User Manual

Table Of Contents
[パラメーター]
dscp-list : <0 - 63>
分類条件として使用する IP ヘッダの DSCP(DiffServ Code Point)フィールド値。最大 8 個まで
登録できる。
[入力モード]
クラスマップモード
[説明]
トラフィッククラスの分類条件に IP ヘッダの DSCP(DiffServ Code Point)フィールド値を使用する。
no 形式で実行した場合、DSCP による条件設定を削除する。
登録数の上限(8 )まで、設定を繰り返すことができる。
[ノート]
本コマンドを実行するには、QoS を有効にしておくこと。
[設定例]
クラスマップ"class1"の分類条件に DSCP "48""56"を設定する。
SWP2(config)#class-map class1
SWP2(config-cmap)#match ip-dscp 48 56
9.2.17 トラフィック分類条件の設定(Ethernet Type)
[書式]
match ethertype type
match ethertype type tagged
match ethertype type untagged
no match ethertype
[キーワード]
tagged :
条件に VLAN タグ付きを指定する
untagged :
条件に VLAN タグなしを指定する
[パラメーター]
type :
イーサネットフレームのタイプを指定する。
設定値 説明
0xXXXX
タイプ値の 16 進表記
any
全てのフレーム
[入力モード]
クラスマップモード
[説明]
トラフィッククラスの分類条件にイーサネットフレームのタイプ値と VLAN タグの有無を使用する。
no 形式で実行した場合、イーサネットフレームのタイプ値と VLAN タグの有無による条件設定を削除する。
既に match ethertype コマンドで設定を行っている場合は、内容を変更する。
[ノート]
本コマンドを実行するには、QoS を有効にしておくこと。
tagged 指定はアクセスポートに適用した場合無効となる(アクセスポートではタグ付きフレームを扱わないため)
[設定例]
クラスマップ"class1"の分類条件に、イーサネットフレームのタイプ値"0x0800"を設定する。
SWP2(config)#class-map class1
SWP2(config-cmap)#match ethertype 0x0800
270 | コマンドリファレンス | トラフィック制御