User Manual

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入力フィルターが有効な場合は、受信フレームの VLAN ID がインターフェースの所属している VLAN ID と一致し
たときのみ、フレームを転送する。
入力フィルターが無効な場合は、すべてのフレームを転送する。
[ノート]
本コマンドは LAN/SFP ポートおよび論理インターフェースにのみ設定可能。
論理インターフェースを対象として本コマンドを設定した場合は、そのインターフェースに所属する全ての LAN/
SFP ポートの設定が変更される。
ポート種別をアクセスポートからトランクポートに変更した場合は、switchport access vlan コマンドの設定が初期設
定に戻る。
トランクポートとして所属する VLAN ID は、switchport trunk allowed vlan コマンドで設定する。また、ネイティブ
VLAN の設定は switchport trunk native vlan コマンドで設定する。
[設定例]
LAN ポート #1 をトランクポートに設定する。
SWR2310(config)#interface port1.1
SWR2310(config-if)#switchport mode trunk
6.2.8 トランクポート(タグ付きポート)の所属 VLAN の設定
[書式]
switchport trunk allowed vlan all
switchport trunk allowed vlan none
switchport trunk allowed vlan add vlan-ids
switchport trunk allowed vlan except vlan-ids
switchport trunk allowed vlan remove vlan-ids
no switchport trunk
[キーワード]
all :
vlan コマンドで設定されているすべての VLAN に所属させる
none :
全ての VLAN から脱退させる
add :
指定した VLAN に所属させる
except :
指定した VLAN 以外の、vlan コマンドで設定されているすべての VLAN に所属させる
remove :
指定した VLAN から脱退させる
[パラメーター]
vlan-ids : <1-4094>
vlan コマンドで設定されている VLAN ID
複数指定する場合、以下のように、"-" ","を使用すること
VLAN #2 から VLAN #4 までを選択する場合: 2-4
VLAN #2 VLAN #4 を選択する場合: 2,4
[初期設定]
なし
[入力モード]
インターフェースモード
[説明]
対象インターフェースがトランクポートとして所属する VLAN ID を設定する。
no 形式で実行した場合、所属する VLAN ID がすべて削除されてポート種別がアクセスポートに変更される。
[ノート]
本コマンドは switchport mode trunk コマンドが設定されている LAN/SFP ポートおよび論理インターフェースにの
み設定可能。
論理インターフェースを対象として本コマンドを設定した場合は、そのインターフェースに所属する全ての LAN/
SFP ポートの設定が変更される。
192 | コマンドリファレンス | Layer 2 機能