User Manual

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[ノート]
本コマンドは switchport mode trunk コマンドが設定されている LAN/SFP+ポートおよび論理インターフェースにの
み設定可能。
論理インターフェースを対象として本コマンドを設定した場合は、そのインターフェースに所属する全ての LAN/
SFP+ポートの設定が変更される。
ポート種別をアクセスポートに変更した場合は、本コマンドの設定が初期設定に戻る。
all または except を指定して設定した場合は、その後に変更した vlan コマンドの内容が常に反映される。
all または except を指定して設定した場合は、以下の設定を行うと、残りの所属している VLAN ID add で指定し
た設定に変更される。
remove を指定して所属している VLAN ID を削除した場合
switchport trunk native vlan コマンドで所属している VLAN ID を指定した場合
except を指定して設定を行った後、add を指定して除外していた VLAN ID に所属させた場合は、所属している VLAN
ID add で指定した設定に変更される。
remove を指定した後に所属していない VLAN ID を指定するとエラーになる。
本コマンドと switchport trunk native vlan コマンドの設定は、後着優先となる。
本コマンドで所属させた VLAN ID を指定して switchport trunk native vlan コマンドを設定した場合、指定した
VLAN ID から脱退させられる。
switchport trunk native vlan コマンドで設定されている VLAN ID を指定して所属させた場合、switchport trunk
native vlan none が設定される。
switchport trunk allowed vlan add コマンドで、vlan-ids "-"","を組み合わせて指定した場合、古いバージョン(Rev.
2.00.08 以前)に戻すとコマンド設定に失敗する。結果として、正常に通信できなくなる可能性がある。(設定例:
switchport trunk allowed vlan add 101,103-105)
[設定例]
LAN ポート #1 をトランクポートに設定して VLAN #2 に所属させる。
SWP2(config)#interface port1.1
SWP2(config-if)#switchport mode trunk
SWP2(config-if)#switchport trunk allowed vlan add 2
6.2.9 トランクポート(タグ付きポート)のネイティブ VLAN の設定
[書式]
switchport trunk native vlan vlan-id
switchport trunk native vlan none
no switchport trunk native vlan
[キーワード]
none :
ネイティブ VLAN を無効にする
[パラメーター]
vlan-id : <1-4094>
vlan コマンドで設定されている VLAN ID
[初期設定]
switchport trunk native vlan 1
[入力モード]
インターフェースモード
[説明]
対象インターフェースのネイティブ VLAN を設定する。
none を指定した場合は、ネイティブ VLAN が無効になる。これにより対象インターフェースでは、受信したタグな
しフレームを破棄する。
no 形式で実行した場合は初期設定に戻る。
コマンドリファレンス | Layer 2 機能 | 183