User Manual

コンピューターとデータを送受信する
SKB-J700 取扱説明書50
■ヤマハ標準USB-MIDIドライバー
コンピューターと楽器との間での通信時、動作が不安定だったり、不具合が発生する場合は、ヤマハ標準のUSB-MIDI
ドライバーを下記のURLからインストールしてお使いください。
http://download.yamaha.com/jp/
インストール方法は、ダウンロードファイルに付属のインストールガイドを参照してください。
コンピューターとこの楽器を接続することにより、この楽器の演奏情報をコンピューターで活用したり、コ
ンピューターから演奏情報を受信してこの楽器で鳴らすことができます。演奏情報を送受信するには、楽器
側でMIDIの各種設定をする必要があります。詳しくは「機能設定」の機能番号033〜036(38ページ)を
ご覧ください。
ヤマハソング転送用アプリケーション「MusicsoftDownloader」(ミュージックソフトダウンローダー )
を使うと、楽器のバックアップデータなどをコンピューターとの間で送受信できます。
■この楽器とコンピューターとの間で送受信できる内容
ミュージックソフトダウンローダーを使って、楽器とコンピューターとの間で以下のデータを送受信できます。
• バックアップデータ(51ページ)：「SKB-J700.BUP」
• ソングファイル(他の楽器やコンピューターで作成したソングファイル)：「xxxxx.MID」
• スタイルファイル(他の楽器やコンピューターで作成したスタイルファイル)：「xxxxx.STY」
ミュージックソフトダウンローダーをコンピューターにインストールする
インターネット上の以下のURLからミュージックソフトダウンローダーをダウンロードします。
http://download.yamaha.com/jp/
画面に表示される案内に従って、ダウンロードしたデータをコンピューターにインストールします。インストールに必
要なコンピューターシステムについては、上記URLでご確認ください。ミュージックソフトダウンローダーの使用方法
は、ソフトウェアのヘルプメニューをご覧ください。
演奏情報を送受信する
• MIDI(ミディ )とは、MusicalInstrumentDigitalInterfaceの略で、電子楽器やコンピューターとの間で演奏情報をやりとりする
ことができる世界共通の規格です。詳しくは、MIDI関連の書籍などをご覧ください。
NOTE
ミュージックソフトダウンローダーを使ってデータを送受信する
• コンピューターとの間でデータを送受信する場合は、この楽器の電源として電源アダプターをお使いください。電池でご使用中、送
受信時に電池がなくなると、データが壊れる原因となります。
• データ送受信中は、楽器の操作やUSBフラッシュメモリーの抜き差しをしないでください。データの送受信に失敗するだけでなく、
楽器やコンピューターの動作が不安定になります。
• バックアップデータを楽器に読み込むと、楽器内のバックアップデータがすべて上書きされ、以前のデータは消えてしまいます。
バックアップデータに含まれる、ユーザーソングおよびレジストレーションメモリーデータも上書きされてしまいますので、必要な
データはUSBフラッシュメモリーやコンピューターなどに保存しておいてください。
注記
• コンピューター上でバックアップデータのファイル名を変えないでください。同様にソングファイル、スタイルファイルについても
ファイル名に2バイト(全角)文字を使わないでください。送受信できない、楽器に認識されないなどの原因となります。
• 外部から読み込んだスタイルファイルは、楽器の内部メモリーに読み込まれただけなので、使うためにはスタイル番号161に読み込
む作業が必要です。「スタイルファイルを楽器に読み込む」(47ページ)を参照してください。
NOTE