User Manual

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[説明]
ユーザー情報を設定する。
ユーザー情報は最大で 33 件まで登録できる。 ただし、privilege off のユーザーは最大 32 件まで、privilege on のユー
ザーは 必ず 1 件必要となる。
以下の単語はユーザー名として登録できない。
lp, adm, bin, ftp, gdm, man, rpc, sys, xfs, halt, mail, news, nscd, sync, uucp, root, sshd, games, daemon, gopher, nobody,
ftpuser, mtsuser, rpcuser, mailnull, operator, shutdown
デフォルトパスワードである admin はパスワードとして使用できない。
[ノート]
password-encryption コマンドが設定されていた場合、パスワードは暗号化されコンフィグ上では"username
username 8 password password"の形式で表示される。
ユーザーはコマンドラインからコンフィグ設定するとき、この形式で入力することはできない。
起動時に、privilege on のユーザーが 1 つも設定されていない場合は、初期管理ユーザー(admin/admin)を追加する。
起動時に、パスワードが設定されていないユーザーは、ユーザー名と同じ文字列をパスワードに自動設定する。
[設定例]
ユーザー user1234 を設定する。
SWP2(config)#username user1234 password user_pass
特権を付与したユーザー user1234 を設定する。
SWP2(config)#username user1234 privilege on password user_pass
4.2.2 ユーザー権限の変更
[書式]
username username privilege privilege
[キーワード]
privilege :
ユーザーの権限を指定する
[パラメーター]
username :
ユーザー名
半角英数字(32 文字以内)
privilege :
特権を付与するか否か
設定値 説明
on
特権 EXEC モード移行時にパスワードの入
力が求められない
Administrator 権限で Web GUI にアクセスで
きる
off
特権 EXEC モード移行時にパスワードの入
力が求められる
Guest 権限で Web GUI にアクセスできる
[初期設定]
なし
[入力モード]
グローバルコンフィグレーションモード
[説明]
登録済みのユーザーの権限を変更する。
[ノート]
未登録のユーザーには設定できない。
32 | コマンドリファレンス | 保守・運用機能