User Manual

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[ノート]
本コマンドを実行するには、QoS を有効にしておくこと。
指定したポリシーマップが生成済みの場合、前回の設定に対して変更が行なわれる。 ただし、ポリシーマップが
LAN/SFP+ポートおよび論理インターフェースに適用済みの場合、編集・削除することはできない。
[設定例]
LAN ポート #1 の受信フレームに対して以下の設定をする。
10.1.0.0 のネットワークからのトラフィックを許可
CIR:48kbps, CBS:12kbyte, EBS:12kbyte で、帯域クラスを分類
Green:転送、Yellow:DSCP 値を 10 に書き換え、Red:破棄
[トラフィッククラスの定義]
SWP2(config)#access-list 1 permit any 10.1.0.0 0.0.255.255 any
SWP2(config)#class-map class1
SWP2(config-cmap)#match access-list 1
SWP2(config-cmap)#exit
[ポリシーの設定]
SWP2(config)#policy-map policy1
SWP2(config-pmap)#class class1
SWP2(config-pmap-c)#police 48 12 12 yellow-action remark red-action drop
SWP2(config-pmap-c)#remark-map yellow ip-dscp 10
SWP2(config-pmap-c)#exit
SWP2(config-pmap)#exit
SWP2(config)#interface port1.1
SWP2(config-if)#service-policy input policy1
9.2.22 受信フレームに対するポリシーマップの適用
[書式]
service-policy input name
no service-policy name
[パラメーター]
name :
適用するポリシーマップ名
[入力モード]
インターフェースモード
[説明]
ポリシーマップを該当する LAN/SFP+ポートおよび論理インターフェースに適用する。
no 形式で実行した場合、LAN/SFP+ポートおよび論理インターフェースからポリシーマップを解除する。
[ノート]
本コマンドを実行するには、QoS を有効にしておくこと。
既にポリシーマップが LAN/SFP+ポートおよび論理インターフェースに適用済みの場合、エラーとなる。
ポリシーマップに関連付けられたクラスマップについて、LAN/SFP+ポートおよび論理インターフェースのトラスト
モードと対応しない設定が一つでも含まれていた場合、エラーとなる。 クラスマップの設定のうち、トラストモー
ドによる適用制限があるコマンドは以下のとおり。
トラストモード コマンド 制限内容
CoS
set ip-dscp-queue 使用不可
DSCP
set cos-queue 使用不可
コマンドリファレンス | トラフィック制御 | 273