User Manual

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有効にした場合は、IP ヘッダーの TTL 値が不正(1 以外) IGMP パケットを破棄する。
無効にした場合は、当該パケットを破棄せず、TTL 値を 1 に補正して転送する。
[ノート]
本コマンドは VLAN インターフェースにのみ設定できる。
[設定例]
VLAN #2 IGMP パケットの TTL 値検証機能を有効にする。
SWP2#configure terminal
SWP2(config)#interface vlan2
SWP2(config-if)#ip igmp snooping check ttl enable
VLAN #2 IGMP パケットの TTL 値検証機能を無効にする。
SWP2#configure terminal
SWP2(config)#interface vlan2
SWP2(config-if)#ip igmp snooping check ttl disable
8.2.7 IGMP バージョンの設定
[書式]
ip igmp snooping version version
no ip igmp snooping version
[パラメーター]
version : <2-3>
IGMP バージョン
[初期設定]
ip igmp snooping version 3
[入力モード]
インターフェースモード
[説明]
IGMP のバージョンを設定する。
no 形式で実行すると、IGMP バージョンを初期設定(V3)に戻す。
[ノート]
本コマンドは VLAN インターフェースにのみ設定できる。
設定と異なるバージョンの IGMP パケットを受信した場合、以下の動作となる。
V2 設定時
V3 クエリーを受信した場合、V2 クエリーとして転送
V3 レポートを受信した場合、破棄
V3 設定時
V2 クエリーを受信した場合、V2 クエリーとして転送
V2 レポートを受信した場合、V3 レポートとして転送
[設定例]
VLAN #2 IGMP バージョンを 2 に設定する。
SWP2#configure terminal
SWP2(config)#interface vlan2
SWP2(config-if)#ip igmp snooping version 2
VLAN #2 IGMP バージョンを初期値に戻す。
SWP2#configure terminal
SWP2(config)#interface vlan2
SWP2(config-if)#no ip igmp snooping version
8.2.8 IGMP レポート抑制機能の設定
[書式]
ip igmp snooping report-suppression switch
238 | コマンドリファレンス | IP マルチキャスト制御