User Manual

77 Viscount Physis オルガン リファレンスマニュアル
12.録音と再生(SEQUENCER)
Physis のオルガンには、シーケンサー(デジタルレコーダー)が内蔵されています。シーケンサーはオルガンで演奏した
曲と使用したコントロール類、[MIDIIN]端子で受信した MIDI データを記録できます。この録音は USB メモリース
ティックや内部メモリーに MIDI ファイル(スタンダード MIDI ファイルフォーマット 1、テンポ 125bpm、分解能
384)として保存され、いつでも再生することができます。
ソングリストも演奏できます。リストを作成するには 11.7 章を参照してください。
シーケンサーを呼び出すには、ディスプレイの横の[SEQUENC.]ボタンを押します。システムの 3 の操作モードを選
択する画面が表示されます。
PLAY(再生)内部メモリーまたは USB メモリースティックに保存された演奏を再生します(12.1 章参照)
PLAYOPTIONS(再生オプション)曲の再生のためのオプションを設定します(12.3 章参照)
RECORD(録音)演奏曲を録音します(12.2 章参照)
画面の下に現在使用されているメモリーが表示されます。内部メモリーより USB メモリースティックの方が優先される
ため、内部メモリーを使用するには先に USB メモリースティックを外す必要があります。
上記のシーケンサーモード選択画面で「PLAY」を選択します。現在使用中のメモリーに保存された MIDI ファイルが表示
されます。
USB メモリースティックを差し込み、数秒待ってからシーケンサーを呼び出してください。
TUNING メニューで設定されたトランスポジションは、の再生の際には無効になります(録音時には、トランスポジションが有
効になります)シーケンサーのトランスポジションを設定するには12.3 章を参照してください。
USB メモリースティックを使用する場合は、FAT または FAT32 ファイルシステムにフォーマット済みのものを使用してくださ
(NTFS は使用できません)
12.1曲の再生(PLAY モード)