User Manual

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TA3 TC3 SH3 SC3 取扱説明書
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■ 音色の効果の設定
この印(*)が付いている用語については、50ページ「用語解説」で詳しく説明しています。
NOTE
TA3、TC3では、F2.1~F2.6は、ヘッドホン接続中のみ効果がかかります。
ファンク
ション番号
機能 設定範囲 初期設定
f/1
VRMオン/オフ VRM (Virtual Resonance Modeling)*のオン/オフを設定しま
す。オンにすると、ピアノ音色(PF1~PF5)にのみVRMの効
果がかかります。VRMの要素(ダンパーレゾナンス、ダン
パーノイズ、ストリングスレゾナンス、アリコートレゾナン
ス、ボディレゾナンス) は個別に調節できます(F2.2~F2.6)。
On (オン)/
OFF (オフ)
On (オン)
f/2
ダンパーレゾナンス
のかかり具合
ダンパーペダルを踏んだときに加わる、VRMによる共鳴効果
(ダンパーレゾナンス)のかかり具合を調節します。VRM
(F2.1)がオンで、ピアノ音色(PF1~PF5)が選ばれている場合
のみ効果がかかります。
0~10 5
f/3
ダンパーノイズ
オン/オフ
VRMによるダンパーノイズ*のオン/オフを切り替えます。
VRM (F2.1)がオンで、ピアノ音色(PF1~PF5)が選ばれている
場合のみ効果がかかります。ダンパーレゾナンス(F2.2)が0の
ときには効果しません。
On (オン)/
OFF (オフ)
On (オン)
f/4
ストリングレゾナン
スのかかり具合
鍵盤を押したときに加わる、VRMによる弦の共鳴効果(スト
リングレゾナンス)のかかり具合を調節します。VRM (F2.1)が
オンで、ピアノ音色(PF1~PF5)が選ばれている場合のみ効
果がかかります。
0~10 5
f/5
アリコートレゾナン
スのかかり具合
鍵盤から手を離したときに加わる、VRMによるアリコート*
の共鳴効果(アリコートレゾナンス)のかかり具合を調節しま
す。VRM (F2.1)がオンで、ピアノ音色(PF1~PF5)が選ばれて
いる場合のみ効果がかかります。
0~10 5
f/6
ボディレゾナンスの
かかり具合
響板や側板、フレームなど、ピアノ本体部の響きを再現した
効果(ボディレゾナンス)のかかり具合を調節します。VRM
(F2.1)がオンで、ピアノ音色(PF1~PF5)が選ばれている場合
のみ効果がかかります。
0~10 5
f/7
グランド・エクスプ
レッション・モデリ
ング
グランド・エクスプレッション・モデリング*の種類を選び
ます。「ダイナミック」では、鍵盤を弾く強さやタッチに応
じて、アコースティックピアノのように音が微妙に変化しま
す。「スタティック」では弾き方を変えても、音はさほど変
化しません。「CFXグランド」と「ベーゼンドルファー」の
音色のみに効果がかかります。
dYn (ダイナ
ミック)/
Stc (スタ
ティック)
dYn (ダイナ
ミック)
f/8
パン 鍵盤を弾いた音が、左右のどのあたりから聞こえてくるよう
にするかを設定します。
L64 (左寄り)
~C (中央)~
r63 (右寄り)
音色による
f/9
鍵盤演奏の移調
(キーボードトランス
ポーズ)
鍵盤演奏のキーを半音単位で移調します。ここでの設定によ
り、弾く鍵盤を変えずに、ほかの楽器や歌う人の声の高さに
キー (調)を合わせられます。たとえば、移調量を「5」に
定すると、「ド」の鍵盤を弾いたときに「ファ」の音が鳴り、
「ハ長調」の弾き方で「ヘ長調」の演奏ができます。
NOTE
演奏情報(ノートオン/ オフ)をMIDI機器やコンピューターに
MIDI送信する場合、ノートナンバーはトランスポーズされた
値で送信されます。ノートオン/オフをMIDI受信した場合は、
受信したままのノートナンバーで発音します(トランスポー
ズされません)。
-12~0~
+12
0