User Manual

Table Of Contents
動作モード 説明
single-host
1 ポートあたり 1 サプリカントのみ通信を許
可するモードで、 最初に認証をパスしたサプ
リカントのみを許可する
multi-host
1 ポートあたり複数サプリカントの通信を許
可するモードで、 最初のサプリカントが認証
をパスすると、同じポート配下の サプリカン
トは認証を行わなくても通信が可能となる
multi-supplicant
1 ポートあたり複数サプリカントの通信を許
可するモードで サプリカント毎に通信の許
可・拒否を決定する
[初期設定]
auth host-mode single-host
[入力モード]
インターフェースモード
[説明]
対象インターフェースに対して、ポート認証の動作モードを変更する。
no 形式で実行した場合は、初期設定に戻る。
[ノート]
本コマンドは LAN/SFP ポートおよび論理インターフェースにのみ設定可能。
本コマンドの設定を変更すると、認証状態は初期状態に戻る。
マルチサプリカントモードでダイナミック VLAN を利用する場合、サプリカント単位で VLAN を指定することが可
能。
マルチホストモードでダイナミック VLAN を利用する場合、2 番目以降のサプリカントは最初のサプリカントが適
用した VLAN ID が適用される。
本コマンドを使用するためには、対象インターフェースでポート認証機能を有効にする必要がある。 (dot1x port-
control コマンド、auth-mac enable コマンド、auth-web enable コマンド)
[設定例]
LAN ポート #1 をマルチサプリカントモードに変更する。
SWR2310(config)#interface port1.1
SWR2310(config-if)#auth host-mode multi-supplicant
5.3.11 再認証の設定
[書式]
auth reauthentication
no auth reauthentication
[初期設定]
no auth reauthentication
[入力モード]
インターフェースモード
[説明]
対象インターフェースに対して、サプリカントの再認証を有効にする。
no 形式で実行した場合は、再認証を無効にする。
本設定を有効にした場合は、認証に成功したサプリカントを定期的に再認証する。
再認証の間隔は、auth timeout reauth-period コマンドで変更できる。
[ノート]
本コマンドは LAN/SFP ポートおよび論理インターフェースにのみ設定可能。
IEEE 802.1X 認証時は、再認証のタイミングになると、サプリカントに EAPOL パケットを送信して ユーザー情報を
再取得し、RADIUS サーバーに認証要求を行う。
166 | コマンドリファレンス | インターフェース制御