User Manual

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DHCP サーバーを指定すると、Discover/Request メッセージに HostName オプション(オプションコード 12)を付加
することができる。
IPv4 アドレスを取得した状態で no ip address コマンドを実行すると、取得していた IP アドレスの開放メッセージを
DHCP サーバーに送る。
DHCP クライアントが設定されているインターフェースに、セカンダリーアドレスは設定できない。
no 形式で実行した場合は、DHCP クライアントの設定を削除する。
[ノート]
DHCP サーバーに対して要求するリース期間は 72 時間で固定とする。ただし、実際にリースされる期間は DHCP
ーバーの設定に依存する。
本コマンドにより DHCP サーバーからデフォルトゲートウェイ、DNS サーバー、デフォルトドメイン名を取得した
場合でも、ip route, ip name-server, ip domain-name コマンドの設定のほうが優先される。
本コマンドを設定しても DHCP サーバーから IPv4 アドレスが取得できない場合、Auto IP 機能が有効な VLAN イン
ターフェースに限り、IPv4 リンクローカルアドレス(169.254.xxx.xxx/16)が自動的に割り当てられる。
スタック機能が有効かつスタックポートで Auto IP 機能を使用している場合、本コマンドは使用できない。
[設定例]
VLAN #100 DHCP クライアントによって IPv4 アドレスを付与する。
SWR2310(config)#interface vlan100
SWR2310(config-if)#ip address dhcp
7.1.4 DHCP クライアントの状態の表示
[書式]
show dhcp lease
[入力モード]
非特権 EXEC モード、特権 EXEC モード
[説明]
DHCP クライアントの状態を表示する。以下の項目が表示される。
DHCP クライアントとして動作しているインターフェース
割り当てられた IPv4 アドレス
リース期限
リース延長要求期限
リース再取得期限
DHCP サーバー名
DHCP オプションとして取得した情報
ネットマスク
デフォルトゲートウェイ
リース時間
DNS サーバー
DHCP サーバー ID
ドメイン名
[ノート]
スタック機能が有効な場合、本コマンドは使用できない。
[設定例]
DHCP クライアントの状態を表示する。
SWR2310>show dhcp lease
Interface vlan1
--------------------------------------------------------------------------------
IP Address: 192.168.100.2
Expires: 2018/01/01 00:00:00
Renew: 2018/01/01 00:00:00
Rebind: 2018/01/01 00:00:00
Server:
Options:
subnet-mask 255.255.255.0
default-gateway 192.168.100.1
dhcp-lease-time 259200
コマンドリファレンス | Layer 3 機能 | 223