User Manual

9.一般設定(SET-UP メニュー)
51 Viscount Physis オルガン リファレンスマニュアル
FROM/TO出力の範囲内で風箱が配置される場所を指定します。値は、[出力番号と、2 つの出力の間の位置番号]にて
設定します。ひとつの出力と次の出力の間には、4 つの位置番号があります(ディスプレイ上では2-4-6-8)
40 という値は、範囲(FROM または TO)の端が出力[4]にあることを意味します。82 という値は、範囲(FROM また
はTOの端は出力[8][9]の中間にあり、出力[8に近い方にあるという意味です。それは、出力[8]と出力[9]の間
5 等分されており、5 分の 1 の位置であることを意味しているからです。
上の画面は、風箱のピークの位置が、出力[1]と、出力[3[4]の中間点、の間に配置されていることを示しています。
ポジションインジケーター風箱の絵の上にある小さな長方形は、出力の合計数と全出力の中でどこに位置しているか
を示しています。
風箱と出力画面の下部には、風箱と使用中の出力が図として表示され、風箱の位置情報と設定によって送り出される
出力からの音の状態を視覚的に確認できます。
別のストップの設定を表示するには、別のドローノブまたはタブレットスイッチを使うか、[EXIT]を押してこの機能を終
了します。いずれの場合も直前に行った設定は自動的に保存されます。
オーケストラボイスと入力信号については、ステレオパンのみが設定でき、左右信号が [PROG.OUT] 端子に割り当て直
されます。
LEFTCHANNELRIGHTCHANNEL入力、およびオーケストラボイスは、2 系統の出力またはその間の位置に接
続できます。
風箱のタイプには 2 種類(左右)のウィングモードがありますが、SET-UP メニューでは片方のウィング設定しか表示されません。
これを左または右のウィングとして設定するには、範囲設定のパラメーター「FROM」「TO」を調整して風箱を望ましい設定にし
ます。
•「FROM値が「TO」値よりも低いと、ィングは右から左へ下がる右ウィングになり、「FROM」値が「TO」値よりも高いと、左ウィ
ングになります。
Mixtures Hornets は、風箱を互いに隣り合った 2 系統の出力(1 と2、または 3 4)に設定して、選択した出力によって
信号が出力されていないという状態が生じないようにしてください。
図の例は「FROM」「C」値を 10 に、「TO」「C#」 40、「POSITION 20 設定したもので、あくまで例として掲載していま
す。実際の信号量は選択されているストップや出力レベルによって異なります。