User Manual
各部の名称とはたらき
15 Viscount Sonus 40 取扱説明書
9 フロント接続パネル
このパネルには、頻繁に使う端子やコントローラーがあります。
• [MASTERVOLUME]:主音量を調節します。
• [MIDITHRU]:[MIDIIN]端子から受信したMIDIデータを他のMIDI楽器に再送信するための端子です。
• [MIDIOUT]:本機が生成したMIDIデータを送信するMIDI出力端子です。
• [MIDIIN]:外部MIDI機器から送信されたデータを受信するMIDI入力端子です。
• [USB]:2 つの USB 端子を装備しています。左側はコンピューターに接続して、楽器の設定プログラムを使用する
場合に使用します。右側はUSBメモリー(本機には付属していません)を接続します。オルガン設定や内蔵シーケン
サーで録音した曲を保存できます。
• [PHONES]:ヘッドフォンを接続します。接続すると内蔵アンプの音はミュートされます。
• [REVERBVOLUME]:リバーブ効果のレベルを調節します。
0 本機全体のコントローラー
以下のコントローラーは、それぞれのセクションではなく、本機全体にはたらきます。
• [MEM. BANK +]/[MEM.BANK−]:メモリーバンクを選択します。選択したメモリーバンクの番号は、メモ
リーバンクディスプレイ(④項)に表示されます。
• [A.P]:第Ⅰ手鍵盤で足鍵盤の音色を演奏できる、オートマチックペダル機能をオンにします。この場合、オルガン
の足鍵盤から音が出なくなり、手鍵盤で最も低い音符を優先して発音します(モノフォニーで発音します)。
• [ENC]:
エンクローズド機能がオンのとき、[MAN. Ⅱ]のエクスプレッションペダル(⑫項)を使用して、全体の音量
を調節します。
• [T]:トゥッティを呼び出します。トゥッティの設定は変更できます。⑥項の手順をご覧ください。
• [C]:キャンセルボタンです。すべてのストップ、トレモロ、カプラー、手鍵盤上のその他のボタンをオフにします。
A 設定画面(コントローラー / プログラミング)セクション
このセクションのボタン類とディスプレイを使用して本機と内蔵シーケンサーをプログラムし、設定します。
• [VOLUMES]:すべてのボリュームを調節するための画面を表示します。
• [SEQUENC.]:本機の内蔵シーケンサーを使用するための画面を表示します。
• [FIELD▲]/[FIELD▼]:カーソルを移動するためのボタンです。カーソルを合わせた項目は反転表示されます。
[FIELD▲]ボタンはカーソルを上または前の項目に、[FIELD ▼]ボタンはカーソルを下または次の項目に移動し
ます。
• [VALUE+]/[VALUE−]:パラメーターの値(数字またはアルファベット)を調節するためのボタンです。
[VALUE+]ボタンで値が増加し、[VALUE−]ボタンで値が減少します。
• [ENTER]/[EXIT]:ディスプレイのメニューにアクセスしたり、終了したりするボタンです。システムのメッセー
ジを確認またはキャンセルするときに使用します。メニューにアクセスまたは確認する場合は[ENTER]ボタン
を、メニューを終了またはキャンセルする場合は[EXIT]ボタンを押します。
B エクスプレッションペダル
エクスプレッションペダルは1つまたは複数のセクションの音量を常にコントロールし、種々のダイナミックな効果
を生むために使用します。
• [MAN.Ⅰ/PEDAL]:第Ⅰ手鍵盤と足鍵盤の音量を同時に連続的に調整します。
• [MAN. Ⅱ]:第Ⅱ手鍵盤の音量を連続的に調整します。オーケストラボイスのサステイン効果を調節するためのレ
バーシステムが組み込まれています。
メモ:
• MIDIインターフェースの詳細については、29ページをご覧ください。
• USBメモリーの詳細については、30ページをご覧ください。
メモ:
本機の電源を入れると、常にメモリーバンク1番が選択されます。