User Manual

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5.3.5 IEEE 802.1X 認証の未認証ポートでの転送制御の設定
[書式]
dot1x control-direction direction
no dot1x control-direction
[パラメーター]
direction :
未認証ポートでのパケット転送動作を設定
転送動作 説明
both
送受信とも破棄する。
in
受信のみ破棄する。
[初期設定]
dot1x control-direction both
[入力モード]
インターフェースモード
[説明]
対象インターフェースに対して、IEEE 802.1X 認証の未認証時のパケット転送動作を変更する。
no 形式で実行した場合は、初期設定に戻る。
both を指定している場合、サプリカントから受信したパケットを破棄し、他のポートから サプリカントの接続され
ているインターフェースへのブロードキャスト/マルチキャストパケットも破棄する。
in を指定している場合、サプリカントから受信したパケットのみを破棄し、他のポートから サプリカントの接続さ
れているインターフェースへのブロードキャスト/マルチキャストパケットは転送する。
[ノート]
本コマンドは LAN/SFP ポートおよび論理インターフェースにのみ設定可能。
対象インターフェースで、ホストモードをマルチサプリカントモードに設定した場合や MAC 認証と併用した場合
は、自動的に in となる。
対象インターフェースでゲスト VLAN の設定をしている場合は、本コマンドの設定自体が無効となる。
本コマンドの設定を変更すると、認証状態は初期状態に戻る。
本コマンドを使用するためには、対象インターフェースでポート認証機能を有効にする必要がある。 (dot1x port-
control コマンド)
[設定例]
LAN ポート #1 の未認証ポートでのパケット転送動作を受信のみ破棄にする。
SWR2310(config)#interface port1.1
SWR2310(config-if)#dot1x control-direction in
5.3.6 EAPOL パケットの送信回数の設定
[書式]
dot1x max-auth-req count
no dot1x max-auth-req
[パラメーター]
count : <1-10>
EAPOL パケットの最大送信回数
[初期設定]
dot1x max-auth-req 2
[入力モード]
インターフェースモード
[説明]
対象インターフェースに対して、EAPOL パケットの送信回数の最大値を設定する。
コマンドリファレンス | インターフェース制御 | 163