User Manual

Table Of Contents
設定項目 設定内容
に適用されます。
1) 非特権 EXEC モードの terminal length コマンド
2) グローバルコンフィグレーションモードの service
terminal-length コマンド
1)の設定は端末を使用しているユーザーに一時的に有効
にさせる機能で、コマンド実行後、即座に反映されます。
2)の設定は次のセッションから有効となります。
2.2 設定(Config)ファイルによる操作
必要なコマンド一式を記述したファイルを設定(Config)ファイルと呼びます。
SWR2310 に設定した項目は、TFTP により LAN 上のホストから Config ファイルとして読み出すことができます。ま
たホスト上の Config ファイルを SWR2310 に読み込ませて設定を行うこともできます。
Config ファイルは全体の設定を記述したものであり、特定部分の設定だけを読み出したり差分点だけを書き込んだ
りすることはできません。Config ファイルは ASCII + 改行コード(CRLF または LF)で構成するテキストファイルと
します。
なお、Config ファイルの内容は、コマンドの書式やパラメーターの指定などの内容が正しく記述されている必要が
あります。間違った書式や内容があった場合には、その内容は動作に反映されず無視されます。
2.2.1 TFTP クライアントからのアクセス
TFTP により Config ファイルをやりとりするためには、まず、接続環境(IP ネットワーク)の構築を行い、次に、TFTP
サーバーの設定を行います。
SWR2310 IP アドレスの設定については、以下のとおりです。
IPv4 アドレスの初期設定は、VLAN #1 に対して、ip address dhcp を設定しています。
IPv4 アドレスの変更は、ip address コマンドで行います。
SWR2310 TFTP サーバー機能については、以下のとおりです。
TFTP サーバー機能の初期設定は、デフォルトポート(UDP ポート 69 )で起動していて、どこからのアクセスも
許可されていません。
受信ポート番号の変更は、tftp-server コマンドで行います。
TFTP サーバーへのアクセスは、VLAN 単位で制御でき、tftp-server interface コマンドで設定できます。アクセス
を許可する VLAN ID を設定してください。
2.2.2 設定ファイルの読み出し/書き込み
設定ファイルの読み出し/書き込みは、LAN 上のホストから TFTP コマンドを実行します。
読み出し/書き込みを行う設定ファイルは以下の通りです。
設定ファイル
対象 CONFIG
対象ファイル 説明
running-config
CONFIG ファイル (.txt) 現在運用中の設定値 (基本設定)
startup-config #0, #1, #SD
CONFIG ファイル (.txt) 保存されている設定値 (基本設定)
すべての設定 (.zip)
保存されている設定値 (すべての設
)
設定ファイルの読み出し(GET)/書き込み(PUT)先のリモートパスとして、以下を指定します。
対象ファイルのリモートパス(自動再起動なし)
対象 CONFIG
対象ファイル リモートパス
読み出し(GET) 書き込み(PUT)
自動再起動
running-config
CONFIG ファイ
(.txt)
config -
startup-config #0
CONFIG ファイ
(.txt)
config0 -
コマンドリファレンス | コマンドの使い方 | 19