User Manual

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[設定例]
SNMPv1 を使用し、トラップの送信先を 192.168.100.11 に設定する。トラップのコミュニティー名を snmptrapname
に指定する。
SWP2(config)#snmp-server host 192.168.100.11 traps version 1 snmptrapname
SNMPv2c を使用し、通知メッセージの送信先を 192.168.100.12 に設定する。通知タイプを informs通知先のコミュ
ニティー名を snmpinformsname に指定する。
SWP2(config)#snmp-server host 192.168.100.12 informs version 2c snmpinformsname
SNMPv3 を使用し、通知メッセージの送信先を 192.168.10.13 に設定する。通知タイプを traps送信する時のセキュ
リティーレベルを priv に、ユーザー名を admin1 に指定する。
SWP2(config)#snmp-server host 192.168.10.13 traps version 3 priv admin1
4.12.2 システム起動時に通知メッセージを送信するまでの待機時間の設定
[書式]
snmp-server startup-trap-delay sec
no snmp-server startup-trap-delay
[パラメーター]
sec : <10-600>
待機時間()
[初期設定]
snmp-server startup-trap-delay 10
[入力モード]
グローバルコンフィグレーションモード
[説明]
システム起動時に、SNMP 通知メッセージ(トラップ)を送信するまでの待機時間を設定する。
システム起動後、待機時間が経過するまでに生成された SNMP 通知メッセージは、待機時間経過後に送信される。
no 形式で実行した場合は、設定を削除する。
[ノート]
待機時間の計測開始、終了は、以下のログが出力されたタイミング。
[ SNMP]:dbg: SNMP startup trap delay timer start (delay_sec : XX)
[ SNMP]:dbg: SNMP startup trap delay timer end (delay_sec : XX)
[設定例]
システム起動時に、SNMP 通知メッセージを送信するまでの待機時間を 30 秒に設定する。
SWP2(config)#snmp-server startup-trap-delay 30
4.12.3 送信する通知メッセージタイプの設定
[書式]
snmp-server enable trap trap_type [trap_type]
no snmp-server enable trap
[パラメーター]
trap_type :
トラップの種類
60 | コマンドリファレンス | 保守・運用機能