User Manual

Table Of Contents
DSCP リマーキング値
[入力モード]
ポリシーマップ・クラスモード
[説明]
個別ポリサーで分類した帯域クラス Yellow, Red に対するリマーキング動作の設定を行う。また、トラストモードに
対応した送信キュー ID テーブルに基づき、送信キューの再割り当てを行う。
リマーキングは、CoS 値、TOS 優先度、DSCP 値のいずれかを選択することができる。
no 形式で実行した場合、リマーキング設定を削除する。
リマーキングを行うためには、本コマンドの設定のほか、police コマンド(ポリシーマップ・クラスモード)で該当す
る帯域クラスのアクションを"remark"に設定しておく必要がある。
[ノート]
本コマンドを実行するには、QoS を有効にしておくこと。
リマーキングは、プレマーキングや送信キューの指定と併用することができる。
RFC で推奨されていない DSCP 値へのプレマーキング/リマーキングは、4 種類までをユーザー定義値として使用す
ることができる。RFC で推奨される DSCP 値は、下表のとおり。
PHB
DSCP
RFC
default 0 2474
Class Selector 0, 8, 16, 24, 32, 40, 48, 56 2474
Assured Forwarding 10, 12, 14, 18, 20, 22, 26, 28, 30, 34, 36,
38
2597
Expedited Forwarding(EF) 46 2598
[設定例]
LAN ポート #1 の受信フレームに対して以下の設定をする
10.1.0.0 のネットワークからのトラフィックを許可
CIR:48kbps, CBS:12kbyte, EBS:12kbyte で、帯域クラスを分類
Green:転送、Yellow:DSCP 値を 10 に書き換え、Red:破棄
[トラフィッククラスの定義]
SWP2(config)#access-list 1 permit any 10.1.0.0 0.0.255.255 any
SWP2(config)#class-map class1
SWP2(config-cmap)#match access-list 1
SWP2(config-cmap)#exit
[ポリシーの設定]
SWP2(config)#policy-map policy1
SWP2(config-pmap)#class class1
SWP2(config-pmap-c)#police 48 12 12 yellow-action remark red-action drop
SWP2(config-pmap-c)#remark-map yellow ip-dscp 10
SWP2(config-pmap-c)#exit
SWP2(config-pmap)#exit
SWP2(config)#interface port1.1
SWP2(config-if)#service-policy input policy1
9.2.29 集約ポリサーの生成
[書式]
aggregate-police name
no aggregate-police name
[パラメーター]
name :
集約ポリサー名称 (20 文字以下、大文字小文字を区別する)
[入力モード]
グローバルコンフィグレーションモード
コマンドリファレンス | トラフィック制御 | 263