User Manual

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[説明]
パスワードの暗号化を有効にする。
有効にすると、password コマンド、enable password コマンド、username コマンドで入力したパスワードを、コン
フィグ中では暗号化された形式で保存する。
no 形式で実行した場合は、パスワードの暗号化を無効化し、password コマンド、enable password コマンド、username
で入力したパスワードを、コンフィグ中では平文のまま保存する。
[ノート]
パスワードの暗号化を無効から有効に変更した場合は、既に設定済みのパスワードは平文から暗号化された形式に
変更されるが、有効から無効に変更した場合は、既に暗号化されているコンフィグ中のパスワードは平文には戻ら
ない。
[設定例]
パスワードの暗号化を有効にする。
SWP2(config)#password-encryption enable
パスワードの暗号化を無効にする。
SWP2(config)#no password-encryption
4.2 ユーザーアカウント管理
4.2.1 ユーザーの設定
[書式]
username username [privilege privilege] password password
no username username
[キーワード]
privilege :
ユーザーの権限を指定する
password :
ユーザーのパスワードを指定する
[パラメーター]
username :
ユーザー名
半角英数字(32 文字以内)
privilege :
特権を付与するか否か
設定値 説明
on
特権 EXEC モード移行時にパスワードの入
力が求められない
Administrator 権限で Web GUI にアクセスで
きる
off
特権 EXEC モード移行時にパスワードの入
力が求められる
Guest 権限で Web GUI にアクセスできる
password :
ユーザーのログインパスワード
半角英数字および " ' | > ? と空白文字を除く半角記号(32 文字以内)
最初の文字は半角英数字でなければいけない
[初期設定]
なし
[入力モード]
グローバルコンフィグレーションモード
コマンドリファレンス | 保守・運用機能 | 31