は、FAH(スタイ
ルのスタート)、FCH(スタイルのストップ)を受信します。
4 ローカル オン/オフ
<ローカル オン> Bn,7A,7F
<ローカル オフ> Bn,7A,00
• n:無視されます。
エフェクトマップ
• TYPELSBに、エフェクトタイプを持たない値を受信した場合、受信LSBの値以下で、エフェクトタイプを持つ最大のLSBのタイ
プとなります。
• ( )内の番号/名前はパネルディスプレイ上でのものです。
リバーブ
コーラス
TYPE
MSB
TYPELSB
00 01 02 08 16 17 18 19 20
000 NoEffect
001 (01)Hall1 (02)Hall2 (03)Hall3
002 Room (04)Room1 (05)Room2
003 Stage (06)Stage1 (07)Stage2
004 Plate (08)Plate1 (09)Plate2
005...127 NoEffect
TYPE
MSB
TYPELSB
00 01 02 08 16 17 18 19 20
000...063 NoEffect
064 THRU
065 Chorus (02)Chorus2
066 Celeste (01)Chorus1
067 Flanger (03)Flanger1 (04)Flanger2
068...127 NoEffect
Manual Development Department
© 2016 Yamaha Corporation
2016年6月発行 PO-A0