User Manual

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mode
説明
passive
LACP PASSIVE モードで機能させる。
PASSIVE モードでは、対向機器から LACP
フレームを受信した場合にのみ LACP フレ
ームを送信する。
[入力モード]
インターフェースモード
[説明]
対象インターフェースを link-id で指定した LACP 論理インターフェースに所属させる。
no 形式で実行した場合は、対象インターフェースを LACP 論理インターフェースから脱退させる。
[ノート]
本コマンドは LAN/SFP ポートにのみ設定可能。
LACP 論理インターフェースに LAN/SFP ポートを所属させた場合は、当該 LAN/SFP ポートに lacp timeout long が設
定される。
また、LACP 論理インターフェースから脱退させた場合は、当該 LAN/SFP ポートの lacp timeout コマンドの設定が
削除される。
LACP 論理インターフェースが存在しない link-id に対して、LAN/SFP ポートを所属させる場合は、新たに LACP
理インターフェースが生成される。
LACP 論理インターフェースから脱退させた結果、所属する LAN/SFP ポートが無くなった場合は、LACP 論理イン
ターフェースが削除される。
1 つの LACP 論理インターフェースに最大 12 LAN/SFP ポートを所属させることができる。
所属する LAN/SFP ポート数が、8 つまでは LACP 論理インターフェースに即時に束ねられ、8 つを越えた分につい
ては障害発生に備えての待機ポートとなる。
通信モードが半二重の LAN/SFP ポートは LACP リンクアグリゲーションに対応しない。(所属は可能だが LACP
ンクアグリゲーションとして動作はしない。)
通信速度が異なる LAN/SFP ポートが同一 LACP 論理インターフェースに所属している場合の動作は異速度リンク
アグリゲーションの設定に依存する。 詳細は lacp multi-speed コマンドを参照のこと。
既に存在している LACP 論理インターフェースに対して LAN/SFP ポートを所属させる場合は、LAN/SFP ポートと
LACP 論理インターフェースで、以下の設定を全て一致させること。設定が異なる場合はエラーとなる。
VLAN の設定
QoS のトラストモード設定(デフォルト CoS 値、ポート優先度を含む)
新たに LACP 論理インターフェースが生成される場合は、LAN/SFP ポートの上記設定が LACP 論理インターフェー
スの初期設定となる。
LAN/SFP ポートを LACP 論理インターフェースに所属させると、MSTP の設定が初期設定値に戻る。
また、LACP 論理インターフェースから脱退した場合も MSTP の設定が初期設定値に戻る。
1 つの LAN/SFP ポートを複数の論理インターフェースに所属させることは出来ない。
no 形式で脱退させてから異なる論理インターフェースに所属させること。
[設定例]
LAN ポート #1 ACTIVE モードで LACP 論理インターフェース #10 に所属させる。
SWR2310(config)#interface port1.1
SWR2310(config-if)#channel-group 10 mode active
5.2.4 LACP 論理インターフェースの状態表示
[書式]
show etherchannel [ifname]
[パラメーター]
ifname :
LAN/SFP ポートのインターフェース名
LACP 論理インターフェースを構成しているインターフェース
152 | コマンドリファレンス | インターフェース制御