User Manual
SWP2取扱説明書
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5. 本製品の再起動の完了後、YamahaLAN
Monitor経由でWebGUIに再度アクセスする。
NOTE
再起動中はWebGUIを開いているコンピューターが本製品と
通信できない状態(コンピューターのネットワークアダプタの
状態表示で「ネットワークケーブルが接続されていない」と表
示されます)になりますが、再起動が完了すると通信状態が復
旧します。本製品のPOWERインジケーターの点滅終了後に、
WebGUIを開いているパソコンの通信状態が復旧しているこ
とを確認してから「機器詳細」ビューにあるWebGUIボタン
をクリックしてください。
coldstartコマンドで工場出荷時
の状態に戻す
CONSOLEポートやTelnet、SSHクライアントを使用し
てコマンドラインから設定を工場出荷時の状態に戻すこと
ができます。
コンピューターの準備
コンピューターのシリアル(COM)ポートを制御するターミ
ナルソフトウェアが必要です。
ターミナルソフトウェアのパラメーターを、以下のように
設定します。
1. SWP2とコンピューターをコンソールケーブルで
接続する。
コンピューターと本製品のCONSOLEポートを、
RJ-45/DB-9コンソールケーブルで接続します。
2. SWP2の電源を確認する。
SWP2の電源が入っていないときは、「ACIN端子」
(12ページ)を参照し電源を入れます。SWP2の電源
が入り、コマンドラインが使用できる状態になると起
動メッセージがパソコンのコンソール画面に表示され
ます。
すでに電源が入っているときは、起動メッセージは表
示されません。
3. <Enter>キーを押す。
ユーザー名入力待ち状態になります。
事前にユーザー名を設定している場合は、ユーザー名
を入力します。
工場出荷時の状態は、ユーザー名が設定されていない
ので入力は不要です。
4. <Enter>キーを押す。
パスワード入力待ち状態になります。
事前にパスワードを設定している場合は、パスワード
を入力します。
工場出荷時の状態およびパスワードを設定していない
場合は、入力は不要です。
5. <Enter>キーを押す。
パスワード認証が成功するとコマンドプロンプトが表
示され、コマンドを入力することができます。
6. enableを入力し<Enter>キーを押す。
特権EXECモードに変更します。
7. coldstartコマンドを入力し<Enter>キーを押
す。
管理パスワードの入力が要求されます。
事前にパスワードを設定している場合は、パスワード
を入力します。
工場出荷時の状態およびパスワードを設定していない
場合は、入力は不要です。
8. <Enter>キーを押す。
本製品が工場出荷時の状態へ戻り、本製品が再起動し
ます。
起動時に<I>キーを入力し工場出荷
時の状態に戻す
SWP2の起動時に大文字の<I>を入力することで設定を工
場出荷時の状態に戻すことができます。ここでは、電源
コードの抜き差しによる場合で説明します。reloadコマン
ドによるSWP2起動時も同じ手順です。
ここでは、「coldstartコマンドで工場出荷時の状態に戻
す」の手順1までの操作をしたことを前提に説明します。
1. 本製品の電源コードを抜き差しする。
2. 再起動後、コンソール画面にBootROMVerが表
示されてから1秒以内に大文字の<I>を入力する。
3. 初期化実行有無の画面が表示されたら<y>キーを
押し、初期化を実行する。
初期化が実行されます。
パラメーター 設定値
データ転送速度 9600bps
キャラクタービット長 8
パリティチェック なし
ストップビット数 1
フロー制御 Xon/Xoff