安全上のご注意 ご使用の前に、必ずこの「 安全上のご注意」をよくお読みください。 ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、 お客様やほかの方々への危害や財産への損害を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。 お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願いいたします。 お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。 ■ 記号表示について ■「 警告」と「 注意」について この製品や取扱説明書に表示されている記号には、下 表のような意味があります。 以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定され る内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示す るために、 「 警告」と「 注意」に区分して掲載しています。 「 ご注意ください」という注意喚起を示し ます。 ~しないでくださいという「 禁止」を示し ます。 「 必ず実行」してくださいという強制を示し ます。 警告 この表示の欄は、「 死亡する可能 性または重傷を負う可能性が想定 される」内容です。 注意 この表示の欄は、「 傷害を負う可 能性また
電源アダプターコードやプラグがいたんだときは使用 しない。また、長期間使用しないときや落雷のおそれ があるときは、必ずコンセントから電源プラグを抜く。 感電、ショート、発火などの原因になります。 取付ネジ 1 〜 3 は確実に締める。 ゆるんだ状態でお使いになると、演奏時にガタ ついたり、雑音が発生したりする原因となりま す。 電源アダプターのプラグを抜くときは、電源ア ダプターコードを持たずに、必ず電源アダプ ターのプラグを持って引き抜く。 電源アダプターコードが破損して、感電や火災 が発生するおそれがあります。 エンドピンストッパーは確実に締めて固定する。 ゆるんでいると、演奏中に楽器が落下する場合 があります。 電池 指定以外の電池を使用しない。 火災、発熱、液漏れの原因になります。 使い切りタイプの電池は、充電しない。 充電すると液漏れや破裂の原因になります。 乾電池が液漏れした場合は、漏れた液に触れない。 万一、液が目や口に入ったり皮膚に付いたりした 場合は、すぐに水で洗い流し、医師に相談する。 失明や化学やけどなどのおそれがあります。 電池は一度に全部を交換する。電池は新しいも のと古いも
ごあいさつ このたびはヤマハサイレントベース™をお買い求めいただき、 まことにありがとうございます。サイレントベース™の機能 を充分に活用するために、この取扱説明書をよくお読みになっ てからご使用ください。なお、ご一読いただいた後も、不明 な点が生じた場合に備えて、保証書と共に大切に保管してい ただきますようお願い申し上げます。 目 次 安全上のご注意 .......................................................................2 本体 / 付属品 ............................................................................5 本体各部の名称 .......................................................................6 演奏準備 ...................................................................................
本体 /付属品 パッケージを開けたら、本体および付属品を確認してください。 ● 本体 ×1 ● 側板ユニット× 1 ● ミュート× 1 ● 六角レンチ× 1 ※ 電源アダプターをご使用の場合は、 別売のヤマハ電源アダプター (18 ページ参照 ) をお買い求めください。 ※ 乾 電 池 で ご 使 用 に な る 場 合 は、 6F22 (S-006P)9V 乾電池が必要 です。 オプション商品の紹介 ・ 電源アダプター ・ サイレントベース™用スタンド(BST1) ・ サイレントベース™用ひざ当て(BKS1) ・ サイレントベース™用ソフトケース(BSC1) 上記オプション商品をお求めの場合は、販売店にご相談ください。 5 001_slb100_ja_1204.
本体各部の名称 ●フロント部 ●リア部 糸巻(ペグ) 上駒(ナット) 指板 (フィンガーボード) 棹(ネック) 側板ユニット 腕当て部 側板ユニット 側板ユニット 取付ネジ1 第4弦(E) 第3弦(A) 第2弦(D) 第1弦(G) コントロール部 → 7ページ 胴(ボディ) 駒(ブリッジ) ピックアップ (駒の下部) 側板ユニット 取付ネジ3 エスカッション テールピース サドル テールワイヤー エンドピン ストッパー エンドピン 側板ユニット 取付ネジ2 6 001_slb100_ja_1204.
●コントロール部 ボリューム コントロール トーン コントロール POWERスイッチ ピックアップ バランサー (内部) POWERランプ AUX IN(外部入力) レベルコントロール コードフック 電源アダプター 接続端子 AUX IN (外部入力)端子 電池ケース 6F22(S-006P) 9V 乾電池 ヘッドフォン/ LINE OUT (外部出力) 端子 7 001_slb100_ja_1204.
演奏準備 ■ 調弦について 出荷時、サイレントベース™の弦は通常の調弦状態よりゆるめてあります。 駒の高さは標準的な高さに調整してあります。 駒の位置は輸送中にずれる場合もありますので、正しい位置に調整した上で、調弦してく ださい。 高い方が第4弦(E)側です。横から見て 大きくカーブしている面が、指版側(演 奏時に上側)になります。 【図1】 A E ● 駒は上部の山が低い方が第1弦 (G)側、 第4弦側 D 溝 G 第1弦側 ● 駒は、テールピース側の面が、胴に対 して垂直になるのが正しい位置です。 【図 2】 ● サイレントベース™の駒は、高さを調整 することができます。円柱状の脚を時 計方向に回すと高くなり、反時計方向 に回すと低くなります。【図 3】 【図1:テールピース側から見た図】 良い例 悪い例 悪い例 テールピース *1 同じ高さに 調整する 時計方向 高くなる 低くなる 駒の脚 反時計方向 直角 胴 【図2:駒は垂直に立てる】 【図3:駒高さの調整】 ● ● 駒の高さ調整は、必ず弦をゆるめて、脚を回すのに大きな力が必要ない状態にしてから行って く
● 調弦は、第1弦がG音、第2弦がD音、第3弦 第3弦(A)用 音程 上がる がA音、第4弦がE音です。 ピアノや音叉、チューナーなどの音に合わせ て、糸巻を回してチューニングしてください。 第4弦(E)用 音程 下がる 第2弦(D)用 ● 調弦後、駒のテールピース側の面が、胴に対 第1弦(G)用 して垂直になっていることを確認してくださ い。傾いている場合は弦を少しゆるめてから、 駒を両手でそっと起こしてください。 注意! テールワイヤーが正しくサドルの上に のるように調整してください。 サドル テールワイヤー ● 糸巻のトルク調整 付属の六角レンチを使って、糸巻の回転トルクを調整することが できます。 B ・ トルクが弱く、軽い接触などでツマミが回ってしまう場合 → 調整ネジを右 (時計方向:A)に回す。 ・ トルクが強く、チューニングがスムーズに行えない場合 → 調整ネジを左 (反時計方向:B)に回す。 A 9 001_slb100_ja_1204.
■ 側板ユニットの取り付け 出荷時、側板ユニットはサイレントベース™本体から外してあります。 以下の手順で側板ユニットを本体に正しくセットしてからお使いください。 1. 側板ユニットの上部腕当て部を、ストッパー が当たるところまで開きます。 取付ネジ 1 3 2. サイレントベース™本体最下部にある「取付 ネジ 2」を十分にゆるめておきます。 3. 側板ユニットの下部切り欠き部が、サイレン トベース™本体の「取付ネジ 2」にはまるよう に差し込みながら、側板ユニット上部のくぼ みをベース本体上部の肩に乗せるようにゆっ くりと押し込みます。 4 締める 1 4. 側板ユニット上部の「取付ネジ 1」を時計方向 に回してネジを締め付け、ベース本体に固定 します。 5. ベース本体最下部の「取付ネジ 2」を時計方向 (下から見て)に回してネジを締め付け、ベー ス本体に固定します。 6.
■ エンドピンについて エンドピンストッパーをゆるめ、エンドピ ンを引き出し、演奏しやすい高さの位置で エンドピンストッパーをしっかりと締めて 固定します。 締まる ゆるむ エンドピンストッパー ● 注意! 演奏中に楽器が落下しないよ う、エンドピンストッパーは確 実に締めて固定してください。 エンドピン ■ 別売ソフトケースへの収納 別売のサイレントベース™用ソフトケースに収納する場合は、サイレントベース™から側板ユ ニットを外し、下図のようにして分けて入れてください。 ● 側板ユニットは、ケース内のマジックテープ(2 ヶ所)でしっかりと固定してください。 ● 弓を収納する際は、必ず弓用のハードケースに入れた上で、ソフトケースの弓用ポケットに入れ、 マジックテープ(1 ヶ所)でしっかりと固定してください。 ● ソフトケースに入れた状態で横に置く場合は、本体側を下面(側板ユニット側を上面)にしてくだ さい。 サイレントベース™本体 弓用ハードケース 側板ユニット マジックテープ 弓用ポケット ソフトケースは、駒など各部品の損傷を保障するものではありません。 ソフトケースは、あくま
■ 弦の交換について 弦は古くなると、音質が劣化し、調弦しても音程が合わなくなります。 弦が古くなったと感じたら、早めに新しい弦に交換しましょう。 弦は、弦長1,054mm(41.5インチ)に適合する、市販のコントラバス用弦をお買い求め ください。 注意! ● 弦の先は鋭利になっています。指に刺したりしないように気を付けてください。 ● 弦の交換や調整の際、顔を楽器に近づけすぎないようにしてください。不意に弦が 切れて目を傷つけるなど、思わぬけがの原因となることがあります。 弦の巻き方 1. 弦の端のボールをテールピースの弦穴に引っ掛けます。この時、弦穴の溝にボールを 確実に収めてください。 * ボールエンドが弦穴よりも大きい場合は、テールピース裏側から弦を通してください。 テールピースの弦穴に ボールを引っ掛ける 弦 ボール 2.
この時、駒が弦に引きずられて指板の方 向に倒れないように注意してください。 また、それぞれの弦が駒の溝に収まるよ うにセットしてください。 良い例 悪い例 * 駒はテールピース側の面が、胴に対して垂直 になるように立ててください。 悪い例 テールピース 直角 3.
電源の準備 サイレントベース™は、 電源として乾電池と家庭用コンセントの両方を使うことができます。 電源の準備をする前に、本体リア部の POWER スイッチを OFF にしてください。 ■ 乾電池を使うときは 1. 本体裏面にある電池ケースの、 “OPEN”と書いてあ るツメを手前に引いて電池ケースを引き出し、フタ を開けます。 電池ケース フタ 2. 乾電池(6F22(S -006P) 9V乾電池) をケースに入 れます。イラストを参考に、向きと極性(+/−)を 間違えないように入れてください。 6F22(S-006P) 3.
使用方法(コントロール部) 1. リア部のPOWERスイッチを“ON”の位置にします。 サイレントベース™の電源が入り、ランプが点灯します。 /LINE OUT 端子と、ベースアンプやパワー 2. リア部の ドスピーカーなどの入力端子とを、標準フォーンプラグ のケーブルで接続します。また、この端子にヘッドフォ ンを接続すれば、外部に大きな音を漏らさないようにし てお楽しみいただくことができます。 ● 接続は、ベースアンプ・パワードスピー カーなどの出力ボリュームを絞るか電源 を OFF にした状態で行ってください。 ● ヘッドフォンを耳に当てた状態では、プ ラグの抜き差しをしないでください。 注意! 音量を調整 低音を強調 高音を強調 3. 演奏してVOLUMEノブを回し、適度な音量になるよう に調整します。 注意! ● 大きな音量で長時間ヘッドフォンを使用しな いでください。聴覚障害の原因になります。 ● 強く弾いた際に音が歪む場合は、VOLUME ノブを少し左に戻してください。 4.
外部機器との接続 電源アダプターのコード ● コードフック使用例 サイレントベース™ 電源アダプターのコードを コードフックに引っ掛ける (コードの抜け防止) コードフック 電源アダプター AC100V コンセント ヘッドフォン(市販) 6F22(S-006P) 9V乾電池 または AUX IN DC-IN 12V /LINE OUT LINE IN 端子などへ ベースアンプ / パワードスピーカー LINE OUT 端子 などから CD プレイヤー MDP10 (ミュージックデータプレイヤー) 電子チューナー カラオケ伴奏 (CD)再生 * 50W以上推奨 ミキサーや録音機器 伴奏データ (フロッピーディスク)再生 カセットレコーダー (演奏の再生) 電子メトロノーム 外部機器と接続する際は、接続端子の形状を確認し、必ず端子の規格に合った プラグのケーブルを用い、確実に接続してください。 16 001_slb100_ja_1204.
■ 入力端子(AUX IN 端子) ■ 出力端子(LINE OUT 端子) ● リア部のAUX IN端子は、外部機器から ● リア部の のステレオ音声信号を入力する端子です。 市販のオーディオケーブルで、CDプレー ヤーやテープレコーダーなどのオーディ オ機器の出力端子と接続すれば、外部機 器の演奏をバックに練習することができ ます。 また、楽器練習に便利な多彩な機能を装 備した、ヤマハミュージックデータプレイ ヤー MDP10を接続することもできます。 /LINE OUT端子は、サイ レントベース™の音声信号を出力する端 子です。 ヘッドフォンの代わりに、市販のステレ オ(またはモノラル)標準フォーンプラ グケーブルで、外部のベースアンプ、パ ワードスピーカー、ミキシングコンソー ルなどの入力端子と接続すれば、サイレ ントベース™の演奏音を外部機器で鳴ら したり、録音することができます。 電子チューナーのINPUT端子と接続す れば、電子楽器のように出力信号を使っ てチューニングすることができます。 ● AU X IN端子から入力される音声信号 のボリュームは、AUX INレベルコント ロール
■ 本体仕様 棹 メープル 胴 スプルース+マホガニー 指板 ローズウッド 駒 メープル (高さ調整可能) 側板ユニット ブナ+アルミフレーム 糸巻 ウォームギア方式 テールピース エボニー 弦 コントラバス用弦 (ボールエンドタイプ) センサー 新開発ピックアップ (2センサータイプ) 電気 ● ● ● ● 電源 AUX IN(レベル調整付) (ヘッドフォン)/LINE OUT 共用出力端子 ボリューム トーンコントロール POWER スイッチ(OFF/ON) 電池: 6F22(S-006P)/6LR61:9V乾電池×1個* *充電式乾電池は使用不可 ● ● ● 電源アダプター (別売): Yamaha PA3C(日本でご使用の場合)、 PA130(海外でご使用の場合)、DC12V/700 mA 消費電力 2.5W (PA3C 使用時)、1.0W (PA130, PA130A 使用時)、1.
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